Rincoe MECHMAN 80w Mesh Kitのレビュー記事です。
もうね、これ、ビームサーベルでしょう。
デザインが完全にそれ。
前回レビューしたMechman228wは、クレーンとかの重機を連想させる工業的なデザインでしたが、こちらは未来的というかSFチックな感じ。
チューブ型のテクニカルというと意外と希少ですし、VWに温度管理に一通り出来るテクニカル基板を搭載しており、なかなか使える子です。
この製品も以前新製品プレビューという事で記事を書いているので、よろしければ併せてご覧ください。
この製品はRincoeさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
この配色といい、フォントといい、やはりちょっとSFチックな感じがしますね。
背面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
このスクラッチの下にあるコードを、公式サイトのPRODUCT VERIFICATIONのページで入力すると、コピー品でないかどうかの確認が出来ます。
開封。
細長い箱にキッチリと詰まっています。
パッケージ内容
- Mechman 80W mod本体
- Mechman mesh tankアトマイザー(0.25Ωシングルメッシュコイル装着済)
- USBケーブル
- 0.2Ωデュアルメッシュコイル
- 予備バブルガラスチューブ
- 予備Oリング
- ユーザーマニュアル
- ワランティカード
- 製品合格証
ユーザーマニュアルは英語と中国語での記載です。
外観
メカメカしいデザインの(メカニカルっぽいという意味ではなく)チューブ型Modです。
パーツの接合部のような装飾、エアーダクトのような装飾など、各部が”それっぽい”
表面が薄くヘアライン加工されておりややマットな質感なのも雰囲気が出ています。
カラーバリエーションは黒とSSのみという潔さ。
派手なカラーを設定しないあたり、完全に狙っている感じですよね。
サイズ感。
18650シングルのテクニカルならこんなもんかなぁと。
同ジャンルのNunchakuと並べてみました。
ほぼ同じサイズですね。
上から、ファイアボタン、+/-ボタン、液晶画面。
液晶画面は少し小さめ。
ですが必要な情報は一通り入っている感。
上面に510スレッド。
コンタクトピンはスプリング式です。
底面はバッテリーの蓋になっており、ベントホールが5つ開いています。
バッテリーキャップはスクリュー式で開閉出来ます。
アトマイザーフィッティング
Mechman mesh tankアトマイザー
メッシュコイルを使用するアトマイザーです。
昨日のMechman 228wの付属アトマイザーと同じ物ですね。
リキッドチャージはトップフィル。
キャップはスライド式になっています。
スクリュー式に比べ、締める際に与圧が発生しないため、リキッド漏れが発生しにくいというメリットがあります。
タンクは標準でバブルガラスになっています。
予備タンクは同じ物がもう一つ付いている形ですね。
エアフローはボトムエアフローで、コントロールリングで無段階調整可能です。
低抵抗なメッシュコイルを使用する前提のアトマイザーなので、ドローは基本的にスカスカですね。
コイルは、0.25Ωのシングルメッシュコイルと、0.2Ωのデュアルメッシュコイルが付属します。
詳細
メーカー公式
スペック
Mechman 80w Mod
サイズ | 27mm x95mm |
素材 | Zinc Alloy(亜鉛合金) |
バッテリー | 18650×1本使用(別売) |
出力モード | VWモード 温度管理モード(SS/Ni/Ti) バイパスモード |
出力ワット数 | 1~80w |
対応抵抗値 | 0.08~5Ω(VW/バイパス) 0.05~3.5Ω(温度管理モード) |
温度管理 | 100~315℃ / 200°F~600°F |
保護機能 | 高温保護 過放電保護 自動カットオフ(10秒) 高出力/短絡(ショート保護) バッテリー逆刺し保護 |
Mechman Mesh Tank
サイズ | 28mm x 36mm |
リキッド容量 | 4.5ml |
コイル | 0.25Ωシングルメッシュコイル 0.2Ωデュアルメッシュコイル |
リキッドチャージ | トップフィル(スライド式) |
エアフロー | ボトムエアフロー(AFC無段階調整) |
操作方法
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
キーロック
電源ON中に+/-キーを同時に長押しすると、キーロックのON/OFFを切り替えます。
モード切替
電源ON中にファイアボタンを5クリックするとモード切替状態になります。
+/-キーで切り替え、ファイアボタンで決定。
VWモード
+/-ボタンでワッテージを変更出来ます。
温度管理モード(Ni/Ti/SS)
+/-ボタンで温度設定を切り替えます。
最大値/最小値から更に送る事で、華氏/摂氏の表示を切り替えられます。
また、ファイアボタンと-(左)ボタンを同時に長押しすると、動作ワット数の変更が出来ます。
吸ってみる
アトマイザーとコイルが、昨日公開したMechman228wと全く同じだったので、「そっちを見てね」で済まそうと思っていたのですが、
そういやコイルが2種類入っていたな、というのを思い出したので、折角だから前回吸っていないコイルを使用してみます。
Fruity TreesのAppleを0.2Ωのデュアルメッシュコイルで。
18650シングルバッテリーで0.2Ωってちょっと怖いですけど、メッシュコイルだと少し低めの出力で使うのでギリギリよしとします。
(ですが念の為、VTC5AかVTC4しか使いません)
せめて228wの方と逆にすれば良かったですね。
例によってコイル内のコットンを少し湿らせておきます。
ちょっと垂らしづらくて変なところに垂らしそうなので少しだけ。
その後、タンクにリキッドを入れて、完全に染みこむまで数分放置。
シングルメッシュの方と吸い比べつつ。
うん、予想通りというか。
こちらはこちらで美味い。
シングルメッシュに比べ、よりミストの密度は増した気がするけど、明確に味の差があるわけではなく、ダイレクト感のあるシングルメッシュの方が合うリキッドもありそう。
少なくとも今回のような単体フルーツ系なんかはシングル向けですかね。
でもミストは柔らかく、味もしっかり出ていて美味しいです。
コイルの推奨は50~80wとの事ですが、18650シングルだと上限一杯一杯でかなりキツい出力。
ずっと50wで吸っていますが、これでも充分美味しいです。
40wでも悪くなかったですが、やはり50wは欲しいかな。
一度だけ60wくらいまで上げてみましたが、大きな差は感じず、このModなら安全の為にも50wくらいで充分かと。
まとめ
貴重なチューブ型テクニカルです。
このタイプ、扱いやすくていいんですよね、未だにNunchakuとかよく使いますし。
デザインは結構尖っているので、完全に好みが分かれそう。
嫌いじゃないです、ですがちょっとだけ派手かなぁ。
あまりSF系への造詣がないせいかもしれませんね。
好きな人は好きそう。
こちらも228w同様、結構価格もこなれているので選択肢としては悪くないと思います。
価格調査
このModも国内ではあまり見かけませんね。
VapeSourcingさんは、$49.99+クーポンコード「MARZ」で10%OFFです。
クーポン込みでもちょい高めかな?
Authentic Rincoe Mechman 80W TC VW APV Mod – $28.77
from: FastTech
FasttechさんはMod単体で$28.77、キットで$39.57、送料無料です。
3AVAPEさんはMod単体で¥3025.60、キットで¥4368.54
Mod単体はギリギリ送料無料($30~)に乗らないかな。
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