Wismec Sinuous V80 Kitレビュー|スケルトンデザインの超軽量Mod

Wismecの人気シリーズであるSiunousシリーズの新作です。

Wismec Sinuous V80 Kit

Sinuousシリーズの中でも特に人気のあったP80の後継になるのでしょうか。
デザインテイストはかなり変わっていますが。

以前、Siunous V200のレビューをしましたが、それと同時に発売された物ですね。

Wismec Sinuous V200 Kitレビュー|本体重量80gの超軽量デュアルバッテリーMOD
昨年暮れにWismecさんから「今度新しいの送るね」とは言われていたのですが、突然届いてビックリした。 Wismecの人気シリーズ、Sinuousの新型ですね。特にP80が名機で非常に人気あったし、ご存じな方も多いかと思います。 この単語、...

あちらもスケルトンデザインのプラ素材で超軽量Modになっていましたが、
このV80も、というかむしろこちらの方がガチのスケルトンデザインといった雰囲気。
デザインとしてまとまってますよね。

そしてこちらも、本体重量59gという軽量Modです。

この製品はVapeSourcingさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

特徴

透過PC素材で軽量コンパクト、低コスト

(公式より引用)

プラスチッキーな外観は好き嫌いありますが、軽量コンパクトでオシャレ、売価もかなり抑えめなエントリー機といったコンセプト。

本体重量は59gと超軽量。
バッテリー込みでも104gです。

他のMod吸った後にこれを持つと、バッテリー入ってないじゃないかと思ってビックリする。

18650シングルバッテリー 最大出力80w

(公式より引用)

最近は低出力機と高出力機の二極化が進んでおり、
新製品としては貴重になりつつある18650シングルバッテリー機です。

特に日本だと、このくらいの出力って使い勝手がいいんじゃないかなぁと。
自分も、普段0.5Ω~1Ω位の抵抗値で吸うことが多いので、このくらいのModってちょうどいいんですよね。

パッケージ

縦長の紙箱に製品写真。
背面にはパッケージ内容の記述と、正規品確認用のスクラッチシール。

スリーブを外して開封。
コンパクトに収納されています。

パッケージ内容

  • Sinuous V80 Mod
  • Amor NSEアトマイザー
  • USBケーブル
  • ユーザーマニュアル(Mod/アトマイザー)
  • WS-M 0.27Ωコイル(装着済)
  • WS04 1.3Ωコイル
  • 予備Oリング
  • カード類

ユーザーマニュアルは、どちらとも日本語表記ありです。

ブルーのカードは、アトマイザーの対応コイルの一覧表になっています。
付属しているのは一番上のWS-M(DL向け)、一番下のWS04(MTL向け)

Sinuous V80 Modの外観

透過PC素材を用いたスケルトンデザイン。

全体的に光沢のあるプラ素材が使用されています。

このプラスチッキーな外観は好き嫌い分かれるかもしれませんね。
悪く言ってしまうとチープではありますが、作りがキレイなせいか、オシャレな電子機器風ともとれる外観です。

V200の時にも書いた気がするのですが、
自分らの世代だと、初代iMacが流行った頃にやたら大量に出ていた「i○○」って名前のPCデバイスをイメージしてしまいますね。

上からファイアボタン、液晶パネル、UP/DOWNボタン、USBポート。

操作パネル部は完全に透けており、中の基盤をデザインの一部として見せています。
操作ボタンは金属製でしっかりした作り。
これのおかげで締まって見えるのかもしれない。

上面に510スレッド。

P80とはデザインテイストが全く異なるな、と思っていましたが、この6角形の形状を見ると、あぁ!ってなりますね。

コンタクトピンはスプリング式です。
幅は短辺で26mmあるので、26mmまでのアトマイザーははみ出さずに乗せられます。

底面は電池蓋になっており、ベントホールが開いています。

この部分、じっと見てるとだんだん顔に見えてくる……。
見えてきたでしょ?

アトマ込みでのサイズ感。
シングルバッテリーModの中でもなかなかコンパクトな方だと思います。

他のアトマイザーを乗せてみる

Cthulhu Hastur MTL RTA
Damnvape Fresia RTA
Geelvape AMMIT MTL RDA

Sinuous V80 Modの詳細

公式ページ

SINUOUS V80 with Amor NSE - Wismec Electronics Co.,Ltd
SINUOUS V80 with Amor NSE - Wismec Electronics Co.,Ltd SINUOUS V80 with Amor NSE

スペック

サイズ 27mm x 34mm x 81mm
重量 59.9g(公称)
使用バッテリー 18650 x1本使用 (別売)
充電 microUSB (2A高速充電対応)
出力モード VWモード
温度管理モード(SS/Ni/Ti/TCR)
バイパスモード
VW出力レンジ 1〜80w
温度管理 200~600°F/100~315°C
出力電圧 0.5V~9V
対応抵抗値 0.05Ω~3.5Ω(VW) / 0.05Ω~1.5Ω(TC)
保護機能 バッテリー逆刺し保護
自動カットオフ(10秒)
出力過電流保護
過充電/過放電保護
短絡(ショート)保護

