SMOK IPX 80 Pod Mod Kitのレビューです。
SMOKさんは、RPM40のヒットでPod Mod人気の一端を担ったメーカーですね。
今回は、最大80wの出力を持ち、IP67相当の防水、防塵機能を持ったPod Modを出してきました。
デザインは…なんか既視感アリアリな気もしますが、防水機構ありで3000mAhのバッテリーを内蔵している割には軽量且つコンパクトで好感。
コイルはRPMコイルの後継であるRPM2に変わりましたが、このRPM2のメッシュコイルが低出力からしっかり味の出る優秀なコイルでした。
この製品はVapeSourcingさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
黒ベースに製品写真。
そして水のイメージで防水をアピールしています。
箱の側面には、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
Code Aが認証用のアプリのURLで、
スクラッチのかかったCode Bが認証コードになっています。
パッケージ内容
- IPX80 本体
- USB Type-Cケーブル
- RPM2 Mesh 0.16Ωコイル
- RPM2 DC 0.6Ωコイル
- ユーザーマニュアル
- ワランティカード
ユーザーマニュアルは英語で記載されています。
外観
同社のRPMシリーズの延長にも見えるのですが、
なんか、色々と既視感を感じてしまうんですよね。
背面にレザーを配したPod Modって、あー、DragXっぽい?と最初は思っていたのですが、
まじまじと見ていると、RPM40にAegisを足したような感じ?
耐衝撃の為のラバーコーティングのボディにフレームを挟んでレザー素材というパターン、なんか防水Modってこのパターンのデザインにしがちなイメージ。
個人的には好きなテイストではあるには違いないのですが。
このスタイルはやはりAegisのパ…オマージュなのかなぁ。
バッテリー容量3000mAhで最大出力80wというスペックから若干大柄な物を想像するのですが、本体サイズは意外なほど小さいです。
バッテリー形状の自由が効く内蔵式ならではといったところでしょうか。
若干太さはあるものの、円柱に近い六角形なのであまり気にならないですね。
吸口の形状は同社RPMシリーズと同じ感じですね。
平たい吸口を唇で挟むような感じで咥えます。
Podの付け根部分、左右にエアフローコントロールのダイヤルがついており、これを回すことでドローの重さを調整出来ます。
左右のダイヤルは連動しておらず、それぞれ独立して調整します。
全面のパネルにはファイアボタンとカラー液晶、UP/DOWNの調整ボタンがあります。
充電用のUSBポートは底面に付いていますが、防水の為にかなりしっかりとした蓋がかぶせてあります。
USBの規格はType-Cです。
Podの固定はマグネット式です。
Podカードリッジ
リキッド容量そんなに多くなさそうに見えるのですが、5.5mlも入るみたいです。
太さがあるからですかね。
素材については記載なし。
リキッドの注入口は側面に付いています。
シリコンキャップをめくると大きめの穴が開いています。
ユニコーンボトルのノズルがすっぽり入るサイズ。
コイルはOリング固定になっており、向きを合わせて底面からまっすぐ差し込むだけで装着出来ます。
コイルは0.16Ωのメッシュコイルと0.6Ωのレギュラーコイル。
0.16Ωという抵抗値はこのクラスのデバイスで使うのは少しためらいますが、推奨ワッテージを見ると25-50wとなっています。
メッシュコイルは通電効率がよく、低めの出力でも味が出る物が多いですが、ここまで低い数字が書いてあるのも珍しいかも。
0.6Ωの方はパラレルコイルになっています。
RPMコイルとRPM2コイルは互換性がありませんが、
別売りで、RPMコイルに対応するPodカードリッジも設定があります。
こちらを使用すると、種類の多いRPMコイルが使用できる他、既にリリース済みのRBAコイルも使用可能になります。
詳細
スペック
サイズ | 107 x 34.8 x 34.5mm |
重量 | 130g |
リキッド容量 | 5.5ml |
付属コイル | RPM2 Mesh 0.16Ω RPM2 DC 0.6Ω |
バッテリー | 内蔵3000mAh |
スイッチ | マニュアルパフ(ボタン式) |
出力モード | VW(可変ワッテージ)モード |
