Geekvape Tengu RDAのレビューです。
Tenguて。
てかインパクト半端ないな……。
これ、出たのは結構前ですよね。
Tenguて。
— まーず (@marz04) April 3, 2019
遡ってみたら、今年の4月に同じツッコミをしてました。
Aegis Soloと同時期で、セットにもなっていたと記憶します。
半年を経て今回レビューの機会を頂いたのですが、これ、まだまだ現役というか、最近出たAegis Squonkerなどでもセットになっていたりして、お、まだ第一線を張っているのか、と。
新型Modが出るたびに、スターターキット付属のアトマイザーは新型やマイナーチェンジになっている事が多いというイメージがあるので、
RDAとはいえ、同シリーズModの2世代間で同じアトマイザーがキットになっているのは、このTenguに自信があると言うことなのかな。
そんなわけで期待を込めて実際に使ってみましたが、
デュアルコイルながらビルドもやりやすく、爆煙もイケるし、少し抑えた設定でまったり吸う事も出来て汎用性が高く感じました。
大手のGeekvapeさんらしく、万人向けの使いやすいアトマイザーですね。
この製品はVapeSourcingさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
プラケースで、左にアトマイザー本体、右側に付属品。
Geekvapeさんのアトマイザーは大抵このタイプのパッケージです。
配送で潰れにくいし、見た目もわかりやすくていいんですよね。
でもなんか、Geekvapeアトマのプラケースって凄く久々に見たかも。
あれ、そんなにGeekのアトマ使ってなかったっけ?Zeus Xとか買ってたよね俺、
と思って振り返ってみたら、Zeus Xの時だけは紙箱になっていました。
あれが特別だったのか、もしくは不評でまた戻したのか。
裏面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
削るためには一旦プラケースから取り出す必要がありますが、このスクラッチの下のコードを公式サイトの下にあるSECURITY VERIFICATIONの所で入力すると、コピー品でないかの確認が出来ます。
パッケージ内容
- Tengu RDA本体
- スペアドリップチップ
- 510ドリップチップアダプター
- T字レンチ
- 六角レンチ
- BFピン
- 予備Oリング
- 予備イモネジ
- ユーザーマニュアル
- カード類(ワランティカード等)
- プリメイドコイル
- コットン
ユーザーマニュアルはカラーの冊子で、多言語で書かれていますが日本語の記述はありません。
付属のコイルはNi80のクラプトンコイル。
0.4Ωって事は、デュアルで0.2Ωですかね。
かなり爆煙になりそう。
外観
全体的にシンプルなのですが、やっぱり、この天狗の顔のインパクト凄い。
和柄とか好きなので、自分は案外嫌いじゃないんですけどね。
今回のカラーはガンメタなのですが、このガンメタ、マットな感じでもの凄く渋い。
こういったマットカラーってなかなか無いんですよね。
カラーバリエーションは6色。
公式の画像がこれなのですが、これだとガンメタはツヤありに見えますね。
All images are for reference purpose only,
Actual product may very according to the phisical product.画像はイメージであり、実際の製品とは異なります。
と添えられてるけど、まさにそれ。
少なくともガンメタに感じては実物の方が格段に渋くていいですね。
キャップの作りは非常に綺麗ですね。
上面は緩やかにカーブを描いてドリップチップまで繋がっています。
エアフローはサイドエアフローになっており、台形のエリア内にハニカム状のエアホールが並んでいます。
キャップを回すことでエアフローの開度を調整可能です。
底面にはロゴなどのエングレービング。
ポジティブピンは思いっきり出っ張ってます。
フィッティング
詳細
メーカー公式
スペック
直径 | 24mm |
高さ | 28.3mm |
ドリップチップ | 810規格 |
コイル | デュアルコイルRBA |
BF対応 | BFピン付属 |
エアフロー | サイドエアフロー |
構造
3ピースかと思っていたら4ピースでした。
キャップの内側にAFC用のパーツが埋まっていました。
ドリップチップ
ウルテムとデルリンかな。
スタンダードな形状の物が最初から付いており、
スペアとして入っているのはより短くワイドボアになった物です。
また、510ドリップチップ用のアダプターも付いています。
キャップ
キャップ内側を覗いてみると、AFC用の別パーツが入っているのが分かります。
上面は吸い口に向けてなだらかにカーブを描いています。
エアフロー
キャップ内側のAFCパーツを取り出してみました。
ハニカムホールの並びに合わせて台形の穴が開いています。
下の突起がデッキと噛んで、キャップの中で独立して回る仕組みです。
台形同士組み合わせなので、穴1つずつといった調整にはならないですね。
1→3→5→7って感じに開いていきます。
ですが、穴の途中で止めたりと微妙な調整は可能です。
また、AFC精度はかなり高く、絞ると相応に重くなります。
公式の図解を借りると、エアフローの流れはこんな感じになります。
デッキ
パッと見、「なんじゃこりゃ」って思ったのですが、
冷静によく見たら、変形のベロシティデッキって感じですかね。
ポジティブとネガティブが左右でなく上下に分かれています。
イモネジはマイナスネジ。
ネガティブ側のネジは斜めに入っています。
ポジティブ側ポストの上面は山型にカットされており、
ドリップで使用する場合、中央にリキッドを垂らせば左右に分割されて無駄なくウェルに貯まります。
T字型のポジティブポストを外してみました。
ポジピン/BFピンで直接固定されています。
BFで吸い上げたリキッドはどこから供給されるんだろう?って思ったら、ポストの側面に穴が開いていますね。
