Rincoe Tix Pod Kit レビュー|メッシュコイルでガッツリ美味しい中堅サイズPod

Rincoe Tix Pod Kit レビュー|メッシュコイルでガッツリ美味しい中堅サイズPod

Rincoe Tix Pod Kitのレビュー記事です。

この3日間、Rincoeさんのレビューが続いたのですが、恐らくこの新製品の為の伏線というか、

今回お問い合わせ頂いて「初めてだから色々送るわ!」って感じだったのです。
そんなわけで我が家は結構Rincoe染めなお盆休みでした。

順番としては最後になりましたが、このTixは新製品だし気になっていたので真っ先に開封し、盆休み前から結構使い込んでいました。

これも、最近流行りのトランシーバー型Podのうちに入るのかな?
Podタイプとしてはやや大柄になりますが、3段階の出力調整、コイル交換式、エアフロー調整ありと盛りだくさんな内容のPodで、0.8Ωのメッシュコイルがかなり美味しいです。

この製品はRincoeさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

特徴

3段階の出力調整機能

(公式より引用)

この手の大きめのPodには最近よく搭載されるようになりましたね。

3.3V、3.65V、バイパスモードの3段階の出力調整が可能です。

エアフローコントロール搭載

(公式より引用)

エアフローコントロールで、MTLにもDLにも対応出来ます。

充電はUSB Type-Cを使用

(公式より引用)

充電には、MicroUSBより新しい規格であるUSB Type-Cを使用します。

クイックチャージを謳っていますが、スペックは従来と同じ5V/1Aです。
でもやはりType-Cの方が早いのかな。

元々MicroUSBはUSB2.0準拠なので2.5Wまでしか流せず、QC対応ケーブルでないと5V/1A(=5W)はフルに流せていないと思うので、その辺で差が出るのかも。

コイルは2種類

(公式より引用)

0.8Ωのメッシュコイルと、1.0Ωの通常コイルの2種類が使用出来ます。
メッシュというかノッチコイルに近い形状にみえますが、このコイルが美味しかった。

パッケージ

ターコイズブルー+白がベースの爽やかなカラーリングのパッケージです。

背面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
このスクラッチの下にあるコードを、公式サイトのPRODUCT VERIFICATIONのページで入力すると、コピー品でないかどうかの確認が出来ます。

サンプル版とのことなので、実際の製品版とは異なる可能性はありますが、見た感じ製品相当版っぽいのでほぼ変更はないと思われます。

パッケージ内容

  • Tix Pod本体
  • Podカードリッジ x1(本体装着済)
  • USBケーブル
  • ネックストラップ
  • Tix Mesh 0.8Ωコイル(装着済)
  • Tix Reguler 1.0Ωコイル
  • ユーザーマニュアル
  • カード類

ユーザーマニュアルは英語で記載されています。

付属のUSBケーブルはUSB Type-C規格。
従来のMicroUSBとは互換性がないので注意です。

予備Podカードリッジと予備コイルもそれぞれ別売で設定されています。
カードリッジは2個入り、コイルは5個入りで販売されます。

外観

四角くて少し大きめなトランシーバー型のPodが最近の流行りですね。

前面パネルのアメリカ国旗は、うちに来たMechman228wを思い出します。
やはりRincoeさん星条旗好き、いや、アメリカ市場向けか。

(公式より引用)

カラーバリエーションは7種類あります。
ちょっと!左の3つとか、かなりカッコイイじゃないですか!

サイズ感はこのくらい。

高さはないけど、Podにしては少し大きめですかね。

手に持つとこんな感じです。
Podにしては大きい、Vapeとしては小さい。

マウスピースの下にある、このジオン軍とトランスフォーマーの混ざったようなマークが付いたボタンがファイアボタンになっています。

側面上から

  • エアホール
  • 出力インジケータ
  • 出力変更ボタン
  • バッテリーレベルインジケータ
  • USB Type-Cポート

肩の部分にはストラップホールがついており、ネックストラップを付けて首から提げたりなど出来ます。

上から見たところ。

外観の雰囲気から、細長いPodがまっすぐ上から抜けるのかな、と思うのですが、

裏側のパネルがマグネットで固定されており、中に四角いタンクが隠れています。

Podは手前にずらして取り外します。

装着された状態で入っているので、事故防止の為、最初は絶縁用のシールが貼られています。

Podカードリッジ

そんなわけで、意外とタンクの大きなカードリッジ。
リキッド容量は2mlです。

カラーは黒いですが視認性はそこそこ。

マウスピースの部分まで空洞になっていて、ここもタンクの一部として使われています。
タンクは本体内に完全に隠れますが、逆さにしてマウスピース部分でリキッド残量を確認する手もアリ。

素材の記載はないですが、恐らくPC製。

メンソールは強すぎなければ大丈夫かな。
清涼剤入りリキッドで1週間使っていますが今のところダメージはありません。

タンクの側面にあるシリコンキャップをめくって、ここからリキッドを注入します。

コイルの付け根の部分にエアフローコントロールがあり、ドローの重さを無段階調整出来ます。

精度はそこまでは高くないですが、全閉すると結構重くなり、MTL向けの重さになります。

AFC部分を回すとコイルが取り外せます。

リキッドが残った状態でやると溢れるので注意。
マウスピース部分に入るくらいの量であれば残っていても大丈夫そうです。

更に、AFC部分とコイルが外し、コイル部分のみ交換します。

コイルは0.8Ωのメッシュコイルと、1.0Ωのレギュラーコイルが1つずつ付属します。

詳細

メーカー公式

Rincoe
Rincoe Jellybox 228w kit run by two 18650 batteries and has an max 228w power output, it features transparent pc covers and zinc alloy frame which makes the ful...

