mybluで遊んでみた | 味見、ポッド分解、リキッドチャージ

mybluで遊んでみた | 味見、ポッド分解、リキッドチャージ

お盆休み直前くらい、Twitterを見ていたら、

mybluというpod型デバイスが100円で買える!

という情報が流れてきて、VAPERな方々の間で軽い祭りのような状態になっておりました。

乗るしかない!このビッグウェーブに!ということで、自分も乗ってみました。

ほんとに100円で買えちゃった。

初めて聞く名前ですが、新しいメーカーさんとかですかね?
海外発のメーカーさんだとは思いますが、日本語サイトもキッチリ作られているし、見た感じ発送も日本みたい?

自分のフォローしている中でもかなりの数のVAPERさんが参戦している模様だし、
これは多分podのリビルドとか挑戦する人も居るんだろうなぁ、と思ってワクワクしてました。

mybluが届いた

発送メールが届いた翌日に我が家に届きました。早い。

キャンペーン用のセットで、

  • 本体(メンソールのPOD付属)
  • 好きなPOD(2個入り)

PODはチェリークラッシュを選んでみました。

裏側の各種情報や注意事項など、かなりしっかりとした日本語で書かれています。
日本展開への本気度が相当高そうですね。

発売元のインペリアル・タバコ・ジャパンという名前をググってみると、英国のタバコメーカーの日本法人として2013年に設立された所のようで、元々は電子タバコではなく紙巻タバコなどを扱っている模様。
あ、westってタバコ、見たことある。
こういうデバイスは中国メーカーさんかなー、と思っていました。

http://www.imperial-tobacco.co.jp/

開封

パカッと開封。
コンパクトに収まってますね。

  • 内容物
  • myblu本体
  • POD1本(メンソール)
  • microUSBケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • キャンペーンカード

マニュアルも日本語で書かれています。

本体

相当小さくて軽いです。
本体は金属製で、表面は梨地のシボ加工が綺麗に施されており、安っぽさはないですね。

PODを差し込むソケット、電極とエアホールが見えます。

充電

休日の午前に届いていて「あとで開封して遊ぼう」と思って夜までそのままにしてたら、充電しないといけないのを忘れてた…。
先に開封して充電だけしておけばよかった、と後悔。

充電はmicroUSBで行います。
アダプターは付属していないので、汎用の物を使用します。
スマホ等のアダプターで兼用すればOKだと思います。
ちょっと情報が見つけられませんでしたが恐らく対応している電流は1Aだと思うので、iPadやiQOSのアダプター等の2Aの物は避けたほうがいいと思います。

電池容量は350mAh、容量が小さい分充電も早いです。(公式には20分と記載)

myblu吸ってみる

吸い方は非常に簡単で、

PODを差し込んで、あとは口に加えて吸うだけです。
負圧感知識のスイッチが内蔵されており、吸い込むことで内部のスイッチが入ってミストが出てきます。

最初にチェリークラッシュを吸ってみました。

この小ささはMTLかな、と思いましたが、MTLで吸うには若干軽いかも?
MTL気味の重めDLで吸う感じでした。

多分底面のUSBポートあたりからエアーを取り込んでいると思うので、そこを指で塞げばドローが重くなるかな?と思いましたが、
試してみたら吸えない。
負圧感知が反応しない、そりゃそうですわw

第一印象としては、思ったより煙が出るなぁと。
この手のデバイスって煙の量がめちゃめちゃ少なくて物足りないというイメージがありましたが、思っていたより煙が出ます。

味は、このサイズのデバイスならまぁこんなもんかな、という印象。
普通のVAPEと比べちゃ駄目なのはわかっていますが、あちらに慣れているとやはりちょっと物足りない。

このデバイスのメリットはこの携帯性と手軽さなので、そのへんを考慮に入れたら許容できる範囲じゃないかな?とは思います。

PODはコイルとタンクが一体になっており、パーツとして独立しているので、
いつでも他のPODに差し替えて吸うことが出来ます。

メンソールに変えてみたら、そちらの方が喉へのキックがあり、吸った時の満足感が強いように感じました。

PODを分解してみる

PODを破損したり、破損したPODを使用することで本体の故障を招く可能性があります。
もしやってみる方は自己責任でお願いします。

RBA勢としては、このPODの中の構造が気になる所。

俺もバラすぞー!と思っていたのですが、

他ごとに手を取られてなかなか纏まった作業時間がなかったのと、
あと、案外リキッドが減らず…。
貧乏性なので吸い切り付近まで吸ってからバラしたい、と思っているうちに数日が経過。

