asMODus Minikin3 200w Box Mod レビュー|Asmodusの看板テクニカルMod

asMODus Minikin3 200w Box Mod レビュー|Asmodusの看板テクニカルMod

asMODus Minikin3 200w Box Modのレビューです。

Minikinシリーズというと、Asmodusのフラッグシップモデルとも言えるテクニカルModで、ナンバリングされたシリーズ意外にもいくつかのモデルが出ています。

3は、昨年にリリースされた現行モデルですね。
最大出力200wのデュアルバッテリーModで、Asmodus独特のタッチスクリーンを搭載したハイスペックなModです。

ベーシックモデルのMinikin3の他に、指紋認証を搭載し、外観の素材を変更した上位モデルのMinikin3sもリリースされています。

VAPEのマスプロダクトメーカーの中ではやや高級機寄りにあたるAsmodusさんの看板モデルなだけに、質感や作りの良さなどは文句なし。

デュアルバッテリーと言うことで少々大きいModにはなりますが、握りやすい形状であまりサイズ感を感じさせない使い心地ですね。

この製品は、asMODusさんからサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

黒いパッケージに透明の窓が開いており、製品が直接見られるようになっています。

箱の側面に正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。

スクラッチの下のコードを、公式サイトのAuthenticatorのページで入力すると、コピー品でないかどうかの確認ができます。

パッケージ内容

  • Minikin3本体
  • USB Type-Cケーブル
  • カード類

マニュアルが入っていなかったですが、サンプル版だからだと思います。

ボタン類やスレッドが片側に寄ったアシンメトリーなデザイン。

表面はマットでサラサラな質感。
仕上げも綺麗で、手触りは非常によいです。
お高めの電子機器に触れている感覚。

上から見るとこのような形状になっています。
三角形をベースに、コントロール部分のみ面を付けてあり、少々複雑な形状ですね。
何かのグリップのよう。

510スレッドは中央ではなく右下の角に寄せてあります。
ちょうどボタン類の上に来る位置。

コンタクトピンはスプリング式になっています。

底面はバッテリーカバーになっており、バッテリートラブル時にガスを逃がす為のベントホールが開いています。

上の方に端子のような物が見えるなー?って思って調べてみたら、
充電用のベースが別売りであるんですね。

バッテリーカバーはスライドさせて開きます。

前面、上からファイアボタン、タッチスクリーン式の液晶画面、USB Type-Cポート。

ファイアボタンはアルミの削り出しかな。
中央が凹んでいて、これが妙に指に馴染みます。
押していて気持ちいい。

コントロール系の操作はタッチスクリーンで行うので、これ以外のボタン類はありません。

液晶はカラー液晶になっています。

サイズ感はこんな感じ。

デュアルバッテリー機なので大きいは大きいのですが、それほど大きさを感じないです。

ファイアボタン裏の角の部分にはこのような窪みが付けてあり、握った時に指がフィットして握りやすくなっています。

左手で握ると、窪みが指に当たり、右手で握ると窪みが手のひらに当たります。

自分が持った感じは、左手の方が握りやすいかな。
普段からVapeは左手持ちなのでちょうどいいです。

フィッティング

Hellvape Dead Rabbit V2 RDA

Asmodus C4 LP RDA

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 85mm x 46mm x 37mm
重量 188g(実測)
素材 Zinc-Alloy(亜鉛合金)
バッテリー 18650 x 2本 (別売)
充電 microUSB 5V/1A
チップ Advanced GX-200-UTC Chipset
出力モード VWモード
温度管理モード(SS316/SS317/SS304/Ni200/Ti/TCR)
VWカーブモード
TFRモード
出力ワット数 5〜200w(温度管理モード時は5~120w)
温度管理 100~300℃ / 200°F~572°F
対応抵抗値 0.1Ω~3.0Ω
保護機能 バッテリー逆刺し保護
過充電保護
過放電保護
抵抗値制限
短絡(ショート)保護
自動カットオフ(10秒)
その他 バイブレーション機能
加速度センサー
パスコードロック

