Wotofo SKUARE 6000 レビュー|バッテリー交換式使い捨て電子タバコ、プルームカプセルも使えます

Wotofo SKUARE 6000のレビューです。

ここのところ世界的にブームになってきており、老舗VAPEメーカーであるWotofoさんも昨年頃からかなり力を入れている使い捨てタイプのVAPEデバイスです。
リキッドが予め充填されているので買ってすぐ使用でき、使い終わったらそのまま廃棄というメンテナンスフリーのお手軽VAPEとなります。

このタイプ、出始めの頃は小さな簡易デバイス的な感じの物が多かったのですが、このジャンルもドンドン進化していますね。
リキッドも大容量になってゆき、バッテリー充電が出来る物なんかも出てきたと思ったら……

ついに、18650バッテリー交換式の使い捨てデバイスの登場です。

え、使い捨てでそこまで?と思ったりするのですが、これ、思った以上にメリットが大きいかも。
使い捨てデバイスって非常にお手軽なのですが、リチウムイオンバッテリーが内蔵されているので、捨てるのが少し手間なんですよね。

バッテリーを取り外せばそのまま不燃ゴミで捨てられるというのは大きい、
あと、複数バッテリーがあれば長時間のお出かけでバッテリー切れが起こってもバッテリー交換で使い続けられるというメリットもあります。

その分本体は少々大きめですが、リキッドは15mlと大容量で、6000回の吸引が可能。
味もビックリするくらい濃厚でした。

また、プルームカプセルに対応するドリップチップも標準で付いてきます。

この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

製品について

パッケージは非常に簡易な物で、パウチされた本体と、プルームカプセル対応ドリップチップが入っています。

パッケージにはWotofoさんのロゴと共にベプログさんのロゴも入っています。

こうした使い捨てVAPEって海外向けにニコチン入りで作られているので日本には殆ど入ってこないのですが、
ベプログさんがコラボして、ニコチンの販売が出来ない日本市場向けにノンニコチンの物を作成して入れているようです。
その代わりにプルームのたばこカプセル対応にした形ですね。

現時点で、ベプログショップで取り扱われているのは、

  • グレープアイス
  • ストロベリーアイスクリーム
  • マンゴーアイスクリーム
  • ピーチアイスクリーム
  • サワーアップル

の5フレーバー、それぞれ本体の色が異なっています。

セットのバッテリーについて

ベプログさんでは、本体のみの販売以外に、バッテリー付きのセットでの販売もあり、

本体のみ:¥2,970 / バッテリー付きセット:¥3,980
となっています。
バッテリー代¥1,010となる計算。

ただ、セットのバッテリーは容量が1500Mahとやや小さい物となります。

シールの下に型番があったので調べてみましたが、LGのHB6(ピンク)ですね、
ベプログさんが以前からセット販売している物と同じ物です。

容量は少なめですが、定格30Aと電力には余裕のあるバッテリーですね、

海外フォーラムにテスト結果を載せた物がありますが、なかなか高評価

ベプログさんは入門ユーザーさんなども多いので、極力安全な物を選択したのかなと思います。

バッテリーはちゃんとしたところで買わないと非常に危険なので、
初めての方などはこちらを使用するのもよいかと思います。

ただ容量は小さめなので、知識のある方は別で用意されるのもよいかと思います。

外観・特徴

形状は、AIO型のVAPEデバイスに近いです。

吸い込むだけでスイッチの入るオートスイッチ型なので、外側にはスイッチ類は一切ありません。

外装はプラ製でややチープではありますが、使い捨て前提なので却ってそちらの方がよいかと思います。
むしろプリント部含めてちょっとオシャレ感ある、
Wotofoさんはこうしたポップな感じのデザインを作るのが上手いですね。

サイズ感は、使い捨てデバイスとしてはやや大きめ、
これは、18650バッテリーを入れる以上仕方ない所ではありますね。

dotAIOと並べてみました、
ほぼ同じですね、プラの厚み分やや大きめって感じでしょうか。

手に乗せるとこんな感じです。

プラ製と言うこともあり、重量はかなり軽いです。

本体重量60gでした、そりゃ軽い。

ドリップチップは平たく潰れた形状になっており、唇で挟んで吸う形になります。

ドリップチップは取り外し可能で、510規格の汎用の物と交換することが可能です。

また、付属のたばこカプセル対応ドリップチップを装着することで、市販のプルームのタバコカプセルを装着することができます。

前面パネルはマグネットで固定されており、これを外してバッテリーをセットします。

本体側面にUSB Type-Cポートが付いています、
ここにUSBを挿すことでバッテリーを充電出来るので、充電器などを持っていなくても大丈夫です。

USB電源アダプターとUSB Type-Cケーブルが必要ですが、スマホなどの物がそのまま使用出来ると思います。

スペック

サイズ 45mm x 22mm x 94.2mm
素材 食品グレードPC+SS304
重量 60g(実測)
リキッド容量 15ml (最大6000回吸引可能)
コイル 1.2Ω (nexMESH メッシュコイル)
バッテリー 18650交換式
充電 USB Type-C

