VOOPOO VINCI Mod Pod Kitのレビューです。
四角柱型のPod、VWモード搭載でPod Modという呼称、
うん、アレを思い出しますね。
SMOKのRPM40にそっくり。
発表されたのもRPM40のちょい後くらいで、ちょうどRPM40を見て「いいな!」って思っていたところだったので、
「え、Voopooさんも似たようなの出すの…?」って戸惑った記憶があります。
あちらのほうが少し早かったのと、RBAコイルが予定されていたことから結構推し気味だったので、このVinciは結構見てみぬふりをしていたフシがありますが、
今回レビューの機会を頂き、しばらく使用してみたら、まぁ流石というか。
このサイズのPodには珍しくオートスイッチにも対応しているですが、
Dragシリーズにも使用されているGeneチップのレスポンスは非常によく、
0.3Ωコイルでスカスカドローのセッティングでも非常に快適にオートパフ出来てしまいますし、味も非常によいです。
RBAを考えずに既製品コイル同士で比べたらRPMコイルより美味いかも。
RPM40も結構な爆煙向きでしたが、このVinciもかなりの爆煙向きですね。
この製品はHealthCabinさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
白地のパッケージ。
裏面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
このスクラッチの下のコードを、公式サイトのAUTHENTICITYのページで入力すると、コピー品でないかのチェックが出来ます。
パッケージ内容
- Vinci本体(Podカードリッジ装着済)
- USBケーブル
- PnP 0.3Ωメッシュコイル
- PnP 0.8Ωコイル
- ユーザーマニュアル
- ワランティカード
- GENEチップカード
ユーザーマニュアルは1枚の紙に多言語で書かれています。
日本語の記述はありませんでした。
外観
シンプルな四角柱型。
でも作りは非常に美麗です。
事前のイメージに比べてかなり綺麗だったからビックリした。
ボディとボタンはテカテカのメタリック素材、液晶画面のパネル部分もかなりテカテカ。
左右はレインボーカラーのメタリックパネルになっています。
これまたテカテカで、ダイヤ型にカットが入れてあり、光の当たり具合で模様が浮かび上がります。
カラーバリエーションは10種類と豊富で、カラーによって左右のパネルの処理が異なる模様。
サイズ感。
対抗のRPM40と並べてみると、胴回りは同じですが長さは少しあるかな、といったところ。
前面、上からファイアボタン、液晶画面、UP/DOWNボタン。
MicroUSBポートは底面にありました。
Podのタンク部分が大きく露出しており、透明度も高いのでリキッド残量が確認しやすいです。
これはいいですね。
左にある3つの穴はエアフローの取り入れ口になっています。
Pod側にエアーの通り道が掘ってあり、取り付けの向きによってドローの重さを2段階に調整できます。
0.8Ωコイルを使用する時などは画像右側の向きで取り付ける形になりますね。
ですがぶっちゃけ、どちらも結構軽いです。
少なくともMTLには向きませんね。
Podはマグネットのみで固定されていますが、4箇所のマグネットでしっかりと固定されるので安定しており、使っていてグラグラしたり等はありません。
Podカードリッジ
四角い形状のPodカードリッジは、リキッド容量5.5mlとかなりの大容量。
素材はPTCGで、メンソール耐性はあるはず。
やや黒い素材ですが透明度が高く、リキッド残量は見やすいです。
吸い口は平たい形状のものが出っ張っている形。
咥えやすくはあるのですが、慣れるまで若干違和感は感じました。
リキッドの注入はここから。
シリコンパーツの蓋をめくると大きめの注入口があります。
底面には4本の足があり、それぞれにマグネットが付いています。
左右からエアーを取り入れるようになっていますが、かなり空間が広いですし、まぁこれはドロー軽いでしょうね、という印象。
コイルはOリングで固定されるので、底面から差し込むだけで装着出来ます。
コイルは0.3Ωのメッシュコイルと、0.8Ωのレギュラーコイルが付属。
0.3Ωってこれまた低いですね、これまで触ったPod型の付属コイルでは一番低いかも。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 25.3 x 25.3 x 104mm |