重量

本体重量188g、バッテリー込みで279g
ちょっとズッシリくる重さ。

バッテリー

底面のバッテリーカバーを開き、書かれている極性に合わせて18650バッテリーを2本セットします。

バッテリーは別売りです。

MODの操作方法

電源ON/OFF

電源OFF状態でファイアボタン5クリックすると、Asmodusのログが表示された後で電源が入ります。

電源OFFは少し特殊で、
ファイアボタン5クリックでメニューを表示し、このアイコンの時に画面タップ。

パフボタンロック

電源ON中にファイアボタンを3クリックするとパフボタンをロックします。

電源OFFは上記の通り手間なので、ちょっとした持ち歩きなどはパフロックで対応した方が楽だと思います。

タッチスクリーンロック

1度でもパフを行うとタッチスクリーンがロックされ、操作が行えなくなります。

タッチスクリーン液晶を上から下までなぞるようにフリックすると、ロックが解除されます。

Asmodusのこのタイプのタッチスクリーンを使うたびに、このロック解除のスライドのシビアさに悩まされるのですが、この機種は比較的スムーズに解除出来ますね。

液晶の右下にある鍵マークが開いた状態になっていればロック解除成功です。
この状態になったら設定操作などを行うことが出来ます。

モード切替

ロック解除状態で、モード表示部分を左右にフリックすると動作モードが切り替わります。

VWモード

ワット数表示の辺りをタップすると、ワッテージ設定の画面が開きます。

また、縦方向にフリックするとプリセットカーブが変更され、下のNの部分がS/N/Hと切り替わります。
Soft / Normal / Hardの略だと思います。

温度管理モード

画面をタップする度に温度表示と動作ワッテージ表示が切り替わります。
温度表示、ワッテージ表示共に数字を長押しタップで調整画面へ。

[TEMP]のモード表示部分を長押しタップするとワイヤー種別の選択メニューが表示されます。

カーブモード

秒数経過によるワッテージの出力カーブを自分で設定出来るモードです。
左がワット数、右が秒数、それぞれをタップして設定します。

5パターン保存でき、タッチスクリーンを下から上にフリックすると切り替わります。

TCRモード

[TCR]のモード表示を長押しするとTCR値の設定画面が表示されます。

設定は5件まで保存でき、タッチスクリーンを上から下にフリックすることで切り替わります。
(下部表示がM1〜M5になります)

それ以外は温度管理モードと同じです。

TFRモード

このモードは未だに使いこなせないんですよね…。
予めTFR値を入力して設定した温度カーブに沿って動作する温度管理モードです。

[TFR]のモード表記部分を長押しでTFR値設定画面へ移行します。
左右フリックで温度を切り替えて、▲▼で設定。

設定は5件まで保存出来ます。

各種設定

ファイアボタンを5クリックすると設定メニューが開きます。

  • 電源オフ
  • パフカウンターリセット
  • ECOモード
  • ファームウェアアップグレード
  • バージョンナンバー表示
  • 液晶カラー設定
  • 液晶輝度設定
  • タッチスクリーンのロック解除方法設定
  • ディスプレイタイムアウト時間設定
  • バイブ機能
  • 抵抗値確認&調整

パスコードを設定すると、起動する際にパスコードの入力が必要になります。

その他

バイブ機能を搭載しており、警告時などに本体が震えて振動で通知します。

加速度センサーについては、よくわかりません。
公式ページに”G-Sensor (Accelerometer to cycle colors on the screen)”という記述があり、加速度センサーによって画面の色を変えるようです。
実際、いつの間にかカラーが変わっていることがありました。

こういう高機能なModでマニュアル無しはキツいですね…。
Asmodusの他の機種を使っているので基本的な機能は大抵なんとかなるのですが、特有の機能はなかなか。

自分の個体に起こったこと(タッチスクリーン不具合)

このMod、1月に受け取りまして、
「わぁ!Minikinだ!Minikinだ!」って感じでしばらくヘビーに使用していたのですが、

2週ほど使った頃だったかな、タッチスクリーンが急に誤作動を起こすようになりました。

ちょうどVaporLEMONさんに持って行って使っていた時だったのですが、ずっと普通に使えていたのに、急にタッチスクリーンの反応がおかしくなり、
一端電源を切ったら…

この有様。

面白かったから動画に撮っちゃった。

稀にあるみたいですねぇ、
同社の同タイプのタッチスクリーンModは何台か買って使っていますが、そちらでは起こったことがないし、ハズレを引いたかな?

しばらく放置したり、ファームウェアアップグレードで直る事があると聞いて、バッテリーを抜いてしばらく放置していたら、また使えるようになりました。
ですが一応、ファームウェアアップグレードも実行。

ただ、まだ若干反応が怪しい気はするし、再発等は怖いですね、
自分のはサンプルなのでこのまま使用しますが、同じような症状があったら販売店やメーカーに問い合わせた方がよいと思います。

まとめ

ちょっと最後にミソを付けてしまいましたが、総じて非常に上質なModだと思います。

こういうサイトをやっている身だと、ああいうトラブルも「あ、書くこと増えてちょっとオイシイ」と思ってしまったりも。
ただ、とてもよい物だと思うのでこのまま元気に動いていて欲しい。

これまでに使った他の機種では一切起きていないし、ホントたまたまだと思います。

デュアルバッテリー機と言うことで少々大きくて重いですが、非常に握りやすいデザインになっているので、大きさはあまり気になりません。
重さは若干気になるかな。

タッチスクリーンは、AsmodusのModにはよく搭載されているインターフェースですが、
正直言ってしまうと、若干使いづらくはありますね。

液晶画面がそれほど大きくないので、タップする箇所が小さいのと、フリックの反応がどうしても鈍くなってしまいます。

ただ、これまでに使ってきた他の同タイプの物よりは反応がよいように感じました。
Spruzzaとか、ロック解除するのに4~5回はスライドをやり直したりしていたので。

この操作もまぁ使っていれば慣れますし、ある程度使っていたらそんなに頻繁に触らなくなる部分ですし、
あとは、タッチスクリーンって触っていてちょっとワクワクする部分もあります。

余分なボタンが付かないのでデザインがスッキリするというメリットもありますね。

そんなわけで、使いづらさと天秤にかけても、自分はどちらかというと肯定派。

Asmodusさんということで作りは上質ですし、機能的にも充実していますし、デュアルバッテリーModとしてはかなり上位の品だとは思います。

価格調査

Asmodusさんの公式直販でも販売しています。
¥8,872

国内だと、フレキチさんで取り扱いがありました。
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海外で在庫ありそうな所だとSourcemoreさんが安いかな。
ログイン後価格で$48.99