HERBS CBDリキッドのレビューです。
原料となるCBDをCBD先進国であるアメリカから直輸入し、リキッドを国内で製造・管理している高品質なCBDリキッドで、
お手軽なカードリッジ式のキットと、自前のデバイスで使用出来るリキッドタイプの物を取り扱われています。
今回は、リキッドの方を試させて頂きました。
私自身日常使用しているCBDユーザーなので、普段の使用品と置き換える形でしばらくの間使用してみました。
この製品は、HERBSさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
HERBS CBDリキッドについて
HERBSさんはCBD製品を取り扱われている日本のブランドで、
原料となるCBDをアメリカから直輸入し、電子タバコ用のリキッドを国内で生産・管理されています。
CBDについて
CBDとはカンナビジオールの略で、麻の茎と種から抽出される成分 です。
麻から抽出した物ということで怖いイメージを持たれる方もお見えかもしれないですが、
大麻の成分と言われるTHCとCBDのうち、強い精神作用性があるとされて違法となっているのはTHCの方のみで、国内で流通するCBD製品はこのTHCを含まず、CBDのみを含有した製品となっています。
CBDの方は逆に、かなりの薬理効果を期待されている物として研究が進められており、主な効果としては、ストレス軽減、リラックス効果、睡眠の改善などがあるとされています。
オイルやサプリメントなどとしても利用されておりますが、電子タバコで気化させて摂取するのが一番摂取効率がよいとのことで、
認知度の向上に伴って取り扱うショップも増えてきたし、昨今では国内メーカーの製品も増えてきています。
詳細
容量は15ml
スポイトボトルに封入されています。
CBD濃度は
- 10%(1500mg)
- 5%(750mg)
- 3%(450mg)
- 1%(150mg)
の4段階
フレーバーは
- カンナビス
- メンソール
- ストロベリーマンゴー
- レモンティー
- ナチュラル
の5種類がラインナップされています。
もちろん、違法となるTHC成分は一切含まれていません。
VG:PG比率は不明ですが、粘度は低めなので50:50か40:60くらいかな。
CBDリキッドという製品の性質上、低出力デバイス向きです。
再結晶化に付いての注意文もありました。
これに関しては、慣れないうちはホント焦るんですよね。
特に冬場は起こりやすいですが、ボトルに密閉した状態で普段生活している部屋に置いてある分にはそれほど問題になりません。
スポイト部分にはプラカバー付き。
スポイト先端は若干太めかな。
吸ってみる
使用環境について
今回はリキッドタイプということで、環境を用意しました。
味見と試飲用に、カンタルで1.2Ωに組んだRDA
もう一つは、普段使いの置き換えとして、
SSで組んだコイルを180℃の温度管理で使用します。
CBDが気化する温度が180℃というのを聞いて、普段はリキッドタイプの製品をこの環境で吸っています。
自分で使っておいてなんですが、CBDリキッドはRTAなどのタンクアトマイザーでの使用はあまりオススメしません。
先ほども少しありましたが、CBDの特性上リキッドが再結晶化しやすく、アトマイザーの中がドロドロになってメンテナンスが大変です。
特にアトマイザーに入れた状態だとドロドロになりやすいですね、空気に触れやすいせいかな。
RDAでドリップ吸いするか、もしくはそのまま使い捨てできるPodタイプのデバイスが適していると思います。
通常のVAPEリキッドと比べて吸う頻度もそれほど高くないので、ドリップしながら吸うくらいでも十分かなと。
自分の場合は、CBDの用途が重度の不眠症の改善の為で、
普段寝室で使用する事が多いので暗いところで吸うことも多く、
その使用環境に加えてメンテナンスのデメリットやコスト面など色々考慮した上で上でRTAを使用しています。
ドロドロになったアトマイザーは、エタノールを使用すると比較的簡単に洗浄できます。
軽度ならアルコールのウェットティッシュでもいけますね。
吸った感想
今回ご提供頂いたリキッドはCBD10%のメンソール味です。