両ポストの隙間から直接ウェルに貯まる形になっているようです。
ジュースウェルの深さが6mmあるそうで、保持量もかなりありますね。
サイドフローなので大きく傾けたりしない限りはリキッド漏れも起こりづらいかと思います。
ビルドしてみる
ネガティブ側のイモネジは斜めになっているので、幅広のクラプトンなどを使用する場合はこのように少し捻ってから締め付けてやると良いと思います。
最初、意識せずにそのまま締めたら、ワイヤーの左右から押さえていてちょっと不安定になっていたりもしました。
上記だけ気をつければ、ビルドはかなり楽ですね。
通常のベロシティデッキ同様、段差を使ってコイル足を上下で固定出来ますし、
穴の位置が微妙にずらしてあったり、距離もあるのでカットもしやすいです。
とりあえずで固定してから余った分をカット、という形で作業できます。
付属コイルを使用
付属コイルをセットしてみました。
やはり0.2Ω付近になりますね。
ウイックも簡単です。
デッキから5mmくらいはみ出すくらいでカットして、ウェルに落としてやるだけ。
自分の場合は供給をよくするために先を少し漉いておき、
サイドエアフローの場合はアーチ状にセットして、コイル下に空間を設けてエアーが入るようにしています。
PB&JAM MONSTERが少し残っていたので、スコンカーで吸いきってしまおうと思います。
これ、美味しいリキッドでガンガン消費していたのですが、
なんか自分、市販リキッドは残り2割くらいになると急激に消費が落ちるんですよね……。
いつまでも微妙な量残していても仕方ないのに、ついやっちゃう。
MOD読みでピッタリ0.2Ω
AFCは全開で、55~60w
ホントはもうちょっと上げた方がいいのかもですが、21700とはいえ20A前後くらいまでで抑えたいなぁと。
立ち上がりも悪くないし、普段あまり爆煙しない自分には味やミスト量もこのくらいでも充分な感じでした。
まー、ミスト量はえらいこっちゃです。
部屋が真っ白になります。
爆煙ですが、味も良いと思います。
シルキーなミストにかなり濃い味が載っていますし、
サイドフローっぽいと言うか、リキッドの味が少しかき混ぜられて入ってくる感じがしますね。
Ni80 26ga 単線ビルド
流石に上記の設定では職場とかには持って行けないので、もう少しミスト量を抑えてみます。
AFCがかなり重めに絞れるので、抵抗値上げていってもいけるはず。
Ni80 26ga 3mm7巻デュアルで0.42Ω。
出力は36wで、AFCは穴1個~3個くらいに調整。
いけますね。
インパクトは落ちますが、AFCを絞るとかなり抵抗感のあるドローになるので、味をじわーっと感じられます。
流石にMTLとまでは行きませんが、穴一つくらいまで絞ると重めDLくらいの重さになりますね。
まとめ
流石大手のgeekvapeさんがスターターキット用として設定するだけあって、とても使いやすいドリッパーです。
ビルドはやりやすく、ビルド幅も広いし汎用性が高い。
尖った感じはないですが、どのビルドでも一定以上の味が出る感じ。
デザインはスタンダードで合わせやすいですが、天狗の模様は好き嫌いあるかもですね。
今回のマットなガンメタカラーは渋くてカッコイイと思います。
際だって「ここが特に素晴らしい!」という点はありませんが、反面特に大きな欠点は見当たらず、
DL用途、デュアルビルド前提ではありますが、その用途に置いては万人向けなRDAアトマイザーではないかと思いました。
VapeSourcingさんは$23.99で販売中です。
VapeSourcingさんには、当サイト用のクーポンコードを発行して頂いてます。
クーポンコード「MARZ」を入力することで、全商品10%引きになります。
コメント
こんにちは。
どうやらAegis SquonkerはこのTengu RDAとのキットが先に出荷供給されたようで、Mod単体で買った私は「入荷、出荷予定は10月末頃ね」と待つのかあ…だったんですが、昨日予定より早く出荷されてわくわくしてる今です。
まーずさんや他の方のレビューを見ていると、Tengu RDAとのセットのキットで買っても良かったかも、と思いだしています。
Aegis Squonkerに乗せようと買ったPyroV3はまだ到着せずで、うーーーむ状態です(汗)
ちなみに、
“Actual product may very according to the phisical product”
は「(絶対に/必ず)実際の製品とは異なります」ではなく、may なので 「違うこともある/違うかもしれない」です。
そしてveryではなくてvaryですね。
ま、お決まりの言い訳というか、画像で見たのと色が違う!と文句をつける人たちはいつになってもいるってことですねw
あー、結構ありますね、キットが先に出荷されること。
単体はいつまでもプレオーダーなんて事よくあります……。
うちのAegis Squonker(単体)はPyro V3と一緒にHCさんで頼んで10/8発送だったので、あそこは結構早かったみたいです。
ノーマルMODにする交換パネルはまだまだ先みたいですが……別で頼んでよかったw
あの注意文は、まんま訳そうかとも思いましたが、普段皆さんがよく見ている文章の方がわかりやすいかなと思ってそっちをそのまま書きましたw
今回、ガンメタの色がかなり違ったので……。
もちろんメーカとしては単価の高いほうをより売りたいのは当たり前ですけどね。
私はAegis Squonkerは3Fで、PyroV3はSourcemoreでポチったんですが、今見たら3FでもAegis Squonkerはship in 24 hoursになってます。
で「ほとんどSoloにする」交換パネル、入荷出荷開始予定は10月23日、3Fではあと数日みたいです。USD6.99。
交換キット側にはネジは付属しないそうなので、ネジ無くすと大変かもw
大抵、Mod単体は後で出ますよね
うちは交換パネルはFTで買いました
Intake Dualと一緒に買ってて、Intakeの方のみキャンセル
ETAが10/30になってるので、ヘタしたらIntakeも巻き込まれてましたねw