Thunderhead Creations x TNYVPS – Artemis RDTA レビュー|ユニークなデッキを持ったワイヤー供給RDTA

Thunderhead Creations – Artemis RDTAのレビューです。

Thunderhead Creations
「Thunderhead Creations」の記事一覧です。

ドイツのYoutuber Tony Vapesのプロダクト、TNYVPSとのコラボ製品になります。

Thunderhead CreationsというとTaurenシリーズがよく知られており、
私自信、同シリーズのファンなので一通り買ったりしています。

それらの記事がメーカーさんの目に停まったようで、以前よりメッセージを頂いたりしていたのですが、この度、新作のアトマイザーをレビューさせて頂けることになりました。

今回はTaurenシリーズに属するアトマイザーではなく、独立したネーミングのアトマイザーです。
アルテミスって名前は、つい最近Cthulhuさんも同じ名前のアトマイザーを出していたので「あれ?」とはなりました。

最近各社もチラホラと出している、ワイヤー供給のRDTAですね。
ドイツのYoutuberのプロダクトとコラボして、定番とも言えるドイツ製のワイヤーを使用しています。

このタイプの例に漏れず背はどうしても高くなりますが、
24mm径でシングルコイルというスペックで18650のステルスModでの運用も視野に入るし、使い勝手はいいほうかと思います。

更にBFにも対応しており、スコンカーと組み合わせて大量のリキッドを保持することも。

この製品はThunderhead Creationsさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

Taurenシリーズは巾着袋ですが、こちらは普通のパッケージですね。
黒ベースに金銀文字、
蓋には窓が付いていて製品を直接見ることが出来ます。

側面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
スクラッチの下のコードを、QRコードの先のサイトで入力して、コピー品で内科の確認ができます。

パッケージ内容

  • Artemis RDTA本体
  • マイナスドライバー
  • 六角レンチ
  • コイルトリミングツール
  • BFピン
  • 予備Oリング、予備ネジ、予備ワイヤー
  • プリメイドコイル
  • ユーザーマニュアル

ポストレスデッキ用に、1個あると地味に嬉しいコイルトリミングツール。
コイルを置く場所が湾曲していて使いやすそう。

5mmの位置にマーキングしてありました。

BFピンも付属しており、スコンカーで使うことも出来ます。

ピンを見ると中途半端な位置に横穴がありますが、中央の柱の中を通って、タンクの上の方から供給される仕組みになっています。

付属のコイルは、ThunderHeadさんがプリメイドコイルとして販売している物と同スペックでした。

外観

➖ ➖
 皿

最初に写真を見たときから、もう顔にしか見えない。
位置が合ってるのはこの面だけなんですけどね。

キャップにはARTEMISの文字とマークの刻印。
この辺の刻印の入れ方や雰囲気はTaurenシリーズと似てるかも。
キャップやタンクに付いているパンチ穴っぽい造形も好み。
ここのメーカーの無機質な工業品っぽいデザイン、好きなんですよね。

ドリップチップは810規格で、THUNDERHEADロゴ入りのレジンドリップチップが標準でついています。
汎用の810ドリップチップと交換することも可能です。

エアフローはサイドエアフローになっており、つぶつぶのハニカム状エアホールが左右に開いています。
キャップ部分がエアフローコントロールになっており、キャップを回すことでドローの重さを調整できます。

下半分はタンク。
4本のワイヤーを使ってリキッドを上のデッキまで供給します。
リキッド容量は4.5mlと、このタイプにしてはやや控えめ。

底面。
ポジティブピンはしっかり出っ張っています。

キャップを開けてみました。
デッキのジュースウェル部分には保護材が詰まっていたので、これは取り除きます。

赤矢印の部分がリキッドのチャージホールになっています。
穴は大きめで、入り口もなめらかにテーパーがかかっているので補充はかなりやりやすいです。

キャップ側に大きな突起があり、これでチャージホールを塞いで漏れを防ぎつつ、キャップの向きを固定しています。

フィッティング

24mmだしこっちもアリかなと。

スコンカーもいけちゃうので。

詳細

メーカー公式

スペック

直径 24mm
高さ 50mm(ドリチ含む、コンタクト含まず)
タンク素材 ガラス
リキッド容量 4.5ml
ドリップチップ 810規格
コイル シングルコイルRBA
リキッドチャージ トップフィル
BF対応(BFピン付属)
エアフロー サイドエアフロー

