Aspire 9th Tank レビュー|NoNameコラボ、コイルユニットとRBA両対応のタンクアトマイザー

Aspire 9th Tank レビュー|NoNameコラボ、コイルユニットとRBA両対応のタンクアトマイザー

大手VapeメーカーAspireと、イタリアの老舗ハイエンドメーカーNoNameによるコラボアトマイザー、9th Tankのレビューです。

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「Aspire」の記事一覧です。

最近Aspireさんはハイエンドメーカーとのコラボが活発で、

SunboxとコラボしたMIXXの他、最近はNoNameとのコラボ製品をいくつかリリースしています。
この9thの他、先日発売されたPARADOXや、近日発売予定のzero.Gも、ハイエンドメーカーならではの洗練されたデザインでカッコいい。

今回の9th Tankはデザインもさることながら、コイルユニットを使用するクリアロマイザーと、自分でコイルをビルドするRTAの両方に対応したタンクアトマイザーというのが特徴です。

コイルユニットは味に定評のあるAVP Proコイルを使用しており、パフォーマンスは安定していますし、
VAPEデビューからクリアロを経てRBAにステップアップしたい、とか、普段RBAだけどたまにはクリアロで手間を省きたい、というニーズに対応できるアトマイザーだと思います。

この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

黒基調のパッケージ。

コラボ製品はAspireさんの中でもPRESTIGEという特別なラインに位置しており、高級感のあるパッケージングになっています。

箱の側面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
スクラッチの下のコードを公式サイトの下にあるフォームで入力すると、コピー品でないかの確認が出来ます。

パッケージ内容

  • 9th Tank本体
  • RBA用タンク・デッキ
  • 0.65Ωメッシュコイル(本体装着済)
  • 1.15Ωスタンダードコイル
  • 予備Oリング、予備ネジ
  • RBA用ポジティブピン(MTLドロー用)
  • ユーザーマニュアル
  • PRESTIGEステッカー

ユーザーマニュアルは英語とフランス語で記載されています。

RTAに換装する時はデッキだけでなく、タンクとチャンバーもセットで交換するんですね。

外観

タンクを上下から分厚いパーツで挟んだような形状。
やや硬質なイメージを受けるデザインです。

トップキャップの段差とローレット加工が個人的にツボ。
上面にはaspire 9th nonameと彫られています。

ドリップチップは510規格で、汎用品と交換して使用出来ます。

黒いパーツの部分までがトップキャップになっています。
リキッドチャージはトップフィル。

エアフローはボトムエアフロー、
コントロールリングで無段階調整できます。

底面にはNoNameのマークとAspireのロゴ。

ポジティブピンは大きなインシュレーターに囲まれていますが、
クリアロとRTAの換装機構があり、ピンが途中で分割されていて接点が余り安定しないので、メカニカルでの使用は避けた方が無難かと思います。

フィッティング

Eleaf iStrick Pico

22mm径なので、Picoにも載せられます。

詳細

メーカー公式

スペック

直径 22mm
高さ 52.5mm(コイルユニット使用時)
57mm (RTA使用時)
素材 SS304+パイレックスガラス
リキッド容量 2ml
ドリップチップ 510規格
コイル AVP Pro coil / シングルコイルRBA
リキッドチャージ トップフィル
エアフロー ボトムエアフロー

構造

分解してみました。

クリアロとRTAの換装は、ガラスタンク、チャンバー、デッキと、中段部分をまるごと入れ替える形になります。

RTA使用時、リキッドが残ったままでもデッキにアクセス可能です。

クリアロ使用時のコイル交換は、チャンバーに開いた穴の所までならリキッドが残っていても大丈夫。
半分くらいは残っていても大丈夫そう。

クリアロコイル

コイルはOリング固定になっています。
下からまっすぐ奥まで差し込みます。

RBAデッキ・チャンバー

チャンバーはドーム状というより、ダクトのリデューサーのような形状で、チムニーに向けて滑らかに径が絞られています。

デッキはフラットな形状で、コイルの固定は上からネジで締めるタイプ。

固定ネジの脇にはガイドが設けられており、締める際にワイヤーが逃げにくくなっています。

ボトムエアフローのエアホールは2種類から選ぶことができ、
ポジティブピンを交換することで変更できます。

ポジティブピンは、RBAデッキの下からマイナスドライバーで回せるようになっています。

吸ってみる

クリアロコイル使用

まずはクリアロコイルで吸ってみます。

プリセットされていたAVP Proコイルの0.65Ωメッシュで、リキッドはLovebirdのストロベリーシリアルミルク。

クリアロコイルの場合、初回はリキッドを入れてからコイルに浸透するまで数分は置いておきます。
自分は念の為10分以上は置くようにしています。

リキッドの注入口は十分な大きさがありますが、穴が一つで空気抜きがないので、粘度の高いリキッドを勢いよく入れると溢れる可能性があるので注意です。

結果から言うと、このコイル、前回のAVP Cubeで吸った時より美味く感じます。

出力は19wから25wくらいまで試してみましたが、Podよりしっかりと出力がかかるModの方がこのコイルの力を発揮しやすいのかも。

メッシュらしい滑らかなミストで、こういう複合リキッドによく合います。

エアフローは全体的に軽め。
前回だとかなり軽く、絞っていくと抵抗感は増してゆきますが、ギリギリまで絞ってもMTL向きにはならない感じ。
1mm開きくらいにしてやや重めのDLで吸うのがいい感じでした。

RBAをビルドしてみる

ネジの脇にはガイドがあるのでワイヤーは逃げにくいですが、それでも隙間に逃げていこうとするので、
ネジに巻き付けるように軽く引っ張りながら締めるとやりやすいと思います。

ウイックはデッキの外周から少し出るくらいの長さでカットしてジュースホールにイン。

このデッキはコットンを詰めすぎると供給が若干厳しくなり、イガりがちになります。
3mm径コイルの場合は先端を軽く漉いて量を減らしてやったほうがよいと思います。

あと、今回はジュースホール下からコットンが顔を出していますが、ここまで詰めなくてもよさそうです。

底の穴の上に乗せるくらいでよさそう。

Ni80 26ga 3mm7巻で0.77Ω

ポジピンはMTL用の物に交換してみました。

早速吸……ドロー重いなこれ…。

前回でもMTL出来るくらいの重さがあります。
絞っていくともう言わずもがな。
こちらのピンにすると相当ドローを重く出来ますね。

自分はこのビルドでこの重さだとむせる…。
ポジピンをノーマルの物に戻しました。

ノーマルのピンでも、クリアロコイルの0.65Ωよりは若干重いかな?くらい。
全開でDL向き、絞っていくと軽めのMTLくらいなら出来ます。

コンパチとはいえチャンバーまで交換しているので、ちゃんとRTAの味していますね。
エアフロー絞り気味で重めDLすると、しっかり濃厚なミストがダイレクトに来ます。

やはり個人的にはRTAの方が好きだなぁ、美味いです。

まとめ

ハイエンドみのあるデザイン。
トップキャップの周りは非常に好みです。

クリアロとRTAのコンパチということで中途半端な感じになるかな、と思っていたのですが、どちらで使用してもパフォーマンスは高い印象。
タンク、チャンバー、デッキとゴッソリ交換するので、中身を完全に差し替える感じなんですよね。

その分換装はちょっと面倒ですし、リキッドが残った状態でも行えないので、気分によって気軽に使い分けという訳にはいきませんが。

最初から普通にRTAとして使っても満足度高いですし、
VAPE始めた直後で、いずれビルドもしてみたい…という方が使うにもよいかと思います。