結局、チェリクラがどうにも苦手になってきたので、半分くらい残った状態でもう開けることにしました。

まずはキャップ。

左右の2本のツメで止まっているので、
片方ずつ、精密ドライバーでこのツメを外しながら外します。

このパーツがかなり柔らかくて薄いので破損しやすいです。
精密ドライバーでこじっていたら、ツメの下の細い部分が折れたりしがち(やらかしました)

(※リキッドチャージ目的ならこちらの分解は不要です)

キャップを外すと、内側からシリコンの部品がポロッと出てきます。
この部品がないとリキッド漏れを起こすので、なくさないよう注意。

今度は下側のコイル部分。

こちらも左右がツメで留まっているので、精密ドライバーでツメを外します。
キャップよりは破損もしづらく、外しやすいです。

コイル部分を外すと、タンク内のチムニーにシリコンのダンパーが残っていると思うので、そちらも外します。
組み立ての際、このシリコンのダンパーでコイルに蓋をしてから取り付けます。

コイル部分。
リキッドをなくそうと頑張ってチェーンしてたからか、若干焦げ気味?

コイルはこれ、30gaくらいですかね、もっと細い?
径は1.5mmくらいかと思われます。
形状的には普通のコイルなのでリビルドは出来なくなさそうですが、ここまで細いワイヤー持ってないなぁ。

当面はやるとしてもウィック交換くらいですかね。

PODにリキッドチャージ

折角PODを分解したので、リキッドをチャージします。

れどばぐさん情報では、PG高めにしないと供給不足でイガるみたいなので、専用の物を用意しました。

ウィックは軽く洗浄してそのまま使うので、元のリキッドに合わせてチェリー系リキッドにします。

チェリーとリンゴのメンソを、

  • フレーバー濃いめ(Wild Cherry25滴/Fuji Apple15滴)
  • メンソ強め(4滴)
  • ニコ入り(6mg/ml)
  • VG40:PG60

という条件で作成。

コイルに1〜2滴垂らし、タンクにリキッドを入れます。
底からチャージする場合は、この通りチムニーの長さ以上入れられないのでリキッドはやや少なめになりますね。

あとは元通り組み直すだけ。

試しに吸ってみましたが、なかなか美味しい。
喉へのキックもしっかりあるので、満足感もありました。
外での携帯用ニコ摂取デバイスとして十分使えそうな感じ。

まとめ

POD型デバイスとしての完成度はなかなか高いんじゃないかと思います。
驚いたのは煙量が思ったより多いこと。
味も、このサイズにしては出ている方なのではないかと。

バッテリー容量は350mAhと小さいですが、案外持ちます。
あと、充電も早いのでそれほど気にならない感じ。

PODの分解は楽な方かと思います。
下からリキッドチャージだけするのであれば、破損しやすいトップキャップの取り外しは不要です。

自分は下からコイルを外してリキッドチャージする形で当面運用すると思いますが、

れどばぐさんが、トップキャップの内側を加工してトップからニードルボトルでチャージできる方法を実験されています。

myblu(マイブルー)-POD分解~トップチャージ改造まで- | ぷぅ日記
良い天気の日曜日、盆に休めなかったので墓参りやらその他雑用をなんとか午前中に片づけ一息。朝はかなり涼しくバイクで走り回っていても気持ちいいすな、昼近くなる...

こちらの加工をすれば外出先などでチャージできそうだし、リキッドも満タンまで入れられそう。
リキッドの比率なども検証されており、参考にさせていただいております。

いいデバイスだと思うし、公式サイトやパッケージングの完成度からも、かなり日本展開への本気度が高そうなので、恐らくこれから日本でドンドン販売展開していくのだと思いますが、気になるのはPodの入手性と価格ですかね。

PODが2個で1080円というのはちょっと躊躇う価格。
POD1本で、タバコ1箱分吸えるかなぁ…?

自分は1本で3日は吸えたけど、普通のVAPEの合間に吸っていたからで、人によっては1日や半日で吸いきっちゃってるので、ちょっとコスパは気になります。

ひとまず、キャンペーンに乗っかって、「マンゴーアプリコット」「アイスミント」のPODを追加で手に入れたので、これらを含め、もう暫く楽しんでみます。