Joyetech Exceed X Kitのレビューです。
JoyetechのExceedシリーズというと小型デバイスのイメージ。
今回のこれは、形式としてはペン型のスターターキットになりますかね。
細身の本体に19mmのアトマイザーを乗せたキットです。
前回レビューしたEleafのiStick Amnis2とコンセプトはかなり被っていますね。
Joyetech/Eleaf/Wismecは母体は同じ会社なのですが、その中で類似のものがほぼ同時期にリリースされるとは。
軽く比較してみると、Exceed Xの方が若干長い代わりにスリム。
使い勝手は、2ボタンでLEDインジケーターも多いiStick Amnisの方が上でしょうか。
付属のアトマイザー(コイル)も若干あちらのほうが美味しく感じました。
バッテリーはExceed Xが1000mAh、Amnis2が1100mAhでほぼ同等。
充電はどちらもUSB Type-Cですが、Exceed Xの方は2Aまで対応しており30分で充電完了する事を売りにしています。(Amnis2は不明)
どちらも18mmアトマイザー用のバッテリーとしては便利な感じではあります。
この製品はVapeSourcingさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
青と白のツートンカラーの平たい箱、おしゃれ。
ブルーの部分はスリーブになっています。
側面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
この下にあるコードを、公式サイトの入力ページで入力するとコピー品でないかの確認が出来ます。
パッケージ内容
- Exceed X バッテリー
- Exceed X アトマイザー
- スペアガラスチューブ
- USB TYPE-Cケーブル
- EX 1.2Ω MTLコイル
- EX-M 0.4Ωコイル
- 予備Oリング
- ユーザーマニュアル(Mod/アトマイザー)
- ワランティカード
ユーザーマニュアルは、Modもアトマイザーも日本語の表記があります。
外観
スリムなキットです。
四角柱型ですが、ボタンなどは辺の位置にあるので、45°傾けた状態で使う感じになります。
サイズ感はこのくらい。
かなりコンパクトです。
手の中にスッポリサイズ。
こちらの面というか辺の部分に、ファイアボタン、LEDインジケーター、USB Type-Cポートが付いています。
操作関連はこれだけ。
ボタンの裏側にある面にはロゴの入ったプレートが貼られています。
ボディは全体的にメタリックな塗装。
綺麗な仕上がりだと思います。
ちょっとピンボケですみません。
上面は510スレッドになっています。
コンタクトピンはスプリング式です。
嗚呼、こちらもピンボケだった…。(後日撮り直して差し替えます)
底面にはベントホールが開いています。
22mmのアトマイザーを乗せてみました。
四角柱の形になっているので、Amnis2よりはまだいけるかな?
ただ、上面のカットの影響でちょっと隙間が開いてしまうのがちょっと気になる。
18mmなら綺麗に収まります。
Exceed X アトマイザー
19mm径の小柄なクリアロマイザーです。
エアフローはボトムエアフローで、MTLとDLの両方に対応。
全閉から開いていくとまずMTL向きの小さな穴が3つ開いており、
更に回すとDL向きの大きな穴が開いています。
トップフィルで、キャップはロック式になっています。
キャップにはチャイルドロックの機構も入っており、
上からぐっと押し付けた状態でないと回らないようになっています。
ドリップチップは510規格になっており、汎用の物を装着して使用できます。
スクリュー式になっているボトムパーツを外すと、コイルにアクセスできます。
付属コイルは、EX 1.2ΩとEX-M 0.4Ω
Exceed Gripのスタンダードカードリッジと互換性がありますね。
詳細
メーカー公式
スペック
Exceed X バッテリー
サイズ | 117.2 x 23.4 x 24.4mm(アトマイザー含む) |
重量 | 98g |
バッテリー | 内蔵1000mAh |
出力 | 定電圧 3段階切替 |
充電 | USB Type-C 2A |
保護機能 | 過充電保護 過放電保護 短絡(ショート)保護 自動カットオフ(10秒) 過電流保護 コイル抵抗値検知 |
Exceed X アトマイザー
直径 | 19mm |
高さ | 44.2mm |
リキッド容量 | 1.8ml |
リキッドフィル | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー |
コイル | EX-M 0.4Ωコイル EX 0.5Ωコイル EX 1.2Ωコイル |
使用方法
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
ベーピング
電源ON中に、ファイアボタンを押している間だけミストが発生します。
出力切り替え
電源ON中にファイアボタンを3クリックすると出力が切り替わります。
その際に光るLEDインジケーターの色が出力レベルを示しています。
- 緑:High
- 青:Medium
- 赤:Low
それぞれ何ボルトになるのかとかがどこにも記載されていないのですが、
スペックの所にコイル抵抗値の検知とあるので、内部でいい感じに調整しているのかなと思います。
バッテリーと充電
バッテリー残量は、使用時のLEDインジケーターの色で判別出来ます。
USB Type-Cケーブルでアダプタと接続すると自動で充電が始まります。
2Aまで対応で、30分で充電完了するとのこと。
吸ってみる
プレインストールされていたEX 1.2Ωコイルで、Tea-LightfulのHawaian Hibiscusを吸ってみます。
AFCをいじってみましたが、精度は悪くないかも。
全開だとスカスカ、MTL向きの穴のみにすると相応に重くなります。
ただ、MTLにしては少し軽いかな?くらいの重さなので、このコイルだともう少し重くなって欲しい。
そして、このコイルですが、
うーん、不味くはないんだけど、もう少し味が出て欲しい。
悪くはないけど、あと一歩、といった感じです。
0.4Ωコイルの方は以前Exceed Gripで吸いましたが、こちらも同じような感想だったんですよねぇ。
これに関してはAmnis2のGTコイルのほうが上かも。
まとめ
Amnis2とこれ、似たコンセプトの物が同時に来てしまったのでどうしても比較してしまうのですが、個人的にはAmnis2の方が少し推しかもしれません。
機能とか使いやすさはアチラのほうが上なんですよね。
ボタン数やLEDインジケーターの詳しさ、出力モードの多さ。
あとバイパスモードがあったのも大きい。
付属アトマイザーもアチラのほうが美味しかった。
Exceed Xの方のウリは、スリムさと充電の速さでしょうか。
アトマイザーを考慮に入れず、18mm以下のアトマイザー用のバッテリーとして考えた場合は、単純に見た目とサイズで選んで良さそうですかね。
あとはバイパスの有無。
Vapesourcingさんでは$29.99で販売されています。
こちらの方がちょっとだけ安い。
コメント
こんにちわ
インコと同じ部屋でVAPE使っても大丈夫でしょうか?
こんにちは、コメントありがとうございます!
リキッドに含まれる成分のPG(プロピレングリコール)が猫に有害なのは有名ですが、他の動物に関しては情報が一切ないんですよね…。
どこを見ても「猫に大して有害」という記述ばかりで。
オウムやインコ用のペレットなどにプロピレングリコールが含まれている事が多いので、猫以外は影響がないのかな?とも思うのですが、
経口摂取するのと気化させて吸い込むのとではまた影響が違う可能性も考えられるので、
念の為、同じ部屋では極力控えています。
返信ありがとうございます。
同じ部屋では使わないようにしておきます