PAL2 Proがなかなか良さそうで、サードパーティのRBAコイルもでたとのことで、手配を進めている所なのですが、
その矢先、そのPAL2用のRBAコイルがAspire K1に使えるという話をTwitterで見かけまして。
PAL2PRO のRBAがaspire k1にぴったりフィット。
— くるとん (@crouton_vapor) October 7, 2019
Kayfun v2.1 miniに並ぶ外径14mmの最小径RTAが誕生したわけだ。
内径1.5mmコイル、立ち上がり早いz😭 pic.twitter.com/afLb1t52F9
ななな、なんですと!?って思ったのですが、
そう言えば、少し前にSquid IndustriesのSquadを購入した際、付属アトマが
“AspireのBVCコイルやArteryのHPコイル(PAL2のコイル)と互換がある”
というのを見ていたので、
つまり、PAL2のコイルとBVCコイルは互換性があるってことですしね。
なるほど、、BVCコイルを使用するアトマイザーは全部RBAにできると。510接続ならK1 ProとかK2とかでも。
※フォロワーさんより、このコイルがK2には合わなかったという情報を頂きました。
同じBVCコイルを使うアトマイザーなのですが、形状の違い等あるのかもしれません。
K1 Proも自分で実際に試したわけではないので横線を引いておきます。
俺ももっと早くこれに気づくべき。
そこでふと思ったのが、
「K1って14mmのeGo接続だったよね?」
と。
Justfog Compact14に最適なのでは……。
このMod、コンパクトなステルスタイプ+トップファイア式で、デザインがかなり好きなのですが、
前作のQ14は16mmまで使えるのに対して、このC14は14mmしか入らないんですよね。
また、接続がeGo接続なので、510接続のアトマイザーだと繋ぎ目もチグハグになります。
純正のQ14アトマイザーしか使えない状態だったので、コイルを使い切って以来ずっと眠っておりました。
これは、やるしかない。
調達
思い立ったら即行動
ってわけで、早速必要なものを調達しました。
長さが合うかとかは特に考えず
安かったし、ダメ元で実験でもいいかな、と。
PAL2コイルはフレキチさんで購入。
PAL2 Proも買う予定なので、2つ買っておきました。
Aspire K1はもうかなり古い物で入手困難かと思われたのですが、
アマゾンを見たら1200円前後で出ているのを見つけ、一番早く来るものを購入。
翌日届いてました。
1個ずつの購入なら合わせて大体¥2,500くらいでいけますね。
Aspire K1
小さい箱に、コイル装填済みのアトマイザーが入っているだけというミニマルなパッケージングでした。
以前単体で買ったQ16とかも似たような形だったし、この手のアトマはこんな感じなのかな。
パッケにはちゃんとオーセンティックコードのスクラッチが貼ってありました。
Q14と並べてみると、長さは少しだけ短いですね。
ですが、試しにCompace14に付けてみたら、いいじゃないこれ。
むしろ短い分上のはみ出し部分が少なくなって、元のQ14よりもフィット感があるようにすら感じる。
eGo接続なので、接続部もピッタリです。
PAL2用RBAコイル
次にコイルの方を見ていきます。
これはArteryの純正ではなく、VSSというインドネシアのショップが出しているサードパーティ製品です。
作っているのはHippovapeという所です、もうすぐ出すKudosというコンパクトなテクスコが話題になりつつありますね。
付属品として、510アダプター、予備ネジ、予備Oリング、ドライバー
K1から外したBVCコイルと並べてみました。
うん、同サイズ(当たり前)
ポジティブ側の端子の形状が少し違うくらいか。
スレッド式で止まっている上側のキャップを外すとデッキが出てきます。
ちっさ!デッキちっさ!
