Smoant Knight40 レビュー|この厳つさも魅力?幅広い使い方が出来るPod Mod

Smoant Knight40のレビューです。

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先日のPasito miniに引き続いて、Smoantさんの新作Pod Modですが、このKnight40は少し前に出ていた物ですね、HiLIQさんのサイトとかで見かけていて、見た目が気になっていました。

シリーズとしては、数年前に出ていたKnight80のバリエーションとなります。

Smoant Knight80 + RBAコイル レビュー|流石にデカイ、でも何でも出来るPod Mod
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ですが、デザインからコンセプトから全く異なるので、別物として見ていいと思います。

Knight80はシンプルデザインの巨大な本体にVWから温度管理まで出来る高機能なチップを搭載し、RBAもあってとにかく”何でも出来る”Pod Modでした。

今回のKnight40はかなり凝ったデザインとなり、機能的には大分シンプルになっています。
ですがVWモードとカーブモードが使えるチップにエアフローコントロールなど、Pod Modとしては高機能な部類になるかと思います。

また、比較的小型とはいえ1500mAhの大容量バッテリーを搭載し、0.35Ω~のコイルが使用出来る爆煙機でもあります。

この製品は、Smoantさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

黒地にブルーメタリックという組み合わせのパッケージ。

背面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。

おお?って思ったのが、表に書かれている「RBA available」の文字。
今回もRBA対応みたいです。
ただしパッケージには含まれておらず、別売りの模様。

パッケージ内容

  • Knight40 本体
  • USB Type-Cケーブル
  • S-4 0.35Ωコイル (本体装着済)
  • S-6 1.1Ωコイル
  • ユーザマニュアル
  • ワランティカード

ユーザーマニュアルは英語と中国語で記載されています。

外観・特徴

ここ最近のSmoantさんにしては、なかなか攻めたデザインじゃないかと思います。

Knightだけに甲冑モチーフなのかな?
この、硬質なパーツを組み合わせたゴテゴテした感じ、好きです。

サイズ感はこんな感じ。
最近のPodとしてはやや大きめに感じるかな?ですがバッテリーも大きめですしね。

外装を見てみます。
ボディはプラのスケルトンパーツ、バッテリー部分は光沢のある金属パーツ、そしてPodを守るようにしてマットなガンメタの金属パーツ。
なんかいい、なんか。

カラーバリエーションは4色です。
見た感じ、上下の金属パーツ部分の違いのみ?

全面に丸いファイアボタン、液晶画面、+/-の調整ボタン。

充電用のUSB Type-Cポートは側面についています。

底面にはベントホール。

本体正面からは、Podのマウスピース部分のみが出ています。
マウスピースは円筒形で交換不可。

上から見るとレバーが一つ。
これがエアフローコントロールになっており、スライドレバーを動かすことでドローの重さを調整出来ます。

Podのタンク部分は本体の中に収まるので、リキッド残量の確認はこのスリットから。
ちょっと見づらいかも。

Podの固定はマグネット式です。
本体の中にスポッと吸い込まれます。

Podカートリッジ

ちょっと大きめのカートリッジ。
リキッド容量は3.5mlです。
素材はPCTGとのことなのでメンソール耐性アリ。

リキッド注入口はここにあります。

前述したエアフローコントロール部分はPod側についており、ちょっと出っ張ったような作りになっています。

トップtoボトムのエアフローになっていて、リキッド漏れに強い構造です。

コイルはOリング固定となっており、底面から真っ直ぐ抜き差しするだけで脱着できます。

コイルの底面に付いているアダプター部品は取り外して使い回します。

一昔前はこのタイプが多かったですが、最近はコイル一体の物が多いので、間違えて捨ててしまいそうでちょっと怖い。

付属しているコイルは、S-4 0.35ΩとS-6 1.1Ωの2種類。

同社のSシリーズというコイルに互換性があり、多くの種類のコイルを使用出来ます。
右側の3種が今回新設計になった物だそう。

RBAコイルもラインナップにありますね。

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 84.5mm x 42mm x 23mm
重量 33g
リキッド容量 3.5ml
バッテリー 内蔵1500mAh
コイル Sシリーズコイル互換
出力モード VWモード/DVW(カーブ)モード
出力電圧 3.2〜4.2V
スイッチ マニュアルパフ
充電 USB Type-C 5V/1A

