りきっどやCBD もも極/マスカット極のレビューです。
“りきっどや”さんは、国内の老舗の喫煙具メーカーであるサロメさんが、
少しでも多くの人に味わっていただけるよう、全ての無駄を削ぎ落とし、
純粋に高品質で美味しい国産リキッドを作りました。
というコメントと共にリリースされたリキッドブランドです。
“りきっどや”のリキッドレビュー記事一覧です。
昨年より、同ブランドの「極シリーズ」にてCBDのリキッドも作成されております。
低出力環境向きに調整されたフレーバーは元々低出力で吸う前提であるCBDリキッドとは親和性が高く、
そしてりきっどやさんならではのローコストで、非常に人気の高いシリーズです。
極シリーズの新作として、もも極/マスカット極が追加されましたが、今回はCBD版も同時発売となりました。
通常リキッド版のもも極/マスカット極のレビューは昨日公開しましたが、非常にクオリティの高いフレーバーでした。
同じフレーバーを使用しているのですから、味はホント申し分なしですね。
この製品はりきっどやさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
目次
詳細
ボトルやラベルはいつもと同じシンプルデザインの物。
30mlと10mlの2種類がありますが、CBD含有量は一律1000mgで、
30mlが3.3%、10mlが10%という濃度になっています。
価格も一律¥3,980です。
CBD含有量も価格も同じなので、要は”どれだけのリキッドで薄めたか”の違いのみですね。
単純に内容量だけで言うとリキッドが多い分30mlの方がお得ではありますが、
少ない吸引でしっかり効果を得たいなら10mlの方を選択する形になります。
ラベルには原材料や製造年月日などの記載。
VG:PG比率は非公表ですが、通常リキッドの極シリーズの60:40の物よりもだいぶ粘度が低く感じるので、PG多めだと思います。
CBDについて
CBDとはカンナビジオールの略で、麻の茎と種から抽出される成分 です。
麻から抽出した物ということで怖いイメージを持たれる方もお見えかもしれないですが、
大麻の成分と言われるTHCとCBDのうち、強い精神作用性があるとされて違法となっているのはTHCの方のみで、国内で流通するCBD製品はこのTHCを含まず、CBDのみを含有した製品となっています。
CBDの方は逆に、かなりの薬理効果を期待されている物として研究が進められており、主な効果としては、ストレス軽減、リラックス効果、睡眠の改善などがあるとされています。
オイルやサプリメントなどとしても利用されておりますが、電子タバコで気化させて摂取するのが一番摂取効率がよいとのことで、
認知度の向上に伴って取り扱うショップも増えてきたし、昨今では国内メーカーの製品も増えてきています。
吸ってみる
CBDの吸い方と注意点
CBDの吸い方は、通常のVAPEとは若干異なります。
効果を得やすくするためには、DLで直接肺に送り込んで、すぐにはミストを吐き出さずに数秒間肺に溜めておいてからゆっくりと吐き出します。
慣れていない場合は喉にイガイガとした異物感を感じたり、むせてしまう事があります。
なるべく低い濃度から徐々に慣らしていくのが良いと思います。
CBDは、サブオームなどの高出力の設定で吸うと効率的に効果を得ることができません。
少なくとも1Ω以上の高抵抗コイルで、低出力にてじっくりと吸うことをおすすめします。
また、CBDの特性として、長期間タンクに入れていると再結晶化が起こり、アトマイザーの中がドロドロになる事があります。
その為、RTAなどのタンクアトマイザーの使用はあまりオススメできません。
RDAでドリップ吸いするか、もしくはそのまま使い捨てできるPodタイプのデバイスが適していると思います。
もしアトマイザーを使用して再結晶化で汚れてしまった場合は、水洗いではなかなか落ちないのですが、エタノールを使用すると比較的容易に落ちます。
軽度であればアルコールのウェットティッシュでも拭き取れます。
試飲環境
家で普段CBD用として使用している、
Ammit MTL RDA Ni80 28ga 2.5mm7巻、1Ωの環境を使用します。
少し早めに送っていただいていたので、日を変えつつコットンを変えつつで。
私は普段からCBDリキッドを吸っているのと、寝る前に少しづつというスタイルなので、CBDが加わった事による味の感想メインで書いていこうと思います。
また、通常リキッドのもも極/マスカット極がXTALの方が美味かったこともあり、
Podも少し余分に買ってあったので、そちらも使用していきます。
XTALは主に味の比較ということで、30ml(3.3%)の方を入れました。
もも極CBD
30ml(3.3%)
フレーバーはもも極そのものですね、やはりRBAで吸うとももの天然水。
CBDも低濃度なので味の変化やCBD特有のイガイガ感も少なく、吸いやすいと思います。
ですがやはり僅かながら麻の香りは混じっており、後味にはやや苦味があります。
もも極自体が繊細なフレーバーなので、ちょっとCBDの香りは感じてしまいやすいかも。
XTALのメッシュコイルで吸うとジューシーさが増し、違和感は感じにくくなります。
特にCBDに慣れない方などはPodの方が良さそうですね、楽ですし。
10ml(10%)
濃度が上がると流石に、麻の香りと後味の苦味をハッキリと感じます。
もも半分、ヘンプ半分といった風合いになりますね。
自分はちょっとこの割合は苦手かも。
10%になると、喉への刺激も強くなり、チクチク、イガイガといった感じも強くなります。
吸い慣れている方は問題ないですが、慣れていない方はむせてしまうかもなので注意です。
マスカット極CBD
30ml(3.3%)
マスカット極は単純にフレーバーが強く、CBDの影響を感じにくいと思います。
普通に美味しく吸える。
XTALの方で吸うと、もうほぼほぼ通常のマスカット極って感じ。
後味にやや苦味はありますが、同時に甘みが来るのでだいぶ相殺されています。
10ml(10%)
こちらは10%になってもまだだいぶ吸いやすいですね。
ゼロではないですが、ほぼ違和感なく吸える感じ。
CBDによる苦味やイガイガはもちろんなくはないですが、フレーバーの濃さと甘さでだいぶ紛れている感じあります。
こちらだと、あまり慣れていない方でも10%行けるかも?と思いました。
まとめ
相変わらず、味のクオリティは高く、コストパフォーマンスの高いCBDリキッドです。
CBDのリキッドって結構いいお値段する物でして、
私自身もCBDユーザーなのでコストについてはやはり気になる所なのですが、1000mgで¥3,980はやはり強いです。
味に関しては、昨日公開したもも極、マスカット極と同じフレーバーということで心配はしていなかったのですが、普通に美味しく、吸いやすいです。
CBDはどうしても麻の香りや苦味が出てしまうのでそれが苦手な方は多いと思いますが、
個人的に、極みシリーズはどれも吸いやすいと思っています。
特に今回のだとマスカット極は吸いやすいですね。
フレーバーの強さと甘みが麻の香りをかなり軽減してくれます。
初めて試してみるという方や慣れていない方、またCBDは吸いたいけど麻の香りが苦手という方にはマスカット極を勧めたいと思いました。
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