沖縄BorderLineオリジナルリキッドシリーズ一挙レビュー|沖縄限定?高クオリティなショップオリジナルリキッド

沖縄BorderLineオリジナルリキッドシリーズ一挙レビュー|沖縄限定?高クオリティなショップオリジナルリキッド

沖縄のVAPEショップ、Borderline(ボーダーライン)さんのオリジナルリキッドのレビューです。

沖縄というと、私の中ではVAPEが盛んなイメージがあります。
最近VAPEは実店舗が少なくなりつつありますが、沖縄は店舗の数も多いですし、
昨年、新しく知り合った沖縄の方がVAPEを始めたいとのことで色々案内をしたのですが、いい環境だなぁ、と思いました。
環境的にアメリカの方が多いため、その影響もあるみたいですね。

今回はそんな沖縄のVAPEショップ、Borderlineさんがオリジナルで作られているリキッドをレビューさせて頂きました。

現時点では県外での販売は予定されていないそうで、ある意味沖縄限定とも言えるリキッドです。
その為、販促としてというより、純粋に第三者としての意見を参考にされたいとの申し出。

過去の記事も読んで頂けているそうで、そういった役割としてうちのサイトが選んで頂けたのは非常に光栄です。

この製品は、Borderlineさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

製品について

黒キャップのボトルに、Borderlineさんのショップロゴが描かれたラベルが貼られています。
普通に大手メーカーさんのリキッドシリーズだよと言われても納得しそうなしっかりとした作り。

“マレーシアリキッド並の濃厚なフレーバー”、”再現度の高さ”に重点を置いて制作されているそうで、
沖縄県民の味覚に合わせているので、他県の方が吸うと濃すぎに感じたりして好き嫌いが生じやすいしれない、とのことでした。

と、言うことは、マレリキのフルーツ系などが好物な私には非常に合いそうだな、と思いました。

フレーバーごとに色が分かれているのと、側面にフレーバー名が記載されています。

国内ショップさんの製品なので、勿論ラベルの注意書きも日本語。

内容量60ml、VG:PG比率はフレーバーによって異なっていました。
※50:50表記の物は、ラベルの生産ロットの関係でそうなっていますが、現在は60:40だそうです。

吸ってみる

本数が多いので、同じビルド(0.61Ω23w)のWasp Nanoを複数用意し、水洗いとリウィックを挟みつつそちらをメインで使用しました。
必要に応じて、高抵抗、低抵抗のアトマも使用していきます。

シークワーサーレモン

VG60:PG40

フレーバーリストを見て一番気になっていたのがこれです。
シークワーサー!南国っぽい!って。

シークワーサー7割、レモン3割の爽やかなシークワーサージュースとのことです。

吸ってみると、再現度の高さに驚きます。
私はシークワーサーが身近な環境ではないので、市販のジュースやお酒でしか知らないのですが、それだけに余計に”シークワーサージュース”という表現がしっくりきます。

やや渋味のある酸味があり、甘さは控えめで、吸い込む瞬間からミストを吐き出す瞬間まで柑橘の爽やかな香り。
清涼剤の清涼感もあり、かなりサッパリしています。

清涼感は(私には)ちょっと強めかな、DLでチェーン吸いすると喉が冷え冷えです。
私は人よりも強清涼に弱いので、メンソール系リキッドが平気な方には全く問題のない強さかと思います。

高抵抗(1.2Ω)環境でMTL吸いすると、私でも大分吸いやすいです、
しかも、シークワーサーの渋味がより強調されて、柑橘好きな私に特によく合いました。

アイスマンゴーパイナップル

VG60:PG40

続いて南国系から攻めていきます。

マンゴー、パイナップルあたりはVAPEのリキッドとしてもお馴染みのフレーバー、マレリキでもよく吸っていますが、やはり安定した美味さ。

マンゴーをメインで感じます、もったりしたトロピカルな甘さの下に、パイナップルの甘酸っぱさが居る感じ。

ICEと銘打っているだけあって、こちらも清涼感はやや強め、
こちらもMTLで吸ってみると、まだやや強めなものの、私でも大分吸いやすくなります。
高抵抗だとよりマンゴー寄りになる印象を受けました、マンゴージュース感が強まりますね。

ピーチレモン

VG60:PG40

初心者の方でもわかりやすくイメージしやすいシンプルなフルーツ系リキッドを、と言うことで作られたリキッドとのことです。

ピーチのみずみずしい甘さがメインにあり、そこにレモンの甘酸っぱさがキリッと効いて、確かにストレートで美味しさがわかりやすいリキッド、
初心者の方のみならず、吸い慣れている方でもピーチ系が好きな方に刺さると思います。

こちらも清涼感はありますが、上記のリキッドと比べるとかなり控えめ、
ピーチ系はダラダラとチェーンで吸うのが好きなので、これは嬉しいです。

ブルーベリーカシス

VG55:PG45

普通のブルーベリー系のリキッドを想像して吸うとちょっと不思議な感覚になります。
吸い込む際にはまずブルーベリーの香りが来るのですが、肺に送る際から吐き出すときにかけて、カシスの渋味とペパーミントの辛み、清涼感が一気に効いてきます。

甘酸っぱいけど少し苦み渋味のある、ちょっとオトナな感じのフレーバー。
甘すぎないし、清涼感も程よい感じだし、これ好きだなぁ。
カシスにペパーミントとか完全に自分のツボを突いたフレーバーで、身近にあれば常飲に入れたいくらい。

あまり他ではないフレーバーだと思うのですが、なんとなく覚えのあるような……と思いつつ、
事前に頂いたフレーバー説明を改めて見てみると
“フレーバーカプセル入りのタバコをプチッと潰した時のフレーバーを意識”とあり、なるほど納得。

