SMOK G-Priv3 Kitのレビューです。
タッチパネルのデュアルバッテリーModであるG-Privシリーズの最新型となります。
ギラギラ。
キラキラというよりギラギラ。
そして全面液晶にタッチパネルの派手なデザイン。
デュアルバッテリーで最大230wのハイパワーに、付属のアトマイザーはメッシュコイルの爆煙アトマイザー。
ここの所時流に乗って、Nordコイル系やRPM系シリーズなど少し小ぶりなデバイスが多かったSMOKさんですが、
久しぶりに、ジスイズSMOK!って感じのデバイスです。
SMOKさんのこのギラギラした派手さって好き嫌い分かれそうですが、好きな人はめっちゃ好きなんじゃないかと。
自分はこういうの好きな側の人間です。
この製品はHealthCabinさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
SMOKといえばやはりこのデカイ箱ですよ。
箱の側面には、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
Code Aが認証用のアプリのURLで、
スクラッチのかかったCode Bが認証コードになっています。
パッケを見ていて気づいた点がもう一つ。
今回のコイルはnexMESHの技術を使用したコニカルメッシュコイルを使用しているとのこと。
nexMESHというとOFRFの開発で、WotofoのProfileシリーズにも正式採用された評判のいいメッシュですし、期待していいのかな?
パッケージ内容
- G-Priv3 Mod
- TFV16 Lite Tank アトマイザー
- USB Type-Cケーブル
- コニカルメッシュ0.2Ωコイル(装着済)
- デュアルメッシュ0.15Ωコイル
- 予備Oリング
- ユーザーマニュアル
- ワランティカード
ユーザーマニュアルは英語で記載されています。
全面液晶のタッチパネルModなので、液晶の表面には保護シートが貼られていました。
外観
全体が金色のボディでキラッキラ輝いています。
なんというか、百式っぽい。
デザインテイストはG-Priv2から継承しており、細部が少し凝った感じになったくらいかな。
カラーバリエーションは4色。
こういう角の多いカットの入れ方とか、あまり意味の無さそうなバンパーのようなパーツとか、好きじゃないですか?好きですよね。
液晶パネルは全面を使用した大画面物を搭載しています。
この液晶が、解像度が高くてかなり綺麗な表示。
タッチスクリーンになっており、設定などの操作はスマホのように画面をタッチして行います。
裏面、シェル模様になっており、大きくロゴが入っています。
綺麗と言えば綺麗ですが、表と見比べるとちょっと別物感はありますね。
裏面はバッテリーカバーになっており、マグネット式で固定されています。
サイズ感はこれくらい。
意外と大きくないんですが、厚みは結構ありますね。
自分の手の大きさだとなかなか握りやすいサイズ感です。
ただ、少し重みはありますね、ズシッとくる重量感。
側面にはボタンが2つあります。
ファイアボタンは側面のほぼ全体がボタンになっています。
その上にある小さなセカンダリーボタンは、誤作動防止用に液晶画面をON/OFFしたり、タッチスクリーンをロックしたりするのに使用します。
上面の510スレッド。
コンタクトピンはスプリング式になっています。
底面にはUSB Type-Cポートと、
バッテリートラブル時にガスを逃がす役割のベントホールが開いています。
フィッティング
厚みのあるModなのですが、510スレッド周りのデザインが24mmに合わせてくられており、25mmだと少しはみ出して見えますね。
TFV16 Lite Tank アトマイザー
24mmのクリアロマイザー
Kitの同梱品なだけあって、Modと同じカラーで作られており統一感があります。
タンクは予備を含めてバブルガラスのみで、リキッド容量は5mlと大容量。
メッシュコイルを使用する爆煙向けのアトマイザーです。
トップキャップはスライド式になっており、
ボタンを押してロックを外した状態で回転させるようにスライドします。
キャップを締める際に与圧が発生せず、リキッドの伝い漏れが発生しづらいというメリットがあります。
エアフローはボトムエアフローで、コントロールリングで無段階調整が可能です。
見るからにドローが軽そうに見えますが、実際軽いです。
爆煙DL向けのドローになっています。
ボトムパーツを半時計回りに回して外すとコイルにアクセス出来ます。
コイルはOリング固定になっているだけなので、まっすぐ引っ張れば外れます。
最近のクリアロマイザーはこの辺も楽になっていますね。
コイルは、新開発のNexMESH製コニカルメッシュの0.2Ωと、デュアルメッシュコイルの0.15Ωが付属しています。
コニカルメッシュ0.2Ωの方は推奨60〜85w
デュアルメッシュ0.15Ωの方は推奨60〜90w
詳細
メーカー公式
スペック
G-Priv3 Mod
サイズ | 54mm x 28mm x 85mm |
重量 | 188g |
使用バッテリー | 18650 x2本使用 (別売) |
充電 | USB Type-C 5V/2.0A |
出力モード | VWモード(Soft/Normal/Hard/Max) 温度管理モード(SS/Ni/Ti/TCR) |
出力ワッテージ | 1〜230w |
出力電圧 | 0.5〜8.2V |
対応抵抗値 | 0.1Ω~2.5Ω(VW) 0.05Ω〜2.0Ω(TC) |
温度管理 | 200〜600°F / 100〜315℃ |
