HiLIQ META PODのレビューです。
このMETA PODは、使い捨てタイプのPod型デバイスです。
カートリッジには既にリキッドが充填されているので装着するだけですぐに使うことが可能、吸いきったカートリッジはそのまま使い捨てと、完全メンテナンスフリーでお手軽に使用出来ます。
既存のVAPEユーザーのみならず、これまでVAPEと縁の無かった方にも手に取って試して貰いたいということで、今回は小売り展開を目指されており、現在販売代理店の募集も行っております。
この製品はHiLIQさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
META PODについて
META POD本体と、その対応カートリッジという形で販売されます。
カートリッジは現時点で、
- Rush Lemon(レモン)
- Power Menthol(メンソール)
- Calm Jasmine Tea(ジャスミンティー)
の3種類。
本体はバッテリー部分で、こちらは充電しながら継続使用可能。
カートリッジ側が使い捨ての消耗品となります。
本体のパッケージ内容。
- META POD本体
- 充電用のUSB Type-Cケーブル
- 取扱説明書
- 保証書
- 製品合格証
こちらにはカートリッジは含まれないので、いずれかのカートリッジを併せて購入する必要があります。
日本での小売り展開を目指す製品なので、説明書や保証書もしっかり日本語で作られた物が入っています。
カートリッジは1箱に3個入り。
1個ずつ個別包装された形で入っています。
国内販売向けの品なのでニコチンは含まれません。
さらに、リキッド漏れ防止の為、底面と吸い口にはシリコンキャップが付けられています。
詳細
手のひらに収まるスリムなスティックタイプ。
過去に小売りで展開されていたmybluなどと比べると一回り大きいのですが、その分バッテリー容量や出力は高いです。
重量は34gと軽量。
カラーは現状この1色のみかな?
薄紫と青のグラデーションに、ロゴがプリントされています。
底面には充電用のUSB Type-Cポートが付いています。
バッテリー容量は500mAhで、充電時間は30~45分とのこと。
また、すぐ上の白いリング部分はLEDインジケーターになっています。
先端の吸い口部分は平たく窄まったダックビル形状。
咥えやすい、定番の形状です。
カートリッジの固定はマグネット式で、軽く差し込むだけでパチッと固定されます。
スペック
サイズ | 87mm x 18mm x 16mm |
重量 | 35g(実測) |
コイル抵抗値 | 1.8Ω |
リキッド容量 | 3ml |
吸引可能回数 | 700回+ |
バッテリー容量 | 500mAh |
充電 | USB Type-C |
充電時間 | 30~45分 |
吸ってみる
3種類のカートリッジをそれぞれ吸ってみました。
このデバイスはオートスイッチに対応しており、物理スイッチの類いが一切ありません。
カートリッジを本体に装着したら、吸い口を咥えて吸い込むだけですぐ使用できます。
総じて思ったのは、ドローがしっかり重いこと。
VAPEには大まかにMTL(タバコ吸い)向けとDL(直肺吸い)向けの物があるのですが、このMETA Podは完全にMTL(タバコ吸い)向けです。
無理矢理DLで吸おうと思うとかなりの吸引力が必要になります。
これは、VAPE未経験の喫煙者の方に向けた製品としては大きいかも知れませんね。
喫煙者が初めてVAPEを吸った時にドローが軽めだと吸い心地の違いに違和感を感じる事が多いのですが、これだけ重めのMTL向けだと吸い心地がタバコとほぼ変わらず違和感は少なそう。
以下、各フレーバーについての感想です。
Rush Lemon
やや酸味のあるレモンフレーバーです。
味についての第一印象は、レモンスカッシュ。
清涼剤も入っておりかなりサッパリしています。
一口目はやや印象が薄めでしたが、しばらく吸っていると、レモンの甘みが舌と喉に残り、だんだんと甘く感じてきます。
柑橘系、特にレモンのリキッド好きなので、個人的にはかなり好みな味。
Power Menthol
シンプルなメンソールのリキッドです。
一番わかりやすい味なので、初めての人はメンソールに抵抗がなければこれから入るのがいいかもしれませんね。
ニコチンは含まれていないのですがメンソールのキック感を喉に感じるので、吸った感はあります。
Calm Jasmine Tea
