Wotofo Profile 1.5 RDA レビュー|大ヒットメッシュRBAのの進化版

Wotofo Profile 1.5 RDA レビュー|大ヒットメッシュRBAのの進化版

Wotofo Profile 1.5 RDAのレビューです。

当時画期的なデッキ構造で、その後のメッシュRBAのデファクトスタンダード的な存在となったProfile RDAのアップグレード版です。

キャップ構造の変更によるエアフローの改善、デッキ内のセラミックパーツの形状変更によるリキッド供給の改善などのリファインに加えて、
使用するメッシュコイルのサイズを変更し、バリエーションも増えています。

実はこれ、昨年の暮れ頃に出ていたのですが、ちょっとレビュー機会が遅れちゃいましたね。

というのも、一時期Wotofoさんからはレビュー品がサイレント着弾していたので、バッティングすると嫌だなって事で、他の(販売店さんからの)依頼はずっとお断りしていまして、
で、12月ごろにWofotoさんからこれのレビューに関するメールも来てたので、あー、やはり他を受けずに待ったほうがいいな、って思いながら3ヶ月が経過。

これもうわかんねぇな、でもこれは触っておきたいし、まぁ安いし買うかって思っていた所にHCさんから打診を頂いたので、やらせて頂きました。

この製品はHealthCabinさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

Wotofoカラーの黒と緑の箱に、透明のプラの蓋。
最近Wotofoさんはこのタイプのパッケージですね。

側面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
スクラッチの下のコードを、公式サイトのProduct Verificationのページで入力すると、コピー品でないかの確認ができます。

パッケージ内容

  • Profile 1.5 RDA本体
  • ドリップリップx2 (1つは装着済)
  • 六角レンチ、ドライバー
  • メッシュコイル用ジグ
  • ユーザーマニュアル
  • 予備Oリング、予備ネジ類
  • BFピン
  • メッシュコイルx3種
  • コットン

ユーザーマニュアルは各国語併記タイプで、日本語の記述も含まれています。

メッシュコイルはCHILL/TURBO/EXTREMEの3種類が各1枚ずつ付属します。

CHILLが従来のProfileのメッシュコイルに近い感じかな。
“滑らかでまろやかな、よりゆったりとしたフレーバー体験(公式より)”

TURBOが一番抵抗値が低いです。
大胆かつ透明、より高度なフレーバー体験、濃厚な蒸気の生成(公式より)

EXTREMEはProfile以前のメッシュを規格に合わせてカットしたような感じ。
丈夫で力強く、温かい風味の体験、蒸気の大量生産(公式より)

旧規格のメッシュと比べるとサイズが上がっています。

旧規格は16mm x 6.8mm
今回の物は17mmx8.5mm

少し前にレビューしたMesh V2は17mm x 9.8mm
少し長いけど一応使い回しは効くかな。

外観

うちは、Wotofoのアトマレビューは毎回青が来る呪いがかかっているのかもしれない。
これで3連続青です。

初代Profileと並べてみました。
デザインやフォルムはほぼ変わりなしですね。
僅かに低くなってるくらい。

ロゴも同じかな?と思ったら、ちょっとかっこよくなってました。

大きく変わったのはエアフローですね。

初代はハニカム状ホールでしたが、2列に並んだ少し大きなホールに変わっています。

(公式より引用)

キャップ構造が2ピースに変わっており、
2列同時に開閉したり、1列のみで開閉したりすることが出来るようになっています。

底面

ポジティブピンは結構出っ張っていますが、メッシュコイルの特性上、メカで使用することはあまりないかと思います。

スコンカーで使えるようにするBFピンも付属しています。
ピンの交換は先端のみ。

二重ピンになっているので多少調整は効きそうですが、先端はかなり小さいし不安定になるのでやらないほうがよさそう。

フィッティング

ブルーは、うちの手持ちだとなかなか合わせづらい。

Desire MAD

Revenant Delta

詳細

メーカー公式

スペック

直径 24mm
高さ 22.5mm
素材 ステンレス
スレッド 510規格
ドリップチップ 810規格
コイル メッシュコイルRBA
BF対応 BFピン付属
エアフロー サイドエアフロー

カラーバリエーション

(公式より引用)

カラーバリエーションは全部で6色。

構造

トップキャップにエアフローコントロールが仕込まれた4ピース構造。

ドリップチップ

レジン製の810ドリップチップが2つ付属しています。
予備の方はかなり背が低い。

ボアの内径や形状は同じ。
外側の形状と形の違いのみです。

キャップ

キャップの内側は綺麗なドーム状になっています。

キャップの上部を回してドローの重さを調整します。

上下両方を開放する部分と、下側だけ開放する部分があり、1列/2列を選んで調整できます。

デッキ

形状は、今のメッシュコイルのスタンダードである、”Profileタイプ”ですね。
というかProfileなのですが。

初代のデッキと並べてみます。

同じ24mmのアトマイザーなのですが、キャップの肉厚が薄くなり、その分デッキが広がっています。

メッシュコイルのサイズアップに伴い、デッキのパーツ類も大きくなっていますね。

スコンカーで使う際には、中央の穴から直接コットンにリキッドが供給されます。

今回、中央のパーツに溝が掘ってあり、コットンにリキッドが供給されやすいように工夫されています。

ジュースウェルは浅いですが、メッシュコイルはコットンの面積が大きいのでそこに保持されるのと、
サイドエアフローなので多少余分に保持しても大丈夫かと思います。

クランプ式なので、普通のコイルをセットすることも出来ます。

ビルドしてみる

CHILLやTURBOはこれまでに吸ってきた物と大きく変わらないだろう、ということで、ちょっと変わったものを使ってみたいので、今回はEXTREMEを試させて頂きます。

