Tea Hermit – 烏龍茶/ジャスミン茶 リキッドレビュー|フレーバーキッチンさんのオリジナルの国産リキッド

Tea Hermit – 烏龍茶/ジャスミン茶 リキッドレビュー|フレーバーキッチンさんのオリジナルの国産リキッド

Tea Hermit 烏龍茶/ジャスミン茶のリキッドレビューです。

こちらは国内の大人気VAPEショップ「フレーバーキッチン」さんのオリジナルのハウスリキッドとなります。
フレーバーキッチン(以下フレキチ)さんは私も度々お世話になっているショップさんですが、入荷、発送、サポートなど非常に安定感があり、ご利用されている方も多いかと思います。

今回、このTea Hermitをもっと知ってもらうため、ということで、私もレビューさせていただくことになりました。

フレキチさんは以前からハウスリキッドを作られており、
私も一昨年実店舗にお伺いした際に何本か買わせて頂いたのですが、一番人気と言われたアールグレイが確かに美味しかった記憶があり、今回もお茶系ということで期待していました。

この製品はFlavor-Kitchenさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

Tea Hermitについて。

フレキチさんのコメントをお借りします。

当店「フレーバーキッチン」によるオリジナルの国産リキッドです。
Tea Hermit (ティーハーミット)とは、【お茶仙人】という意味です。
本場の中国茶を忠実に再現するため、香料の選定からブレンドまで、仙人のごとく長年の歳月をかけて製作した当店自信作です。
甘さを抑え、茶葉本来の深みや渋みを全面に押し出した、飽きの来ない味わい。
常飲リキッドの座をいただきに参りました。

作成の経緯についてコメントを頂いているのですが、
昨今のPODユーザー増加の中で増えている「甘みが少なくダラダラ吸いに向いたフレーバーありませんか?」の問いに答えたくて制作されたとのこと。

PODからMTL〜RDL(絞り気味DL)で美味しく吸えるリキッドを意識されているそうです。

Tea Hermit = 茶仙人ということで、仙人のイラストの入ったラベルとなっています。

国産メーカーらしいラベル。

フレキチさんのハウスリキッドは、以前買ったものもそうだったのですが、キャップが少し独特な形をしていますね。
ここのくぼんだ部分をつまんで開閉することができます。
(根本を握って開けながら)

試飲環境

高抵抗(MTL): Cthulhu 1928 RDA カンタル26ga 1.0Ω 15w
サブオーム(DL): Oumier Wasp Nano カンタル24ga 0.63Ω 23w
低抵抗(DL): Hellvape Drop Dead RDA Ni80 24gaデュアル 0.25Ω 47w

また今回、PODをかなり意識されているとのことなので、XTALのPODも開けました。
併せて吸ってみたいと思います。

烏龍茶

VG70: PG30

販売ページのコメントを引用します。

烏龍茶をリアルに再現したリキッドです。
甘さを極限まで抑えて、DLでもMTLでもずっとチェーンできるようなさっぱりとした味わい。
常飲できるお茶系リキッドをお探しの方にぜひ!
※人気No.1フレーバーです!

リキッドの香りを嗅いでみると、もうこの時点で茶葉の香りがします。

1.0Ω 15w:MTL吸い

おー、たしかにこれは凄い。
茶葉の深みや渋みがしっかり再現されています。

甘さも確かに控えめ。
VAPEのリキッドにはグリセリンが使用されており、どうしてもグリセリン自体の甘みが出てしまうことは避けようがないのですが、それを茶葉感でうまく相殺してあまり甘さを感じさせないようになっています。
吸い込む際と、吐き出した後の後味にほのかに甘みが残っているかな?くらい。

なにより、MTLで肺に送る際と、吐き出す際に感じるお茶感が凄いですね。

シングル0.63Ω 23w:DL吸い

これくらいのDLの方がアッサリと吸えるかも知れません。
ミストが凝縮される感じがない代わりに、より甘さ控えめに感じ、ミストの広がりによって風味を強く感じます。

個人的に一番ダラダラ吸いに向いていると感じたのはこの環境でした。

デュアル0.25Ω 47w:DL吸い

MTL〜RDLで美味しく吸える事を意識されており、頂いたコメントには「極端な低抵抗での爆煙では風味が薄まるので不向きと考えております(完全に風味が飛ぶほどではありませんが)」とありました。