出力ワッテージ | 1~80w |
出力電圧 | 0.5V〜4.0V |
対応抵抗値 | 0.15Ω〜3.0Ω |
充電 | USB Type-C 5V/1.4A |
重量の実測は118g。
3000mAhのバッテリー込みでこれはなかなか軽いと思います。
カラーバリエーション
全部で7色のカラーがあります。
操作方法
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
モードはVW(可変ワッテージ)モードのみなので、
UP/DOWNボタンでワッテージを調整し、ファイアボタンを押して吸うだけでOKです。
パワーロック
電源ON中にファイアボタンを3クリックするとパワーロック状態になります。
ロック中はファイアボタンが使えなくなります。
ワッテージロック
電源ON中にUP/DOWNボタンを同時に押すとワッテージロックがかかります。
ふいに押してしまって設定がズレるのを防ぎます。
パフカウンタークリア
電源ON中にファイアボタンとDOWN(左)ボタンを同時に押すと、パフカウンターをクリアします。
カラーテーマ変更
電源ON中にファイアボタンとUP(右)ボタンを同時に押すと液晶画面のカラーテーマが切り替わります。
1回押すごとに切り替わってゆき、全部で6色の中から選択出来ます。
吸ってみる
吸ってみます。
リキッドはKENDOのKey lime mousseで。
まずはRPM2 Mesh 0.16Ωから。
推奨ワッテージが少し気になっていました。
下限の25wだと電圧2Vしかないんですよね。
なのでまず25wから試してみましたが…お、いける。
若干パワー不足な感じはしなくもないですが、悪くないです。
30wまで上げたらもうミスト量も味の濃さも十分な感じですね。
Snowwolfのクリアロとか、毛色は違うけどDamn VapeのMTL向けメッシュRDAとか、メッシュコイルを低ワットで使用する物は以前からあるのですが、そんな感じですね。
40wがベストとのことでしたが、個人的には35wあたりが好みでした。
ミストのシルキーさと、味がジワって出る感覚が好み。
一応50wまでは上げてみましたが、40〜50wまで上げるとかなりの爆煙で、メッシュコイルの本領を発揮しているような感じはありました。
エアフローですが、全体的に軽めです。
全開だとほぼスッカスカ。
AFCを締めていくと徐々に抵抗感は上がっていきますが、全閉してもまだDL吸いできるくらいの軽さ。
続いて、RPM2 DC0.6Ωコイルの方も試してみます。
このPod、コイル装着部分の受けが低いため、リキッドが残ったままコイルを外すとリキッドがダバーっとこぼれます。
大容量なだけにちょっと辛い。
で、0.6Ωコイルの方なのですが、パラレルとのことでこちらもちょっと期待していたのですが、
メッシュのほうが良かっただけに、こちらはやや不満。
推奨12-25wとのことですが、20w以下では味が薄く感じる。
25wまで上げて、AFCを締め気味にしてミストを絞ってなんとかといった所か。
ただ、メッシュに比べてリキッドの味がダイレクトに上がってくる感じはあるので、シンプルな味のリキッドなどだとまた印象が変わるかもしれません。
今回のリキッドだと、キーライムの甘み部分が抽出されたような感じになりますね。
まとめ
ひとまず、デザインの既視感には目をつぶって……
こういったゴツ目の雰囲気は好みではあります。
また、防水機構や出力、バッテリー/リキッド容量の割にサイズ感もコンパクトで、重量も思ったより軽いです。
このサイズで防水というのは嬉しいですね、外やハードな環境でも使いやすいですし。
今回一番「いいな」と思ったのは、RPM2のメッシュコイルです。
0.16Ωという低抵抗値でありながら、30wくらいでかなり満足感があります。
推奨の40wで使用しても2.6V/16Aくらいなので、このくらいのバッテリーのデバイスでもだいぶ余裕がありますし、バッテリーの持ちもまずまず。
バッテリー3000mAh、リキッド5.5mlで、35wで一日使ってもまだ余裕がありました。
前のRPMコイルと規格が変わっちゃったのは残念ですね。
あちらは種類も多いしRBAもあるし、別売りPodでなく、アダプター付きでもいいから同じPodでマウントできるようにしてほしかった。
でも、なんだかんだでいいPod Modだとは思います、個人的に高評価。
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