ストレートティー

VG60:PG40

“沖縄の定番U●Cのストレートティーをこれでもかとリアルに再現”とのこと。

おお……!?と思ってググってみると、霧の●茶という製品が見つかりました、
沖縄ローカルで他の地域には売っていないとありますが、見たことあるような……?
更に掘ってみると、1990年代までは他の地域でも売られていたそうなので、恐らくその頃の思い出だと思います。

吸ってみると、確かに普段慣れ親しんだ午●の紅茶やリ●トン再現の紅茶リキッドとは少し異なる印象、
甘さ控えめで茶葉の香り強め、紅茶はアールグレイに近いと感じました。
リアルなお茶感があり、アールグレイティーリキッドとしてかなり高い完成度だと思います。

こちらもそれほど強くはないですが清涼剤が含まれており、吸った後は少しスーッとします。

コーヒークリームウイスキー

VG60:PG40

フランスの某リキッドメーカーのリキッド再現をベースに再構築されたフレーバーとのこと。

フランスのコーヒー系、美味しいんですよね、
こちらのモチーフとは異なるのですが、一時期E-Liquid FranceのSupremeにハマって凄く吸っていた事があります。

フレーバー構成としては、コクの高いコーヒーにほんのりウッディな洋酒、吐き出す際にほんのりクリームの香りと甘み。

吸い始めは微糖コーヒーと言った感じですが、洋酒の香りが甘みを徐々に上品な物に変えてゆき、ミストを吐き出す頃には深い香りとクリーミーさで少しホッとする、リラックスタイムに吸いたいリキッドです。

大分寒くなってきたし、これからの季節によさそう。

ティーバニラカスタード

VG70:PG30

“これまでにないリキッドを作りたい!”と言うことから試行錯誤されて作られたリキッドだそうです。
バニカスはVAPEでは定番ですが、そこに紅茶というのは新しいですね。

吸い込むとまず紅茶が来て、それを追いかけるようにバニカスが重めの濃厚な甘みを出してきます。
バニカスでしっかりと甘いのですが、全体的に紅茶の苦み渋味がベースにあり、甘ったるくなっていないし、ミストを吐き出す際には茶葉の香りでほろ甘といった感じ。
確かに他にはない少し不思議な感覚のリキッドです。

紅茶系のスイーツを想像するとわかりやすいかな。
甘ったるくもないし香りもよいのでついつい吸っちゃう系です。

気になったので高抵抗MTLでも吸ってみると、甘さが少し引っ込んでより紅茶寄りになりました。
ほんのりバニラの香りのフレーバーティと言った感じで、これもいけますね。

折角なので爆煙環境(デュアルコイル0.25Ω47w)でも吸ってみます。
低抵抗になるとバニカスがより強く出てきてグッとスイーツ寄りになりますね、
ですが紅茶の茶葉の香りも依然強く出ており、やはり甘ったるくならずに全体的に引き締まっています。
濃厚な甘さと紅茶の香りのバランスがよく、恐らくこれくらい強めの出力を想定して作られているのかなと予想しています。

ブラックガム

VG40:PG60

説明が不要なほど、そのままあれです、とのこと。
アレですね、Blackを1個追加したらそのものになる感じですね。

あれ結構メンソールがキツいから普段好んで食べないのですが、きっとこれも……
と思いながら吸ってみたら、やはりガッツリ来ました。

強いミントの香りと清涼感、喉にはヒンヤリ感とミントの辛み。
一気に目が覚めますね。

再現度はかなりの物です。
ロングセラーのあのガム、愛好者の方は多いと思いますし刺さる人は多そうです。

刺激と清涼感が強いので確実の私が苦手な系統のはずなのですが、ミントの香りがいいのでついつい吸っちゃう不思議。

アイスブースト

VG30:PG70

こちらは濃度の高い清涼剤となり、リキッドと言うより添加剤に近い位置づけになります。

ですが、そのまま吸われる剛の者もおられるとか……。
以前りきっどやさんの添加向き強メンソールなどでも同様の話を聞いたことがありますし、強者メンソーラーの方はホント喉が強いんだな、と……。

こちらは特に、PG100でなく少しVGも入っており、若干リキッド寄りの添加剤ではあるし、吸える人は吸えちゃうんでしょうね。

私は流石にそのままでは吸えないので、清涼なしの SPLASHに少量添加。

PG100の飽和メンソールや飽和清涼剤などに比べると若干マイルドではありますが、RDAに2滴ほど垂らすだけで一気にICE SPLASHに早変わりです。

メンソールではなく清涼剤なので独特の辛みなどもなく、味への影響は少なめです。
清涼感無しのリキッドに入れたり、元々清涼感のあるリキッドを強清涼にしたり、お気に入りのリキッドに少量添加といった感じで使用する感じですね。

まとめ

ショップオリジナルのリキッドとのことですが、非常にクオリティの高いリキッドに感じました。

ショップの方が言われている通り、濃厚で再現度が高く、マレーシアリキッドに近い印象、
県外の方は好き嫌い分かれるのではと心配されていましたが、マレリキが好きな人は多いですし、むしろ喜ぶ方の方が多そうに感じます。

私はとにかく、ブルーベリーカシスが非常に気に入りました。
これだけはちょっとマレリキと言うよりやや日本的かな?といった印象を受けましたが、それだけに日本人の好みも合うだろうし、とにかく私好みです。

在住の方は勿論、沖縄に行かれた際のお土産などとしてもいかがでしょうか。

Borderlineさんは沖縄2店舗あり、本店、泡瀬店どちらでも購入できます。

残念ながら通販はされていないのですが、県外発送も対応可能との事なので、もしご興味がおありでしたら下記のアカウントまでDMしてください、とのことでした。
(本店、泡瀬店どちらのアカウントでもOKです)