単純に味だけ見るとこれが一番好きでした。
元々HiLIQさんはお茶系のリキッドにハズレがない印象を持っているのですが、お茶感もしっかりあるし完成度高いですね。
ジャスミン茶の独特の香りは感じはする物のやや抑えめ、
若干の甘味料が添加されており、ほんのりと甘みを感じます。
また、このリキッドも清涼剤が少し入っていますね、吸った後少し冷たい。
まとめ
非常に手軽に使用出来るデバイスです。
メンテナンスやリキッド補充などの手間が一切必要なく、カートリッジを買って挿すだけですぐ使用可能。使用もただ吸い込むだけ。
カートリッジの販売価格は3個入り2100円のようなので、1個当たり700円。
吸引回数700回とのことで、
例えば私の場合、1日のVAPEパフ回数は大体100~150回、多くても200回といったくらいので、1つで4~5日くらいは持つのかな。
吸う頻度が高めな人でも2~3日はありそうですし、ランニングコストはタバコと比べるとかなり抑えられます。
近所で気軽に買えるようになったらちょっと面白い位置づけになるかなと。
惜しむらくはやはり、日本の法律だとリキッドにニコチンが入らない点でしょうね。
ニコチン0、タール0というのは聞こえがよいのですが、喫煙者のタバコの代替としては競争力が弱くなることは確か。
ランニングコストの高い加熱式タバコが日本でだけ異様に流行っているのは、メディア戦略的な物も大きいと思いますが、やはりニコチンの有無も大きいのだろうと思います。
喫煙者がVAPEを試して、結局タバコに戻ったりiQOSに移ったりという話はホント多いですし。
ニコチンリキッドは日本での販売や譲渡は不可ですが個人輸入して自分で使用するのは可なので私を含め海外から取り寄せて居る人も居るのですが、やはり海外通販はハードルが高く思われがちで、そこまでするなら高くてもタバコやiQOS吸う、という流れに。
過去に日本では2018年からmybluというデバイスが小売り展開されていました。
コンビニなどで売られていたので見かけた方も多いかと思います。
2021年に日本での販売を終了しているのですが、もしニコ入りで売れてたらもっと続いただろうなぁと思っていました。
ただ、VAPEのPodの性能はここ数年で飛躍的に上昇しており、味に関してはかなり良くなっています。
mybluを当時私が試した時は、やはり普段使っている通常のVAPEデバイスに比べると味が薄くて物足りなく、当時のPodの評価から、まぁ携帯性や手軽さを考えるとこんなもんかな、といった感想でした。
ですが最近のPodデバイスは通常のVAPEのアトマイザーと比べても遜色ないくらい味と吸い応えがあります。
リキッドも、ニコチンの入れられない日本市場向けにメンソールや清涼剤などで喉へのキック感を出して吸い応えを確保しようとしているのかな、と感じました。
タバコとか関係なく単純に味を楽しみたい、切り替えて脱ニコチンしたい、ただ口寂しさで吸っているケースでの代用、室内吸いや人前などTPOに応じて使うなど、十分活躍出来るデバイスであることは確かだと思います。
価格調査(20220205)現在
今現在HiLIQ公式サイトなどでの販売はありませんが、オフィスエッジさんで販売開始されています。
META Pod本体が¥1,980
カートリッジ(3個入り)が¥2,100
HiLIQさんの正規代理店であるDM VAPERさんでも販売が始まっており、ネットでもBASE店にて購入できます。
こちらはカートリッジの1個単品販売もありました。
現在のところ、下記の店舗で取扱があるようです。
DM VAPER(@dmvaper)
北海道岩見沢市南町七条
Haze el nuts 秋田店(@HazeelnutsMasa)
秋田市山王5丁目15-26アトリエサンク2階(山王P-ZONE様向かい)
Vape Garage 豊橋 VAPE&CBD SHOP(@vapegarage_)
愛知県豊橋市駅前大通2-67
電子タバコ専門店オフィスエッジ(@officeedge0603)
横浜の電子タバコ店(@ariesshop2012)
VAPE CREW(@vapecrew0409)
swamp.vape(@Swamp_Vape)
販売代理店募集中
現在HiLIQさんでは、このMETA Podの販売代理店、および取扱店を開拓する個人サポーター(※)を募集しています。
※個人サポーターは、META podを販売したい店舗を探して、契約が決まると報酬がもらえるそうです。
コメント