Flatwire ビルド用ワイヤー2種 レビュー|UKで流行中の、新素材(HW6015)によるハイエンドワイヤー

Flatwire ビルド用ワイヤー2種のレビューです。

FlatwireはUK産のハイエンドワイヤーで、様々な素材の物が出ているのですが、
一番の売りはFlat-Sixty(HW6015)という新素材。

熱応力に強いNI-Fe-Cr合金によるワイヤーで、フラット形状による表面積の増加に伴って濃厚なフレーバーを味わうことの出来るワイヤーとのこと。
現在英国で流行しているワイヤーらしく、ググるとあちらのショップやフォーラムが沢山引っかかります。

今回、そのFlat-Sixty(HW6015)製のワイヤーを2種(単線+クラプトン)ご提供頂いたので、この素材について調べた内容と、実際に使用した感想を交えてレビューして行こうと思います。

この製品はmoon-riverさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

Flat-Sixty(HW6015)とは

国内にはまだ入ってきていない素材なので、海外のショップやフォーラムなどから色々と調べてきました。

配合はNi62% Cr14% Si2.5% Mn2% +鉄

熱応力に優れたNI-Fe-Cr合金とのこと。
熱応力=熱膨張や熱収縮によるひずみに対応する力のことで、つまりVAPEによる急激な温度変化による変化でも変形しづらく、また亀裂などの劣化も起こりにくいようです。

配合を見ると、Ni80とNi-Feの中間みたいな感じ?
海外フォーラムだとNi60と表現している人も居ました。

Ni-Feに近いなら温度管理もアリなのかな?と思って調べてみましたが、TCR値などの情報は得られず。
フォーラムなどでもVWモードをオススメされていました。

詳細

リールがパウチで個包装された状態で販売されています。

長さはどちらも10ft(約3m)。

単線24ga

フラットな板状になっており、通常の24gaワイヤーに比べて表面積が2倍くらいになるそうです。

Flapton(クラプトン) 24/32ga

上記の24gaのフラットワイヤーに32gaのワイヤーを巻きつけた物のようです。

リールはちょっと不便に感じました。

ワイヤーを引っ掛ける所が1箇所しかなく、そこに両端の端が引っ掛けてあるので、外れやすいし、中途半端な長さになった時に困りそう。

すぐにシャーンとさせてしまいそうだったので、早速100均のヘアバンドを巻いておきます。
これで安心。

ビルドしてみる

24ga単線

比較対象として、Ni80 24ga単線の0.5Ωで普段遣いしているMD RTAのリビルドに使ってみます。

このフラットなワイヤー、巻いた状態が凄くキレイでいいですね。

巻いた感じ、Ni80よりは固く感じました。
カンタルくらいの硬さかな。

24ga 3mm7巻で、焼入れして0.51Ω

抵抗値としてはNi80とほぼ同じ感じですね。
フラットな分少し幅が出るくらい。

焼き色もNi80に近い感じかな。
10wでじっくり焼いたのですが、思いの外青くなりました。

リキッドは、リビルド前と同じPOP ROCKを、同じワット数(28w)でそのまま吸ってみました。

自分の舌で、違い見つけられるかな…?と心配していましたが、
面白いですね、同じ抵抗値だけどワイヤーの違いだけで結構味が変わります。

感覚的には、1段階低めの抵抗値で吸っているような感覚。
これは表面積の増加の影響かな?
際立ってミストが増えるわけではないのですが、なんか濃く感じます。

あと、POP ROCKの場合、巨峰の味が特に強調されているイメージ。
苦味すら感じるレベルで濃い巨峰感です。

熱応力に強いとのことで、長持ちもするのかな?とも思うのですが、
こればっかりは期間をかけて吸いまくらないと検証しにくいですね…。

とりあえず、タンク3回チャージくらいの状態でこんな感じ、まだまだ余裕でいけますね。
フルーツ系リキッドを吸っているアトマイザーは普段このくらい使ったらリビルドしています。

24ga単線をもう一つ

吸った感じ、フルーツが強調されるのかな?という印象を受けたので、デザート系リキッドならどうなるのかな、と思い、もう一個試してみました。

KREE RTAで、3mm6巻の0.47Ω

焼きを入れる前の抵抗値も見てみたら、0.39Ωでした。
この辺もNi80に近い感覚。

余談ですが、こういうフラットなワイヤーだと、上から締めるタイプのデッキの場合はこんな風に挟む感じになりますね。

通常のワイヤーのようにネジに巻きつけようとしたら、ワイヤーが縦になってキッチリ閉められなかったです。
デッキのネジ形状によっては苦労するかも。

こちらの環境では、MONSTA VAPEのバニラカスタードを吸ってみました。
王道バニカスです。

感覚的には上記と同様。
少し低めの抵抗値で吸っているような感覚がありますね。

このリキッドだと、バニラの香りが強くなりました。
吸い始めから後味にかけて、バニラの甘みがかなり強い。

Flapton(クラプトン) 24/32ga

こちらも、Ni80のシングルクラプトンで普段遣いしている環境を置き換えてみます。

Kelpir RTAに3mm5巻で0.41Ω
もう少し低くなるかと思ったら意外と高め。

焼入れする前は0.34Ωでした。

リキッドはこれまで吸っていたSnake Oilをそのまま。
抵抗値が前と変わったので、出力はこれに合わせて37w前後に。

こちらは目に見えてミスト量が多いですね。
そしてやはり味が濃く感じる。

今吸っているスネ夫はもう吸いきる寸前なので、かなりスティープが進んでクリームメインになっていたのですが、だいぶ眠っていた洋梨がまた掘り起こされた感じ。
青さすらまた出てきたかも。

まとめ

使ってみた感想としては、全体的に(Ni80と比べて)少し低めの抵抗で組んだような感覚がありました。

また、フルーツ系が強調されるイメージ。

味は全体的に濃く感じます。
ハイエンドワイヤーと銘打つだけあって、パフォーマンスは凄くよく感じました。

ビルドに関しては、ワイヤー自体がやや固め、カンタルくらいかなぁ。
抵抗値はNi80とほぼ同じ感じなので、そのまま置き換えて使用できると思います。

また、フラットなワイヤーが巻くと凄くキレイで、ちょっとテンションが上がりますね。
アートコイルとかで見るようなキレイなフラットコイルになります。

単線が10ftで¥1,200、クラプトンが10ftで¥1,500

通常のワイヤーと比べて若干値は張りますが、それだけのパフォーマンスはありそうだな、と感じました。

ワイヤーの長持ち具合については引き続き検証ですね。
上の環境は家で普段吸っている環境なので、当分リビルドせずに使ってみようと思います。

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