MOTI GO PRO レビュー|リキッド充填式と使い捨て式の2wayで使用出来る上に、出力調整やエアフロー調整なども搭載した高機能デバイス

コンパクトなボディで色々使える高機能デバイス、MOTI GO PROのレビューです。

MOTI(もち)、
日本ではあまり馴染みのないメーカーさんですが、割と息の長いメーカーさんで、
当ブログでも過去にPod製品をいくつかレビューしていますが、なかなか質の高いPodを作るな、というイメージでした。

 

今回のMOTI GO PROは、自分で好きなリキッドを入れて吸える従来通りのPod型VAPEと、リキッド充填済で手軽に使える、最近流行りの使い捨てタイプとの2Wayで使用出来るようになっており、コスパ重視、手軽さ重視のどちらのスタイルにも対応出来るようになっています。

また、液晶画面にワッテージ調整、エアフロー調整と、コンパクトなのに高機能なデバイスとなっています。

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この製品は、株式会社シェード(デジモク)さんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

MOTI GO PRO本体はバッテリー部分のみとなります。
パウチ袋で密封された本体と、ネックストラップが入っています。

こちらと、下記のカートリッジを組み合わせて使用します。

カートリッジは、リキッドを自分で充填するPodタイプのカートリッジと、予めリキッドが充填された使い捨てタイプのカートリッジの2種類があります。

リキッド充填済のカートリッジは6種類のフレーバーがラインナップされています。

Podタイプのカートリッジは、リキッド容量4mlの物が2つ入っています。
1つのカートリッジで大体5~10回使用可能。

使い捨てタイプのカートリッジはリキッドが16ml充填された物が1つ入っており、
1つで大体5000回(ブーストモードの場合は2500回)吸引可能です。

外観・特徴

クリアケースに入っているようにも見えるスケルトンボディ。
側面のパーツが留め金のように見えて、ますますケースっぽく見えますね。
表面は基板が見えるようになっており、液晶もそこに入っています。

使い捨てタイプのカートリッジは少しサイズが大きいので、そちらを装着するとちょっと大きめになります。

それぞれのサイズ感はこんな感じ。

吸い口の形状はどちらも同一です。

表面に操作ボタンと液晶画面が付いています。
液晶画面は出力ワッテージとバッテリー残量を表示しており、装着しているカートリッジによって表示と挙動が若干異なります。

側面にある、ケースの留め金に模したパーツはスライド式のエアフローとなっています。
レバーをスライドさせることで穴を開閉し、ドローの重さを調整できます。

エアフローコントロールのすぐ上は、ストラップホールになっています。

本体付属のネックストラップを付けて首から提げる事もできますし、自分で好きなストラップを付けることも出来ます。

反対側には充電用のUSB Type-Cポートが付いています。

スマホ用などのUSBアダプターとUSB Type-Cケーブルを使用してバッテリーを充電できます。

カートリッジはマグネットで固定されます。
どちらの向きで付けられるようになっています。

Pod型カートリッジ

コイルが内蔵された使い切りタイプのカートリッジです。
自分で好きなリキッドを充填出来る空カートリッジで、コンパクトなカートリッジですが、リキッド容量は4mlとなかなかの大容量です。
耐久性については、およそ5~10回リキッドを入れて使用出来るとのこと。

2個¥1,480で販売されており、ランニングコストは1個につき¥740、
吸っていて味が劣化したと感じるようになったら交換といった感じで、交換の頻度は人それぞれとなりますが、
仮に5回で交換したとしても、4ml x 5 = 20mlのリキッドを吸う事が出来ます。
ランニングコストのコストパフォーマンスでいえばこちらが圧倒的に有利となります。

リキッドは底面から注入します。

使い捨てタイプカートリッジ

予めリキッド充填済で、装着してすぐに吸い始められるタイプのカートリッジです。

今の流行りである”使い切りシーシャ”と呼ばれる使い捨てデバイスと同等です。
(個人的にVAPE製品にシーシャという呼称を使うのが苦手で極力書かないようにしているので、わかりにくくなっている点は申し訳ないです。)
本体ごと使い捨てるタイプの製品と比べて、バッテリー部分は繰り返し使用でき、カートリッジだけの交換となるのでランニングコストはかなり抑えられますし、バッテリーを廃棄する際の煩わしさもありません。

