Teslaのチューブ型テクニカルMod、
Teslacigs PUNK 86wのレビュー記事です。
TeslaのPunkシリーズはスチームパンクデザインのテクニカルMod。
スチームパンク風デザインはVapeのModとしてもいくつか存在していますが、
Teslaのこのシリーズはスッキリと纏まっていて使いやすいと思います。
個人的にも割と好きでして、Punk 220wとかを購入して持っていたりします。
でかくて重いですが、デザインがものすごく好き。
Punk 86wは同シリーズの最新モデルとして少し前にリリースされたModです。
これも、リリースされた時に買うかどうか迷って、過去にカートに3回くらい入っていたんですよね。
これまでの物はBox Modでしたが、今回はチューブ型。
18650バッテリーを1本使用して、最大出力は86wです。
握った時の歯車のレリーフの感触が意外と堪らないかも。
モードはVWモードとバイパスモードのみという潔い仕様で、温度管理モード等は搭載していません。
ですがこれは、むしろバイパスで使うくらいが似合うかもなぁ、と思いました。
この製品はVapeSourcingさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
特徴
スチームパンクデザイン
Inherit punk style(パンクスタイルを受け継ぐ)
このModの特徴というとこれしかないでしょう。
機能が優れているとかそういうポイントは特にはなく、このデザインが全てです。
このModを選ぶ人は「なにこれ渋いじゃん!え?性能?二の次」って感じになるでしょうし。
とはいえ、ちゃんとしたテクニカルModですので、保護機能などはしっかり搭載されており、VWモードやバイパスモードで使う分には他のModに劣る訳ではありません。
パッケージ
スッキリしたオシャレなパッケージですね。
裏面にはパッケージ内容と簡易なスペックの他、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
スリーブを外して蓋を開けると、保護フィルムで巻かれた本体がお目見えです。
パッケージ内容
- PUNK 86w Mod本体
- USBケーブル
- ユーザーマニュアル
- ワーニングカード
- 製品合格証
ユーザーマニュアルは複数の言語で書かれていますが、日本語の記述はありませんでした。
外観
18650チューブとしては少し太めのチューブですね。
太い部分の直径で28mmあります。
スレッド部分は少し細くなっていて25mm。
チューブ全体に、歯車のモチーフが散りばめられています。
無機質で渋い感じ。
ただ、一つだけ自分の個人的な好みを語らせてください。
自分の場合、こういった歯車を使用したデザインは、歯車が噛み合っているところにより惹かれるんですよ!
特に、サイズの異なる複数の歯車が立体的に重なりながら噛み合っている状態とか最高の萌えポイントです!
上の方で上げたPunk220wの窓の中みたいな感じの!
この無機質な感じはとてもよいのですが、個人的な好みで少し贅沢を言うと、
歯車が全体的に満遍なく散りばめられているという感じで微妙に噛み合っておらず、自分の最大の萌えポイントが実現されていないのはちょっと残念。
密度が下がってもいいし、多少デコボコしてもいいので、噛み合った歯車の塊がいくつか点在している感じのデザインだったらもうベタベタのベタ惚れだったと思います。
……すみませんレビューに戻ります。
サイズ感はこんな感じ。
それほど長すぎるというわけでもなく、扱いやすい長さだと思います。
ファイアボタンは大きめの円形で、少しくすんだ色調の金属ボタンです。
ボタンの回りの大きな歯車のモチーフはカッコイイと思います。
ボタンはストロークはやや短めですが、押した感じはしっかりしており、悪くありません。
ボトム側にはUP/DOWNボタンと液晶画面があります。
こちらのボタンも、ファイアボタンと同じ素材で、同じ触感。
液晶画面は小さめですが、情報量的には不足していないと思います。
そしてこのサイズ感が逆にかなり雰囲気がありますね。
ガラス面から少し奥まった場所に画面を置いて空間が作ってあり、ニキシー管のようなレトロな雰囲気を出しています。
ちょっと傾けて斜めから覗くと特に雰囲気出てる。
この液晶の感じ、物凄く好きです。
これはかなりの萌えポイント。
ファイアボタンの裏側あたりに、充電用のmicroUSBポートがあります。
microUSB 5V/1Aでの充電に対応しています。
上面の510スレッド。
コンタクトピンはスプリング式なので、ある程度の差は吸収できます。
底面はバッテリーの蓋になっており、ベントホールが3箇所開いています。
18650の割には太いよなぁ、と思っていたのですが、バッテリーキャップを開けてみて納得。
かなり寄った位置に入ってるんですね。
というかこのサイズ感なら20700や21700もいけたのでは…?とも思ったのですが、
恐らく上記の液晶画面のデザインで結構幅を取っているのかな。
アトマイザーフィッティング
アトマイザー側のローレット加工がいい感じで、色を揃えたらかなりマッチしそう。
スレッド部分の径は25mm、いやまだ僅かに隙間があるので25.5mmくらい?
