Lost Vape Furyan Mechanical Squonker Mod
カッチョイイ。
Furyan(フーリャン?フリアン?)ってどういう意味なんだろう?と思ってgoogleさんに聞いてみました。
英語:フリアン
オランダ語 – 自動検出:フリアン
あ、はい。
アイスランド語:激怒
これですかね。
大きい電池積んでて怖いのであまり怒らないでほしい。
Lost Vapeの初のメカニカルスコンカーだそうです。
Lost Vapeというと、DNA基盤を積んだ少々お高めのテクニカルMODというイメージが強いですね。
スコンカーは過去にTherion BFという製品を出していましたが、こちらもDNA75Cチップを積んだテクニカルスコンカーでした。
ですが今回は純粋なメカニカルスコンカーとの事。
保護回路等も一切ついておらず、機械式スイッチのみの完全なメカニカルMODです。
そういや、純粋なメカニカルMODを扱うのは今回が初めてですね…。
この1年ほど色々なデバイスを触ってきましたが、
VAPEは基本チキンモード全開で運用していまして、
- MODはテクニカルonly、メカは基本触らない
- 18650シングルバッテリーは40w以上出さない、極力30w以下
- 0.3Ω以下のコイルを自分では組まない
という制約を自分に課してやっていました。
これは相当余裕のある条件なので、ビビりすぎじゃね?という感じもしますが、
自分は色々と雑だってのを自覚しているので、人より安全マージンを大きめに取っております。
ですが最近ピコンカーを使うようになってセミメカを解禁し、
「お、メカもアリかも?」
って思い始めていたところだったりします。
今回でメカも解禁。
まだちょっとドキドキでしたが、折角のカッコイイMODですし、ガッツリ使い込んでみましたよ!
21700バッテリー対応なので長持ちするし、アンペアにも余裕があるし、
キンキラキンだけど、素材のおかげかどこか落ち着いた見た目だしで、
激怒とは程遠いオトナな感じのスコンカーでした。
ありがとうございます。
目次
パッケージ
箱、デカイです。
そして平ぺったいです。
スリーブを外すと、やたら立派な化粧箱が。
そこはかとない高級感の演出。
内容物
- Furyan本体
- ユーザーマニュアル
- 18650バッテリーアダプタ
- 予備BFボトル(シリコン製)2本
- クリーニングクロス
- ワランティカード
ユーザーマニュアルはペラの紙で、英語のみの記載でした。
予備のBFボトルは白と黒の2本。
本体に白が1本装着済みで、合計3本付属しています。
他のスコンカーのシリコンボトルと比べるとやや固めですが、押しにくくはないです。
外観
メカニカルなのでシンプル。
金属部分はブラス(真鍮)製、プラ部分はウルテム製。
スイッチ周りと電池カバーは、ブラスではなくブラス調のSSのようです。
(ブラックカラーの場合、金属部分はすべてSS製になるようです)
電池カバーの部分は初期モデルはカーボン調でしたが、現行モデルはブラス調に変更になっています。
※上面のブラスパーツに一部酸化している箇所が見られたので、レビュー前に磨くか迷いましたが、製品の素の状態とは異なる見た目になる可能性を考えてそのまま撮影しました。
操作はファイアボタンのみ。
ファイアボタン下のスイッチは機械的なロックスイッチとなります。
上に切り替えるとファイアボタンが押し込めなくなりますが、あくまで機械的に止めているだけなので過信はしないほうがいいかもしれません。
ロックした状態で強く押し込んでみたら若干ながら動いたので、大きな圧力がかかったら通電してしまうかも?
その前にボタンが壊れそうな気もしますが。
このカラーはスケルトンになっているので、中の機構が見えるんですよね。
ロックした状態でグイッと強く押し込んで、こんな感じ。
この時点でボタンがミシッとなってちょっとビビるくらいだったので、よっぽどのことがなければ大丈夫だとは思いますが、
心配であれば持ち運びの際は電池を抜いたほうが安全かなと思います。
上面に510スレッド。
フラットなのでアトマイザーのサイズは選びません。
MODの幅が27mmなので、26mmくらいまでのアトマならはみ出さず余裕を持って乗せられそう。
ブラスパーツの表面部分は、刃文のような模様が薄っすらとつけてあります。
この模様が非常に綺麗なのですが、黒く酸化していたのが残念。
恐らく、結構長い事在庫されてた個体に当たったのかな?
ブラス(真鍮)は酸化しやすく、放っておくと黒くなりやすいです。
ですがお酢とか重曹とかで磨いてやると簡単に綺麗になります。
ちょっと面倒ですが、そのお手入れも愛着につながるかな?
