Geekvape Aegis Boostの購入品レビューです。
Aegisシリーズも7種目にしてついにPod界に参入です。
VW(可変ワッテージ)モードを積んだ今流行りのPod Modってやつで、
シリーズの特徴であるIP67準拠の防水・防塵性能は変わらず搭載したタフなPodです。
もうそれだけでもワクワクしていたのですが、
公式から後追い発売されるRBAがRDTAライクでかなりよさそうだったんですよ。
JesterがこのタイプのRBAでしたが独特の味わいで美味かったし、
こちらは、更にデッキも大きく、ビルドもやりやすそう。
Aegisシリーズのファンである私は早速これもプレオーダーで購入しておりました。
いち早く記事にしたい!って思って海外でプレオーダー購入し、送料もちょっと奮発して佐川便の配送を選択。
過去の経験から、佐川便だと4~5日で届いていたので期待して待っていたのですが…
最近、佐川便の中国側の配送業者が変わったみたい?
一週間以上待ってもまだ国内に入ってこず、追跡も出来ない状態。
流石に問い合わせるか?と思いつつ色々調べてみたら、888trackというサイトで追跡できるというのを見かけ、そこを見ながらじっと待ってました。
国内に入って佐川さんの追跡に載ってからも妙に時間がかかって、結局2週間くらい。
これなら送料無料のシンガポールポストでも変わらなかったな…。
そして、その間に国内でも発売開始されていましてね。
自分の手元に届いた頃にはもうかなりの人が使ってて、盛り上がってる状況でした。
完全にタイミングを外してしまった感があり、
じゃあもう、アレだ、いっそRBAが発売されるまで寝かせちゃうか、と。
付属コイルだけ試した後しばらく置いてあったのですが、RBAが発売されたので久々に日の目を見ることになりました。
やはりこのRBA、かなりいいですね。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
いつものGeekvapeさんの黒xオレンジ。
背面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
このスクラッチの下のコードを公式サイトの下にあるSECURITY VERIFICATIONの所で入力すると、コピー品でないかの確認が出来ます。
箱には未開封を証明するホログラムシールが貼られてあるので、これをカットして開封します。
パッケージ内容
- Aegis Boost本体
- 専用Podカードリッジ(本体装着済)
- USBケーブル
- GV Boostコイル 0.4Ω(本体装着済)
- GV Boostコイル 0.6Ω
- コイル取り外しツール
- ユーザーマニュアル
- カード類
ユーザーマニュアルは多言語で書かれた冊子ですが、日本語の記述はありません。
外観
デザインもいいんですよね、このPod。
これまでのAegisシリーズのテイストを継承しつつも、上手い具合にPod型に落とし込んでいます。
くびれのある、グラマラスなフォルム。
Aegisシリーズは防水性能の維持の為にサイズが大きくなりがちなのですが、これはそれほど大きくなっていない感じです。
最近はサイズの大きいPodが増えてきたので、むしろコンパクトにすら感じる。
手に持ってこのサイズ感。
重量は109gありますが、それほど重量感は感じません。
Zinc Alloy(亜鉛合金)のフレームに、ボディ下半分は衝撃に強いラバー系素材。
背面にはフェイクレザーがあしらわれています。
このあたりはこれまでのAegis同様。
上から、ファイアボタン、液晶画面、UP/DOWNボタン。
ボタン類のデザインも過去シリーズ踏襲で、トリガーのような形状のボタンはかなり押しやすいです。
充電用のUSBポートは側面に付いています。
防水用に、かなり分厚いシリコンカバーで蓋をされており、それをめくると端子が露出します。
標準Podにはキャップが付けられており、埃や水の浸入を防ぎます。
自分は、外したキャップの扱いが煩わしいので外しっぱなしで使っていましたが、ポケットなどに入れて持ち歩くことが多い方などにはよいかも。
標準のマウスピースは平たいダックビル形状ですが、円筒形のストレートなマウスピースも付属します。
特にMTL向けとかそういうわけではなさそう。
加え心地の好みでよいかと思います。