以前にあったCleitoとかのRBAコイルもかなり小さかったですが、更に小さいです。
ビルドしてみる
510アダプターを付けるとオームメーター等に固定出来るので、抵抗値を測りながらビルドできます。
こうしてみると、デッキの小ささがわかると思います。
試しにコイルジグを合わせてみると、2mmのところでこれ。
こりゃ2mm径は厳しいかな。
一応試すだけ試してみます。
28ga 2.0mm径は、ポストに干渉しまくりで明らかにNGな感じ。
30ga 2.0mm径ならギリいけるかな?でも結構スレスレなので相当気を使います。
大人しく1.5mmで巻きます。
カンタル30ga 1.5mm 6巻で1Ωちょいになりました。
1.5mm径であれば、28gaでもいけると思います。
これだけ小さいとなかなか大変ですね、
目がメガ痛い。
焼入れをしていると、このサイズのコイルは赤熱化がめちゃめちゃ早いです。
焼き過ぎ注意。
コイルは下向きに取り付けて、ボトムフローのエアホールに寄せます。
ウイックもかなり細くなります。
かなり量を少なくして、コイルが崩れやすいので思いっきりコヨって通しました。
短く切って、リキッドを染み込ませて、蓋をして完成。
ちょっとはみ出してるけど足りないよりはマシなはずだし、まぁこのくらいでいいでしょう。
吸ってみる
K1はボトムフィルなので、タンクを外して下からリキッドチャージします。
量はここまでにしとかないとチムニーに流れ込んじゃいますね。
ハナからニコソル用にしようと思っていました。
Q14の純正コイルは1.2Ωと1.6Ωなので、それ以下の抵抗値はMod側でプロテクトかかってる可能性がありましたが、少なくとも今回の1Ωちょいの抵抗値は問題なく通電しました。
ドローは調整不可で、重めDL〜やろうと思えば軽めのMTLも出来るくらいの重さです。
自分好みな重さではありますね。
味は、美味いですねこれ。
Q14もけして美味しくないわけではないのですが、やはりかなり違います。
RBAならではの味の乗りとダイレクト感。
そりゃ元々は古い設計のクリアロマイザーですし、本格的なアトマイザーとかに比べたらちょっと落ちることは確かですが、これだけ出ていれば十分じゃない?と思ってしまいます。
あと、立ち上がりがちょっぱやで快適。
そして、今後はワイヤーを置いている限り繰り返し使用できるし、リキッドに飽きたらいつでも変更できるんだ、という安心感。
ただ、リキッドの供給量的に、あまりロングパフするとイガリそうな予感がします。
自分の普段吸いの感覚で、2秒くらいのパフでちょこちょこチェーンしているくらいならまだ平気でしたが、
ハードめにチェーンしていると、時々金属が焼けたような匂いがチラッと混じるような感覚はありました。
あと、少しアトマイザーが熱を持つかな。少しだけですが。
あまりハードな使用は避けて、サブとしてニコフィーダー的な使い方が良さそうかも。
まとめ
しばらく眠っていたCompact14が活用できてすごく嬉しいです。
これのデザイン、ホント好きなのですが、アトマイザー問題で中々使えなかったので。
Q14も悪くはないし、プルテクドリチで結構いい感じに吸えるんですけど、
やはり普段RBAを使っていると、コイル在庫を維持し続けるのってだんだん辛くなってくるんですよね…。
すごくカッコイイけど16mmが入らないから削って云々、といった話は以前からチラホラ聞くので、同じ悩みを持っていた人は多いんじゃないでしょうか。
これがそのままRBAで使えるというのはホント素敵。
しかもめちゃめちゃ安いコストで実現出来ましたし。
Compact14はこのサイズなのにバッテリーが1500mAhもあって長持ちするんですよね。
ですが逆に、Compact14にそれほど強いこだわりがなければここまでする必要はないかな、とも思います。
安く手に入るとはいえ(特にK1は)入手が困難というか、今アマゾンに数個残ってる在庫が無くなったら入手先に困りそう?
デッキは極小で、ビルドはちょっと大変ですし、
既に美味しく吸える環境を持っている人なら、劇的に味が良いというわけではありません。
ビルドパターンもある程度限られているし、多分チェーン耐性も高く無さそう。
魅力となるのはこのサイズの小ささとデザインの良さなのです。
Pico Babyとかで510接続でやる場合は、K1 ProかK2辺りを探す感じになるかな?
※フォロワーさんより、このコイルがK2には合わなかったという情報を頂きました。
同じBVCコイルを使うアトマイザーなのですが、形状の違い等あるのかもしれません。
K1 Proも自分で実際に試したわけではないので横線を引いておきます。
追記:K1以外の互換性について
新たに情報を頂いたので追記します。
K1以外にもBVCコイルを使用するアトマイザーやキットはいくつかあるので、結構夢が膨らむ感じかな、と思ったのですが、このK1以外は相性が微妙かも知れません。
と、言うのも、どうやらこのRBAコイル、純正のBVCコイルよりも径が少し太いようなのです。
上記の、K2に合わなかったという話も、それが原因でした。
チムニー部分をコイルに被せるような形で接続する為、径の太いRBAコイルだと入らないんですね。
聞く所によると、K1 ProやK2、K3など全てこの形のようで、
今回使ったK1のみが、チムニーを被せず上下のみ接続する形になっているようです。
K1以外は実機がないので試すことが出来ず、皆様の情報に頼る形になってしまって申し訳ないのですが、
上記の情報から、現状K1以外には使用できない可能性が高いのではないかと判断します。
コメント
お世話になります。はりけんと申します。
PAL 18650で使う為に参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
ビルドについてですが、カンタル28Gで1Ω程で吸いましたがイマイチな気がしたので、
いろいろ考えてカンタル32Gをデュアル巻き1.5mm 5Wの1Ωにしてみました。
メッシュの様に厚みを少なく、面積を取るのが狙いですが、
最初のうち一回だけ謎のドライバーンになりましたが今は落ち着いたのか?満足な味になりました。チェーンも良いようです。
ご参考までに。
コメントありがとうございます!
32gの1.5mmパラだと立ち上がりも速そうですね!
チェーンも行けるようでよいですね。
2年前の記憶なので少々曖昧ですが、この記事で使用したVSSのRBAだと私はチェーンスモーク時のイガりに困っていた記憶です。
純正RBAだと得には問題なかったのですが…。