ブラックカラーの方はSSとの事なので、磨くのが面倒な場合はそちらを。
底面。
ハンドルを起こして回すタイプの蓋が2つ並んでいます。
ベントホールの開いている方(右)が電池、もう片方がBFボトルの蓋です。
21700バッテリーに対応していることから、結構大柄かな?と思っていたのですが、案外そうでもなかったです。
程よいサイズ感。
アトマイザーを乗せてみる
非常に好きなデザインのRDAなのですが、この色とポップなロゴがちょっと雰囲気合わない感じ?
OUMIER Wasp Nano RDA
意外と悪くないかも。
Wasp Nano RDTAのヌルテカなキャップをつけたら色も合いそう。
Maze v3もよさげ?
RSQ NS Kitに付属していたNerissa RDAも乗せてみました。
うちにあるものだとこれが一番合ってる気がするなぁ。
ざっと見返してみると、うちのRDAって、黒が多いんですよね…。
これに合うような渋い感じのものがあまり無くて困ってます。
特徴
スペック
サイズ | 84mm x 50mm x 27mm |
BFボトル容量 | 9ml |
使用バッテリー | 18650/20700/21700バッテリーx1 (別売) |
素材 | ウルテム/ブラス(真鍮)/SS |
対応抵抗値 | 0.1Ω〜1.0Ω |
スレッド | 汎用510スレッド シルバー製プレート+カッパー製コンタクトピン |
重量
重量は実測で、
電池なし:171g
21700バッテリー込み:240g
やや重め?いやこんなもんか?
重さが気になる、という感じではないです。程よい重み。
バッテリーは18650/20700/21700に対応
底面にある電池蓋、BFボトル格納部分の蓋は、取っ手が起こせるようになっていて回しやすいです。
取っ手は爪を引っ掛けて簡単に起こせるようになっています。
21700と20700はそのまま入れられます。
18650バッテリーを使用する際は、付属のアダプターをー極部分に取り付けます。
BFボトル周り
BFボトルはねじ込みではなく爪が引っかかっているタイプで、軽く回して引っ張るとこのようにボトルごとスポッと抜けてきます。
ボトルは両端に金属パーツがついており、
軽く差し込むだけで容易に装着が出来るし、漏れることももありませんでした。
一切手を汚さずにチャージが出来るし、ここの構造はかなり優秀だと思います。
蓋のパーツはボトルの上、下どちらにも取り付けることが出来るので、このように蓋として使うことも可能とのこと。
だったらこの辺りの金属パーツにも予備があれば、お出かけ用の予備ボトルとして使えるんだけどなぁ。
使い方
ファイアボタンを押す→吸う。
以上。
まぁメカですしね……。
ファイアボタンとロックスイッチだけです。
まとめ
いつものように、メインとして職場に持っていったりしつつ暫く日常使用してみました。
初めての完全メカニカルということでおっかなびっくり使っていましたが、暫く使用していたら徐々に慣れてきました。
まず、立ち上がりがリニアで気持ちいい。
あと、メカニカルで21700バッテリーを使うと電池の持ちが凄くいいですね。
0.5Ωで運用していますが、丸1日は余裕で使えています。
毎日充電しているのでわかりませんが、減りを見る感じだと2日くらいはいけるかも。
電子ガジェットとかを触ることが好きだし、MODもどちらかと言うとゴテゴテしたテクニカルが好みな為、最初はちょっと存在に懐疑的でした、が、
使っているとなんというか不思議と満足感があるんですよね。
特に慣れてきて無駄な不安感が減ってくると「お?なんかいい感じ?」と。
恐らくですが、質感の良さとかそういう部分から来るんでしょうね。
別段ここが凄い!とか機能的に優れているとかそういうわけではないんだけど、なんだが微妙に高揚感が。
なんか「うおー俺は今ちょっといいデバイス使ってるぞ」的な。
「安くて機能がしっかりしてればいいよね」派な自分ですが、ハイエンドを使っている人の気持ちが徐々にわかってきました。
使うことに慣れてはきましたが、完全なメカニカルなので、油断は禁物ですね。
保護回路とかも一切入っていないので、コイルの抵抗値とか電池の残量とか自分でちゃんと気をつけなければいけません。
特に電池残量はわからないので、過放電にならないように気を使ってやる必要がありますね。
暫くこれでメカの運用に慣れて、今後徐々にメカニカルMODも解禁していきたいと思います。
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