相変わらずPod型デバイスは各社からバンバン発売されていますが、ちょっと前から美味しい、美味しいと評判の高かったPodがあって、気になっていました。
コイツです。
使った人がみんな口を揃えて「美味しい」を連呼しており、
でも、Podでしょう…?とは思いつつも、
…で、どれくらい美味いの?
って、興味ないそぶりを見せつつもチラッチラッと見てるシャイな少年みたいな状態でした。
たとえがかわいすぎましたね。
ちょうどレビューさせてもらえる機会があったのでこの連休中試させてもらっていますが、
ちょっと前の製品ではあるけど、これ、いいぞ……。
この製品は、AVE40さんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
特徴
OMNI MINIチップ搭載で、3段階の出力切り替え
VaporessoのOMNIチップというと、テクニカルMod用の優秀なチップなのですが、それをPod用にカスタムした物を搭載しています。
元のOMNIチップは立ち上がりの早さに定評のあるチップなのですが、このPodの立ち上がりの早さはそのおかげでしょうか。
オートスイッチ型のPod型デバイスでありながら、操作ボタンを使用して、出力が3段階に切り替えられます。
出力は9w/10.5w/12.5wの3段階。
12.5wというのはPodにしては結構大きい出力に感じます。
OMNIチップについての詳細はこちらのページにあります。
一番下にOMNI MINIについても書いてあるのですが、
USBパススルー(充電中にデバイス使用可能)にも対応しているみたいですね。
PTFリキッドチャージとcCELLセラミックコイル
リキッドチャージはPTF=Push to Fillという仕組みを採用しており、
蓋を開閉することなく、ユニコーンボトルの先で押し込むことでチャージが出来るようになっています。
反面、スポイトボトルなどではチャージがしにくい方式なのですが、手を一切汚さずにリキッドを入れられるというのはメリット。
コイルはcCELLというセラミックコイルを採用しています。
Vaporessoが以前より作っているコイルで、コットンの代わりにセラミックを使用している為、雑味が少ないクリアな味と長寿命が売りです。
cCELLって結構前からある割にはあまり一般化しないよなぁ、と思っていましたが、
先日レビューしたMoti Podのセラミックコイルも美味しかったですし、長寿命というのはPodデバイスには合っているかもしれません。
パッケージ
ロゴと製品写真だけのシンプルなパッケージ。
Vaporessoさんはいつだっけ、そこはかとなくオサレ。
底面には説明書きなどの記載。
開封します。
パッケージ内容
- Renova Zero本体(Pod装着済)
- USBケーブル
- ユニコーンボトル
- ユーザーマニュアル
- クイックスタートガイド
- ワーニングカード
- ワランティカード
Vaporessoさんのマニュアルには毎回日本語の記述があります。
ありがたい。
詳細なマニュアルと別にクイックスタートガイドもついており、最低限の使い方はこちらを見ればわかるようになっています。
Podのリキッドチャージの仕組み的に、ユニコーンボトル以外はチャージしづらい為か、ユニコーンボトルが1本付属しています。
外観
少し前の製品と言うこともあり、スタンダードな形状のPod。
両面に「RENOVA」「ZERO」とロゴがプリントされています。
ボディラインや塗装は非常に綺麗にされていると思います。
ボタンが1つだけ付いており、このボタンで電源ON/OFFの切り替えと出力切り替えを行います。
最初、事前調査不足でオートスイッチだって事を知らず、
このボタンを押して吸おうとして
「パフボタンが少し押しづらいな…」
「てかミスト出ないぞ…?バッテリーないのかな…充電するか…」
「充電したのにミストでないぞ?初期不良か?困ったな…どうしよう…」
ってやってた恥ずかしいレビュワーが私です。
横に居た妻には気取られていないはず。
あ、もしや?って思って吸ってみたら元気にミストが出てくるの。
また、このボタンはLEDインジケーターも兼ねており、出力モードやバッテリー残量を表示します。
側面にはミラー状のパーツ。
これはちょっと謎。
Pod接続部。
端子とエアホール、大きな丸い金属部品はマグネットです。
Podの着脱はマグネット式で、容易に着脱可能。
どちらの向きで取り付けても使用出来ます。
底面には充電用のmicroUSBポートがあります。
バッテリー容量は650mAhと、出力の割には少し心許ない感じですが、それなりには持ちますし、1Aのノーマル充電でも結構早く終わります。
詳細
メーカー公式
製品名に付いているRenovaというのは、Vaporessoが新たに立ち上げたPod用のブランドみたいですね。
PodデバイスやCBD関連などをこちらでやっていこうという感じみたいです。
スペック
サイズ | 12.5mm x 31mm x 80.2mm |
重量 | 49g(実測) |
リキッド容量 | 2ml |
コイル | cCELLセラミックコイル |
コイル抵抗値 | 1.0Ω |
出力 | 9.0w/10.5w/12.5w |
バッテリー容量 | 650mAh |
充電 | マイクロUSB 5V/1A |
