OBS ONER Kit レビュー|510アダプター同梱でModとしても使えます

OBS ONER Kit レビュー|510アダプター同梱でModとしても使えます

OBS Oner Kitのレビューです。

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「OBS」の記事一覧です。

OBSさんはCubeシリーズやEngineシリーズなどが人気ですね。
一風変わったデザインや指紋認証などの変わったシステムを持ったデバイスをリリースするメーカーというイメージです。

今回は、VAPE業界の流行りに乗ったPod Mod。
18650バッテリー対応で最大80wまでのVWモードを使用出来ます。

見た目的には、所謂”Pico風スタイル”のテクニカルModみたいな形状でして、
パッケージに510スレッドアダプターが最初から付属しているので、お好みのアトマイザーを乗せてテクニカルModとして使用することも出来ます。

最近よくあるタイプではありますが、25cmのアトマイザーも余裕で乗せられるので、意外と使い勝手の幅は広そうです。

この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

白基調のシンプルなパッケージ。

背面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。

このスクラッチの下に書かれているコードを、公式サイトのProduct verificationのページで入力すると、コピー品でないかの確認ができます。

中蓋はなく、スリーブを外すといきなり中身とご対面です。

パッケージ内容

  • Oner Mod本体
  • Oner Pod
  • 510スレッドアダプター
  • OM 0.2Ωメッシュコイル(Pod装着済)
  • OM YE 0.4Ωメッシュコイル
  • USB Type-Cケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • ワランティカード

ユーザーマニュアルは多言語で書かれていますが、日本語の記述はありません。

外観

コンパクトなボディから18650のバッテリーキャップが飛び出した、所謂”Pico風”な形状。

小柄ではあるのですが、厚みは若干気になるかもしれません。

バッテリーが収まる背の部分は円筒形のパーツを埋め込んだような丸みのある形状になっていて、カーボン調の柔らかいシートが貼られています。
握りやすいし握り心地もいいし、ここは好感触。

カラーバリエーションは6色ありますが、背の部分の違いのみの模様。

側面、フラットパーツの組み合わせなデザインは若干惜しいと言うかオモチャみはあるかも。

片面には液晶画面が入っています。

ボタン類はこちらの面にまとめられています、
上からファイアボタン、UPボタン、DOWNボタン、USB Type-Cポート。
一つ一つのボタンが大きく、押しやすいです。

更に上にはエアフロー調整用のレバーが付いています。

レバーを動かすと、両サイドにあるエアフローが開閉し、ドローの重さを調整出来ます。

某社の某DRAGによく似てますね。
なので余り調整は効かないかなーと思ったのですが、意外としっかり効きます、絞ると結構重くなる。

バッテリーキャップはスレッド式になっており、回しやすいようにローレット加工が施されています。

高さは結構ありますが、特別太いアトマイザーを乗せたりしない限りは干渉することはないのでそれほど問題にはならないかと思います。

付属の510スレッドアダプターを装着すると上面がフラットな510スレッドになり、普通のModとして汎用のアトマイザーを使用できます。

固定はマグネット+Oリングで、純正品だけあってなかなかのフィット感。
ふいに取れそうな程緩すぎることもなく、取り外しに苦労するほど硬すぎることもなく。

アトマイザーを乗せてみました。

Modにスレッドアダプターをセットしておくと言うより、アトマイザーにアダプターを取り付けてから着脱する形になると思います。

コンパクトな本体ですが、幅があり座面の広さにも余裕があるので、25mmのアトマイザーもはみ出さずに乗せられます。

というか、標準のOner Podが元々25mmで、510アダプターも25mm径なのでピッタリ合うんですよね。

Oner Pod

こちらも、某DRAGみのあるPod。

リキッド容量は5mlとなかなかの大容量です。
素材はPCTGなのでメンソールなどへの耐性はあると思いますが、樹脂製なのでリモネンなどには注意です。

マウスピースは円筒形になっています。
内径は510ドリップチップよりやや大きく、装着は出来ませんでした。

リキッドチャージはアレみたく底面なのかな、と思っていたら、なんとトップフィル、しかもスライド式。
これは便利。

素材が黒いからリキッド残量は見にくいかなと思いましたが、リキッドを入れてみると意外と見えます。

コイルはOリング固定になっており、底面から脱着できます。

付属コイルは0.2Ωと0.4Ω、どちらもメッシュコイルです。
爆煙向きですね。

別売りで1.0Ωのコイルもあるみたいです。

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 94.5 x 52.5 x 28.5mm
重量 105.5g
リキッド容量 5ml
付属コイル OM 0.2Ωメッシュコイル
OM YE 0.4Ωメッシュコイル
バッテリー 18650(別売)
スイッチ マニュアルパフ(ボタン式)
出力モード VW(可変ワッテージ)モード
出力ワッテージ 5~80w
出力電圧 3.2V〜4.25V
充電 USB Type-C 5V/1.4A
保護機能 自動カットオフ(10秒)
短絡(ショート)保護
過充電保護
過放電保護
低電圧保護
無負荷保護