吸ってみる

プルームのタバコカプセルも用意したので、合わせて吸ってみます。

グレープアイス

最初なので、ドローの重さから確認しましたが、
軽めのMTL(タバコ吸い)~重めのDL(直肺吸い)といった感じでしょうか、どちらの吸い方でもさほど違和感なく吸うことができます。

そして、味なのですが、最初吸ってビックリしたんですが、めちゃめちゃ濃いです。
リアルなグレープと言うよりは飴やガム系のグレープといった感じですが、吸い込んだ瞬間超濃厚な甘みと香りで口の中が一杯になります。

ICEという名称で、確かにメンソールは入っていますがそれほど強くはありません、少しスッとする程度。

メッシュコイルという事もあり、1.2Ωという抵抗値の割にはミスト量もしっかりしています。

ドリップチップを変えてタバコカプセルを通して吸うと、ややドローが重くなり、MTL(タバコ吸い)に適した感じになります。
ニコチンが加わり、吸い応えは大幅にアップしますね、タバコ葉を通過してくるので若干のタバコ感もあります。
味は少し薄くなると言うか、甘みが若干スポイルされる感じです、ですが十分味は出ているし、むしろ自分にはちょうどいい感じ。

ストロベリーアイスクリーム

相変わらず味が濃い、というかめちゃめちゃ甘いです。

イチゴよりもアイスクリームが強い?
バニラ風味とクリームの風味の中にほんのりイチゴが混ざっている感じ。
アイスクリームと言うことで、清涼感もそこそこあります。

デザート系が好きな方は「甘っ!うまっ!」ってなりそうだけど、個人的にはもう少しフルーツ寄りの方が好みかな。

カプセルを付けて吸うと、尖った甘みが少しマイルドになり、バニライチゴタバコって感じになります。
自分としてはこっちの方がいいな。

マンゴーアイスクリーム

これもやはりアイスクリームが強いのですが、
マンゴーの青さと、もったりとしたトロピカルな甘みがしっかり出ているので、バランスが取れているように感じます。

まず最初にマンゴーの青さと甘みが来て、その後にクリーム感、そして後味にまたマンゴーの甘みと清涼感。
ガッツリ甘いですが、吸いやすく感じました。

カプセルを付けて吸うと、甘みがややマイルドになりつつもバランスの良さは変わらず、元々マンゴーが好きということもありますが、なかなか好みです。

ピーチアイスクリーム

ピーチがかなりしっかり出ていますね、アイスクリームよりもピーチが強め。
いいなこれ。

ピーチの香りが最初にガッツリ来た後に追ってクリーム感、後味はほんのりクリーミーなピーチと清涼感。

カプセルを付けて吸ってもピーチは割と貫通してくるので、サッパリした感じでよいです。

サワーアップル

始めに行っておくと、これ、最初の試し吸いの時からめちゃめちゃ気に入ってしまって、レビュー書く前から吸いまくってました。

めちゃめちゃ濃厚でジューシーなアップルです。
味の系統としてはアップルジュースに近いかな、吸い込んだ瞬間から濃厚なリンゴの甘酸っぱさが口の中にじゅわーっと。

プルームカプセルを付けると少し薄くはなるものの、もあまり味の印象は変わらず、
ジューシーなアップルのまま吸い応えがガッツリ上がり、普段吸いに十分耐えるのでガンガン吸っちゃう。

まとめ

冒頭にも書きましたが、バッテリー交換式というのは使い捨ての”捨て”の部分のハードルが一気に下がるので、そのメリットは大きいかなと思います。
地域にもよると思いますが、リチウムイオンバッテリー類の廃棄って気を遣いますしね。

味はめちゃめちゃ濃いです、ちょっと驚くくらい。
抵抗値の割にミストもしっかり出ていて、味の濃さも相まって、ニコチンなしでもかなりの吸い応えがあります。

更にカプセルを足せば十分タバコ代わりになれるポテンシャルがありますね。
本家プルームよりミストがしっかりしている分、吸い応えがあります。
但しその分、カプセル1つの寿命は本家より短め、大体50~100パフの間くらいで徐々に吸い応えが落ち始める感じでしょうか。
それでもコスト的な部分は本家よりも抑えられるとは思いますが。

今、海外メーカーの間ではこうしたお手軽な使い捨てタイプが凄く広がっているのですが、海外だと基本ニコチン入りなので、ニコチン入りのリキッドが販売出来ない日本には殆ど入ってこない現状。
通常のデバイスと違ってリキッド充填済みなのでどうしようもないですしね。

なので、こうした日本向けのノンニコチン+カプセル対応という形はなかなかいい流れかも、とは思います。

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