昨年末の忙しさの反動もあって、今年の正月休みはブログも革も大分サボらせて頂いちゃいました。
休みも明けますし、ネタも大分溜まってしまったし、ぼちぼちペースを整えていきたいと思います。
本年一発目のレビューはどれにするか迷いましたが、触ってみて個人的にヒットしたこちらから。
ULTRONER Alieno Modのレビューです。
あれ?黒い?となる方は多いかもしれません。
ULTRONERさんというとスタビライズドウッド製のModで有名なメーカーさんですし、このModもスタビのイメージが強いですよね。
実際国内ではスタビ製しか出回っていないので、それ以外は滅多に見かけないイメージ。
LITE VERSIONとして後からリリースされたモデルなのですが、ボディがABS樹脂となり、軽量で安価なモデルとなっています。
スタビ版も先日店舗で実物に触れさせて頂いたのですが、流石というか高級感があって非常にいい物だなという感想でした。
それと比べてしまうとやはり若干チープな印象は否めないのですが、かと言って他のModと比べて安っぽいかといったらそうでもなく、むしろ高級感ある方かも。
元々がコンパクトでスタイルのいいModでもあるので、これはこれでアリだな、と思いました、結構好き。
この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
縦長のコンパクトなパッケージです。
パッケージ内容
- Alieno Mod本体
- ユーザーマニュアル
必要最低限の内容です。
本体充電不可なので、USBケーブルなども付属しません。
ユーザーマニュアルは英語で記載されています。
外観
ステンレス製のバッテリーチューブをベースにABS樹脂製のボディを着せたようなスタイル。
うーんプラ系か、と最初写真を見た時にはなりましたが、ABSってなかなか存在感ありますね、安っぽさは全然ないどころか高級感を感じます。
Alieno(イタリア語でエイリアン)というネーミングからして、宇宙人モチーフのデザインなのかなと思います。
曲線の感じとか、ボタンのデザインとか、一昔前のグレイ的な宇宙人みたいな印象を受けますね。
サイズ感はこんな感じ。
18650Modの中でもコンパクトな方かと思います。
外観上の一番大きな特徴は、グレイの目、この左右に配されたファイアボタンだと思います。
どちらも同じ機能なのでどちらを押しても同じ動作をしますし、同時に押しても変わりません。
左右どちらの手で持っても同じようにパフ出来るとか、親指派、人差し指派どちらでも違和感なく使えるとか、メリットは確かにあるのですが、
他のModを使い慣れていると癖で真ん中の何もない所をつい押して「あれ?」となりがちでもありますね。
背中側はもうある意味小洒落たModのお約束というか、バッテリーチューブを露出させたデザイン。
このバッテリーチューブは、逆ネジに回してやることで割と容易に取り外せます。
フレキチさんなどでカスタム用のチューブを売っていたりするので、そういった物と交換して楽しむことも出来ます。
これ、昨年末に買ったG-Modに使えないかなーって思って試しに買ってみたのですがスレッドのピッチが合わずにお蔵入りしていた物です。
無駄にならずに済んでよかった。
このローレットチューブ、スタビと合わせた感じはあまり好みではなかったのですが、黒とかだと似合いますね、気に入った。
ファイアボタンは両側面、UP/DOWNボタンは底面に付いているので、この面は液晶画面のみでスッキリしています。
上面には510スレッド。
コンタクトピンはスプリング式になっています。
台座には溝が複数掘ってあり、リキッド漏れを起こした際にスレッドまで流れ込みにくいようになっています。
台座の外周に外装が少しせり出しており、25mm以上のアトマイザーはこれが干渉するため、アトマイザーは24mmまでしか取り付けられません。
底面はステンレス製。
出力調整などを行うUP/DOWNボタンとバッテリーカバーが付いています。
バッテリーカバーはハンドルを起こして回せるようになっています。
また、バッテリーの個体差によって長さが合わない場合、中央のマイナスネジを回すことで調整が出来るようになっています。
アトマイザーフィッティング
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 30mm x 39mm x 88mm |
素材 | ステンレス+ABS |
重量 | 92g(実測) |
バッテリー | 18650×1本 (別売) |
チップ | SEVO-70 |
動作モード | VWモード 温度管理モード(Ni200/Ti/SS316) バイパスモード |
出力ワット数 | 1w〜70w |
出力電圧 | 最大8.4V |
出力電流 | 最大20A |
対応抵抗値 | 0.08~3Ω |
充電 | 本体充電不可 |
重量
本体重量92g、バッテリー込みで137g
バッテリーチューブなどに金属パーツも使用されているのでビックリするほど軽いというわけではないですが、それでも軽量な部類には入ると思います。
USBポートがない為本体充電不可
このModにはUSBポートが付いていないので、本体でバッテリーを充電することはできません。
バッテリーは都度取り出して、充電器や他のModを使用して充電する必要があります。
チップはSEVOチップのみ?