マウスピースは独自規格のようで、510ドリップチップなどは取り付けられませんでした。
この丸いダイヤル状の物がエアフローコントロールになっています。
ダイヤル状に回して開度を調整します。
Podの取り外しは、AFCの反対側にある「PUSH」と書かれたレバーを押し、そこから開きます。
Podカードリッジ
コイル交換式で、リキッド容量は3.7ml(TPDエディションは2ml)
素材は結構黒めですが、露出部分が大きいので、光に透かせばリキッド残量はそこそこ見えるかな、くらい。
リキッド補充はここのシリコンキャップをめくって行います。
上部に付いているので、Podを本体から外さなくてもリキッド補充が可能です。
開口部も結構大きめなのでユニコーンボトルのノズルなどは余裕で入りますが、
タンクまでの通り道が狭く長いので、2回目以降の補充の際はなかなか奥まで入らずに上から溢れたりしがち。
かなり奥まで差し込んでチャージした方が良さそうです。
コイルは底面から刺さっています。
Oリングで固定されているのでまっすぐ引き抜きます。
外しにくい場合に補充するツールも付属していますが、これが必要な程固くなることはあまりないかなぁ。
ネイルとかで爪が使えない人などにはよさそう。
コイルはGV Boostコイルという新規格の物。
0.4Ωと0.6Ωの2種類あり、どちらもメッシュコイルです。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 106.8x 27.7 x 39.2mm |
重量 | 109g(実測) |
リキッド容量 | 3.7ml (TPDエディションは2ml) |
対応コイル | GV Boost 0.4Ωメッシュコイル GV Boost 0.6Ωメッシュコイル |
バッテリー | 内蔵1500mAh |
出力モード | VW(可変ワッテージ)モード |
出力ワッテージ | 5w~40w |
出力電圧 | 1.0V〜4.25V |
対応抵抗値 | 0.2Ω〜3.0Ω |
充電 | microUSB 5V/1.5A |
保護機能 | 自動カットオフ(10秒) 過放電保護 オーバーヒート保護 抵抗値制限 短絡(ショート)保護 |
操作方法
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
出力調整
UP/DOWNボタンでワッテージを変更出来ます。
操作ロック
電源ON中にUP/DOWNボタンを同時に長押しするとロック状態を切り替えます。
パフカウンターリセット
電源ON中にファイアボタンとDOWNボタンを同時に長押しするとパフカウンターが反転表示になり、
この状態でDOWNボタンを押すとリセットされます。
バージョン表示と本体リセット
電源OFF状態でUPボタンとDOWNボタンを同時に長押しするとファームウェアバージョンを表示。
その状態で更にファイアボタンを長押しすると、工場出荷状態にリセットされます。
吸ってみる
0.4ΩコイルでHORNY MANGOを吸ってみます。
エアフローは思っていたよりはやや重め。
全開でも少し引っかかりを感じるくらいのDL向きドローです。
AFCは割とよく効く感じで、絞っていくとMTL向きのかなり重めのドローにもできますね。
このコイルの場合は全開で、やや重なので出力30wくらいで吸ってみます。
うん、いける。
メッシュコイルのシルキーなミストで、味もしっかり出ているしなかなか美味しいと思います。
最近のメッシュコイルって大抵みんな美味しいから逆にコメントに困りますよね…。
特に不満無く数日使用出来ました。
RBA Pod
自分の本命はこちらです。
発売をずっと待っていて、フレキチさんの入荷と同時に注文しました。
- 付属品は、
- 予備ドリップチップ
- T字レンチ
- 予備ネジ類
- プリメイドコイル
- コットン
付属のプリメイドコイルは、
- Ni80のクラプトンコイル0.6Ω
- カンタル単線1.3Ω
の2種
Podの基本形状はかわりません。
使い勝手はそのまま。
こちらはドリップチップが510規格になっており、汎用品を使用することができます。
デッキを開けてみました。
キャップはスクリュー式になっているので、反時計回りに回して開きます。
デッキのサイズも大きめで、普通のRBAアトマイザーと同じ感覚でビルド出来そうです。