¥1,580で販売されており、16mlの大容量で5000回(BOOSTモード時2500回)吸引可能。
Podタイプのカートリッジと比べるとランニングコストは少々上がりますが、リキッド選定や補充などの手間が無く買ってすぐ使えるという手軽さがあります。

本体ごと使い捨てるタイプは、現在販売されている一般的な物が¥3~4000くらいで5000~8000回吸引くらいと考えると、使い捨てタイプの中ではランニングコストが高いと言えると思います。

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 49.5mm x 23.5mm x 98.5mm
出力ワッテージ 10w~25w
バッテリー 内蔵1000mAh
リキッド容量 Podタイプ:4ml
使い捨てタイプ:16ml
コイル Podタイプ:メッシュコイル 0.6Ω/0.8Ω
使い捨てタイプ:デュアルメッシュ1.2Ω(ブースト0.6Ω)
スイッチ オートスイッチ
充電 USB Type-C 5V/1A

使用方法

電源ON/OFF&べーピング

ボタンを素早く5回連打すると電源ON/OFFを切り替えます。

吸い込むだけでスイッチの入るオートスイッチタイプのデバイスなので、電源ONにしたらリキッドを充填したカートリッジを装着して吸い込むだけでOKです。

出力調整

出力調整のみ、カートリッジのタイプによって若干操作が異なります。

Pod型カートリッジ

液晶左側に「P」と表示されます。

ボタンを長押しすると、ワッテージ設定が1wずつ上がってゆきます。
最大の25wまで上がったら、もう一度ボタンを押しなおすと最低の10wまで戻ります。

使い捨てカートリッジ

液晶右側、DUAL MESH / BOOSTと書かれた部分に三角マークが点灯します。

2段階の調整となっており、ボタンを押すたびに、DUAL MESH 12wとBOOST 20wが切り替わります。

吸ってみる

Pod型カートリッジ

Pod型カートリッジに、i4U.さんの8aitを入れて吸ってみました。

リキッドの注入口はノズルがすっぽり入るサイズなので、リキッド注入はしやすいです。

注意

こうしたコイルユニット式のデバイスは、初回のリキッド注入時はコイルにリキッドが充分に浸透するまで数分置いておく必要があります。
コイルに充分にリキッドが染み込んでいない状態で加熱すると、コイルの内部が焦げてしまってダメになってしまうことがあります。

ドローの重さはやや重めのDLといった感じ、0.6Ωのメッシュコイルと言うことを考えるとちょうどいい塩梅。
エアフローコントロールはスライド幅は小さめですが割と調整は効きますね、最大限に絞ると軽めのMTL吸いまではいけます。

0.6ΩPodの推奨ワッテージは20-25wとのことなので、まずは20wからスタート、
Pod型のVAPEはメッシュコイルが主流になってから格段に味が良くなり、ハズレが無くなりました、メッシュコイル特有のシルキーなミストで味もしっかり乗っているし、美味しいです。

出力を徐々に上げつつ、最大の25wまで、
0.6wという抵抗値を考えると25wでもちょうどいい感じですね、ミスト量が増えて味も濃くなりコイルのポテンシャルを最大限に発揮している感じがします。
コンパクトなサイズなのになかなかパワフル。

Podタイプカートリッジはサイズも小さく非常にコンパクトにまとまるので、好きなリキッドを吸いたいという方には良い選択肢だと思います。

使い捨てタイプカートリッジ

続いてこちら、
全部で6種類のフレーバーがあるので、順番に吸ってゆきます。

 

FRESH MINT

シンプルなミントフレーバーです、清涼感やや強め。

スペアミントがベースとなっている感じですが甘みがやや強めになっており、辛みは余り感じません、
ミントタブレットというより、甘めのミントキャンディと言った方が近いかな。