実測だとカタログスペックよりも若干低い数値が出ました。
Pod込み本体重量99g、バッテリー込み147g、結構軽い方だと思います。

操作方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

吸う時の操作

Podやアトマイザーを装着すると、抵抗値を自動で読み込んで最適なワッテージに自動調整されます。

UP/DOWNボタンで自分の好みのワッテージに調整して、ファイアボタンを押して吸います。

ワッテージロック

UP/DOWNボタンのどちらかを3クリックするとロックがかかり、ワッテージ設定が変更できなくなります。
もう一度3クリックすると解除されます。

また設定後、1回でもファイアボタンを押して吸うと自動でロックがかかるので、次回設定時は解除操作を行う必要があります。

カラーテーマ変更

電源ON中にファイアボタンを3クリックすると液晶画面のカラーテーマを変更できます。
全6色の中から選択出来ます。

吸ってみる

爆煙メッシュコイルということで、大量在庫しているお気に入りのHiLIQ Pot of Goldを0.2Ωコイルで吸ってみます。
ワッテージは、Podをセットしたら自動で50wになりました。

新品のコイルを使用する際は、リキッドを入れてから、コイルに浸透するまで数分置いておきます。
コイルに十分に浸透していない状態で加熱すると、コイル内部のコットンが焦げ付いてダメになってしまうことがあります。
私は普段、念の為10分以上は置くようにしています。

エアフロー全開だと全く抵抗感なしの呼吸レベルの軽さ。
ですが流石にかなりの爆煙コイルなので、このエアーの流量でもしっかりと味が出ます。

レバー式のエアフローコントロールが意外としっかりと効いて、リニアに重くなっていきます。
全閉にすると、流石にMTLまではいかないものの、このコイルではむせそうなくらい。

個人的には、このコイルだと半開〜7割開きくらいがこのみ。

メッシュコイルなので、味はしっかり出ています。
OBSの過去シリーズでもコイルの味に不満を感じたことはないですし、このへんは心配していませんでした。

まとめ

最近増えてきた、”PodとしてもModとしても使える”タイプのPod Modです。
パッケージに最初から510スレッドアダプターが入っているのが心強いですね。

最初はPodとして使いつつ、ステップアップとして他のアトマイザーなども使ってみたくなっても対応出来るので便利だと思います。

付属のPodとコイルで使う分にも特に不満はないです。
爆煙前提となりますが、メッシュコイルのパフォーマンスは高め。

OBSのコイルの国内での流通性と、18650バッテリーで0.2Ωという抵抗値がちょっと不安かな、くらいですかね。
ただ、推奨50wで、自動で設定される値も50wなので、0.2Ωで50wであれば電流は16Aくらいです。
VTC6あたりだとやや不安かな?くらいかも。
念の為、このくらいの出力を扱うならVTC5AやVTC4をオススメはします。

あとこの機種は、Modとして使う際にも25mmまでのアトマイザーが無理なく乗せられるというのもメリットの一つかなと。
特別大きなものではない限り、メジャーなアトマイザーは大抵22〜24mm、たまに25mmって感じなので、乗せられるアトマイザーの幅は広いです。
ただし、バブルタンクなどはバッテリーキャップに干渉するかもしれません。

その分デメリットというか、本体の厚みが28.5mmというのはやや分厚いですね。
持った時のグリップ感はいいですが、サイズを気にする場合はここが気になるかもしれません。

あとは、Modとして見た際にVWモードしかない点かなぁ。
この手のデバイスはVWのみという物が多いので、これに限った話ではないのですが。

逆にいうと気になる点はそのくらいしか出てこないし、総じて使いやすい便利なデバイスだとは思います。
あとは見た目が気に入ればって感じ。

Sourcemoreさんでは、このKitはログイン後の価格で$26.14、送料いれても$30ちょいくらいです。
会員登録なしで購入する場合は、クーポンコード ONER で$28.28になります。