GeekVape Zeus RTAは俺もずっと愛用してるアトマイザーで、
今の所1番気に入って使ってるRTAはHautur MTLなんだけど、Zeusは半年前に買った時から常に2番手くらいの位置で使い続けられている、そんな感じの存在です。
扱いやすい上に、とにかく最強レベルに漏れなくて、味も中々いい感じ。
もう半年くらい使ってるけど、未だにリキッドが滲みすらしたことのない優秀な子なので持ち歩き用にもめちゃめちゃ重宝しとります。
うちのブログでも未だにZeusの記事はコンスタントにアクセスがあって、人気なんだなぁと。
そのZeusにデュアルコイルバージョンが出たとのことで、気になってたんです。
確かにZeusは、単線シングルでビルドすると、エアフローの量に対してミスト量が足りてないかも?って感じになることがあって、
俺も普段エイリアンクラプトンを使ってビルドしてるので、デュアル化は正解かもしれない。
そんなわけで先週からコレを使っていて、ウヒョー!いいね!って感じでテンションが上がってたんだけど、
アトマイザーの場合は数日くらいは使い込んでから感想込めて記事にするようにしてるので、早くこの迸りをブログに放出したくて逸る気もちを抑えつつ過ごしておりました。
ありがとうございます。
特徴
前作Zeusも、公式でleak proof RTAって記載されてて、よほど自信があるんだなぁって思ってたんだけど、
今回は、Innovative leak-proof top airflow systemらしいです。
革新的ときたか。
相変わらず凝った形状してるけど、初代よりは若干シンプルになった?
デッキはシングル/デュアル両対応になりました。
デュアルに対応になった影響か、初代Zeusの25mmから26mmにサイズアップ。
高さも38mmから38.9mmに伸びてます。
パッケージと内容物
- 本体
- 説明書/カード類
- 予備ガラスチューブ
- T字レンチ
- 汎用810ドリップチップ
- 汎用510ドリップチップ
- 810→510ドリップチップ変換アダプター
- 予備イモネジ
- 予備Oリング
- プリメイドコイルx2個
付属のプリメイドコイルは、メッシュコイルかな、これ。
初代Zeusもこれだった気がする。
外観
デザインは前よりちょっとスッキリした印象。
質感もいいすね。
つや消しの黒がけっこう渋い。
タンク内の装飾パーツが無くなって、ゼウスのオッサンの顔がハッキリ見えるようになりました。
このオッサンは隠れていても良かった。
トップキャップのGeek vapeロゴとか、ボトム側のZEUSロゴとか、ちょっと自己主張が強くなってます。
初代Zeusと並べてみる。
初代君は結構ヘビーに使い込んでるので大分くたびれた感じになってきていて、アップで写すのはちょっと恥ずかしい。
何故か、どう頑張っても装飾パーツのフレームがゼウスのオッサンの顔を半分隠して「チラッ(・_|」って感じになるのよねw
パッケージに入ってる状態の時は被らない位置に合ってたと思うんだけど。
いや、初代君の話はいいんだ。
並べてみると、微妙にサイズが上がってるのがわかりますな。
高さは0.9mmよりもっと伸びてるように感じるけど、トップキャップが怒り肩になったせいだと思う。
あと、ロゴがの主張が強くなったのもわかる。
構造
バラしてみた。
む?パーツ点数が少ない?
あ……。
今回、タンクが独立してないじゃん!
もしかして、リキッド残ってたらデッキ開けられない……?