スタビ版のAlienoは、SEVOチップ版に加えて、高性能なDNAチップ版の設定がありました。
ですがざっと見た感じ、こちらのLITE VERSIONにはSEVO-70チップしか設定がないようです。
ただ、先述した通りこのModにはUSBポートがないので、DNAチップの強みの一つであるパソコンを使用しての設定などは出来ません。
DNAチップは温度管理が非常に優秀なので、温度管理を活用するのであればメリットが大きいかな、とは思いますが、それ以外であればSEVOチップでも十分ではないかな、と私は思います。
操作方法
昨年購入した同じUltronerのVictoryもSEVOチップだったので表示や操作感はかなり似ています。
ですがVictoryのSEVO-60とAlienoのSEVO-70では、若干機能が強化されている印象。
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
ファイアボタンは左右どちらも同じ機能となっており、試しに左右交互に押してみても同じ動作でした。
モード切替
ファイアボタンを5クリックするとモード表記部分が切り替わり、その状態でUP/DOWNボタンを押すと動作モードが切り替わります。
再度ファイアボタンを押すと決定。
- MECH:バイパスモード
- WATT:VWモード
- NI/TI/SS:温度管理モード
温度管理モード中は、ファイアボタン2クリックで動作ワッテージの調整、
ファイアボタンとUPボタン同時押しでTCR値の調整が出来ます。
パワーロック
電源ON中にUP/DOWNボタンを同時に長押しするとパワーロック状態になります。
この状態ではファイアボタンを押して吸うことは出来ません。
各種設定
電源ON中にファイアボタンとDOWNボタンを同時に長押しすると設定メニューが表示されます。
タイミングがややシビアで、DOWNボタンを気持ち早めに押すようにするといいかも。
パフカウンターのクリア、液晶上下反転、液晶表示OFF、プリヒート設定が行えます。
液晶表示OFFは画面が一切出なくなってちょっと焦りましたが、
ファイアボタンとDOWNボタンを同時に長押しすると表示が戻ります。
TASTE ADJUSTMENTはプリヒートのON/OFFや動作時間、プリヒートカーブなどを調整できます。
まとめ
割といい、というか元々素性の良いModなのでかなりいいな、と思いました。
サイズ感も重量も手頃いいし、デザインもいいです。
機能的にも、VictoryのSEVO-60よりも拡充されていますね。
上にも書きましたが、温度管理を多用しない自分としてはDNAでなくSEVOで十分かなと、USBポートもないですし。
その、USBポートもないというのが若干問題でしょうか。
バッテリーを他で充電する必要があるので、その環境をもたない初心者の方にはお勧めしづらいです。
あと、アトマイザーは24mmしか乗りません。
でもそれくらいかな、
そこさえ許容できればよいModだと思います。
使いやすいし、作りの良さなどから所有欲も満たされる感じ。
まぁ、スタビ欲しいんですけどね、
ここまで中立な立場で冷静に書いてきたので急にズコーって感じですが、これのスタビ版は欲しいなーって思ってはいるんですよ。
これまでにも何度か買いかけているし、そのうち陥落するとは思います…。
ただ、ABS版も実際触ってみて気に入っているので、これはこれでアリだとは思いました。
特に、ローレットのカスタムチューブはこちらの方が似合うと思っています。
Sourcemoreさん、ログイン後価格で$40.07です。
Paypalはまだ使用可能、送料はシンガポールポストで$5.32でした。
未ログインのまま購入する場合は、クーポンコード「ALIE」で$41.69になるそうです。
最近シンガポールポスト復活したのですが、妙に早いですね。
このレビュー品は発送から7日で届いたし
同じくSourcemoreで年末に購入したKylin mini V2は6日で届きました。
こういうのはタイミングもあるのでたまたまかもしれないし、この状況がいつまで続くかはわかりませんが…。
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