最近のVAPE市場は相変わらずPod式デバイスが隆盛を極めており、各メーカーが新しいPodデバイスを次々と発売しています。
確かに小型で利便性が高いので日本でもそれなりに使われてはおりますが、
これだけハイペースで次々リリースされてるって事は、海外では相当流行っているんでしょうね。
しかし流石に、各社で同じような物が出続けて差別化が難しくなってきています。
書くことに困りそうでレビューのご依頼をゴメンナサイさせて頂くケースも結構あったりして。
そんなわけでちょっと久々のPodデバイスです。
SMOK MICO Kit
Kawaiiやつ。
PodというとUSBメモリみたいな形状の物が殆どですが、これは音楽プレイヤーライクなちょっとオシャレな形状。
でも、これに酷似した形状、ちょっと前にも見たことある気がしますね、
えっと、Mi-…あ、いや、なんでもないですゴメンナサイ。
両面がレジン調パネルになっていてキレイでスッキリした見た目だし、なかなかいいじゃないですか。
Podは見た感じ良くある形状っぽいし、まぁいつもの感じかなぁ。
オシャレな外見目当てで使うのもアリかもね～。
って感じで結構軽い気持ちで使い始めたのですが、
正直舐めてた。
このPod、美味いすわ……。
この製品はVapeSourcingさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
目次
特徴
コンパクトで持ち歩きやすいオートスイッチPod
他のデバイスより小さい！という訳ではないのですが、この四角い形状は意外と持ち歩きがしやすいです。
ストラップホールが付いていてネックストラップが付けられるのもいいですね。
吸い込むだけでスイッチが入るオートスイッチPodなので、首から提げておいてちょくちょく吸う、なんて使い方も出来ます。
デザインについては…まぁ、他社にとてもそっくりな物があるので敢えて触れませんが、
両面のレジン調パネルもキレイですし、作りもしっかりしていて安っぽくないので、オシャレに持ち歩けそう。
性格の異なる3種類のPod
対応Podが3種類あって、好みやリキッドに合わせて選択できます。
0.8Ωメッシュコイル/1.0Ωレギュラーコイル/1.4Ωセラミックコイルの3種類。
中でもメッシュコイルはPodとしては珍しいかも？
思った以上にしっかりとミストと味が出るコイルでした。
キットには0.8Ωと1.0Ωが付属しており、
1.4Ωセラミックコイルは別売りです。
パッケージ
スリーブ付きの紙パッケージ。
白い部分は一見シールに見えますが、プリントでした。
側面に、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
パッケージ内容
- MICO本体
- Pod x2個(0.8Ωメッシュコイル/1.0Ωレギュラーコイル)
- USBケーブル
- ネックストラップ
- ユーザーマニュアル
- ワランティカード
ユーザーマニュアルは冊子型で、英語で記載されています。
USBケーブルは短いなぁ…。
SMOKロゴ付きのネックストラップ。
デジカメのストラップのような、柔らかめの生地のしっかりした物です。
本体の外観・特徴
四角く、平ぺったい形状をしています。
Podはタンク部分が本体内に格納され、吸い口だけが出ている状態。
両面、光沢のあるレジン調パネルになっています。
最初はレジンかと思ったのですが、これはプラにプリントした物ですね。
よく見ると両面で柄が同じですし。
しかし、公式や通販サイトの製品写真と見比べてみると、手元の物と柄が違ったりするので、同じカラーでも何パターンかあるのかな？
サイズ感はこのくらい。
Podのタンクが格納される部分には透明な窓が付いており、リキッド残量が確認出来るようになっています。
ただしPodの上の方しか見えないので、
無くなりそうな時は傾けるなどして確認する感じになります。
吸い口側の側面。
Pod接続部に見えるスリットがエアーの取り入れ口になります。
下の方には電源のON/OFF切り替えスイッチとLEDインジケーター。
オートスイッチ式なので吸い込まない限り動作しない為、基本的にスイッチは不要なのですが、念の為OFFにしておけるのは少し安心感があるかも。
反対側の肩にしっかりしたストラップホールが付いています。
ネックストラップが本体に直接付けられるのはいいですね。
ゴムバンドで固定するタイプもありますが、あれよりも見た目がスッキリするし、より落としにくそうで安心感もあります。
底面には充電用のマイクロUSBポートが付いています。
Pod接続部を覗いたところ。
通電用の端子と、真ん中にエアホールのような穴が見えます。
真ん中はエアホールにも見えますが、吸気はサイドにあるので、ここはオートスイッチ用の負圧センサーかと思います。
Pod
キットには、0.8Ωメッシュコイルと、1.0Ωレギュラーコイルが付属しています。
下の端子部分にそれぞれ「MESH」「REGULAR」と記載。
これとは別に、1.4Ωのセラミックコイルが別売りで設定されています。
塩ニコ用といった感じになりますかね。
下から覗いてみます。
端子の間にあるエアホールから、チラッとメッシュコイルが見えます。
メッシュコイルってPodでは珍しいですよね。
吸い口は平らで、徐々にすぼまっていく形状。
笛の吸い口みたいな形状で、この窪みに唇を押し当てて吸う感じ。
非常に吸いやすい形状です。
