AKURU No.1のレビューです。
こちらは、人気のIZANAMIシリーズをリリースしている国産リキッドメーカー、TAMA VAPEさんの新ブランドになります。
IZANAMIシリーズとは異なるコンセプトで、ハマる人にはハマる、複雑系や個性的な味わいのVAPEリキッドシリーズとのこと。
名前の由来は日本神話に伝わり悪神から取られており、じゃじゃ馬で破天荒なリキッドという意味で付けられているそうです。
この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
詳細
容量60mlで¥2,700、
黒いボトルに黒いラベルが印象的です。
販売サイトの説明文を引用します。
AKURUシリーズ第一弾は、10種類以上の原料を配合。
癖はありますが、ほどよい甘さで濃すぎずすっきりと味わえるリキッドです。
複雑な味わいで、機材によって表情の違いが楽しめます。
【フレーバー】
3種類のナッツ(ピーナッツ、アーモンド、ヘーゼルナッツ)、ラム、バニラ、ラズベリー、バナナ、バタースコッチ、シナモン、その他
ラベルは非常にシックな作り。
国内プロダクトなので、注意書きや成分表記などは全て日本語です。
ノンニコチン、VG:PG比率は非表示。
ラベルの端には製造年月日も記載されています。
キャップを開けて香りを嗅いでみます。
ナッツ系の香りは分かるものの、特定が難しい複雑な香り。
吸ってみる
試飲環境
高抵抗MTL: Cthulhu 1928 RDA カンタル26ga 1.0Ω 15w
シングルDL: Oumier Wasp Nano カンタル24ga 0.63Ω 23w
デュアル低抵抗DL: Hellvape Drop Dead RDA Ni80 24gaデュアル 0.25Ω 47w
高抵抗MTL:1.0Ω 15w
確かに複雑、1〜2パフではほんとわからないくらい。
香りからナッツ系が強いのかと予想していましたが、吸い込む時に感じる味はナッツに加えてラムやベリーの甘酸っぱさを感じます。
MTLで肺に送る際に、甘酸っぱさと共に洋酒のような香りとバニラ系のふわっとした甘みが口の中に広がり、ミストを吐き出すとナッツ系の香ばしさが口の中に残ります。
非常に複雑なリキッドで、1パフ毎に感じ方が微妙に変わると言うか、チェーンしていると度々発見があったりして面白いです。
ベースとして下に居るのはナッツですが、ラズベリーの甘酸っぱさが上の方で全体の味を引っ張っている感じを受けました。
シングルDL:0.63Ω 23w
DLになるとナッツが強く出てきて、どっしりとした味わいになってきます。
ナッツの香ばしい香りとバニラ系のもったりとした甘みを全体を通して感じ、そこにラズベリーの甘酸っぱさや洋酒の香りがアクセントとして乗っている感じ。
甘みはMTL環境よりも強く感じ、デザート系ナッツリキッドといった印象になります。
デュアル低抵抗DL:0.25Ω 47w
所謂爆煙環境になりますが、全体の甘みに関してはかなり増します。
ですが甘ったるいというほどではなく、ベリー系の爽やかさも手伝って程よい甘み。
ベースとなるナッツの香りも強くなるのですが、上に乗っているラズベリーの甘酸っぱさなどもまた強くなってきて、メインを奪い合っているような感じ。
ナッツだと思って吸えばナッツ系ですし、ベリーだと思って吸えばベリー系。
後に残る後味はナッツというより、ラムやバタースコッチの影響を強く感じます、ちょっと大人っぽい後味。
まとめ
非常に複雑なフレーバーで面白いリキッドです。
“ハマる人にはハマる”というコンセプトですが、それほどピーキーな味というわけではなく、いいところでバランスが取れているので苦手な方はあまりいないかも?という感想。
個人的には、アリよりのアリです。
ナッツ系って余り吸わないんだけどこの甘酸っぱさに引っ張られてチェーンしちゃう。
高抵抗だとベリー系の甘酸っぱさが強く、フルーツメインで楽しめそう、
DLになると一気にナッツ感が高まりナッツ系のリキッドになりますが、デュアル環境になると甘酸っぱさも全面に出てきてまた印象が変わってきます。
ここまで複雑なリキッドだと、単線よりもデュアルコイルやクラプトン、メッシュコイルなどのほうが味の変化などを楽しめるかもしれませんね。
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