試しに吸ってみると、このくらいの環境であればまだ十分美味しく吸えると思いました。

確かに上の2つの環境と比べると、繊細な風味は少し飛んでしまっているようには感じます。
なのでお茶感をしっかりと味わうならもう少し高抵抗な環境が望ましいとは思いますが、
この環境で吸うと「お茶風味のドリンク飲料」的な感覚。

XTAL 1.0Ω

最近のこういう「PODを意識した」リキッドって、PODの方が美味しい!なんてこともままあるじゃないですか。
自分のビルドよりPODの方が美味くて悔しい思いをするやつ。

これもね、POD、凄く合いますね…。
正直同じ抵抗値の1.0Ω15wのMTLよりこちらのXTALの方が好みでした…。
ホント最近のPODって侮れない。

感覚としては、上記のMTL環境とシングルDL環境の中間くらいといった感じ。
多分このXTALのPODがメッシュコイルなので、ミスト量や濃さも増しているからだと思います。

凝縮された渋みと口に広がる茶の深みが両立しており、お茶感半端ないです。

ジャスミン茶

VG70: PG30

販売ページのコメントを引用します。

ジャスミン茶をリアルに再現したリキッドです。
甘さを抑えた純粋なお茶系リキッドで、ジャスミンのやさしい香りを心ゆくまでお楽しみいただけます。
爽やかで落ち着いた味わいですので、こちらもチェーンや常飲リキッドをお探しの方におすすめです!

当初は烏龍茶が人気だったようですが、ジャスミン茶も伸びてきて、今は同じくらい人気があるのだとか。

1.0Ω 15w:MTL吸い

こちらも再現度高いですね。

烏龍茶同様吸い込む際に僅かに甘みは感じますが、甘さはかなり控えめ。
むしろ烏龍茶よりこちらのほうが控えめに感じるかも。

MTLで肺に送る際、そして吐き出す際にジャスミン茶の香りがふわーっと口の中に広がります。
後味もしっかりとお茶感があり、ジャスミン茶が好きな方に好まれそうな味。

シングル0.63Ω 23w:DL吸い

こちらのリキッドも、このくらいの環境の方がサッパリ吸えて好みだなぁ、
甘みはほぼ感じず、吸い込む際、吐き出す際共にしっかりしたお茶感が口に広がります。

ジャスミン茶のフローラルなお茶感が余韻として残って、いいですね。

デュアル0.25Ω 47w:DL吸い

烏龍茶よりは低抵抗に弱いかな?と感じました。

風味が飛ぶ、という方向性ではないのですが、甘みが増すのと、ジャスミン茶の香りが少しきつくなるかんじで、バランスが少々崩れるように感じます。
ある意味ジュースっぽくもなるので、こういった向きが好みな方はいるかも知れませんが、あくまでジャスミン茶にこだわるとちょっと違うかなと。

XTAL 1.0Ω

こちらのリキッドもPODに完敗かも…。

烏龍茶同様、上記のMTL環境とシングルDL環境の中間くらいといった感じで、
吸い込む際の凝縮された渋みと、吐き出す際に口に広がるフローラルなお茶感とのバランスがすごくいいです。

正直これが一番美味い。

まとめ

やはりPodを意識して作られたリキッドだけあって、Podにかなりハマりますね。

自分の好みとしては、RBAで吸う場合は、シングルコイルの重めDLくらいがバランス良さそうに感じました。

「甘くないリキッドが吸いたい」というのは、喫煙者からVAPEに移行した際に誰もが最初に思うことかと思います、
私も当時甘くないリキッドを求めてかなり探し回りました。
ですが、グリセリンがベースになる以上どうしてもある程度以上に甘くなってしまうんですよね。

こちらは茶の香りで甘みをうまい具合にマスクしており、かなり甘さ控えめに仕上がっていると感じました。
お茶感もリアルですし、茶を飲むような感覚でダラダラ吸えそうなリキッドです。

私は、飲料としてのお茶はジャスミン茶がやや苦手で烏龍茶の方が好みなのですが、VAPEのリキッドとなると不思議と逆転しますね。
烏龍茶はさっぱりしており非常に安定感がありますが、ジャスミン茶の方が落ち着くと言うかまったり吸える感じでした。

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