って思ったけど、
単にガラスチューブを上下から抑えているだけの構造ではなく、
トップ側は内側からOリングで固定していて、ここが結構しっかりしているので、無理な力を書けない限りはリキッド入ったまま開けても大丈夫そう。
実際この数日で何度か開けたけど大丈夫でした。
デッキはフラットなポストレスデッキでビルドの自由度は高いです。
シングルでもデュアルでもOK。
外装に隠れてるけど、デッキはタンクの底からちょっと浮いた感じになってます。
「もうリキッド空かな?」って思っても、傾けると結構残ってたりする。
初代のデッキはエアフローを誘導する為の大きめのパーツが角みたいに生えていてちょっと邪魔だったけど、今回はそれがなし。
これでどうやって上から下までエアーを誘導するんだろう…?って思ってたら、
チャンバーが2重になっていて、外側の隙間を使ってエアーを下まで送るようになってた。
エアフローはトップ。
全閉だと超重くて、全開だとスカスカ。
若干リングは重めだけど、調整はしっかり効いてくれる印象。
トップキャップは初代と同じ、ねじ込みじゃなくてロック式。
これ、使いやすくて好き。
ドリップチップは3種類付属。
最初に付いている物は専用の物で、トップキャップの突起に被せるような形になってます。
汎用の810ドリップチップをつけるとちょっと高さがあがる。
咥えやすくなるのでこの方が好みだけど。
汎用510ドリップチップは、付属の510変換アダプターを使って装着。
でもこのアダプター、内側に埋め込む形で、
取り外しがとても大変だったので俺は多分もう二度と使わない。
底面。
ポジティブピンの出っ張りはこのくらい。
二重ピンになってるので調整は可能です。
ビルドしてみる
折角だから今回は付属のプリメイドコイルを使ってみましょうか。
ポストレスデッキなので、予めコイルの足の長さを調整しておく必要あり。
このくらいかな。
デッキに固定。
左右の斜め下からエアーが吹き付ける構造だと思うので、両コイルの感覚はちょっと離してエアフローに近づける。
0.18Ω→ドライバーンして0.19Ω
ひっく。
コイルの素材はマニュアルにも公式サイトにも記載がないけど、
焼いてこの色になるのはSS?いやSSだともう少し赤くなるか?Tiとか?
デッキがちょっと浮いているので、底まで届く感じにしようと思ったらウィックは結構長めになります。
この長さでギリギリ届くか届かないか、くらい。
吸ってみる
抵抗値が低いのでスッキリしたのを吸おう、ということで、
HiLIQプレミアム Bazookaを吸ってみます。
げ!今回で空になった!!
コイル素材わからないのでとりあえずVWで80w
スゥ…。
ゲホッ。
清涼剤でむせた。
ミストがめちゃめちゃ濃いっすね。
かなりキツい。
適当に当たりをつけてSS温度管理で220℃にしてみた。
お、吸いやすくなった。
このコイル、相当ミストが濃いみたいで、味もめっちゃ出ます。
とりあえずこの状態で2日ほど日常使用してみたけど、
電池もリキッドも消費が激しいので、コイルを変更。
カンタル24gaのデュアルで0.36Ω 40w
日常的に持ちだして使用するならこのくらいが無難かな。
これだと電池もリキッドも、出社から退社までちょうどもつ感じ。
ちょっとパチパチ音がするのでスピットバックが来そうでビビッてたけど、3日間で一度も食らってないので大丈夫そう。
ウィックの距離が長いせいか、チェーンしてたら時々軽くドライヒットしがちだったので、供給は多めになるようにした方が安定しそう。
こいつの構造的に、ウィック薄くしても漏れないと思うし。
まとめ
相変わらず全く漏れないすね。
数日感ずっとメインで使い倒してて、
カバンに入れて自転車に乗ったり、ポケットに入れてあちこち歩いたり、敢えて雑に何度もリキチャしたりしてるけど、やはり滲みすらしないです。
初代Zeusもお気に入りでかなりヘビー気味に使ってるけど、単線コイルだと若干物足りなくてクラプトンを使用していたので、デュアルになったのは歓迎。
てかシングルもコレで組めるなら、もう初代はかなり出番減るかも…?
デュアルでミスト量も増えてるので、単線で組んでも味はしっかり出ます。
個人的に特に評価してるのは、扱いの楽さと漏れなさで、
初代Zeusも今まで、人に「何かいいRTAない?」とか聞かれた時に自信を持ってオススメしてきたんだけど、今後はこれもオススメ出来そう。
フレーバーチェイサー向けは今の所ダントツでHautur MTLだけど、
汎用性、大口径のクラウドチェイサーとかそっち方面はやはりZeusが好き。
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