リキッドチャージはサイドから。
ゴムの蓋をめくると注入口があります。
ユニコーンボトルのノズル程度であれば余裕で入るサイズなので、チャージにはそれほど苦労はしません。
リキッド容量は1.7mlです。
Podの固定はマグネット式です。
軽く差し込んでやると磁力で引っ張られてパチッと小気味よくセットされ、振り回してもビクともしない程度にしっかりと固定されます。
取り外す際は、わずかに飛び出た突起部分に爪を引っかけて軽く引っ張ると容易に取り外すことが出来ます。
これいいなぁ、爪で固定するタイプとかよりも遙かに快適に脱着できます。
その他詳細情報
スペック
| サイズ | 56.3mm x 46.5mm x 14.8mm |
| 素材 | Zinc alloy(亜鉛合金) |
| 重量 | 65g |
| リキッド容量 | 1.7ml |
| コイル | 0.8Ω / 1.0Ω / 1.4Ω |
| バッテリー容量 | 700mAh |
| 出力 | 10w～26w |
| 出力電圧 | 3.0V～4.0V |
| 充電 | マイクロUSB 5V0.5A |
| 保護機能 | Pod装着検知 自動カットオフ(8秒) 過放電保護 短絡(ショート保護) |
重量計測
本体59g、Pod5gでほぼカタログスペック通り。
カラーバリエーション
発売時はレジン調パネルの7色でしたが、最近新色が5色増えた模様。
使い方
電源ON/OFF
本体側面の電源スイッチで切り替えます。
電源を入れると、LEDインジケーターが点滅します。
Podを取り付けて、吸う
Podの装着検知機能が付いている為、Podを装着した際もLEDが白く点滅します。
あとは吸うだけです。
バッテリー残量表示
LEDインジケーターはバッテリーの残量表示にも使用されます。
吸っている間と、その後数秒間、バッテリー残量を色で表示します。
吸ってみる
吸ってみます。
メッシュコイルの0.8Ωなら通常のリキッドがいいかなってことで、リキッドは、りきっどやさんのメンソールタバコ。
最近花粉症が酷いので、職場でメンソール吸いたくて。
Podにリキッドを入れてから、コイル内部にリキッドが染みこむまで10～20分位放置します。
でね、正直舐めてたんですよね。
よく見るタイプのPod形状だし、いつものPodデバイスの感じで、通常のリキッドだと色々物足りないんじゃないかなって感じで、味にはあまり期待せずに、
でもメッシュなのでちょっと違うかな？位の感覚で。
吸ってみたら、美味いんですよ……。
ドローは少し軽め。
MTLはちょっと出来ないレベルの軽さなので、自ずとDL吸いになります。
オートスイッチ式なのでちょっとしっかり目に吸う感じ。
するとミストが口の中にぶわっと入ってきて、味をしっかりと感じられ、喉にはガツンとメンソールのキック感。
ミストを吐き出すと、Podらしからぬ量がぶわっと広がります。
予想を超えるミスト量と味の濃さでちょっとビックリ。
オートスイッチの感度も良好。
それほど遅延もなく、しっかり反応します。
もう一個、1.0Ωのレギュラーコイルの方には、HiLIQさんの塩ニコリキッド、Dr.Mentholを入れてみました。
流石にノーマルコイルは、ね。
って思ってたのですが、こっちも結構ガツンと来ます。
塩リキッドにはちょっと強いかな、と感じるレベル。
まとめと、注意点
いや、気に入りましたよこれ。
普段持ち歩くサブ用としてのPodはOrion Qでイナフだよね、って思ってたんだけど、こっちに切り替えそうなくらい。
味的にはホント満足です。
ただ、入れたリキッドがメンソール系だったって事もあるのかな？ともちょっと思うので、他のリキッドも吸ってみたい。
ちょっと今後継続的に使いたい事もあって、予備コイルをオーダーしてしまいました。
バッテリー残量も700mAhであれば割と余裕がある方なのではないでしょうか。
18350バッテリーの容量と同程度くらいですし、
コイル抵抗の分出力高めとはいえ、よくある小型Podの倍くらいありますし。
しばらく使った感じでは、サブ機用途で職場に持って行ってPod2つと適度に切り替えつつ使用していて、間に飲み会が1回あったにも関わらず2日は使えました。
Pod1つ空っぽ、1つ半分、という段階でランプが黄色くなってきた感じ。
一点注意点というか、
「吸い込むのではなく空気を吹き入れるとスイッチが入りっぱなしになる」という話を人づてに聞いたので、試してみました。
確かに、強めに吹き込むとスイッチが入りっぱなしになりますね。
保護回路で8秒でカットオフされますし、電源スイッチを切ってもすぐ止まりますし、よほど重大なことにはなりませんが。
また、結構強めに吹き込む必要があるので、普通に使用している分にはまず起こらないレベルの事象かと思います。
総合的に見て、なかなかオススメできるPodなんじゃないかと思います。
価格もかなり安いですし、コストパフォーマンスはかなり高いですね。
販売リンクとクーポンコード
VapeSourcingさんで、$21.90で販売されています。
結構お安いんですよこれ。
さらに、クーポンコードまで頂いてしまいました。
クーポンコード「MICO」を入力で、15%OFFの$18.62になります。
有効期限は2019/04/08までとのことなので、もしよろしければご活用ください。
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