アメリカの退役軍人さんがやってるメーカー、Squid Industriesさん。
最近このメーカーに惚れ込んでしまい、ここのModやらアトマイザーやらを順に買っています。
昨日の記事では、Squid IndustriesのPeacemaker RTAの事について書きました。
今回は、そのデュアルコイルバージョンです。
Squid Industries Peacemaker XL RTA
凄く…大きいです…。
なんと直径28mmというビッグサイズ。
今までうちにあったアトマイザーの中で一番太かったのは27mmのAMMIT DualとRing Load RDAだったのですが、最大を更新しましたね。
CthulhuのZathog辺りを買わない限り次の更新はないかな?
デザインは25mmのPeacemaker RTAと同じなのですが、とにかく太い。
てか今気づいたんですが、タンク、逆に付けてますね…。
どっち向きでも付けられるんだなぁ…。
多分左の25mmが正解ですね。
次回リキッドが空になったタイミングで直しておこう。
……でもちょうどさっき、満タンに補充したばかりなんだよなぁ…。
タンク容量5mlもあるし。
はい、もう昨日色々書いちゃったんで、ツカミのエピソードに書くことがない事がそろそろバレそう。
バレる前にさっさと次に進みますね。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
いつものSquidさんの黒パッケージ。
真ん中の錨のようなマークはSquidさんのマークですね。
裏には「未成年者には販売しないでください」と書いてあります。
流石アメリカ。
側面には、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
スリーブを外して、箱を開封。
パッケージ内容
- Peacemaker XL本体
- バブルガラスチューブ
- 六角レンチ
- マイナスドライバー
- 予備Oリング
- 予備イモネジ
- プリメイドコイル
付属のプリメイドコイルはクラプトン。
デュアルで0.28Ωだったんで、多分シングル盤のPeacemakerに付いていた物と同じ。(0.55Ω)
素材はカンタルだと思います。
外観
アトマイザースタンドが小さく見えるサイズ。
宇宙船のバーニアみたいなサイズ感になってますね…。
25mmシングル版も非常に綺麗な作りをしていましたが、こちらも同様に綺麗。
形状のモチーフは拳銃のリボルバー。
鈍い光沢の塗装もそれっぽい感じですね。
カラーバリエーションは黒とSSの2つのみです。
リキッドは少し見づらいですが、まぁこれだけ見えれば残量の確認には十分だと思います。
ドリップチップはシングル版と同じ物ですね。
ハニカム模様のレジン製で、渋い色の綺麗な物が付いています。
トップキャップには深い窪みが刻まれており、これが引っかかりとなってキャップは回しやすいです。
エアフローはボトムエアフロー。
エアフローコントロールリングは無段階調整が可能で、可動領域は有効部位のみでストッパーがかかっています。
シングル版の方はAFCリングが底面から少し浮いていたのでModに締め込んであっても回せましたが、こちらは底面とツライチになっているので、締め込んでしまうと固くて回りません。
底面には製品名、メーカー名、シリアル番号などが書かれています。
ポジティブピンの出っ張りは1mm強くらいかな。
アトマイザーフィッティング
このModは25mmだし、まぁはみ出しますよね…w
ある意味銃身に対するリボルバーっぽいとも言える…?
Detonatorだと台座部分にギリギリ、ホントギリギリ。
余裕を持って28mmを受け止められるのはうちだとこれくらいか。
案外似合ってるし、いいかもしれない。
サイズ的にはコイツもいけるのですが、角が面取りしてある分が微妙に段差になるんですよね。
詳細
メーカー公式
Squid Industries, PeaceMaker, RTA, 28mm, PeaceMaker XL
皆が求めていた物をお届けするぜ! Peacemaker RTAだ!
28mmなので、TAC 21にはパーフェクトにマッチするぜ!
もしくは28mmが乗せられるテクニカルModで使ってくれよな!
てな感じのコメントが書いてあります。
勝手なイメージを多分に含んだ意訳ですが、大体合ってるはず。
TAC21は、SquidさんのModで、Double Barrelの21700版みたいなゴツいやつですね。
シングル版の方も同様のコメントで、
“any regulated mod”って書いているのですが、メカは推奨してないってことなのかな?
スペック
直径 | 28mm |
リキッド容量 | 5ml / 9ml |
ドリップチップ | 810規格 |
コイル | デュアルコイルRBA |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー |
構造
ざっくり分解。
構造やパーツ点数などは、トップフィル・ボトムエアフローのよくあるタイプのRTAです。
タンクはこの状態で外せるので、リキッドが入ったままでもデッキアクセスは可能です。
ただし、満タン付近まで入った状態だとチャンバー内に流れ込むと思います。
ドリップチップ
ハニカム模様のレジン製ドリップチップ。
ボアはかなり大きめ。
途中に段差があり、そこから吸い口まで緩やかにテーパーがかかっています。
トップキャップとリキッドフィル
トップキャップはスクリュー式。
結構肉厚ですね。
リキッドはトップフィルで、リキッドチャージホールはものすごく広いです。
タンク
アクリル製チューブに、金属製の分厚いカバーがついており、まず割れることはなさそう。
公式曰く、
“virtually impossible to break(破壊は事実上不可能)”、
そして”It’s as tough as it looks!(見た目も屈強そうだろ!)”
