久しぶりに、写真で一目惚れしてアトマイザーを買いました。
Damn Vape Fresia RTA
これの赤/黒カラーの写真を見た時に「なにこれかっけぇ!」となり、ポチッと。
プレオーダーだったのですが、昨年末に頼んで年明け早々に届きました。
Damn Vapeさんというと、ストーブコイルのDREAD RDAも一目惚れして買った記憶があります。
独特なコイル形状に惹かれて買ったのですが、あちらもルックスはかなりお気に入りで、今でもよく使っています。
このFresiaはルックスもさることながら、MTL/DL両対応の仕組みになっているという点に興味を引かれました。
公式サイトを見ると、リリースしている製品はまだDREADとこのFresiaのみみたいなので、コンプしてますね!
自分のツボにハマる製品を出してくれてるし、頑張って欲しいメーカーです。
目次
特徴
MTL/DL両対応のエアフローシステム
エアフローコントロールリングを右側に回すとMTL用のエアホール、
左側に回すとDL用のエアホールが使用出来ます。
エアホール中央に1本細いチューブが通してあり、
MTL用の穴からは細いチューブのみでエアーを供給。
DL用の穴からはチューブ+全体を使用してエアーを供給します。
なかなか面白い仕組み。
コイル下はこのようになっています。
MTLの場合は中央のチューブのみとなるのでかなりタイトなドローになります。
DLの際は全体を使用しますが、細い方も併せて使用する影響か、他のDLアトマよりも若干タイト気味に感じました。
パッケージ
黒基調の紙箱。
一部が窓になっていて製品が見えるようになっています。
最近この形式のパッケージが流行りですね。
側面に、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
スリーブを抜くとそのまま中身にアクセス出来ます。
本体、スペアガラス、予備ドリップチップが綺麗に収まっていました。
下段にはアクセサリ類が入っています。
パッケージ内容
- Fresia RTA本体
- MTL向け510ドリップチップ(本体装着済)
- DL向け510ドリップチップ
- 予備ガラスチューブ(バブルタンク)
- ユーザーマニュアル
- ビルド用ドライバー
- 予備Oリング
- 予備イモネジ
マニュアルは各国語併記型ですが、日本語の表記はありません。
外観
小柄でシュッとしたタンクアトマイザー。
この色使いが堪らないです。
赤メタリックの上にクリアが噴いてあるのかな?
ツヤがあって質感も良好。
塗装や仕上げはとても綺麗です。
トップキャップには歯車のような切り込みが入っており、回す際にここに指が引っかかるようになっています。
見た目は派手ですが、かなりコンパクトなアトマイザーです。
最近少なくなった貴重な22mm径。
バブルガラスに換装するとこんな感じ。
悪くはないけど、個人的にはストレートガラスが好きですね。
底面にはロゴとシリアルの印字。
コンタクトピンはかなり出っ張っています。
AFCリングにはローレット加工が施されています。
加工精度も良く、スルスルと回ります。
アトマイザーに乗せてみる
これに乗せようとずっと思ってたんだ。
絶対似合う!と思ってたのですが、510スレッド部のシルバーがやや浮くかな…。
色的にはこっちの方が合う感じ。
22mm径なのでこの辺りのModに乗るのも嬉しいですよね。
もちろんPicoにも乗ります。
Pico持ってないのですが、黒Picoとか似合いそうですね。
詳細
公式ページ
スペック
直径 | 22mm |
高さ | 43.4mm |
リキッド容量 | 2ml / 3.5ml |
ドリップチップ | 510規格 |
コイル | シングルコイルRBA |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー |
材質 | Stainless steel |
カラーバリエーションは4色
赤/黒以外は単色のスタンダードなカラーになりますが、
Modには合わせやすいかなと思います。
構造
パーツ点数は一般的なRTAといった感じ。
ガラスチューブはトップパーツ側に固定されるので、リキッドが残ったままデッキにアクセス可能です。
ドリップチップ
ドリップチップは内径4mmと5mmの物が付属しています。
MTL用とDL用って感じですかね。
素材はデルリンかな。
リキッドはトップフィル
トップキャップは一般的なスクリュー式。
ネジ山が内側に切ってあるのがちょっと変わってるな、くらい。
チャージホールは大きく、リキッドチャージはしやすいです。
チャンバー
チャンバーは狭めで、チムニーがやや長めに取ってあります。
中心に向けて緩やかにテーパーがかかっており、チムニー手前でさらに傾斜が付けてあります。
デッキ
ビスにワイヤーを巻き付けるタイプの2ポストシングルデッキ。
このタイプは一見厄介そうに見えますが、ワイヤーが逃げないようにガイドが設けられている為、ビルド難易度は低いです。
横から見るとこのように、ポストが壁になって、エアーの通り道を制限する形になっています。
最近多い形式で、エアーが凝縮されてコイルに当たる形が容易に作成出来ます。
ワイヤーを横に逃がしておける用に溝が彫ってあるので、ビルドの際はこのようにしてワイヤーの先を軽く引っ張りながらネジを締めるとやりやすいかと思います。
ビルドして吸ってみる
Ni80、MTL向き単線ビルド
Ni80 26g 3mm 7巻で0.76Ω
これは自分の好みの設定なのですが、MTLで吸うには少し低い感じで、MTL用の一番大きいホールを使用して重めDLくらいの想定です。
コイル位置は湾曲部に沿ってベタベタに下げてます。
下向きで設置してもいいかもしれない。
コイル位置が若干高めなので、コットンはこのくらいの長さでちょうど底に触るくらいになります。
リキッドはRipe VapesのKey Lime Cookieで、出力は20w
エアホールはMTL用の一番大きい物か、DL用の中心穴だけの状態で。
吸ってみた感じ、めちゃめちゃ美味い!