重量 | 106g(実測) |
リキッド容量 | 5.5ml |
対応コイル | PnP 0.3Ωメッシュコイル PnP 0.8Ωレギュラーコイル |
バッテリー容量 | 1500mAh |
スイッチ | オートパフ / マニュアルパフ(ボタン式) |
出力モード | VW(可変ワッテージ)モード |
出力ワッテージ | 5~40w |
出力電圧 | 3.2V〜4.2V |
対応抵抗値 | 0.1Ω〜3.0Ω |
充電 | MicroUSB |
保護機能 | 自動カットオフ(10秒) 短絡(ショート)保護 過充電保護 過放電保護 高温保護 高出力制御 高電力制御 |
操作方法
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
パフモード切り替え
電源ON中にファイアボタンを3クリックすると、パフモードが切り替わり、左下の表示が切り替わります。
- [P]:マニュアルパフ(ボタンを押して稼働)
- [AUTO]:オートパフ(吸うだけで稼働)
- [A&P]:マニュアル/オート両方
操作ロック
電源ON中にファイアボタンと+ボタンを同時長押しで、操作ロックを切り替えます。
パフカウンターのクリア
電源ON中にファイアボタンと−ボタンを同時に長押しするとパフカウンターをクリアします。
パフ記録表示
電源ON中に、+/−ボタンを両方同時に長押しすると、過去14日分のパフカウンターの記録が表示されます。
吸ってみる
折角なので0.3Ωメッシュコイルを使ってみます。
推奨が32w〜40wとのことなので、35wで。
リキッドはGeneral JuicesのWar and Peach。
将軍はOneshotが終わっちゃったので、これ吸いきったらお別れなんですよね…。
このPodには、DRAGなどでも使用されているGeneチップが搭載されているのですが、Geneチップは立ち上がりの速さに定評があり、このVinciもかなりレスポンスが良いです。
電源切り替えやモード切替などの連打でも「シュッ、シュッ」となるくらいのレスポンスの良さ。
そして、オートスイッチの感度も素晴らしいですね。
Podの向きをエアフロー開度が高い方にしているとホントスカスカなドローなのですが、それでもタイムラグ無くちゃんと反応して、普通に吸えてしまいます。
こんな軽さでオートパフしたの初めて。
ですがやはりあまりスカスカな状態でオートパフしているとちょっと違和感ありますね。
重い側で取り付けると若干の抵抗感があるので、そちら向きかもしれません。
両対応の[A&P]モードにして使っています。
味なのですが、
…ってかこれうめぇ……。
0.3Ωのメッシュコイルということもあり、かなりの爆煙で、しかもミストがシルキーで味が濃厚。
形状の影響でコイルの位置が近いというのもあるんだと思いますが、リキッドの味が直接口に入ってくるような感覚。
ミストは熱いとまでは行きませんが、若干ぬるさを感じるくらいの温度。
これ、このコイル相当美味いです。
爆煙向き&コイルユニット式に限れば、Pod型の中では今まで吸った中で一番美味いかも。
まとめ
これ、凄くいい。
凄くいいだけに、ちょっと惜しいんですよね…。
まず、RPM40より後になったこと。
あと、後継のVinci Xが発表されてしまったこと。
少なくとも、付属のコイルを使用して吸う分にはRPM40よりこちらの方が格段に美味いです。
高性能なオートスイッチを搭載していたり、Geneチップのレスポンスが良好だったりと、味以外の部分も非常に快適。
ただアチラは対応コイルの豊富さや、汎用性の高いNordコイル対応というアドバンテージがあります。
あと、RBAの存在ですね。
自分みたいなRBA派にはその有無の差は大きい。
そして、先日発表された後継機のVinci Xは18650バッテリー対応で、RBAも予定されているらしいですね。
バッテリー交換式になるのは非常に便利なので、大分この機種の存在が霞んでしまうかもなぁ……。
でも18650を入れようと思うとサイズはかなり大きくなると思うので、サイズ面でのアドバンテージは残るかも。
もし、RBAコイルがこちらのVinciにも対応していたらかなり存在感を増しそう。
そこはちょっと期待しています。
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