カンタル製メッシュで、抵抗値0.16Ω、推奨60w〜80w

メッシュ用コイルジグの太い方を使って、アーチ状の型を付けます。

クランプに挟んでネジを締めるだけ。
とても簡単。

メッシュが歪んでしまったら、ジグの細い方で調整します。

焼入れをする際は注意

メッシュコイルは通電効率が高い為、立ち上がりが恐ろしく早いです。
バイパス出力となるオームメーターなどでは危険なので、テクニカルModなど出力調整出来る物を使用して20w以下くらいで行います。

自分は10wくらいでやってます。

コットンをセットします。

メッシュとコットンの間に少しでも隙間が開くとイガりやすいので、少しギュウギュウに感じるくらいの量をしっかりと詰め込みます。

下の白いパーツはスプリングで上下するようになっているので、ピンセットなどで押し下げて、コットンを通した後に下から押し上げてもらうような感じに。

付属コットンや専用コットンを使うと楽で確実ですが、
無印などのシートコットンを使う場合、1枚まるごと用意して、表裏の硬い部分をめくった後、軽くほぐしてから丸めて使っています。

吸ってみます。
リキッドはRed Slush

ドローは軽いですね。
全開だとスカスカ。

ですが前作よりエアフローコントロールがしっかり効いている気がします。
1列のみにして絞っていくと、軽いながらも徐々に抵抗感が増してきます。

メッシュコイルは低めの出力で吸うのが好きなので、まずは50wから試してみます。
従来のメッシュコイルはこのくらいで吸っていることが多いです。

ん?なんだこりゃ。
立ち上がりも遅い気がするし、味もぼやけて何を吸っているのかよくわからない。

このコイルの推奨は60w〜80wなので、ひとまず60wまで上げてみます。
あーはいはいなるほど、いい感じになってきた。
このメッシュは低め出力ではあまり力が発揮できない感じでしょうか。

更に上げて70w
一応80まで試したけど、このくらいが自分にはピークでした。

ミスト量も目に見えて増えますし、味も濃くなります。
板状のメッシュよりも更にミストが細かく、その分密度を上げないと持ち味が出ない感じでしょうか。

エアフローも、1列の半開くらいまで絞ってやったほうが美味しく感じました。

立ち上がりは板状のメッシュよりも少し遅く感じますが、通常コイルよりは早いかな?
コイルが冷めにいのか、チェーン吸いの時はかなり早いです。

旧規格のメッシュを使ってみる

行けました。
が、やはり少し平たくなりますね。

大丈夫そう。

実際吸ってみると、旧Profileと遜色ない感じで吸えます。
問題なく使えていると言ってもいいと思います。

ドローを絞ってみる

先日、Intence RDAのレビューを載せた際に、
低抵抗のメッシュコイルを低出力でドロー絞って吸うのも新鮮だなぁって感想を述べていたら、
Twitterで、「Profile1.5もドロー絞って低出力で吸うと面白い味になる」と教えて頂きまして、

ちょうどこれの試用中だったので、試してみました。

810のタイトなドリップチップを持っていたので、それに付け変え、
エアフローは下の列の1穴のみ、出力は19w

明らかにこのアトマイザーが想定している吸い方ではないと思いますが、確かに面白いです。
流石にMTL向きに設計されたIntence程ではないですが、この設定でも吸えますね。
最適とは言わないけど、意外と合う人居るかも。

まとめ

基本構造などは同じものの、細かい部分が色々と改善されており、正統進化と言えると思います。

初代に比べてドラスティックに変化があるというわけではないので、初代を持っている人が敢えてこれを買い足す程ではないと思いますが、これから選ぶ場合は間違いなくこちらかな。
メッシュの選択肢も増えますしね。

あと、上では挙げていませんが、キャップが薄くなって着脱が軽くなったのも地味に嬉しい。

相変わらずビルドも楽ですし、メッシュコイルはやはり立ち上がりも快適で、ミストはシルキーで美味しい。
爆煙派にはいい選択肢だと思います。

超低抵抗のコイルを使うことになるので、扱いだけは注意ですね。
通常より低めの出力が推奨されているので、メカニカルMod向きではないです。
テクニカルModで低めの出力から徐々に上げて合う所を探していく形がいいんじゃないかと思っています。

Healthcabinさんでは、¥2,205にて販売中です。
現在レインボー、ブルー、SSがIn Stock