“折角なので”Hellvape祭り。
未レビューのまま使ってたちょい古アトマイザーの蔵出しです。
折角Hellvapeのドリッパーの記事が続いたしってことで。
今回はこれ。
Hellvape Anglo RDA
意外と渋くないですか?これ。
無地SSのシンプルデザインで、ちょっとしたハイエンドアトマっぽくも見えます。
Hellvapeのアトマイザーってカラフルで派手なイメージがあるのですが、
これに関してはいぶし銀って感じ。
DukunVapeという方とのコラボ製品とのことなのですが、
この方はフォトグラファー?インスタグラマー?
カラーバリエーションも、SS、ブラック、クリア、ウルテムって感じの渋い構成で、Hellvapeのアトマイザー一覧のページでも微妙に浮いてる移植の存在です。
これも、ヒット作のDead Rabbitよりも後のリリースなのですが、イマイチマイナーなのか、今やサイトによってはめちゃめちゃ安く買えちゃいます。
自分はこれ、16ドルくらいで買いました。
ですがこれ、シンプルなだけに色々なアトマイザーに合わせやすいし、ビルドも楽だし、シングルで組んでもデュアルで組んでも味は悪くないし、リキッドの保持力高いし漏れにくいしで、うちでは非常に優等生的な位置づけされています。
大抵どのModに乗せても似合うんですよ、これ。
購入価格から考えるとコスパは非常に高かった。
新しい製品でもないですし、「めちゃめちゃ美味いから激烈にオススメ!買え!是非買え!すぐ買え!」とかそういうレベルの品ではないのですが、
今の実売価格からすると、「この値段で買えるなら1個持っとくと便利かも!」といった感じのアトマイザーだと思います。
目次
パッケージ
パッケージの雰囲気も、他のHellvape製品とはかなり異なります。
他の製品は総じてヤンチャな感じですが、このAngloは落ち着いたオトナの雰囲気。
iなんとかって電子機器とか入ってそうな感じです。
このあたりもコラボ先のDukunVape氏の意向なのかな。
裏面に、正規品チェック用のスクラッチシールが貼ってあります。
箱の内側の部分は銀色になっており、
蓋に少し隙間があって内側の銀色がチラッと見えるようになっています。
外側もいい紙つかってるし、結構お金かかってるパッケージですねこれ。
開けた感じもなんだか妙にハイソな雰囲気が。
パッケージ内容
- Anglo RDA本体
- 29mmエアフローコントロールリング(スラントリング)
- 510ドリップチップアダプター
- BFピン
- 予備ネジ
- 予備Oリング
外観
ロゴの記載等一切無いシンプルなキャップ。
この飾りっ気のなさが妙に渋く見えるし、色々なModと見た目を合わせやすいです。
ドリップチップもシンプルで、
上半分がワンポイントでウルテムになっている感じも妙に渋くて好きです。
全体的に、作りは非常に綺麗ですね。
特徴的なのはボコボコと穴の開いたボトムのエアフローコントロールリング。
このリングは2種類のサイズが付属しています。
標準で装着されている小さい方が24mm、付属している大きい物は29mm。
大きい方はスラントリング(ビューティリング)の役割も兼ねています。
大きい方のリングを付けた時の見た目が特にカッコイイのですが、29mmとなるとなかなか使えないですな…。
底面には製品名とHellvapeのロゴ、DukunVape氏のネーミングがエングレーピングされています。
ポジピンの出っ張りも十分。
Modに乗せてみる
詳細
公式ページ
スペック
直径 | 24mm (29mmリング付属) |
コイル | シングル/デュアルコイルRBA |
BF対応 | BFピン付属 |
ドリップチップ | 810規格(510アダプター付属) |
エアフロー | ボトムエアフロー |
ドリップチップ
810規格のドリップチップが標準で付いており、510アダプターが付属しています。
標準ドリップチップはSS製のシンプルな物で、咥える所が熱くならないよう、先端だけウルテム素材になっています。
これがデザイン的にもいい感じ。
この510アダプタが優れもので、
装着すると外側にはなだらかに盛り上がった部分が少し見えるだけで、かなり違和感がなくなります。
キャップ
キャップ内側は、ドリップチップの底面含めて綺麗なドーム状。
エアフローはボトム側で独立しているので、キャップの向きは気にせず装着できます。
これがまた、ドリップで使う時に意外と楽。
デッキ
デッキがちょっと凝った形状してまして。
クランプ式のデュアルデッキなのですが、両端のポストにクランプがついていて、1つのクランプにコイル1個分の+と-を固定するタイプ。
クランプの上部に+と-の刻印があります。
