Damn Vape Diamond MTL RTAのレビューです。
Damn Vapeさんとの出会いは、そのインパクトが未だに忘れられないDread RDA
メーカーとしての一発目がこれで、「面白いメーカーさんだなぁ」という印象を持ちました。
そして第2弾のFresia RTAはデザインに一目惚れ。
これも出来は非常に良く、スッカリこのメーカーのファンになったのでした。
その後このメーカーさんの製品は追っていたのですが、超低抵抗なメッシュRTAを出したと思ったら、今度はガチガチのMTLタンク。
インスタなどで絡んでいるとヨーロッパにも支部?があるようですし、TPD規制があってMTLが流行している欧州がターゲットなのかな。
今回のDiamond MTL RTAは、かなりガチなMTLアトマイザーですね。
スクリュー式のエアフローコントロールを絞ると、ドローが相当ガチガチに重くなります。
その状態で吸っていてもジュルりなどは発生せずに快適に使えていますし、かなりガチMTL向けに設計されたタンクなんだな、と感じました。
この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
黒地に赤はこのメーカーのカラーですね。
箱の横に開けてある窓から製品を直接見ることが出来ます。
側面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
スクラッチの下にあるコードを公式サイトの下にあるVERIFICATIONの所で入力すると、コピー品でないかのチェックが出来ます。
パッケージ内容
- Diamond MTL RTA本体
- スペアガラスチューブ(バブルタンク)
- 予備Oリング
- 予備ネジ類
- マイナスドライバー
- ユーザーマニュアル
ユーザーマニュアルは各国語併記タイプ。
日本語の記述はありませんでした。
外観
22mm径のコンパクトなRTAアトマイザーです。
高さもかなり抑えられています。
Damn Vapeさんはどちらかというと派手なデザインのイメージがあるのですが、今回は大人しいというか普通というか。
シンプルで使いやすくはありますね。
チャンバーにロゴが入っている以外は、外側の装飾は殆ど無し。
キャップも段差が1つ入っているだけのシンプルな形状ですが、4方向に少しだけカットが入っています。
ここがダイアモンド要素か。
ガラスタンクは標準のストレートの他に、スペアでバブルタンクの物も付属しています。
リキッド容量はストレートで2ml、バブルタンクで3.5ml
エアフローはボトムエアフロー。
ボトムパーツに丸い穴が1つ開いています。
穴の中にはイモネジが1つ入っており、このイモネジがエアフローコントロールになっています。
締めると重く、緩めると軽く。
底面にはロゴなどのエングレービング。
ポジティブピンは、これでもかというくらい出っ張っています。
フィッティング
詳細
メーカー公式
スペック
直径 | 22mm |
高さ | 39mm(標準ドリップチップ含) |
リキッド容量 | ストレートタンク:2ml バブルタンク:3.5ml |
ドリップチップ | 510規格 |
コイル | シングルコイルRBA |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー |
構造
分解してみました。
一般的なRTAのパーツ点数ですね。
ドリップチップ
デルリン製の小ぶりなドリップチップが付属しています。
ボアはストレートで、内径は3mmかな。
かなり細いですね。
トップキャップ
トップキャップはスクリュー式。
リキッドチャージはトップフィルです。
チャンバー
チャンバー内部はすり鉢状になっており、小径のチムニーへと繋がっています。
チャンバー外側は、片側にDIAMONDの文字ロゴ、反対側にダイヤモンドマーク。
全体的に高さが抑えられている上にチムニー部分が少し長めに取ってあり、チャンバーはかなり狭い空間になっているのが分かります。
公式の画像を借りると、こんな感じ。
高さが低い上に全体的に傾斜が付いているのでチャンバー空間は相当狭いですね。
