Augvape – DRUGA RTA レビュー|ローハイトなシングルDLアトマイザー

Augvape – DRUGA RTA レビュー|ローハイトなシングルDLアトマイザー

Augvape – DRUGA RTAのレビューです。

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DRUGAはAugvapeさんの中でもシックなデザインが特徴のシリーズ。

同名のDRUGA RDAはシンプルデザインな上にかなり味の出るRDAで人気が高く、最近V2もリリースされています。

DRUGA RTAはそのDRUGA RDAのタンク版なのかな、と思いきや、共通しているのはロゴとデザインテイストくらい?内容はかなり別物ですね。

サイドエアフロー+デュアルコイル爆煙アトマイザーであるDRUGA RDAに比べ、こちらはボトムに3Dエアフローを備えたシングルコイルになっています。

しかし味はさすがによく出ますね。

シックなデザインに高さを抑えたローハイトなタンクということで、この見た目に惹かれる方は多いのではないでしょうか。

この製品はAugvapeさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

パッケージ

かなりコンパクトな箱のパッケージ。
DRUGAシリーズって、本体デザインのシックさに比べて、パッケージデザインはなんか、その、軽いというか。

裏面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
このスクラッチの下のコードを、公式サイトの下にあるフォームに入力すると、コピー品でないかのチェックができます。

パッケージ内容

  • Druga RTA 本体
  • バブルタンク
  • 予備Oリング、予備ネジ
  • ユーザーマニュアル
  • ワランティカード

ユーザーマニュアルは英語での記載。
カードタイプのシンプルな物です。

外観

径は24mm、
高さはドリップチップとコンタクト部を含んでも39.5mmと、かなり背が低いです。

カラーバリエーションはいぶし銀の3色。

標準のストレートタンクの他に、バブルタンクも付属しています。
背が低いからずんぐり感がかわいい。

リキッド容量はストレートタンクで2.4ml、バブルタンクで3.5ml

DL前提のアトマイザーで、ドリップチップも810規格の幅広な物が使用されています。
汎用の810ドリップチップと交換して使うこともできます。

エアフローはボトムエアフロー(デッキ内部は3Dエアフロー)です。
コントロールリングを使用して無段階に調整可能。

リキッドはトップフィル。
注入用のチャージホールも大きく入れやすいです。

トップキャップはスクリュー式ですが、スレッドのストロークは短く、1周ほど回すだけで開閉できます。

高さを抑えつつ、与圧によるリキッドの伝い漏れに配慮した作りなんだと思います。

底面。

ポジティブピンはしっかり出っ張っています。

フィッティング

Desire MAD

詳細

メーカー公式

スペック

直径 24mm
高さ 39.5mm(ドリップチップ、コンタクト含む)
素材 SS
リキッド容量 2.4ml (ストレートタンク)
3.5ml (バブルタンク)
ドリップチップ 510規格
コイル シングルコイルRBA
リキッドチャージ トップフィル
エアフロー ボトムエアフロー(3Dエアフロー)

構造

分解してみました。

タンクは独立して外せるので、リキッドが残っていてもデッキにアクセス出来ます。

チャンバー

チャンバー内部は緩やかなドーム状になっています。

デッキ

DRUGA RDAはクランプ式のデュアルコイルデッキで、クランプの大きなネジが特徴的でした。

このDRUGA RTAは割と普通のデッキですね。

両側ポストにコイルが挟まれる形のシングルコイルデッキで、
固定ネジは4カ所あるので、コイルをどちらの向きで巻いても使用出来るようになっています。

コイルの足は横から差し込んで上からネジで締めるタイプ。

奥の隙間も少ないのでコイル足は逃げにくく、固定はやりやすいです。

デッキ内部のエアフローは3Dエアフローになっています。

下部の3連穴で両斜め下から吹き付けつつ、ポスト内部を通ったエアーがコイルの左右からも吹き付けます。

ビルドしてみる

ビルドは極々スタンダートです。

横から差し込んで締めるだけ。

コイルの高さは、サイドエアフローがコイルの下半分に当たるくらいにしました。

ウイックはこのくらいの長さで、ちょうどタンクの底に届くかなって辺り。

単線ビルド

まずは単線で試してみました。

Ni80 24ga 3mm6巻で、0.48Ω

EMPIRE Brew PIRATES TOBACCO VANILLAを吸ってみます。

エアフローは、全開にするとかなり軽いですが、やや抵抗感あるかな?くらいのドローです。

ですがコントロールリングを絞っていくとかなり絞れますね。
MTLまでは行かないですが、1mm開きくらいまで絞ると重めDLくらいのかなり抵抗感のあるドローになります。

このビルドだとこのくらいがしっくりきました。

3Dエアフロー故にフレーバーがダイレクトに上がってくるという感じではないのですが、ミストがデッキ内でほどよくかき回されて、バニラの甘みとタバコ感がほぼ同時にやってきます。
こうした複合タバコや複雑系リキッドに合いそう。

クラプトンビルド

Demon KillerのクラプトンBタイプ 28gax3+38gaで、3mm径5巻して0.32Ω

こちらはエアフロー全開~半開くらいがちょうどいい感じ。
自分は半開が好きでした。

ミスト量が増えて密度が上がり、またクラプトンで粒子も細かくシルキーなので、3Dエアフローでより攪拌されるイメージ。

個人的に、3Dエアフローのデッキにはクラプトンが合うと思っています。

調子に乗って40wでガンガンチェーンしていたら軽くイガりました。
もう少し控えめがいいかなぁ。
ちょっと間をおいて吸うようにしたら平気ですが。

まとめ

まず、シンプルなデザインとローハイトな所に惹かれます。

一時期Gear RTAをよく使っていましたが、背が低いタンクって余り多くないので重宝するんですよね。

味の方もかなりよいです。
ボトムエアフローのようなダイレクトな味の出方ではないので、単品フルーツのようなシンプルなリキッドには合わないかも知れませんが、複合系のリキッドにはかなり合いますね。

エアフローコントロールの精度がよく、しっかり絞れるので単線ビルドでも楽しめるのがポイント高いです。

リキッド漏れについてはどうかなぁ、
構造的にいずれ漏れそうかなぁ、という予感はあるのですが、
現在1週弱の使用で、リビルドやリキッドチャージを挟みつつ、時々キャップを開けて見つつ、で今のところ漏れはありません。

トップキャップのスレッドが浅く作られているので、与圧が小さいのが功を奏しているのかもしれません。

キャップは、使用中に不意に外れたり等は起こりませんが、
リビルドの際、タンクだけ外そうとひねった時に外してしまいそうにはなりますね。
細かい点ですし、ちょっと気をつければ大丈夫そうです。

価格調査

新製品なのですが、既に国内にも入っているんですよね。
フレキチさんで¥3.780です。

海外も見てみます。

Sourcemoreさん、ログイン後価格で$21.99で24HRSですが、現在ガンメタ(+$1)しかない模様?

Fasttechさんは$22.83で3色ともありました。