Justfog Q16 Pro Plusのレビューです。
久々のJustfogさんのQ14,16シリーズです、
ベテランVaperさんは「おっ」となるシリーズですね。
JustfogさんはコンパクトなVapeデバイスを作り続けているメーカーさんで、minifitでPodデバイス人気の火付け役にもなっていますが、Q14,16シリーズはその更に以前からコンパクトVapeの代名詞的存在となっている老舗のシリーズです。
Pod型ではなく、510スレッドを使用したModタイプのスタイルを維持したまま16mmや14mmの小径アトマイザーでコンパクトにまとめており、見た目がおしゃれな物が多いので、他社の小径アトマイザーと組み合わせたりして使うユーザーさんも多いです。
同シリーズの最近のモデルにQ16 Proがあり、Plusはその豪華版といった感じかな?
デザインの細部変更に加えてバッテリー容量が1500mAhに増量したモデルのようです。
そして見た目はやはりいいですね。
この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
白ベースのスッキリおしゃれなパッケージ、
Justfogさんはいつもこんな感じのイメージ。
パッケージ内容
- Q16 Pro Plus本体
- USB Type-Cケーブル
- 1.6Ωコイル
- ユーザーマニュアル
ユーザーマニュアルは英語で記載されています。
外観・特徴
相変わらず作りがおしゃれだなぁ、と感じます。
そしてやはり非常にコンパクト。
Modが手のひらにすっぽりと収まるサイズ。
Q16 Proは割とカラフルですが、Q16 Pro Plusのカラーバリエーションはこの3色です、ゴージャス系オンリーといった感じか。
今回のサンプルはシルバーなのですが、公式の宣材写真のようなよくあるのっぺりとしたシルバーではなく、
アルマイト処理されたアルミ製ボディで、ほんのりと暖色系の色味もプラスされてシャンパンゴールドにも見えるカラーです。
アトマイザーの方も同系カラーでまとめられています。
Mod前面、上の方にファイアボタン、下の方にLEDインジケーターと出力切り替えボタンが付いています。
え?ファイアボタンどこ?となりますが、
ボタンらしいボタンにはなっておらず、前面パーツのこのくぼんだ部分を押し込むとボタンが仕込まれています。
ステルスボタンなのにしっかりとしたクリック感があり、押し心地は通常のボタンと同じ感覚。
LEDインジケーターは本体上面と前面下部に入っており、
上面はバッテリー残量を色で表示、前面の4連LEDは出力設定を表示します。
本体上面はスプリング式の510スレッドになっています。
底面には充電用のUSB Type-Cポートが付いています。
Q16 Pro Plusアトマイザー
Q16 Pro Plusの付属アトマイザー、
アトマイザーはシリーズ共通だろう、と思っていたのですが、Q16 Proのアトマイザーとも若干構造が異なり、Pro Plus専用の物のようです。
コイル交換式の、所謂クリアロマイザーと呼ばれる形式です。
Q16っていうくらいだから16mm径だろう、ん?にしては少し大きく見えるな?って思ってたら、これ直径18mmだそうです。
ドリップチップは510規格で、汎用品も使用可能です。
リキッド補充はトップフィルですが、少し変わった構造になっています。
赤いシリコンパーツの部分が注入口となっており、トップキャップを矢印の方向に回転させると注入口が出てきます。
キャップの開け締めがないので手軽ですし、与圧も発生しないのでリキッドの伝い漏れも発生しづらい構造ですね。
エアフローはボトムエアフローです。
エアフローコントロールもちょっと変わっており、
通常のリング方式ではなく、レバーのつまみ(赤矢印)を左右に動かすことでドローの重さを調整できます。
コイル交換は、ボトムパーツを取り外して行います。
初期状態ではコイルが入っていない為、使用する前にコイルを取り付ける必要があります。
まず先にボトムパーツ側にコイルをねじ込んでから、タンクに戻すだけでOKです。
付属コイルは1.6Ωの物が1つ。
この他、1.2Ωコイルの設定もあります。
コイルは、以前のQ14やQ16の頃から変わってないみたいですね。
昔Q14用に買ったコイルがまだ結構残ってるはずなのですが、そのへんも使えちゃいそう。