ってほどでもないけど、十分及第点といった感じ。
味はいい感じに出ています。
このセッティング向きではないのかもしれないなぁ、と思いつつ、十分いけるので、職場に持って行って普通に1日吸ってきました。
そして、家に帰って早々に……。
やっちまったよ!
普段タンクを持ち出す時はVAPEリングを付けているのですが、たまたま付けていなかった時に限ってデスクから落下。
こういう形でまともにタンク割ったの始めてなのですが、流石に使用1日目でこれは凹む。
公式でスペアガラスを2つほど注文しつつ、腹いせに通販サイト覗いて他のアトマをポチりつつ、予備のバブルガラスに換装します。
Ni80、DL向き単線ビルド
そんなわけで、タンク変えるついでにビルドし直しました。
Ni80 24ga 3mm6巻で0.45Ω
リキッドもダメになっちゃったので、変えます。
DL向けという事で、KENDO JUICEのkey lime mousse。
おう、美味い。
差を付けたくてちょっとだけ乱暴なコイルなので、最初のうちは少しスピットバックが気になりましたが、馴染んできたら気にならなくなりました。
エアフロー全開でもスカスカドローまでにはならないので、あまり低抵抗高出力だと口が熱くなると思います。
このビルドでも若干熱を感じました。
味の出方としてはこちらの方が合っている感じがしますね。
なかなかダイレクトに味を感じられます。
次組む時はもう一巻増やしてみよう。
あと、クラプトンとかも試してみたい。
今度はタンク割らなかったので、タンクが空になって2度ほどチャージ。
漏れるってほどではないですが、エアホールに僅かに滲みを発見。
でもまぁ気になるほどではないかなぁ。
カンタルA1、MTL単線ビルド
1Ω付近もやってみたくなったので、折角だからもういっちょ。
カンタル26g 3mm7巻 0.98Ω
15wで、MTLで吸ってみようと思います。
あー、美味しいこれ。
ドローもかなり重く出来るし、濃厚なミストが吸えます。
このアトマ、MTLかDLどっちかに振っちゃった方がよさそうですね。
ただ、少しだけジュルリが気になるかな?
まとめ
色々と触ってみて思ったのは、器用なアトマイザーだなぁという事。
22mmなので乗せるModを選ばないですし、対応するコイル抵抗値も幅広い。
好みや気分に応じて高抵抗/低抵抗どちらでも使えます。
ただそれだけに、ちょっと器用貧乏になってるかなぁ?という印象も受けました。
MTLもDLもどちらも及第点で十分美味しいのですが、他の専業アトマイザーと比べると飛び抜けているという程ではない感じです。
でもルックスは最高に好みですね。
自分にとっては、これだけでも使い続ける理由になります。
折角なので色んなビルドを試してみたいです。
この見た目に惹かれた方や、1つで色々と試してみたい、という方にはオススメ出来るかな、と思います。
価格調査と販売リンク
自分はEverzonで買いました。
ログイン後価格で赤/黒は$20.72(¥2,248)
シルバーだと少し価格が下がって$18.72(¥2,031)です。
3AVAPEは赤が$20.60、シルバーが$18.80
VapeSourcingは全色一律で$19.99
但しプレオーダー扱いになっています。
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