キャップ上面はドーム状。
デッキはボトムエアフローのRDTAといった感じ。
コイル固定はクランプ式です。
ビルドしてみる
デッキはPodに固定されており、オームメーターなどに乗せてのビルドは出来ませんが、
Aegis BoostがテクニカルPodなので、本体に装着して抵抗値計測や焼き入れを行えます。
付属の2種のプリメイドコイルを試してみます。
苦手なクランプ式だったのですが、クランプがバネで持ち上がるようになっていて、かなり楽にビルド出来ました。
ネジを緩めすぎるとバネで飛んでいくので注意(やらかした)
ジグが縁に当たるくらいの高さで固定すればちょうどいい感じの位置になるかな、と思います。
0.6Ωクラプトンコイル
出力を落としてじっくりと焼き入れ。
スペック通りの抵抗値になりました。
ウイックを通し、適度な長さにカットしてジュースホールに差し込みます。
感覚的にはほぼほぼRDTAのビルドと同じ。
RDTAのウイックの長さは人それぞれやり方がありますが、自分はこのくらいです。
タンクに少し顔を出す程度。
これでも、供給に問題があったことはありません。
大抵表面張力とかで上がってきますしね。
ああ、VCTうめぇ、VTCうめぇなぁ…。
やはりこれ、吸った感じもRDTAのアトマイザーに近く、
他のRBA Podとは大分雰囲気が違いますね。
コイルが吸い口の真下にあるし、かなりダイレクトなフレーバーを味わえます。
凄く好き。
カンタル単線1.3Ω
もういっちょ、単線の付属コイルの方も試してみます。
かなり性格の違う物を入れてきてますしね。
こちらはMTL向きかな。
落差が激しいのでどうかな、と思いましたが、こちらもかなりアリですね。
AFCの精度がいいのでしっかりMTL出来るくらいのドローまで絞れますし、チャンバーもスカスカになる広さではないし、コイルも近いのでそれほどミストに隙間を感じません。
RDTAに近い構造のおかげか、普通のPodで吸う1Ω以上のコイルよりも遙かにミストが濃く感じます。
まとめ
これはかなりいいですね。
サイズ感も悪くないし、バッテリーも1500mAhとかなり積んでいるし、VWで使い勝手もいいし、味もいいです。
気になったのはリキッドチャージが少ししづらい事くらいかな。
特にVCTのスポイトボトルはリチャージが結構しんどかった。
RBAがこれまた凄く優秀で、
完全にRDTAライクな味の出方するし、デッキも大きめでビルドもしやすいし使い勝手がいいです。
このタイプはJesterを思い出しますね。
Jesterも独特な味の出方がしてかなりよい物でした。
ただ、デッキの大きさと耐久性ではこちらに軍配が上がります。
JesterのRBAはハードに使っていたら徐々に漏れがひどくなってくるので。
あと、AFCの精度が高くてビルド幅が広いのも魅力。
リキッド漏れに関して、
標準のPodでプリメイドコイル使用中は、わずかにコイル下にじんわり漏れはありました。
かなり軽微だしあまり気にはしないレベルですが。
RBAの方はエアホールの形状のおかげか、下部からの漏れはほぼ起こりませんね。
ただ、デッキ側の構造がRDTAなので、上からの漏れは少し心配になるかも。
タンクを塞いでいる蓋がコットンだけ、という状況ですしね。
ですが今のところ上の方からも漏れやジュルリは確認出来ていません。
2.5mm径のコイルだとコットンの量も少なくなるので隙間が出来そうだしどうかなーと思ったのですが、これでも今のところは大丈夫です。
ですが3mm径の方が安心かもしれませんね。
個人的には、Aegisシリーズのファンという事を差し引いてもかなり満足なデバイスです。
よくまとまっているし優秀だと思う。
価格調査(20200127現在)
自分は今回はEverzonで購入しました。
ログイン後価格で¥3321.50
佐川配送は罠でしたね。
RBAコイルはフレキチさんで購入。
フレキチさんは本体も¥3,980なので、送料とか考えたら価格差ほとんどないかと思います。
すぐ届きますしね。
Fasttechさんが$39.99で、クーポンコードMAPを使って$33.10
時間はかかりますが、送料は無料なので少し安くなるかな。
単価で言うとSourcemoreさんが一番安かったです。
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