構造

分解してみました。

タンク部分は、デッキを崩さずに独立して分解、洗浄出来ます。
ただし、ワイヤーとOリングが外れてきやすいので注意。

チャンバー

上面は吸口に向けてテーパーがかかっています。

エアホール部分は大きくせり出しており、コイルを壁で挟むような形状になっています。

コイルのすぐ近くのハニカムホールからコイルに直接エアーを当てる形。

デッキ

このアトマイザーはデッキもちょっと面白いです、
クランプ式のポストレスデッキ。

クランプはシングルコイルの両方の足を共締めする形になっており、ビルドの手間はかなり低いです。

ポストレスデッキなのでコイルの足の長さは先に合わせておく必要がありますが、トリミングツールで揃えてしまえばあとは差し込んでネジを1個締めるだけ。

ビルドしてみる

今回、アトマイザーと一緒にThunderHeadさんの出しているコイルとコットンを一緒に送って頂いたので、まずはこれを使ってビルドしていきます。

元々以前からこういったアクセサリーやツールキットなどを出していたメーカーさんなんですよね。

ARTEMISシールが貼ってあるから、ARTEMIS RDTAに合わせて作られたスペックなのかな?
アトマイザーに付属していたコイルと同スペックですし。

Ni80のFused Claptonで、28gax4+38ga 3mm径5巻で0.25Ω

1パック10個入りで、2つずつカプセルに小分けして入れられています。

コイルトリミングツールの、マーキングされている5mmの所にセット。
やはりコイルの形に合わせて湾曲しているのでピタッと収まります。

下からはみ出した分をニッパーでカットします。

あとはクランプにセットして締めるだけ、こりゃ楽だ。

高さはこのくらいになりました。
左右のエアホールと合わせた高さになっているんだと思います。

コットンはややキシキシ系の軽いコットンですね。
ThunderHeadさんは爆煙系なイメージなので、低抵抗環境向けに供給重視担っているのかな、と思います。

2本ずつの束になって巻かれた状態で収納されています。

束1本分でちょうど3mm径のコイルにちょうど合う量でした。
若干緩いかなー?という気がしなくもないけど、足りている感じ。

デッキから少しはみ出すくらいの長さでカットして、ジュースウェルに差し込んでやります。

コットンの断面と下のワイヤーの断面を合わせる感じでセットすると供給がスムーズかと思います。

THC Coil(付属コイル)使用

うちのメーター読みで0.27Ω、ほぼスペック通り。

あ、そうだ、グレスピ吸おう、となったので、HiLIQ Great Spiritを吸ってみます。

エアフローは全開で呼吸レベルの軽さ、
ですがAFCを絞っていくと覿面に重くなっていきます。
1穴まで絞ると、もう重めDLと言っていいくらいに。

Taurenシリーズの時にも思ったのですが、AFC精度が高く、しっかりとドローが変わりますね。

味についてはドリッパーライクなダイレクト感がありつつも、ハニカムホールで若干広がりもある感じ。

チャンバー(キャップ)内の左右空間が狭めてあり、エアフローもコイルにダイレクトに当てているので、発生するミストを無駄なく拾っている感じがします。
これはかなりいいな…。

単線ビルドしてみる

この作りで、AFCもこれだけ絞れるなら単線でもいけるのでは、と思い、
Ni80 24ga 3mm7巻0.49Ωで組んでみました。

このくらいのセッティングで行ければ、18650のステルスModでも無理なく運用できそうだなと。

結論から行くと、アリです。
32〜33wくらいでAFCを絞って吸うと、凄くいい感じ。

1穴まで絞ると、このビルドでも重く感じました、ちょっとむせるくらい。
自分はちょっと緩めて4穴開きくらいでちょうどよかった。

まとめ

ワイヤー供給RDTAという事で少し大きめのアトマイザーなのですが、
24mmということと、シングルコイルと言うことで使いやすいですね。

自分、このタイプのワイヤー供給RDTAってなんか好きでして、結構色々買っているのですが、サイズ感的には一番小柄ですね。

スペック的にはMATO RDTAが一番近いかな、こちらも24mm、シングルコイル、BF対応です。
ただ見た目と味は今回のARTEMISの方が好きかも。
MATOは見た目があまりピンと来なくてあまり使わないうちからしまいこんじゃってるので。

小柄な分、リキッド容量が少なめなのは弱点と言えるかな。

4.5mlなら、普通のRTAでもちょっと大柄な物にバブルタンクつけたらそれくらいアリますしね。

ただ、リキッドが入れやすい点とBFで使える点のアドバンテージはあります。

そう、リキッドチャージかなり楽なんですよ。

キャップを外す必要はありますが、AFC精度の割にキャップは外しやすいし、注入口も大きいので他の同タイプRDTAよりも楽に感じました。

サイズ感やビルド幅の広さなども使いやすいですし、味も満足です。

価格調査(20201215現在)

まだ国内には入っていないですね、
海外でも、まだプレオーダー状態のところが多いようです。
3Fだけ在庫あり?

海外でプレオーダーに手を出すのは(自分はよくやりますが)結構ギャンブル性が高いので、その場合はもう少し待った方が無難かと思います。

ざっと見回った中で、3FVAPEさんだけは24HRSになっていました。
え、ここは在庫あるの。
価格は$33.99

Sourcemoreさん、ログイン後価格で$27.57でプレオーダー状態

Fasttechさんは#33.13で、
Ships on 7 Business Daysなので実質プレオーダー状態ですね。

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