保護機能 | 高度なアトマイザー認識 パフモニタリング 自動カットオフ(10秒) 短絡(ショート)保護 オーバーヒート保護 過放電保護 |
TFV16 Lite Tank
サイズ | 28mm x 58.5mm |
重量 | 73g |
素材 | ステンレス |
リキッド容量 | 5ml |
バッテリー
バッテリーは18650を2本使用します(別売)
バッテリーケース内にリジェクト用のリボンがあるので、
このリボンがそれぞれのバッテリーの下に入るようにセットします。
Modの操作方法
電源ON/OFF
電源OFF時に側面のファイアボタンを5クリックすると、電源がONになります。
電源ON時にファイアボタンを5クリックすると、確認ダイアログが表示され、
YESをタップすると電源がOFFになります。
タッチスクリーンロック
側面のファイアボタンの上にあるセカンダリーボタンでロック状態を操作します。
セカンダリーボタンを軽く押す度に、液晶画面のON/OFFが切り替わります。
画面OFF時は吸うことは出来ますが、設定変更などは出来ません。
セカンダリーボタンを長押しすると、上部中央に鍵マークが表示され、
画面は表示されたまま、タッチ操作のみが効かなくなります。
もう一度長押しすると解除されます。
本体ロック
電源ON時にファイアボタンを3クリックすると本体ロック状態となり、すべての操作が効かなくなります。
メニュー表示・モード切替
ロック解除状態で、左上にあるメニューアイコンをタップすると、メインメニューが表示されます。
- モード切替
- マイモード
- パフ管理
- 各種設定
モード切替
VWモード / TC(温度管理モード)を選択し、それぞれ細かい設定を選択出来ます。
細かい設定が1画面で完結するのがタッチパネルの利点ですね。
マイモード
自分のお好みの設定を4つまで保存しておけます。(VWのみ)
下の2項目、My FlavorとMy Nicotineはメモ用ですね。
パフ管理
パフリミッターの設定やパフカウンターのリセットが出来ます。
各種設定
- 詳細設定(本体設定表示や本体リセットなど)
- チップ情報表示
- テーマカラー変更
- パスコード設定
画面のテーマカラーは6色から選択できます。
パスコード設定では、4桁のパスコードを設定して本体を保護できます。
付属アトマイザーを吸ってみる
NexMESHが気になるし、そのコイルを使って吸ってみます。
リキッドはHiLIQのPod of gold、これメッシュで吸うの凄く好き。
ドローは…やはり凄く軽いですね、全開だとスカスカ。
ですが、エアフローコントロールリングの精度がよく、絞っていくとリニアに重くなっていきます。
ただ、あまり絞って吸うようなコイルではないですね、せいぜい半開くらい。
半開で、やや抵抗感のあるくらいのドローです。
メッシュコイルは熱伝導効率が高い事もあり、大抵のメッシュコイルは少し低めの出力でも十分な事が多いです。
ですがこれはちょっと高めの出力向けになっていますね。
0.2Ωのメッシュコイルに対して、いつものように45w〜50wくらいから入ってみたら「えっ…?こんなもん…?」って感想。
ですが、徐々に出力を上げてゆき、推奨下限の60w辺りから一気に印象が変わります。
60〜65wくらいから急に美味くなるの。
ミストの感じも他のメッシュコイルとはちょっと違い、メッシュコイル特有のシルキーな感じというよりも、少し荒々しい感じ。
ミストが少し粗いというか。
それでいてミスト量はかなり多いので、リキッドの味を口の中にグイグイ押し込まれるような感覚。
オラ!どうだ!味わえ!ってセリフが聞こえてきそう。
美味しいし嫌いじゃないけど、個人的にはもう少し柔らかめのメッシュコイルをもう少し低めの設定で吸うのが好みかなぁ。
ガッツリ爆煙好きな方にはマッチしそうです。
まとめ
久しぶりにSMOKらしいModだなぁと思いました。
派手でハイパワーで、目を引くギミック(今回はタッチパネル)があり、アトマはガッツリ爆煙。
万人には勧めづらいのですが、刺さる人には刺さるんじゃないかと。
SMOKは毎度バタ臭いというか、とにかくギラギラしたデザインとカラーリングのイメージで、好き嫌いは分かれるメーカーですが、自分はこういうの結構好きなんですよね。
タッチパネル操作って中途半端に搭載していると使いにくくなりますが、
これだけ大きな画面で、タッチ操作に適したインターフェースになっていると、かなり使いやすいんですよね。
同社のMorph219の時にも思ったのですが、必要な情報が表示されている状態で、それを直接触って操作出来るので、直感的でわかりやすいんです。
ファイアボタンとUPボタンを同時に長押しすると○○が…、とかそういうややこしい操作もないですしね。
搭載チップは、実はめちゃめちゃ高機能というわけではないのですが、この綺麗な液晶画面とインターフェースで凄く高機能に見える。
ただ、マイモードはどちらかと言うと温度管理でこそ使いたいな、とか、
あと、VVとかバイパスはちょっと欲しかったな―、とは思います。
ですが必要十分な性能であるとは思います。
デザインにピンときた爆煙フリークには満足の行く品になりそうです。
Healthcabinさんでは、ログイン後価格でKitが¥6,930
アトマイザーは要らない、という方は、Mod単体で¥5,232です。
現在あちらはまだ大変なようで、色々な商品がプレオーダーになってしまっていますね、
早い復旧を願います。
Healthcabinさんには、当サイト用のクーポンコードを発行して頂いてます。
クーポンコード「MARZHC10」を入力することで、全商品10%引きになります。
コメント