カラーバリエーション

カラーバリエーションは4色。
本体デザインに合わせたポップなカラバリです。

バッテリーは18650を1本使用

底面の蓋は、スライドしてロックを外して開きます。

バッテリーの向きは、+極が上になるようにセットします。

Sinuous V80 Modの操作方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFF切替。

キーロック

電源ON中に、UP/DOWNボタンを同時に長押しするとキーロックのON/OFFを切り替えます。

モード切替

電源ON中にファイアボタンを3クリックでモード切替メニューが表示されます。

  • VWモード
  • バイパスモード
  • 温度管理モード(Ni/Ti/SS)
  • TCRモード(M1~M3の3パターン保存可能)

VWモード

UP/DOWNボタンで、ワット数を0.1w刻みで変更できます。

温度管理モード

UP/DOWNボタンで、温度を1度刻みで変更できます。
最大値/最低値からさらに送ることで、華氏/摂氏を切り替えます。

温度管理モード中にファイアボタンを4クリックすると、温度管理に使用するワット数を変更できます。

液晶表示方向切替

電源OFF中にUP/DOWNボタンを同時に長押しすると、液晶画面の表示方向を切り替えられます。

ステルスモード切替

電源ON中にDOWNボタンとファイアボタンを同時に長押しすると、ステルスモード(液晶OFFのまま吸える)を切り替えます。

表示情報切替

VWモード中にUPボタン(右)とファイアボタンを同時に長押しすると、左下の情報が点滅し、
表示内容を電流(A)、パフカウンター、パフ時間(累積)で切り替えます。

Amor NSEアトマイザーの詳細

これ、以前レビューしたV200の付属アトマイザーと同じ物で、あちらで一度やってるんですよね……。

なので重要な点のみサラッと再度載せさせていただきます。

詳しくは、こちらをご覧ください。

トップキャップはスライド式。

最近人気の方式で、チャージが楽なのに加えて、
従来のスクリュー式と比べて与圧が発生しないため、ボトムエアフローでもリキッドが漏れにくいという特徴があります。

DL吸い、MTL吸いの両方に対応したアトマイザーで、
エアフローコントロールを左に回すとDL用の大きい穴、右に回すとMTL用の小さい穴が出てきます。

対応コイルは5種類あり、
このキットにはDL向きにWS-M(0.27Ω)と、MTL向きのWS04(1.2Ω)が付属しています。

吸ってみる

吸うのもV200の時にやってるからいいかな……?と思いつつ、
提供頂いているのにさすがにそれでは手抜きだし、前回はWS-Mコイルのみ試していて、WS04コイルを試せていなかったので、そちらを使って吸ってみようと思います。

届いたときに
「あ、同じ色じゃん……V200の方のアトマで吸って、こちらはキレイなまま残しておこうかな?」
というイケナイ考えもあったりしたのですが、

同じカラーでも微妙に違うのね。
だめじゃん!

はい、大人しく新しい方使います……。

WS04コイルは1.2Ω、推奨8~14wとのことで、
高抵抗でじっくり吸えるタバコ系の、りきっどや グランドタバコを吸ってみます。

出力は11w~12wくらいで。

……うん。
あまり期待はしていなかったんだけど、やはりちょっと物足りないなぁ。

WS-Mの方は結構おいしかったんですけどね。

エアフローを0.5mm開きくらいまで思いっきり絞って、MTLでチューチュー吸ってみたらまだいける感じになりました。

でもまぁ、Podデバイスよりちょっと出てるかな?くらいの感覚。
うーん。

このアトマの名誉のために重ねて言っておくと、WS-MコイルでDL吸いしたらなかなか美味しいんですよ。
MTLは個人的にちょっとないかなって感じ。

まとめ

それでも一応、しばらく会社持ち込みしつつ日常使用で吸ってみたんです。

WS-Mとの比較したくてV200も持ち出しつつ、ちょうどHelixの着弾も重なってレビュー用に使ってたんで、
会社への持ち物がめちゃめちゃプラスチッキーだった日もありました。

やはり吸い比べてみても、WS-Mコイルの方が格段に美味しいです。

ですがModとしては、V200よりV80の方が好みですね。

シングルバッテリーの出力がちょうどいいし使いやすい、というのもあるのですが、
デザイン的にも、スケルトン素材がちゃんとデザインに活きていてまとまっているように思えます。

自分の好みのストライクからはちょっと外れるのですが、これはこれでオシャレでいいと思います。

大手メーカーの定番シリーズで操作も機能的には申し分なく、操作もわかりやすいですし、
コストを抑えた結果か売価も控えめですし、ファッション感覚で持ったり、エントリー機として選ぶのもアリかと思います。

それにしても……。

V200を送ってきたWismecさん、V80を送ってきたVapeSourcingさん、どちらもそろって赤を送ってきたんだけど、
俺、赤が好きそうだと思われてる……?

いや好きだけどさ。

価格など

ご提供元のVapeSourcingさん、
アトマ付きのKitで$42.10、Mod単体で$33.97で販売中です。

2/12(火)まで、クーポンコード「Spring」で12%OFFになります。

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