公式サイトに重量33gとあったけど、流石に間違いでしょ、結構重いよ……?
と思って測ってみたら118g。ですよね。

操作方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

出力調整&べーピング

この機種は出力の自動調整機能がついており、Podを装着すると自動的に最適な出力ワッテージに設定されます。

その状態から、下の+/-ボタンを使用して好みの強さに調整し、ファイアボタンを押して吸引します。

モード切替

電源ON中にファイアボタンを3クリックすると、左側のモード表記が点滅します。

その状態で+/-ボタンを押すと、VWモードとDVWモードを切り替えることができます。

DVWモードは、吸引中の時間によるワッテージの推移を自分で設定できる、所謂カーブモードと言われるモードです。

ファイアボタンと+ボタンを同時に長押しすると、グラフ1本に対する秒数の設定ができ、
ファイアボタンと-ボタンを同時に長押しすると、グラフ1本に対するワッテージの設定が出来ます。

最初に35wを2秒間、次に30wを1.5秒間……など、かなり細かい調整が出来ますね。

本体ロック

電源ON中に+/-ボタンを同時に長押しすると本体ロックがかかります。

ロック中は、全ての操作が効かなくなります。

吸ってみる

ジョーinリキッドのいちごを入れて吸ってみます。

リキッド注入。
ボトルがエアフローにつっかえる……!と思ったけど、ノズルが差し込めるくらいまでは行けたので大丈夫でした。

ただ、穴の大きさが割とギリなので、勢いよく入れようとするとあふれそうになります。

注意

こうしたコイルユニット式のデバイスは、初回のリキッド注入時はコイルにリキッドが充分に浸透するまで数分置いておく必要があります。
コイルに充分にリキッドが染み込んでいない状態で加熱すると、コイルの内部が焦げてしまってダメになってしまうことがあります。

まず標準装着の0.35Ωコイル。

装着すると、”BEST 30~35w”と表示され、自動で30wに調整されました。
予めワッテージを変えてあっても、装着時には強制的に調整されますね。
ワッテージに拘りがある人の場合は煩わしい機能ですが、逆にどのくらいで吸えばいいのかわからない場合などには便利な機能です。
あと、複数Podで異なる抵抗値のコイルを使っている場合にも楽ですね。

味はイマドキのメッシュコイル、きめ細かいミストで味も濃く、美味しいです。
イチゴの甘みがよく出ていると感じます。

エアフローコントロールですが、ぱっと見スカスカっぽいなーと思っていたのですが、思っていたより精度しっかりしています。
全開だとかなりスカスカですが、絞ると結構重くなる。

続いて、1.1Ωコイルに換装しました。

換装の際は、逆さにして赤矢印の部分よりリキッドが減っていれば、リキッドが残っていてもこぼさずにコイルが外せます。
(直前に補充しちゃってちょっとやらかしました)

ただ、逆さで置いておくのが少し不安定なので、極力減らしてからの方がよさそう。

1.1Ωコイルにすると、Pod装着時に”BEST 7~12Ω”と表示され、自動的に10wに調整されます。

1.1Ωという高抵抗ながら、メッシュコイルなのでなかなか吸い応えがあります。
ですがやはりエアフロー全開ではキツいかな。
エアフロー半開で重めDL、全閉でMTL、共にいい感じで吸えます。

サイズ感とか、0.35Ωという初期コイルからの先入観で、爆煙向きなデバイスだろうなぁと思っていたのですが、MTL運用も普通にこなせそうというか、むしろ自分はこっちの方が好みかもしれない。

まとめ

厳つい見た目で、Podとしては少々大きく重めではありますが、大容量ですし、幅広い使い方が出来ます。
爆煙でもMTLでも、どちらで吸っても一定以上のパフォーマンスだったのが印象深いです。

また、エアフローがトップtoボトム方式なので、リキッド漏れに強いというのも大きいですね。

個人的なマイナス点は、コイル交換の際にアダプター脱着が必要な点と、リキッドがやや注入しづらい点。些細な点ですが。

サイズの大きさや重量に関しては、好みの問題かなと思います。

見た目は、かなり好みですね。

販売情報(20230417現在)

国内の販売店さんですと、ZONO VAPERさんが取り扱っていました。

あと、少し前からHiLIQさんで売られていますね。

ノンニコチン専門サイト(上)は国内倉庫からなので早く届きます。

本体サイト(下)の方はドル建て表記ですが価格はほぼ同じ、ニコリキ等を買うついでならといった感じ。

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