りきっどや – もも極 / マスカット極 リキッドレビュー|鬼コスパ国産リキッド、爽やかなフルーツ系

りきっどや – もも極 / マスカット極 リキッドレビュー|鬼コスパ国産リキッド、爽やかなフルーツ系

りきっどや もも極/マスカット極のリキッドレビューです。

りきっどや | marz04.net
“りきっどや”のリキッドレビュー記事一覧です。

りきっどやは、老舗喫煙具メーカー サロメさんのVAPEリキッドブランドで、自社生産+シンプル化にてコストを削ぎ落とし、大容量なリキッドを格安価格でリリースされています。

本日発売となるもも極 / マスカット極は、低出力なPodデバイス向けに調整された極シリーズの新作。

このシリーズは一通り吸わせて頂いており、基本的にどれもシンプルな単品フルーツ系ではありますが、
爆煙環境での味わいをオミットする代わりに、出力の小さなPodデバイスや高抵抗アトマイザーなどで吸うと濃厚でジューシーな味わいで、今の所どれもハズレのないリキッドだと思っています。

そしてやはり魅力は、30mlで¥800(税抜)、100mlで¥1,500(税抜)というコストパフォーマンスの高さ。
昨今、国内でのリキッド単価もだいぶ下がってきて、以前のように海外から輸入しなくてもかなりコストを抑えられるようになってきました。
りきっどやさんはその先駆けのような存在ですね。

この製品はりきっどやさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

詳細

相変わらず100mlボトルはインパクト大きい。

公式の説明を引用します。

もも極
みずみずしい「もも」の甘さとわずかな酸味。フレッシュでクリアな味わいのジュース系リキッドです。

マスカット極
果汁感たっぷりのマスカット味。濃密で上品な甘さのフルーツ系リキッドです。

どちらも、VG60:PG40と、低出力デバイス向けの粘度の低い割合。
もちろんニコチンは含まれていません。

ボトルには製造年月日を示すラベルも貼られています。

ボトルはいつものノズル付きのユニコーンボトルです。

吸ってみる

試飲環境

高抵抗(MTL): Cthulhu 1928 RDA カンタル26ga 0.95Ω 15w
サブオーム(DL): Oumier Wasp Nano カンタル24ga 0.63Ω 23w

いつもはこれにデュアルコイルの爆煙環境を加えた3種で試飲するのですが、
極シリーズは元々低出力向きに調整されており、毎度真ん中の0.6Ωくらいまでが味わえる境界線って感じだったので、今回は省きました。

その代わりと言うか、
今回のリキッドはXTALの1.0Ωメッシュコイルを使って調整されているそうなので、替えPodを買っておきました。
そちらも使って吸っていきます。

もも極

0.95Ω 15w:MTL吸い

吸い込むとピーチのフレーバーと甘酸っぱさが舌に当たります。
MTLで肺に送る際にもう一段階くらい喉に甘酸っぱさを感じて、吐き出す時にサッパリとした桃の香り。

これ、記憶の何処かにある味わいだなぁってずっと考えていたのですが、思い出しました。
桃の天然水っぽい!

ヒューヒュー

ほんのりと清涼剤も入っているのかな、抜ける感じがかなりサッパリしています。

リキッド作りに挑戦したことがある方はわかってもらえると思うんですけど、ピーチって単品で美味しくするの凄く難しいんですよね…。
特にこういうサッパリ系は調整難しい。

このもも極もかなりタイトロープな感じで、何度も吸っていると、パフによって「ん?」って感じる時もあれば「ヒューヒュー!」と感じる時もあり、なかなか繊細なバランスの上に立っている感じ。
でも総じて、好きなバランスです。

濃厚かと問われるとそういうわけでもなく、だけどこれ以上濃いと味わいのバランス崩れそうな、まさに桃天って感想でした。

0.63Ω 23w DL吸い

これまでの極シリーズ、この環境から評価が分かれる感じでしたが、
このもも極は、いけますね。

むしろ個人的にはMTLより好みかもしれない。

出力が上がっても桃のフレーバーは死んでおらず、
ちょっと薄くなったかなー?という気はするものの、むしろ出方は少し安定したかも?

清涼感が若干強まり、桃の天然水がスパークリングになったみたいな感覚を受けます。

XTAL 1.0Ωメッシュコイル

あれ、

これ、上のRBA環境より美味いな…。

やはりメッシュコイルというのが効いているんだと思いますが、桃の天然水どころではなく、ものすごく濃厚でジューシーになります。

自分のビルドよりもPodで吸うのが一番美味いってのもちょっと悔しいですが、実際そうなんだから仕方ない。
上の文章を書いていた少し前の自分が、ハイテンションでヒューヒューとか、タイトロープ(キリッ)とか書いてたのが少し恥ずかしくなりますが、アレはアレでその時の感想なので消しません…。

アトマイザーで吸うのとは全く別物な感じで、濃厚な桃ジュースって味わいになります。
ネクター的な濃厚さではなく、あくまでサッパリ系の桃としてジューシーさが増した感じ。

マスカット極

0.95Ω 15w:MTL吸い

こちらはだいぶわかりやすい。
ストレートでしっかり濃厚なマスカット味です。

吸い込みから吐き出し、余韻までしっかりマスカットしてますね。
甘みは少し強めかな。

清涼剤等は入っておらず、まんまマスカットジュースと言った感じです。
そして後味はマスカットキャンディっぽい。
これ、好きな人はめちゃめちゃ好きだと思う。

0.63Ω 23w DL吸い

んー、ギリ行ける。
これに関しては自分はMTL環境の方が美味く感じますね。

全体的に薄まった感じになりますが、後味はふわっとマスカットキャンディ感がのこっており、案外このくらいが好みな人もいる気もします。

XTAL 1.0Ωメッシュコイル

むぅ、
これも、XTALの方が美味いな…。

メッシュコイルのおかげなのか、ジューシーさが増すんですよね。
濃厚なマスカットジュースを飲んでいるような感覚になります。

マスカットって好物ってほどではなかったんだけど、これは吸っちゃうなぁ。

まとめ

ももとマスカットでテキスト量に結構差がありますが、味に関して優劣があるわけでなく、表現の難しさの差だけです。
ももは結構環境で差が出る感じかな?

マスカットはシンプルに濃厚マスカットで、わかりやすい味。
某海外メーカーのマスカットと比べると、あちらはキャンディ的なブドウとマスカット、こちらはマスカットのジュースといった感じで、好みに応じてと言った感じになるでしょうか。

今回も、私個人としてはどちらも楽しめました。
相変わらず極シリーズはレベル高いなぁと。
シンプルな単品フレーバーで低出力向きにターゲットを絞っているとはいえ、これだけのクオリティの物をこの値段で買えるというのはありがたいです。
高抵抗向きということで100mlもあれば相当もつので、味が好みに合いさえすればリキッドにかかるコストはかなり抑えられると思います。