日本製のCBDリキッドを使用した国内生産のCBD VAPEユニット、CANNERGY CG1/CG1Sのレビューです。
カードリッジ交換式タイプと使い切りタイプの2種類から選んで使用出来るようになっており、
リキッドは3種類の味で、それぞれCBD含有率が5% / 10% / 15%の3段階となっています。
私自身日常で使用しているCBDユーザーなので、普段使用している物と置き換えて、しばらく試させて頂きました。
この製品は、CANNERGYさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
CANNERGY CG1/CG1Sについて
CANNERGY CG1/CG1Sは、CBDを含有したリキッドを吸引する為のVAPEデバイスです。
CBDについて
CBDとはカンナビジオールの略で、麻の茎と種から抽出される成分 です。
麻から抽出した物ということで怖いイメージを持たれる方もお見えかもしれないですが、
大麻の成分と言われるTHCとCBDのうち、強い精神作用性があるとされて違法となっているのはTHCの方のみで、国内で流通するCBD製品はこのTHCを含まず、CBDのみを含有した製品となっています。
CBDの方は逆に、かなりの薬理効果を期待されている物として研究が進められており、主な効果としては、ストレス軽減、リラックス効果、睡眠の改善などがあるとされています。
オイルやサプリメントなどとしても利用されておりますが、電子タバコで気化させて摂取するのが一番摂取効率がよいとのことで、
認知度の向上に伴って取り扱うショップも増えてきたし、昨今では国内メーカーの製品も増えてきています。
CANNERGYさんも、使用するリキッドはすべて日本製で、ISO9001認証工場で生産されているそうです。
CANNERGY CG1
CG1はカードリッジ交換式のデバイスです。
本体(バッテリー)と、カードリッジが別売りになっており、組み合わせて使用します。
長く使用したい場合やいろいろな味を試したい場合はこちらの方がカードリッジ毎のコストを抑えることが出来ます。
パッケージ内容
- CG1 バッテリー(本体)
- 充電用USBケーブル
- ユーザーガイド(取扱説明書)
- 保証書
※CG1本体のみ購入してもカードリッジは付属しないので注意してください。
取扱説明書は日本語で記載されています。
CBDは吸引方法が通常のVAPEと異なるので、その旨も記載されていました。
カードリッジは、
- マンゴー&グレープフルーツ(CBD5%)
- パイナップル(CBD10%)
- 緑茶メンソール(CBD15%)
の3種類があります。
パウチ袋で密封された状態でパッケージングされています。
外観・詳細
形としては、Pod型のVAPEそのもの。
カードリッジを装着してみました。
かなりコンパクトなデバイスです。
吸いこむだけで電源の入るオートスイッチタイプのデバイスで、操作スイッチの類いは一切ありません。
中央にLEDインジケーターが1個あるのみ。
LEDインジケーターは、バッテリーの状態をお知らせします。
充電量が不足している際は、LEDが点滅し、使用が出来なくなります。
その状態になったら充電してください。
充電用のmicroUSBポートは底面についています。
付属のケーブルでスマホなどのUSBアダプターと接続します。
LEDが消灯したら充電完了です。
カードリッジはPCTG素材で容量は1ml
2.7Ωのセラミックコイルを使用しているそうです。
パウチから出したばかりの状態は、
リキッド漏れを防ぐ為、マウスピースと底面のエアホールにシリコンのパッキンが差し込んであります。
これらを外してから使用します。
スペック
サイズ | 81mm x 25.5mm x 12mm |
重量 | 約21g |
出力電圧 | 3.7V低電圧出力 |
バッテリー | 内蔵400mAh |
充電時間 | 約70分 |
カードリッジ材質 | PCTG |
リキッド容量 | 1.0ml |
コイル | 2.7Ωセラミックコイル |
充電 | MicroUSB 5V |
CANNERGY CG1S
CG1Sは使い切りタイプのデバイスです。
パッケージから出してそのまま使用でき、吸いきったら終了という簡単な物なので、手軽に使いたい場合や、とりあえず試しに使ってみたい場合などはこちらがよさそう。
使用しているリキッドは、CG1のカードリッジと同じ
- マンゴー&グレープフルーツ(CBD5%)
- パイナップル(CBD10%)
- 緑茶メンソール(CBD15%)
という構成になっています。
パッケージ内容
こちらは本当にシンプル。
パウチ袋で密封された本体のみです。
説明書などもないので、パッケージ裏面に使い方が載っています。
外観・詳細
パウチ袋から取り出すと、リキッド漏れ防止の為、マウスピースと底面にシリコンキャップが付けられています。
見た目に関しては、CG1と大きく変わらず。
ただし、サイズが一回り小さいです。
並べて見たらこれだけ違いました。
使い切りタイプなので、充電用のポートなどもありません。
真ん中の穴の中にはLEDインジケーターが埋め込まれており、吸っている時に青く光ります。
カードリッジも固定されており、取り外すことは出来ません。
まさに”取り出して吸うだけ”なデバイスです。
スペック
サイズ | 70.7mm x 21.3mm x 10.9mm |
重量 | 16.8g |
出力電圧 | 3.6V |
バッテリー | 内蔵250mAh |
吸引可能回数 | 約320~350回 |
リキッド容量 | 1.0ml |