詳細
メーカー公式
スペック
Mod
サイズ | 21 x 28.5 x 70.1mm |
重量 | 56.2g |
素材 | PC + Anodized Aluminum(陽極酸化アルミニウム) |
バッテリー | 内蔵1500mAh |
動作モード | VVモード (出力4段階切り替え) |
充電 | USB Type-C 5V/1A (急速充電非対応) |
アトマイザー
リキッド容量 | 3ml |
サイズ | φ18 x 60.8mm |
重量 | 21.5g |
素材 | PCTG, Anodized Aluminum(陽極酸化アルミニウム), クロムコート真鍮 |
コイル | 1.6Ω / 1.2Ω |
操作方法
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
出力変更
前面下部にあるモードボタンを押して出力を切り替えます。
LEDインジケーターの点灯数が現在の出力を表しており、
- 3.5V (1.2Ω:10w/1.6Ω:8w)
- 3.8V (1.2Ω:12w/1.6Ω:9w)
- 4.1V (1.2Ω:14w/1.6Ω:11w)
- 4.4V (1.2Ω:16w/1.6Ω:12w)
の4段階で切り替えられます。
ベーピング
ファイアボタンを押して吸引します。
バッテリー残量
バッテリー残量は本体上部のLEDの色でわかるようになっています。
吸ってみる
このシリーズは代々MTL特化なイメージですし、タバコ系かなーってことで、毎日リキッドのいちごタバコを入れて吸ってみます。
リキッド補充が独特ですが、VAPEリキッドのユニコーンボトルで入れる前提だとなかなかやりやすいですね、
Modに取り付けたままでも余裕でできそうです。
注意
こうしたコイルユニット式のデバイスは、初回のリキッド注入時はコイルにリキッドが充分に浸透するまで数分置いておく必要があります。
コイルに充分にリキッドが染み込んでいない状態で加熱すると、コイルの内部が焦げてしまってダメになってしまうことがあります。
まずは3.5Vでそのまま…。
うん、昔ながらって感じ。
やはりコイルは変わってないのかな、以前よく使っていたQ14を思い出します。
ベテランVaperさんには慣れ親しんだ感覚じゃないかと、
とはいえ、最近の味の濃いメッシュコイルに慣れ親しんだユーザーさんだと、あれ?って感じてしまうかも。
ただ、昔のQ14などだと3.5Vの定格出力だったのに対して、今のQ16は出力を上げることが出来ます、
3.8V、4.1Vと上げてゆくと出力に伴って濃くはなってきます。
ただやはり、イマドキのメッシュ系と同じような使い方は流石に厳しい。
やはりこのシリーズはMTL特化だなぁと改めて感じます、
エアフローは全体的に重く、AFC全閉だとガチMTL、全開まで開けてようやく重めDLくらいって感じです。
タバコ系リキッドを入れて、重いエアフローでしっかりとMTL吸いをすると舌からじわーっと味を感じ、ミストをくゆらせるように吸っていると、ドローの重さも相まってタバコ感マシマシ。
私も昨今はサブオームのRBAやメッシュコイルが常用となっていて、長らく忘れていた感覚です。
まとめ
Justfogさんは相変わらずコンパクトでオシャレなデバイスを出してくるなぁ、と感じます。
デザインは昔のQ14系やMinifitあたりからのテイストも若干残しつつ、アルマイトで高級感も出しつつ。
Q16なのにアトマイザーが18mmなのは少しだけ、ん?とはなりましたが、まぁそれでも十分コンパクト、
16mm〜18mmくらいのアトマイザーには人気のあるものも多いですし、それらを乗せるModとしての需要もあると思います。
アトマイザーは、イマドキの感覚でイマドキの吸い方をするとガッカリ感があるかもしれません。
今はメッシュコイルで濃いミストをガンガン吸うって感じのものが主流ですし。
ただ、紙タバコを吸っていて、似たような感覚の物がいい、となるとむしろこっちのほうが違和感無いのかも、とは思います。
販売情報
Sourcemoreさんでは表記価格$31.99
会員登録してログインした状態で購入すると$19.51になります。
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