コイル下の空間はジュースウェルになりますが、これがかなり深くて、保持力はかなり高いです。
エアフローはボトムサイドから吸気して、斜めに入ってきます。
なので、内側のエアホールよりリキッドを入れてしまうと漏れますね……。
下が相当深いのでそこまで行く事はそうそうないとは思いますが。
BFで使用する場合、吸い上げたリキッドはここからデッキにチャージされます。
吸い戻しもしにくいですし、
BFピンのまま通常Modでドリップしてもある程度は大丈夫?(極力避けたいですが)
ビルドしてみる
デュアルコイルでビルド
まずはデュアルで組んでみます。
コイルの固定方式がちょっと特殊。
クランプを持ち上げて、左右からコイルの足を差し込んで、締める。
コイルジグのガイドもありますし、ぱっと見簡単ですし慣れると実際簡単ですが、最初はちょっと戸惑いました。
それを両側のクランプで行います。
Ni80 26ga 3mm7巻デュアルで0.40Ω。
コイルの形の崩れ具合が、いかに手こずったかを表していますね。
恥ずかしいけど初ビルドのリアル感の為に載せちゃう…。
ジュースウェルが深いので、ウイックは長めにカット。
コイル下の空間をピッタリ塞ぐようにセットします。
多分これが美味い(予想)
吸ってみます。
これ、いきなり実用投入したのでスコンカー&自作りきっどで失礼します。
常飲にしているかしすたんです。
あー、やっぱり、普通に美味しい。
激うま!という程の感動はないのですが、安心する味わい。
Hellvapeさんのドリッパーはリキッドの味をダイレクトに感じられるタイプの物が多いのですが、これは少しまろやかになっている感じはしますね。
味はしっかり出ていると思います。
エアフローは全開でも少しだけ抵抗を感じるくらいの重さ。
低抵抗爆煙向きというよりも、ちょっと絞って重めDL位が合いそうです。
シングルコイルでビルド
暫く使っていて、これ絶対シングルでも行ける気がする、と思いました。
Ni80 24ga 3mm7巻 0.52Ω。
シングルになるとコイルの設置は一気に楽になります。
両方のポストの+と-を互い違いに繋ぐ感じ。
デュアルは微妙に苦戦しましたが、シングルは普通のデッキよりもむしろ楽かも。
コットンはなるべく多めに。
横に広げ気味にして、デュアルの時と同様に極力塞ぎます。
かなり空間広いので、シングルならもっと大きいコイルを入れても良さそうですね。
最近このアトマイザーは、RX Machinaに乗せてドリッパー運用しています。
このビルドをした比はYogiを吸ってました。
やっぱり、シングルも美味いです、これ。
エアフローは一番小さい穴に合わせました。
流石にMTLは無理そうですが、DLにしては結構重めな感じになります。
シングルだとこれくらいが良さそうな感じだし、重めDLは好みです。
とにかくビルドがとても楽なので、シングル運用でいいかな。
たまに気分でデュアルにするくらいで。
まとめ
とにかくうちでは便利に使われてます、この子。
使うModとアトマを選ぶ際、まず第一に見た目の相性で選ぶのですが、このAngloはとにかく色々なModと合わせやすいので、困ったらこれを乗せる、という事も多いですし、
前述の通りビルドも苦じゃないし、漏れにくいし、味も悪くないしで、とても使いやすいんです。
どういう使い方をしても不満が出にくい優等生って感じ。
29mmリングは大抵のModではみ出るので使いづらいのですが、
たまにAegisとかのでかいModであれを使うと妙にカッコイイ…。
新しい物ではないですし、飛び抜けてる訳ではないので強くオススメする製品ではないですが、
この見た目にピンときたなら不満無く使えるドリッパーだと思いますし、
今の実売価格だと、1個持っておいてもいいかもなぁ、と思えるアトマイザーだと思います。
さてこれで、手持ちのHellvapeアトマの中で未レビューなのはDead Rabbit SQのみになりましたが、
あれは元々メジャーなので今更うちで書くまでもないかな?なんて思ってたり。
価格調査
自分はEverzonで買いましたし、最近まであったはずなのですが…売り切れちゃったっぽい(´・ω・`)
姉妹サイト?の3AVAPEさんでは、$18.50です。(ログイン後価格)
しかしカラーはPEI Silver(ウルテムキャップ)のみの模様
Efun.topでは$15.19
ですが、こちらも残りはPEI Silverのみで、$3増しらしいので3Aと同等。
Fasttechは$30.55でした。
他は売り切れ多し。
年末年始辺りまではよく見かけてた気がするけど、
意外とこれ、入手困難気味になってきたのかな…。
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