スペック

サイズ 90.7 x 43 x 19mm
素材 Zinc Alloy + PC + IML
重量 129g(実測)
リキッド容量 2ml
コイル 0.8Ω メッシュコイル
1.0Ω レギュラーコイル
バッテリー容量 1000mAh
スイッチ マニュアルパフ(ボタン式)
出力ワッテージ 10~20w
出力電圧 3.3V/3.65V/バイパス出力 三段階切替
充電 USB Type-C 5V/1A
保護機能 自動カットオフ(8秒)
短絡(ショート)保護
過放電保護
充電保護
カードリッジ検知

重量

Pod込みで129g
このサイズで金属製と言う事もあり、ちょっとズシッときます。

操作方法

電源ON/OFF

ボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

べーピング

ボタンを押している間だけミストが発生するので、押しながら吸引します。

出力切り替え

側面にあるボタンを押して出力を3段階に切り替えます。

上側のLEDが出力モードを示しています。

  • 赤:3.3V
  • 青:3.65V
  • 緑:バイパス(バッテリー残量に応じて最大4.2V)

バッテリー残量

下側のLEDがバッテリー残量を示しています。

  • 緑:50~100%
  • 青:15~50%
  • 赤:15%以下

吸ってみる

プリセットの0.8Ωメッシュコイルで、HiLIQさんのニコチンソルトリキッド、Summer Waterを吸ってみます。

0.8Ωのメッシュコイルって、過去の経験上、普通のリキッドでも充分美味しく吸えますし、むしろニコソルには少しキツいかなー、くらいなのですが、
今、とにかくこのリキッドにハマってるんですよね……。
美味いし満足感高いんですよ。

一時期Mico Podの0.8Ωメッシュを買い込んでそれでニコソルを吸うのにハマっていたので、またやりたいなぁと。

リキッドを注入。

穴も大きいですし、内部空間もしっかりあるのでリキッド注入はやりやすいです。

今回は撮影の為にPodを外した状態でリキッドチャージしましたが、Podを本体に付けたままでも可能です。

リキッドを入れた後、初回はコイルにリキッドが浸透するまで10分くらい置いておきます。

まずは一番下の3.3Vから……というか、ニコソルだと3.3Vで丁度いいです。

エアフロー全閉にして、一番弱い出力でじわっとMTL。
かなり味も濃いですし、煙草ライクな満足感も高いですね。

ただ、折角のメッシュコイルなのでこれだけで済ますのも勿体ない。

エアフローを半開くらいに開けて3.65VでDL吸い、
ミスト量も多いし、清涼剤の入っているこのリキッドだとスカッと吸えていい感じ。
メッシュのおかげかミストも柔らかく、濃厚で美味しいです。

今回はニコソルを入れていますが、普通にスイカと清涼剤の味だけで楽しめるので、普通のリキッドでも充分楽しめると思います。
むしろニコソルは少しキツい。

バイパス(緑)も試してみましたが、満充電だとやはりニコソルでは少しキツいですね。
ただ、バッテリーが減っていくにつれて弱くなっていくのはメカニカルっぽくて少し面白い。

まとめ

レビューの関係で他と色々併用しつつですが、今回は予備コイルもあったので盆休み前から一週間とちょっと、じっくり使っていました。

Podへのアクセスが裏蓋を開ける必要があるのと、タンクが完全に隠れてしまうのが少々面倒。

ですが、ひっくり返したりしてマウスピース内の空間にリキッドを流して残量を確認出来るので、裏蓋を開ける機会は意外と少なかったです。

味については文句ありません。
メッシュコイルのPod、好きなんですよね……。

味もミストもしっかりと楽しめます。
一昔前のアトマイザー式のAIOとかよりも美味しいと思う。
人気のジャンルだけあって、Pod式の進化はめざましいですね。

デザインに関しては、シンプルな箱形ですし纏まっていると思うのですが、
国旗デザインは、日本では好みに合わない人多いかもですね。

柄系は綺麗だと思います。

ポテンシャルの高いPodなので、ニコソル、通常リキッド問わず楽しめるPodだと思います。

価格調査

まだ発売前の製品なので、国内でも出回っていないですし、海外サイトもプレオーダー状態ですね。
まだ価格も変わるかも知れませんし、発送時期も読めないので、どうしても早く欲しいという場合でなければプレオーダー明けまで待った方が無難かもしれません。

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