コイル | 3.0Ω 有機綿(コットン) |
吸ってみる
まず、CG1とCG1Sの違いですが、
使用するリキッドはどちらも同じです。
CG1のカードリッジ(CG1P)は2.7Ωセラミックコイル、
使い切りのCG1Sは3.0Ωのコットン使用コイルと、コイルに違いがあります。
ただ、同じ味のカードリッジで吸い比べてみるとそれほど大きな違いは感じませんでした。
スペック等を調べる前の吸い比べでは全く差を感じず、
調べた後で改めて吸い比べてみると「うーん、言われてみればセラミックの方が若干クリアな感じがするかも?」くらい。
元々かなりの高抵抗ですし、CBDリキッドは少し癖のあるリキッドですしね。
しかし、かなり抵抗値の高いコイルですね。
1Ω~1.6ΩくらいのPodで吸ったりはしたことがありますが、これだけ高いのは初めてです。
流石に若干味が薄めに感じる気もしますが、物足りない程ではないし、CBDの独特の臭みやイガイガ感は少なく吸いやすいです。
CBDが気化する温度は180℃くらいと言われており、リキッドタイプの物は最近は温度管理で180℃~190℃に設定して吸っていますが、感覚的には結構それに近い感じもあるので、CBD用途ならこのくらいでいいのかもしれません。
私のCBDの使用用途は重度の不眠症の改善で、
普段の使用状況は、寝る前に1セッションといったペースです。
それを、普段の物と置き換えて、
味の確認をしながら1~2日ずつ試させて頂きました。
マンゴー&グレープフルーツ(CBD5%)
私が普段使用しているのも5%です。
この濃度だと麻の葉の香りもそれなりなので吸いやすい物が多いのですが、
やはりこれもかなり吸いやすいですね。
トロピカルフルーツの味わいで普通に美味しいリキッドですし、通常のVAPEのように味を楽しめます。
メンソールが入っていて、しっかり目に吸いこむと少し喉がひんやり。
自分が吸い慣れているせいもあるのかもしれませんが、
長い時間肺に貯めていても全くイガイガする感じもなく、快適に使用できます。
普段使用している濃度と同じですし、使用感もいつもと変わらずでした。
自分の場合、CBDって、特別「お、効いてきた!」「リラックスしてる!」というような感覚はなく、体感としては、寝付きと寝起きがよくなる感じです。
長年ひどい不眠症で、合う薬もなくて困っていたのですが、特に変化等感じることなく自然と改善した次第。
なので、効果について書ける事は、それを維持できてるかどうかって感じになるんですよね、すみません。
パイナップル(CBD10%)
こちらは濃度10%
味はシンプルなパイナップル味ですね。少し薄めのパインアメといった感じ。
メンソール等もなさそうです。
少々高めの濃度となるので、流石に、パイナップルの香りに麻の葉の香りが若干混じりますね。
肺に貯めていると、少しだけCBDのイガイガ感を感じます。
自分はむせるほどではないですが、慣れていない方だと少しきつめに感じるかもしれません。
以前レビューで10%の物を吸って寝坊した事があるので、それ以降10%は休日前夜のみに吸っていたのですが、
調べてみると、蒸気接種の場合、効果時間は2時間程らしいですね。
多分たまたま疲れていたのかな。
そんなわけで平日に2日ほど使用しましたが、変わらず快適でした。
緑茶メンソール(CBD15%)
15%という濃度は過去にも使用したことがなく、今回が初となります。
CBDリキッドは濃度が上がるほど味にも影響が出るし、イガイガ感が強くなりむせやすく吸いづらくなるのでちょっと警戒していたのですが、
麻の葉の香りは上手い具合に緑茶の香りに紛れており、メンソールで爽やかさも出るので、これが意外と吸いやすい。
上手い具合に味が作ってありますね。
ですが、いつもの感じでスルスルと吸って灰に貯め、ちょっと置いたら若干むせました。
やはり濃いな、肺に貯めていると少しイガイガ感があります。
このむせる感じは慣れなのですが、普段5%を吸っている為か、15%は吸い慣れている自分でも少しむせるくらいの濃度でした。
ただし、それを把握した上で気をつけて吸えば案外大丈夫な感じでした。
この辺りは吸う量や貯める時間で調整する感じでしょうか。
しばらく使用していれば慣れてくると思います。
こちらも自分としては使用感は変わらず。
ただ、吸う回数が他の物より少なくなっているのは感じました。
特に回数は意識してないですが、自然と。
まとめ
こういったCBD製品はリキッドのクオリティが一番重要だと思っているのですが、
国内産というだけあって、かなりクオリティの高いリキッドだと感じました。
どの味も普通にリキッドとして美味しい味で、
麻の葉のキツい香りもかなり抑えられていて吸いやすいです。
特に、15%の緑茶メンソールが凄く吸いやすかったのが意外でした。
まろやかな感じにすら感じられて、今までに吸ったCBDリキッドの中でもかなり上位じゃないかな、という感想を持ちました。
あと、製品の性格上、信頼性も気になるところですが、
国産のリキッドという事であれば、輸入品等よりも安心して使えそうかな、と思います。
昨年くらいまではCBDというと輸入品オンリーでしたが、最近は国内生産品も増えてきましたね。
CBDは、販売価格を見て二の足を踏んでしまうことが多いのですが、
低出力の環境で少しずつ吸うので、1つのカードリッジでかなり長く吸うことが出来ます。
自分の使い方だと、1mlで一ヶ月は使えてるかも。
日に数パフずつですしね。
オンラインショップの取り扱い店舗はこちら。
実店舗の取り扱い店舗情報も現在準備中とのことです。
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