Augvape Foxy One MODのレビューです。
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AugvapeさんにはDrugaシリーズという、高級感のある渋いデザインに振ったシリーズがあり、以前、Druga FoxyというカッチョいいデュアルバッテリーModがありました。
今回、Drugaという単語は使用されていませんが、系統としてはそちらの後継かな、と思います。
大人な雰囲気のシックなデザインで、サイズ感も21700Modの中ではコンパクトで使いやすい感じです。
この製品はAugvapeさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
目次
パッケージ
黒基調の渋いパッケージ。
背面には、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
このスクラッチの下のコードを、公式サイトの下にあるフォームに入力すると、コピー品でないかのチェックができます。
パッケージ内容
- Foxy One Mod本体
- 18650バッテリーアダプター(最初は本体内部に入っています)
- USB Type-Cケーブル
- ユーザーマニュアル
- ワランティカード
ユーザーマニュアルは英語で記載されています。
外観
デザイン、色合いともに非常にシックな作り。
カラーバリエーションは5色ありますが、どれもシックな色合いでまとめられていますね。
サイズ感はこんな感じ。
21700バッテリーを格納するため厚みはややありますが、このクラスのModの中ではかなりコンパクトな方かと思います。
背面はレザー素材が使用されています。
合皮ではありますが、表面にシボ加工などが施されており、安っぽさはありません。
こちら側には大きめのファイアボタンが1つあるのみ。
この金属面の鈍く光る感じやなめらかな面取り、曲面加工など、高級感を高める作りになっており見た目は非常にいいですね。
液晶画面とUP/DOWNボタンは、側面の細いスペースにコンパクトにまとまっています。
その反対側の側面にはUSB TYPE-Cポート。
上面には510スレッド、
コンタクトピンはスプリング式です。
アトマイザーフィッティング
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 37.6mm x 86mm x 26mm |
素材 | Zync Alloy(亜鉛合金) |
重量 | 130g |
バッテリー | 21700 / 20700 / 18650 x 1 (別売) |
充電 | USB Type-C |
出力モード | VWモード VVモード バイパスモード |
出力ワット数 | 5〜120w |
出力電圧 | 0.5V~6.8V |
対応抵抗値 | 0.05Ω~3.0Ω |
重量
本体重量130g、バッテリー込みで199g
軽くはなく、かと言って重すぎもせず。
バッテリー
背面のレザー張りの部分がバッテリーカバーになっており、マグネットで固定されています。
バッテリーは本体に直接セットするのではなく、一旦バッテリーカバーの方に差し込んでから、カバーごと本体にセットします。
通常のマグネット固定よりもしっかり装着されますね。
21700/20700はそのままセット、18650は付属のアダプターを使用してセットします。
操作方法
電源ON/OFF
バッテリーを入れると自動で電源が入ります。
ファイアボタンを5クリックするとSYSTEM OFFと出て電源が落ちますが、
実際はロック状態となっているようです。
再度ファイアボタンを5クリックでアンロックされます。
モード切り替え
電源ON中にファイアボタンを3クリックするとモードが切り替わります。
- VW(可変ワッテージ)モード
- VV(可変電圧)モード
- バイパスモード
操作ロック
電源ON中にUP/DOWNボタンを同時に長押しすると、液晶画面に鍵マークが表示されてロック状態になります。
この状態だと、ファイアボタンを押して吸うことは出来ますがUP/DOWNボタンが効かなくなり、不意の操作で出力設定が狂うことを防ぎます。
バッテリー自動判別
セットしたバッテリーを判別して、最大出力を制限します。
21700バッテリーの場合は最大出力120wまで設定可能
18650バッテリーの場合は最大出力80wまでしか上げられません。
うちにある何本かのバッテリーで試してみたけどちゃんと動いてました。
何で判別してるんだろう。
気になる点:VWモードのV表記が怪しい?
試しに0.75Ωのコイルを積んだアトマイザーを乗せて20wで使ってみたのですが、パフするとV表記が妙に高く出るんですよね。
通常の計算だと3.9Vくらいになるはず。
最初はプレヒートかな、と思ったのですが、数秒パフしても高いままでした。
試しに同じアトマイザーを他のModに付け替えながら試してみました。
仮に4.6Vかかっているとすると28Wくらいになっている計算になるので、他のModの20wと28wでそれぞれ比べてみましたが、吸った感じは28wの方に近く、多分V表記の方が正しいんじゃないかな、という気がします。
テクニカルMODのVW機能ってワット数で指定するのですが、
これって、内部での動作としては”設定したワット数になるように”電圧を調整しているんだと思うんですよね。
そういう意味でも、電圧(V)表示の方が正しく出ているのかなと。
ワット数を算出するための内部の計算式がちょっと狂っているのかなぁ。
自分の本体の固有の問題ならいいのですが。
現在はアトマイザーを変えて0.5Ωを28Wで使っているのですが、そちらも4.4V前後の表記になっています。(本来は3.8Vくらいになるはず)
ひとまず少し低めのワッテージにして使っていますが、気になる方はVVモードで使用したほうがいいかもしれません。
まとめ
デザイン、サイズ感、重量ともにかなり良いです。
シックで大人な感じだし、高級感もある。
21700が入るModなのにコンパクトだし、重量も金属Modとしては気にならない水準。
機能的にはシンプルで、温度管理や細かい設定はないですが、VWやVVで使用する分には必要十分です。
ただやはり気になるのは、レビュー最終項のV表記のズレかなぁ。
この件は、レビューの完了報告のついでにメーカーさんにも伝えてみようと思います。
価格調査
このModは既に国内にも入ってきていますね。
うちには正月に届きましたが、年末には他の方のレビューも出ていたし、むしろうちに届くのが少し遅れた感じなんだと思います。
フレキチさんがいち早く入荷されていましたが、現在完売のようです。
¥6,600
海外も見て回りましたが、Sourcemore($32.99)、Fasttech($39.95)、3FVAPE($39.99)など、どこもプレオーダー状態。
フレキチさんが早かっただけ?
コメント
いつもブログ楽しみにしてます。
私の購入した物もVWのV表記とVVのW表記が計算が合わない数値が表記されます(^_^;)それだけならまだいいのですが、
21700を使って低抵抗、高出力でVWやVV運用してたらバッテリーの残量が減れば減るほどに設定している出力が出なくなってきてまるでバイパス出力してるみたいになります。なにか制御がかかってるのかもしれませんがメチャクチャ使いにくいですね。
augvapeにメールしたら動画にとって送ってくれと言われましたが面倒くさいしイラッとしたので無視しましたw
コメントありがとうございます!
やはり、他の方も同様の症状なのですね…。
バッテリーはすぐ交換してしまうタイプなので、減少時の出力変化は気づけませんでした。
先程レビュー公開の報告のメールの際に、フィードバックとしてメーカーさんにこの件はお伝えしました。
ファームウェアアップデート等、何らかの対策があればよいのですが…。
(Foxy Oneがアップデートに対応しているかはわかりませんが)