25mmのアトマイザーはかなりマッチすると思いました。
24mmだとこの通り、少し段差が出来ます。
でも24mmくらいであれば許容範囲だと思います。
うちの手持ちだとこの辺りが合うかなぁ。
Horusが25mm、AMMITが24mm
意外とSSカラーの大きめアトマイザー持っていませんでした。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | Φ28mm x 114mm |
素材 | ブラス/SS |
重量 | 128g |
使用バッテリー | 18650 x1本使用 (別売) |
充電 | MicroUSB 5V/1A |
出力モード | VWモード バイパスモード |
VW出力レンジ | 7〜86w |
最大出力電圧 | 8.5V |
最大出力電力 | 30A |
対応抵抗値 | 0.1Ω~3.0Ω |
保護機能 | 自動カットオフ(10秒) 過放電保護 短絡(ショート)保護 バッテリー逆刺し保護 高抵抗保護 |
重量
実測で、本体重量129g、バッテリー込みで176g
ほぼスペック通りですね。
18650シングルのModとしては割と重量はある方です。
操作方法
VWモードとバイパスモードのみのシンプルな機能なので、操作も非常にシンプルです。
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで、電源ON/OFFを切り替えます。
テスラロゴを表示しながら電源が入ります。
モード切替
電源ON中にファイアボタンを3クリックする度に、VWモードとバイパスモードが切り替わります。
右上のアルファベットが
- “P”の時はVWモード
- “B”の時はバイパスモード
です。
VWモードの時はUP/DOWNボタンを使用して0.5w区切りでワット数調節が可能。
バイパスモードはバッテリーの出力をそのままコイルに伝えるモードで、調整操作はありません。
右下に現在のバッテリー電圧、そしてメイン表示には、実際にコイルにかかっているワット数がリアルタイムで表示されます。
キーロック
電源ON中にUP/DOWNボタンを同時に押すとキーロックのON/OFFを切り替えます。
VWモードの出力変更のみのロックで、ファイアボタンはロックしないので、吸うことは可能です。
まとめ
上にも書きましたが、とにかくデザインが全てのModだと思います。
機能はシンプルで、テクニカルModとしては最低限に近いですね。
ですがVWやバイパスで使用する分には全然問題ないです。
個人的にはバイパス運用がこのModには似合っていそう。
個人的にネガティブに感じた点は、外観の項で述べた歯車の配置と、あと太さですか。
外観に関しては完全に個人的な好みの問題です。
好きは好きなんだけど、もうちょっと…!といった所。
ただ、握った時の歯車のレリーフみたいな感触は何気に堪らないので、結構にぎにぎしちゃってます。
太さに関しては、
バッテリーキャップの中を見ると、21700辺りが入ればなぁと思ってしまう。
ただそれは恐らくデザインの為だと思いますし、デザイン全振りModとしては仕方ない点なのでしょう。
そして、太さの代償として、似合うアトマイザーは少し限られてしまいますね。
24mm…出来れば25mmを乗せたい所。
ただ、太さの恩恵は少しあって、
この長さでこの太さだと、意外と安定感があります。
チューブタイプのModって倒れやすいので、テーブルなどに立てておいておくのは結構怖いのですが、このModはアトマイザー込みでも妙に安定感があって、なかなか倒れない感じですね。
自分は普段からVWかバイパスしか使わない事もあって、操作もシンプルだし結構使いやすく感じました。
完全にデザイン全振りModなので、このスチームパンクデザインに惹かれた方には是非、といった感じでしょうか。
VapeSourcingさんには、当サイト用のクーポンコードを発行して頂いてます。
クーポンコード「MARZ」を入力することで、全商品10%引きになります。
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