ガラス製でないのは少し不安になりますが、アクリルはメンソールは大丈夫なようです。
付属品でバブルガラスタンクにも換装できます。
ただしこちらにすると、リボルバーデザインではない普通のタンクといった趣になっちゃいます。
そしてただでさえ太いアトマイザーが更に太く…。
リキッド容量は、標準タンクが5ml、バブルタンクが9mlです。
チャンバー
シングル版は割と狭めなチャンバーでしたが、デュアル化に伴ってかなり幅広になっています。
上面はチムニーに向けて緩やかにテーパーがかかっています。
加工は非常に綺麗ですね。
チムニーはかなり太め。
デッキ
デッキは、クランプ式だったシングル版とはガラッと変わり、ポストレスのデュアルデッキになりました。
形状的には、CoilartのMage V2 RDAのデッキを少し雑にしたような感じか。
緩やかに湾曲したデッキの下から小さめのエアホールの穴が無数に開いています。
見た感じ、非常に好みな味が出そうなデッキ。
雑に、とか書いたけど、穴が大きいなと思っただけで、綺麗に作られているんですよ。
この湾曲部の内側にコイルを2つ納める感じですね。
ポストレスなので予めコイルの足は調整しておく必要があり、若干手間はかかります。
エアホールの穴から、エアフローと繋がる空間がぽっかりと開いているのが見えます。
エアフローを絞れば多少重くはなりますが、基本的には軽めのドロー。
ここはひとつ、全開で豪快に吸ってやるのがコイツにお似合いのアメリカンスタイルかな、と思います。(勝手に)
ビルドしてみる
付属コイルを使用
まずは付属コイルを使用してみます。
コイルの固定ネジはかなり浅く、足をかなり短く切りました。
大体このくらい。
ポストレスデッキは、足の長ささえキマってしまえばあとは楽々です。
差し込んで締めるだけ。
付属コイルはデュアルで0.28Ωでした。
コイル位置はそんなに高くないので、コットンも短め。
軽く漉いてジュースホールに突っ込んでやります。
吸ってみます。
リキッドはKendo JuiceのKey lime mousse。
お気に入りだから大事に吸ってたけど、もうそろそろ無くなりそう。
出力は50w~55w、エアフローは全開。
お、これ、美味い。
実はシングル版と同日にビルドしたのですが、同じ付属コイルで組んだ状態ではこちらの方が好みな味でした。
立ち上がりの遅さとスピットバックは若干気になるものの、かなりミストは濃く、そしてガッツリ出ます。
味の出方はダイレクト感がありつつも、若干かき回されつつ、といった感じ。
やはりこれ、かなり好みな味の出方します。
単線デュアル
最近あまりクラプトンワイヤー使わないので、普段使いするなら単線の味も見ておきたい。
Aegisで使うことにしたので、ちょっとだけ抵抗値を大人しくして、
カンタル24ga 3mm7巻デュアルで0.35Ω付近を狙ってみました。
ちょっとコイルは小さくなったけど、ウイックで覆うようにしてやればまぁ大丈夫かなと。
出力は40~42w、エアフローは変わらず全開です。
うん、いいですね。
ミストは少し大人しくなりましたが、味はしっかり出ています。
キーライムの酸味はこちらの方が感じられるかも。
普段使いはこれでよさそう。
まとめ
いや、太いんですよ。
あと、ちょっと重いですね。
とにかく合わせるModを探すのが大変かと。
なのでおいそれと人には勧めづらいアトマイザーですね。
あと、基本構造は少し前の普通のRTAといった感じなので、少しだけリキッドが漏れます。
リキチャの際にエアフローから少しにじむかな、程度ですが。
これはシングル版も同様でしたね。
自分は殆ど気にしないレベル。
ただ、味に関してはシングル版よりこちらの方が自分の好みに近いです。
めちゃめちゃ美味しい!とか最高!とか、そこまでのレベルではないのですが、十分美味しいですし、自分にとっては色々とプラシーボが働いているので満足感はかなり高め。
リキッドによって両者使い分けていきたい。
Aegisに乗せるとホント無駄にゴツくてかなり大好きな感じなので、しばらくこれで使おうと思います。
売ってる所
前回のシングル版と一緒に購入。
公式は年齢認証があって大変そうだったので、BuyBestさんで少しお安く買いました。
$32.08で売っています。(2019/04/25現在)
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