Freemax Marvos RTA Pod レビュー|自前でメッシュビルドが出来るMarvos Pod

Freemax Marvos RTA Pod レビュー|自前でメッシュビルドが出来るMarvos Pod

FreeMax Marvos RTA Podのレビューです。

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現在FreeMaxさんが展開中のPod ModであるMarvosシリーズに対応したリビルダブル(コイルを自分でビルド出来る)Podです。

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Marvosシリーズは非常に出来のよいPod Modなので、このRTAも気になっていたのですが、
なんと、よくある通常のRTAではなく、メッシュコイルビルドのRTAとのことです。

やはりFreeMaxさんは爆煙で来ますねぇ。

この製品はFreemaxさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

白と青の簡素なパッケージ。

背面には、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。

スクラッチの下のコードをスキャンすると、コピー品でないかの確認ができます。

パッケージ内容

  • Marvos RTA Pod本体
  • メッシュコイル用ジグ
  • プラスドライバー
  • 予備Oリング
  • ユーザーマニュアル
  • 0.15Ωメッシュコイル
  • 0.25Ωメッシュコイル
  • コットン

ユーザーマニュアルは英語で記載されています。

メッシュコイルは0.15Ωと0.25Ωの2種が付属しています。

Marvosシリーズってそんなに大きなバッテリーの物はないのにメッシュRTAって大丈夫なの?と思いましたが、推奨ワッテージを見ると若干抑えめになっているみたい。

Wofotoの初期のProfile用メッシュと並べてみましたが、幅が若干大きいですね。
ですが流用は可能かと思います。

外観

あくまでPodということで、比較的簡素な作りです。

タンクの素材は非公表ですが、この質感はPC製かなぁ?
だとするとメンソールリキッドなどは注意が必要ですね。

ドリップチップは810規格の物が使用されています。
お好みで汎用の物に交換して使用出来ます。

エアフローはトップエアフローです。

ローレット加工が施されたコントロールリングを回し、ドローの重さを調整できます。

底面。

Podらしく、リキッドの補充は底面から行います。

Marvos S 80wに乗せてみました。

510スレッドアダプターが挟まるから、ちょっと背は高くなっちゃいますね。

直接Podを付けるタイプのMarvos 60wの方はかなりフィットして見えます。

詳細

メーカー公式

Marvos RTA Pod – FREE MAX. FLAVOR MAX.

スペック

直径 27mm
高さ 42.5mm(コンタクト、ドリップチップ含む)
リキッド容量 3.5ml
ドリップチップ 810規格
コイル メッシュコイルRBA
リキッドチャージ ボトムフィル
エアフロー トップエアフロー

構造

分解してみました。
構造もシンプル。

チャンバー

チャンバーというか、ミストが対流する空間などは殆どなさげ。

メッシュコイルからドリップチップにダイレクトでミストが運ばれる印象です。

デッキ

デッキは定番のクランプ式メッシュコイルデッキ。

クランプのネジは+ネジ。
中央の白いパーツはスプリングで上下します。

もうメッシュRBAは各社共通規格と行った感じですね。

ビルドしてみる

0.25Ωメッシュの方でビルドしてみます。

まず、メッシュコイルを付属のジグに巻き付けて、アーチ状に曲げます。

曲げたメッシュコイルをデッキに置いてクランプに挟むだけ。
ちょっと歪んだら内側からドライバー等で均します。

正直メッシュコイルのビルドはワイヤーコイルのビルドより簡単です。

デッキの幅に比べて若干ジグが太く感じました。
このままでも使えますが、もしWotofo等のジグを持っていたらこちらの方が楽かも。

メッシュコイルは焼きを入れる必要はなさそうですが、私は入れています。

Marvos RTAは510スレッドが付いていないので、Marvosデバイスに装着して抵抗値を見たり焼きを入れたりする形になります。

メッシュコイルは通電が早く、即赤熱化するので、
もし焼きを入れる場合は10wくらいの低出力でじわりと加熱します。

お次はコットン。

付属のコットンを開けてみたら、ぶっといのが1本ドカンと入っていました。
半分に割いたくらいがちょうどいい量かと思います、長さも半分くらいで。

先端を細くねじってコイルの中に通します。
通しにくい場合は下の白いパーツを精密ドライバーやピンセットなどで下に押し込むと通しやすいかも。

通したら、両端をカットして長さを調整します。

メッシュコイルはイガるとキツいので、コイルの下には隙間が出来ないよう注意です。

両端を下のジュースホールに差し込んで完成。

ちょっとキツいかなーと思ったけど案外入りました。
あまりギュウギュウにすると供給が不安なので、キツそうに思ったら若干漉いてやった方がよさそう。

残りわずかなSCREWBACCOをこいつで吸いきる所存。
(まだ未開封在庫持ってるんですけどね)

40w Maxとのことなので、40wで。

定番デッキのメッシュRTAということで、定番の味というか、慣れ親しんだ味というか、
ただやはり40wだと電圧3V切る出力になるので、ちょっと弱いかなー?といった感じはします。

ただ、ミスト量はしっかり多めですし、味もちゃんとしています。

ドローは総じて軽め。
全開だとスカスカですが、AFCは割と効いていて、絞って行くと徐々に重くなってゆきます。
全閉にするとほぼ吸えなくなりますが、ちょっと開けると抵抗感のあるやや重めのDLドロー。

この出力だと半開以下くらいに絞った方が味がまとまると思います。

上記ビルドだと、チェーンした際に若干イガりますね。
ジュースホールにコットンがしっかり詰まっているのでやはり供給が怪しいかな?
ちょっと漉いて余裕を持たせた方がよさそう。

そんなわけでコットンをやり直し。
タンク部分だけ分離出来るので、リキッドが残っていてもデッキにアクセスできます。

今度は無印のカットコットンを2cmちょいくらいの幅にカットして使ってみました。

先端を漉いて量を減らしてやったらスムーズに入ったし、チェーンしてもイガらなくなりました。
やはりここか。

まとめ

自分でビルドすることで、MarvosシリーズのPod Modのランニングコストを大幅ダウンさせる事が出来ます。

こうしたPod Mod用のRTA Podって普通のワイヤーコイルビルドの物が多いのですが、これはメッシュビルド。
RTAもしっかり爆煙です。

デッキは通常アトマイザーのメッシュRBAと同じ物を使用しており、本格的です。

ただ、まぁ正直言ってしまうと、
Marvosのコイルユニットの方が、味に関してはちょっと勝ってると思ってしまいました。
FreeMaxさんのコイルって元々凄くいいというのもあるのですが、Marvosシリーズってバッテリーが18650シングル相当のモデルなので、RBA用のコイルがちょっとマイルドな感じになっているのかな、というのと、トップエアフローなのもあるのかな。

ただまぁトップエアフローなのも利点ありまして、リキッドが全く漏れないですね。
ボトムエアフローのコイルユニットだと、どうしても伝い漏れ等生じてしまうのですが、トップエアフローだとリキッドがデッキの下に落ちないので、長期間倒しておくとかしない限りはリキッドが漏れることがないと思います。

FreeMaxさんのコイルユニットの出来がよいというだけで、このRTAもミスト量、味に関してはなかなかの物。

自分でビルドをすることで単純にランニングコストが落とせますし、
メッシュコイルもコットンも色々なメーカーの物で使い回しが効くので、コイルユニットの供給を心配することもなくなるという強みもあります。

長く使っていきたいという方にもよいかなと思います。

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