Hugo Vapor Kylin 30W Pod Mod Kit レビュー|軽量なAIOタイプのPod Mod

Hugo Vapor Kylin 30W Pod Mod Kitのレビューです。

Kylin、キリン
あちらの人たちはキリン好きですよね。
Vape製品の中だけでも、キリンの名称が付いている物はいくつかあります。
何しろ麒麟というと、中国の最上位の霊獣ですしね。

しかしキリンにドクロて。

Hugo Vaporというと、パーツの付替えでスコンカーにもModにも出来るASURAが印象深いです。

今回のKylinは、1000mAhの内蔵バッテリーを搭載し、5-30wの間で出力ワッテージ調整が可能なPodデバイス。
形状はBBタイプというか、AIOタイプというか。

同等品と比べると、PAL2 Proに近いかな、あれをトップフィル可能にしたような感じです。

この製品はVapeSourcingさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

ちょっと派手なパッケージ。

背面には、正規品チェック用のスクラッチシールがついています。

スクラッチの下のコードを、公式サイトの認証ページで入力すると、コピー品でないかの確認ができます。

パッケージ内容

  • Kylin Pod本体
  • Kylin Mesh 0.6Ω Pod(装着済)
  • Kylin Regular 1.2Ω Pod
  • USB Type-Cケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • ワランティカード

ユーザーマニュアルは各国語併記タイプ。
日本語の記述はありませんでした。

USBケーブルはちょっと面白い。
マグネットで端子を貼り付けてコンパクトに纏められるようになっています。

外観

タンクがパネルの内側に隠れる形のAIOタイプです。

それにしても、ドクロのインパクト凄いな。

しかしインパクトのある図案入りの柄は一部のみで、
レジンパネルor柄入りアクリルパネルに分かれるみたいです。

サイズ感はこんな感じ。
VW機としてはコンパクトなPodではあると思います。

パネルがアクリル製ということもあり、かなり軽量ですね。
Pod込みで100g切る重量です。

ドリップチップは510規格なので、汎用品と交換可能です。

側面にはファイアボタンが一つ。
その下に充電用のUSB Type-CポートとLEDインジケーターが付いています。

底面には、バッテリートラブル時にガスを逃がす役割をするベントホールが開いています。

パネルは両面ともマグネット固定になっており、外すとPodや出力操作ボタンにアクセスできます。

Podはピッタリ格納されており、表側からは外せる気がしません。

リキッド注入の蓋も固定の役割をしているので、まずこれを外し、
裏側から押し出します。

Podカードリッジ

ホントに”カードリッジ”といった感じの形状になっています。
リキッド容量は3mlと、なかなか入りますね。

コイルは固定式で、Podごと使い捨てになります。
メッシュコイルの0.6Ωとレギュラーコイルの1.2Ωが付属。

コイル抜けそうだよな…と思ったのですが、かなりしっかり止まっていたので断念。

コイルの付け根の部分にある隙間がエアホールですね。
ドローは固定のようです。

Podの透明度はぼちぼちありますが、パネルを付けると、まぁ見えるかな?くらい。
裏側が開いていないので光が通らないですしね。

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 43 x 20 x 98mm
重量 95g
素材 6063 アルミニウム
リキッド容量 3ml
コイル 0.6Ωメッシュコイル
1.2Ωレギュラーコイル
バッテリー容量 1000mAh
スイッチ マニュアルパフ(ボタン式)
出力モード VW(可変ワッテージ)モード
出力ワッテージ 5~30w
出力電圧 0V〜8V
対応抵抗値 0.5Ω〜3.0Ω
充電 USB Type-C 5V/1A

操作方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

出力調整

パネルを開けて中のUP/DOWNボタンで出力ワッテージを調整出来ます。

操作ロック

電源ON中にUP/DOWNボタンを同時に長押しするとロック状態を切り替えます。

UP/DOWNボタンのみのロックで、ファイアボタンは効く状態。
パネルを閉めればどっちみち押せないので使うことはあまりないかも。

液晶上下反転

電源ON中にUPボタンとファイアボタンを同時に長押しすると、液晶の表示を上下反転します。
いや、いる?

吸ってみる

プリインストールの0.6Ωメッシュコイルで、PLAISIRのKENTUCKY COFFEE TOBACCOを吸ってみます。

ドローは結構軽いですね。
MTLはまず無理そう。
DLで吸う分には、このコイルには合ってるかな。

出力は25wで。
ただ、吸っていて「もうちょっと上げたいなぁ」って感じて結局30wに。
上限一杯なのでちょっと躊躇いましたが。

味は結構しっかり出ています。
最近のメッシュコイルは、マズいってことは殆どないですしね。
なんというか、この抵抗値のメッシュコイルなら平均的なパフォーマンスというか。
十分満足感を得られるレベルだとは思います。

まとめ

持ち歩きやすい軽量コンパクトで、出力調整が出来て、なかなか美味しい。
使っていて特に文句が出ることはないです。

Podが使い捨てというのは、ランニングコスト面では少し不利かもしれません。
ただ、メンテナンス的には楽なんですよね、手も汚れないし。

悪くはないのですが、全体的に普通というか。
このデバイスならではの部分というのは得にはなく。
PAL2 Proが先に出てなければ「おぉ…」となったのかもしれませんが。

他との差別化と言うと、見た目でしょうか。
しかし個人的にこの柄はちょっと合わなかった。
他の柄が来ていたらまた少し印象は違ったのかもしれません。

サイズ感や使い勝手は悪くないので、気に入る見た目の柄があれば、
あと、Podの入手性に納得がいけば、といった感じでしょうか。

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