保護機能 | 詳しい記載はないですが、OMNIチップ準拠かと思われます。 |
カラーバリエーション
全部で9色あります。
Pod
容量2mlと、結構なリキッドが入るPod。
最初から本体に付いているPodには通電事故防止の為絶縁シールが貼られているので、剥がして使用します。
この吸い口の形状が非常に口当たりがいいです。
この曲線がいい。
吸い口は結構細め。
黒い色の付いたプラですが、素材がかなり薄いようで結構透けて見えます。
リキッドの残量確認には困らない感じ。
あまり見えませんが、真ん中にセラミックコイルが入っています。
チラッと見えているのはリキッド保持用のコットンですかね。
セラミックコイルは、コットンではなくセラミックでリキッドを供給するので非常に長寿命で、セラミック自体は事実上寿命はなさそうなのですが、
セラミックの隣でリキッドを保持しておく為のコットンが少量使用されており、こちらがヘタったら交換となります。
なので、ガンクが付きやすいリキッドなどは注意が必要です。
バッテリーとの接続面。
マグネットへの貼り付けも兼ねてる大きな端子と、エアホール、
あとリキッドの注入口があります。
リキッドの注入口はスプリングで上下するようになっており、ユニコーンボトルの先端で押し込むと中にリキッドが入る仕組みになっています。
なので、ユニコーンボトルならめちゃめちゃ楽で、逆にそれ以外のボトルだとめちゃめちゃやりにくい。
使用方法
電源ON/OFF
ボタンを5クリックで切り替え。
電源がONになる時にはLEDが緑で点滅し、OFFになる時には赤で点滅します。
出力切り替え
電源ON中にボタンを3クリックします。
この際に点滅するLEDの色が、現在のモードを表しています。
- 赤:9.0w
- 青:10.5w(デフォルト)
- 緑:12.5w
また、吸っている最中にもLEDインジケーターが光りますが、この時は電池残量を示しています。
- 赤:LOW
- 青:MEDIUM
- 緑:HIGH
吸ってみる
リキッドは、ちょうど同じ日に届いたHiLIQさんのWild Soul
Great Spilitのニコチンソルト版となるリキッドです。
これめちゃめちゃ楽しみにしてたんだ…。
折角美味しいと評判のPodなので普通のリキッドでも試したいところなのですが、Podが1つしか付属していないので、すみませんが一番吸いたいやつを…。
出力が3段階に調整出来るということで、下から順番に試してみました。
まず9.0wは、かなり物足りない。
これは確実に自分には合いません。
10.5wは、結構いけますね。
でも、まぁ?普通のPod?くらいな?
いや、悪くはないんです、お、美味しいじゃん、とは思いました。
12.5w、これです。
これ、めちゃめちゃいい。
普段吸っているRBAのアトマイザーと比べたら流石に劣りますが、Podでこれだけ濃く出せるって素敵。
ミストもしっかり出るし、味も濃いです。
ドローはどうだろうこれ、DLで吸うと少し抵抗感を感じるし、MTLしようとすると少しスカッと抜けちゃうような感覚がある。
大抵のPodデバイスで感じるドローの重さと同等くらいかと思います。
これはPod型デバイス全体に感じる不満点なのですが、いっそのこともうちょい重くして欲しいですね。
ジュルッたりしやすくて構造上厳しいのかな?
色々な吸い方を試してみましたが、12.5wの出力で強め長めにDLで吸い込むのが自分には一番合った吸い方に感じました。
タバコからVAPEに切り替えたとはいえ、未だニコチン中毒ですしね……。
まとめ
なるほど、みんなが絶賛している理由がわかりました。
これ美味しいですわ。
特に高めの出力でガッツリ吸えるのがいい。
これってちょっと前の製品だったと思うけど、最近も出続けてる新しいPodたち、負けてないですか?大丈夫ですか?
RBAが吸える環境ならRBAの方が美味しいのは確かなのですが、こちらは手軽さがあるので、ついつい結構吸っちゃう。
デスクの上に置いといて作業の合間にスパー、とか、お出かけの運転中に手に持ちっぱなしでスパースパー、とか。
高めの出力が出せる代わりに、バッテリーが切れるのは早いですね。
半日くらいのお出かけなら十分持ちますが。
あと、Podのランニングコストが他のPodよりちょっと高いかな?
海外で買っても2個で8~9ドルくらいするし。
セラミックコイルなので他のPodよりは長持ちすると思うし、なんとも言えませんが。
今ざっとアマゾンとか見てみたらそちらでも800円~1000円くらいでありますね。
むしろ入手しやすくていいのか?
あとHiLIQさんがこのPod結構推してるんで、リキッド買うついでに交換Podも、みたいな買い方も出来るかも。
販売リンク
AVE40さんでは、Renova Zero本体を$19.54(ログイン後価格)で販売中です。
(2019/05/04現在)
おお、思ったより安い。
20ドル台後半で売ってるところが多いからそのくらいかと思っていました。
交換用Podは、ログイン後価格で$8.93でした。
AVE40さんには、当サイト用のクーポンコードを発行して頂いてます。
クーポンコード「marznet10」を入力することで、全商品10%引きになります
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