メンソールというのはCBDリキッドの中では定番ですね。
CBDは独特の麻の葉の香りや刺激などがあるので、メンソールでそれらが抑えられて吸いやすくなるのと、
シンプルなメンソールは味の当たり外れが少なく、万人向けであると言えます。
上記の環境で吸ってみました。
CBDの吸い方は、通常のVAPEリキッドとは少し異なります。
MTLでなくDLで直接肺にミストを取り込み、そのまま10秒ほど肺に貯めてからゆっくりと吐き出します。
気化したCBDをすぐに吐き出さず、じっくりと体内に吸収させる感じです。
メンソールは結構強めです。
DLで勢いよく吸ったら喉へかなり強めの刺激がありました。
自分は強いメンソールはちょっと苦手なので、上記のRDAの環境は12wでも少しキツく感じて、10wに落としました。3.4Vくらい。
温度管理の方はVWよりは少し吸いやすいです。
温度は下げない方がいいと思うので、もし下げるなら動作ワッテージの方かな。
どちらも、少し短めのパフで吸うようにしました。
普段メンソールリキッドを吸っている方であれば問題の無い強度かとは思います。
CBDに関しては10%と高めの濃度であるので、香りや刺激などの”CBD感”は結構あります。
ここしばらくの間はレビューなどでPod注入式の使用がメインだったのでRBAで吸うのは久しぶりだったのですが、やはり同じ濃度でもRBAで吸うと強く感じますね。
メンソールでかなり和らいではいますが、吸う時に独特の麻の葉の香りがするのと、肺に貯めている際にイガイガする感じがあります。
10mgだと、年単位で吸っている自分も少し「ウッ」ってなるくらい。
RBAでミストが強めなのと、普段は5mlだからと言うのもあるかもですが。
これはCBDリキッド特有の物なので、
特に、慣れていない方は低めの濃度から試された方がいいかと思います。
一週間使用
温度管理の環境で、普段使いの物と置き換えて一週間使用してみました。
自分のCBDの用途は前述したとおり不眠症の改善で、
かなり重度で薬も合う物がなかったのですが、使い始めてから寝付きも寝起きもかなり改善したのでそのまま継続的に使用しています。
一時期手持ちが切れて一ヶ月ほど吸わずに居たら悪化した事があったのでそれ以来切らさずにいます。
なので使用は寝る前で、判断基準はそれが維持できているか、といった感じになります。
そんな判断基準なのでアレですが、この一週間、変わらず非常に快適でした。
普段使用している物よりも濃度が高いということもあり、吸う時に「うお、濃いな!」とは思っていましたが、むしろそれくらいの方が効きそうな感じはしますね。
まとめ
スタンダードなリキッドタイプのCBDです。
CBDデバイスは注入済みのカードリッジ型とこういったリキッドのみの物がありますが、それぞれ一長一短ありますね。
カードリッジ型は、とにかくお手軽。
買ってきてすぐに使用でき、使い終わったらそのまま廃棄するだけでOK
リキッドは、吸う環境を自分で用意してメンテナンスする必要がありますが、自分好みの環境を作れるし、ミスト量などでCBDの強さもある程度コントロールできます。
あと、ランニングコストもこちらの方が安く上がりますね。
使用する環境については、上述の通りRDAか使い捨てPodがオススメです。
やはり、同じ濃度でもPodよりRBAの方がミストが強く、よりCBD感やメンソールの刺激が欲しい場合はRBAもいいなぁと思っています。
CBDリキッドはここ1~2年で一気にメジャーになってきており、国内でも取り扱うメーカーさんやショップさんが増えてきました。
このような国内生産品も増えてきていますね。
まだ価格は高めで二の足を踏んでしまうことは多いですが、毎日の使用量はそれほど多くないので、自分の吸い方だと15mlのリキッドならRBAでも数ヶ月持ちます。
興味を持たれている方は、まずは吸いやすくて比較的安価な低濃度の物から試されてみるのもよいかと思います。
今回はリキッドのレビューですが、より高濃度なカードリッジ式や、自分で溶かしてCBDリキッド化出来るアイソレートなども取り扱われているようですね。
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