デッキ
デッキはまぁよくあるタイプというか、MTL系の定番というか。
ボトムエアフローで、コイルは上からネジで固定するタイプのデッキです。
ネジの左右にはガイドがしっかりと立っていて隙間もほぼないので、ワイヤーも逃げにくく固定しやすいと思います。
他はあまり特筆する所はないかな、サクッとビルドに移っちゃいましょう。
ビルドしてみる
この上から締めるタイプは、最初はちょっと戸惑うかもしれませんが慣れるとなかなかやりやすいです。
特に最近の物はワイヤーが逃げにくいよう工夫されているので楽ですね。
このアトマイザーはガイドの側面に切り欠きが設けてあるので、ここからワイヤーの足を逃がしつつ、ネジに巻き付けるようにして軽く引っ張りながら締めると綺麗に固定しやすいと思います。
コイルを巻く向きは時計回りがオススメ
上記の画像のように、ネジの回る向きに合わせて足を巻き付ける形。
こちらの方が若干逃げにくく感じます。
Ni80 26ga単線 0.75Ω
多分これガチMTL向きなので、1Ω以上で組むのが良さそうだなぁ、とは思ったのですが、まずは軽めのサブオームから試してみます。
Ni80 26ga 3mm7巻 0.75Ω
コイル位置は少しだけ下げて、エアホールに寄せました。
コイル位置からジュースホールまでの距離が少しだけあるので、ウイックの長さはこんなもんかな。
もうちょい短くてもいいかも。
軽く漉いてジュースホールに差し込みます。
吸ってみます。
リキッドは、Tea-lightfulのHawaian hibiscus、
高抵抗環境で美味しかったリキッドです。
出力は19wで、エアフローのイモネジはちょっと緩めました。
うん、悪くない、悪くはないんだけど、やはりちょっと合ってない?
この設定で吸うなら他でもいいな、と思ってしまう。
AFCのイモネジは、流石ネジなだけに精度は高く、緩めると重めDL向きくらいの軽さになります。
でもですね……緩めて吸うと気になるんですよ、音が。
笛鳴りまではいかないのですが、空気が通る際にシューって音が鳴って、どうしても気になっちゃう。
締めると鳴らなくなるのですが、かなりドローが重くなります。
Ni80 28ga単線 1.1Ω
Ni80 28gaを2.5mmで巻いて1.1Ω付近を狙いました。
AFCのイモネジは締め切った状態にして、13wで吸ってみます。
このくらいの設定だとAFC全閉にマッチしますね。
全閉にすると、DLではほぼ吸えない位の重さになります。
最近のRTAでこれだけの重さは珍しいかも。
イモネジ全閉でも、他のアトマの全閉の「全く吸えない」状態ではなく、
「ガチ重のドローでMTL吸い出来る」位の重さ。
自分は大抵のMTLアトマは重めDLで吸う派なのですが、これだけ重めの状態で固定出来るとまた感覚が違ってきますね。
狭いチャンバーで小さめのコイルから発生したミストが細いチムニーとドリップチップを通って出てくる。
細いミストがじわっと舌先から広がってくる感じで、ちょっと飴のような感覚もあります。
この設定でしばらく使用していましたが、低出力環境にありがちなジュルリなどの問題は一切なしで快適に使用出来ています。
やはりこれくらいでの使用を考えられて作られているのかな。
まとめ
ガチMTL派向きだと思います。
AFC精度は良いので多少軽くしても吸えますが、自分はやはり音が気になる。
あと、チャンバー容積的に、熱量の高いコイルはマッチしなさそう。
ある意味人を選ぶアトマではあるのかも。
自分は重めDL派なので好みには完全にはマッチしませんが、これはこれでちょっと面白い感覚だし、
ソルトリキッドを入れて、350ModやPicoなどの小さいModに乗せてPod的に使いたくなります。
うちは黒系の小型Modあまりないので、とりあえずはFrintに乗せておきました。
Luxemの黒をポチってしまったのでそれ待ち。
見た目は、これまでのDamn Vape製品と比べると大人しい感じですが、シンプルなデザインで合わせやすいと思います。
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