BOOSTモードにすると、ミントの辛みもやや出てきますが、それ以上に清涼感が凄い、
ちょっと吸うだけで口の中がキンキンに冷えるので、強清涼が苦手な私は数パフでダウン。

BLUEBERRY ICE

やや甘めのブルーベリー、ブルーベリーキャンディといった感じです。
こういった使い切りタイプのVAPEって味が濃く作られている事が多いのですが、こちらもその例に漏れずかなり濃厚に作られています。
ICEと名前にあり、清涼剤は入っていますが上記のミントほど強くはなく、私でも割と吸えるくらい。

BOOSTモードにすると甘みと清涼感が増します、より濃くなるイメージ。

GREEN APPLE

みんな大好き青りんご、
これまたちょっと甘めの青りんごですが、リンゴのジューシーさもしっかりとあり、サッパリとしていていいですね、これは好きな人多いと思う。
ちょっとだけ清涼剤も入っています。

BOOSTモードにすると濃くなり、更にジューシーさが増します。

GRAPE ICE

甘めのブドウ、デラウェアって感じです。
これもICEってだけに結構スースーします。
フレーバーが濃厚で、ブドウの甘みとちょっとだけ渋味を感じられてフルーティー。

BOOSTモードにすると更に濃くなり、ブドウ感増し増しになりますね。
清涼感は、私でも割と吸える水準。

COLA ICE

あ、思ったより本格的なコーラ、
青い缶のコーラより、赤い缶のコーラに近い味わいだと感じました。
コーラの独特な甘みとハーブ感がしっかりと出ていて好印象。
清涼感はそれほど強くないので私でも平気です。

BOOSTモードにすると更に濃厚になり、ドリンク感があります、コーラをゴクゴク飲んでいるような感覚。

CIGARETTE

フルーツ系、サッパリ系なラインナップの中で唯一のタバコ系、
かなり本格的なタバコフレーバーです、タバコ葉の香り+やや強めの灰感。

VAPEのタバコ系は割と独特で、紙煙草ユーザーがいきなり吸うと「え?」となる事は多いのですが、
(紙煙草の味をそのままVAPEに持ってくるとただ不味いだけになりますし)
それでも後味の灰感などで、割と違和感を感じないくらいになっているんじゃないかと思います。

 BOOSTモードにすると灰感が爆増、タバコ感がグッと増します。

まとめ

コンパクトながら使い勝手のいいデバイスです。

通常のPodと使い捨てカートリッジが両方使えるというのもいいですね、
最近は使い捨てタイプのデバイスが流行っていますが、どうしてもランニングコストが気になってしまうし、バッテリーを含む本体を廃棄するのにも気を遣うので、継続的に使用するならこの方式がベストだと思うんですよね、
コストもそうなのですが、とにかく廃棄が悩ましい。

同じタイプ(Pod/使い切りの2way)としてAspireさんのGOTEKシリーズがあり、使い捨てタイプとしてはコスパが高いと感じていたので、こちらを勧めることが多かったです。

そちらと比べても、新しいデバイスなだけに最近の機能(BOOSTモードなど)を取り入れており、Pod使用の際の出力調整も自由に出来ると言う点で、本体の性能は優れていると感じます。

使い捨てカートリッジのフレーバー選択肢はまだ少し狭めですが、Podとして使用しても高パフォーマンスですし、かなり優秀なデバイスだと思います。

7/11まで、20%OFFキャンペーン実施中

デジモクさんにて、2024年7月11日まで、MOTI GO PROが20%OFFになるキャンペーンが実施されています。

キャンペーンURL

 https://digimoku.com/discount/marz20

クーポンコード

marz20

キャンペーンURLからアクセスすると、買い物の際に自動的にクーポンコードが適用された状態になります。
もし、上記のような状態になっていなかったらクーポンコードを追加入力してください。

※MOTI GO PRO本体、スターターキット及び専用カートリッジにのみ適用されます。

本体(バッテリーのみ)が¥1,344、スターターキットでも¥2,384とかなり安くなるので、興味のある方は是非。

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