Voopoo DRAG Mini Kitのレビューです。
発売は昨年、いやもう一昨年の年末頃か。
確かDRAG2と同時期。
結構前の機種にはなっちゃいますね。
Miniということで既存のDRAGより一回り小さいですが、その後更に小さいBabyやNano(Pod)なんかも出て、これを”Mini”にしたせいでネーミング困ってないかなぁ、と変な心配をしたりもしていました。
実際”Mini”と呼ぶにはやや大柄に見えますが、
内蔵バッテリーがデュアルセルで、最大出力117w/容量4400mAhとなかなかパワフルなスペック。
サイズ的にもスペック的にもなかなか絶妙な立ち位置かもしれません。
この製品はHealthCabinさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
黒と黄色。
Voopooというとこのパッケージのイメージが強いです。
裏面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
このスクラッチの下のコードを、公式サイトのAUTHENTICITYのページで入力すると、コピー品でないかのチェックが出来ます。
パッケージ内容
- DRAG Mini Mod本体
- U-FORCE T2アトマイザー
- USBケーブル
- UFORCE P2 0.6Ωメッシュコイル(アトマイザーに装着済)
- UFORCE N1 0.13Ωメッシュコイル
- 予備Oリング
- ユーザーマニュアル(Mod/アトマイザー)
- ワランティカード
外観
デザインはDRAG2とほぼ同じ。
初代から続くDRAGシリーズのデザインを踏襲しています。
サイズ感はこんな感じ。
個別で触っているとDRAG2との差をそれほど感じなかったのですが、
並べてみると、一回り小さくなっているのがわかります。
意外と手にスッポリ。
表面はDRAG2と同様のレジンパネルになっています。
カラーバリエーションは8色。
ただし、レジンパネルはその特性上、柄は1個1個異なる物になります。
背面にはDRAGのロゴが大きく描かれています。
ここもシリーズ共通。
上から、ファイアボタン、液晶画面、UP/DOWNボタン、MicroUSBポート。
ボタンは金属製で、クリック感もしっかりしており押し心地は良好。
上面の510スレッド。
コンタクトピンはスプリング式です。
底面には、バッテリートラブル時にガスを逃がす役割をするベントホールが付いています。
U-FORCE T2 tank
こちらは、DRAG2の付属アトマイザーと全く同じ物になります。
DRAG2の方でレビューしているので、そちらをご参照頂けたらと思います。
付属コイルの内容のみ異なります。
UFORCE P2 0.6ΩとUFORCE N1 0.13Ω
どちらもメッシュコイルです。
詳細
スペック
サイズ | 81.5mm x 48.5mm x 26.5mm |
重量 | 179g(実測) |
使用バッテリー | 内蔵4400mAh |
充電 | microUSB (DC5v/1A) |
素材 | Zinc-Alloy(亜鉛合金)+レジン |
出力モード | VWモード 温度管理モード(SS/Ni/Ti) FITモード カスタムモード(カーブモード) |
VW出力レンジ | 5W〜117W |
温度管理 | 200~600°F/100~315°C |
出力電圧 | 1.0V~7.5V |
対応抵抗値 | 0.05Ω~5Ω |
保護機能 | バッテリー逆刺し保護 自動カットオフ(10秒) 高温保護 出力過電流保護 過充電/過放電保護 短絡(ショート)保護 バランス充電 (2つのセルの内部抵抗を検出して充電バランス制御) |
重量
実測で179gとそこそこの重量ですが、
DRAG2がバッテリーなしで159g/バッテリー込みで245gなので、デュアルバッテリー機相当と考えればかなり軽いと言えます。
バッテリー
内蔵バッテリーは2つのセルを搭載しており4400mAhという大容量。
公式に上記画像のような記述がありますが、18650が2本入っているという意味ではなく、18650×2本並のロングライフといった意味合いです。
バッテリーの持ちという意味でも、寿命という意味でもあるのかな。
アトマイザーの対応コイル
付属のUforce T2アトマイザーはアフターパーツが豊富で、
対応コイルやガラスチューブなど色々選ぶことができます。
Modの操作方法
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで電源ON/OFF切替。
電源OFF時にボタンを押すと「OFF」の表示が出るので、実際には基盤でロックしている状態かと思われます。
キーロック
電源ON中にファイアボタンと+ボタンを同時に長押しすると、キーロックのON/OFFを切り替えます。
モード切替
電源ON中にファイアボタンを3回クリックすると、
VWモード→温度管理モード→FITモードを切り替えます。
VWモード
+/-ボタンでワット数を切り替えます。
+/-ボタンを2つ同時に長押しすると設定画面へ移行。
[M1-5]のメニューを選ぶとカスタムモードに切り替えられます。
カスタムモードは、所謂VWカーブモードとも呼ばれる物で。
1秒ごとの出力ワット数を自分で調整出来ます。
M1~M5の5つの設定を保存でき、+/-キーで切り替えます。
カスタムモード中にファイアボタンを4回クリックすると、設定画面へ移動します。
温度管理モード
まず最初に、コイルの種類を選択します。
+/-キーで変更、ファイアボタンで決定です。
+/-キーで、1℃/1°F刻みで設定温度を変更出来ます。
最小値まで下げて更に送ると、摂氏/華氏表示を切り替えます。
VWモード同様、+/-ボタンを2つ同時に長押しすると設定画面へ移行します。
[M1-5]のメニューを選ぶと、カスタムモード(温度管理カーブモード)が使用出来ます。
また、[°F]のメニューで、各コイルのTCR値を調整出来ます。
FITモード
DRAGのファームウェアの専用モードです。
サブオームタンクのコイルを保護しつつ最大限に楽しめる出力を自動で設定するモードなのだとか。
1~3の3つのモードがあり、
1.Battery / 2.Flavor / 3.Cloud
となっています。
FlavorとCloudはわかるのですが、Batteryはなんだろう?バイパスモードかな…?
付属のU-FORCEタンクにオススメのモードで、RBAアトマイザーには対応していないそうです。
吸ってみる
アトマイザー同じなんだよなぁ…と思ったのですが、Modの使用感は見ておきたいし、付属コイルの内容が異なるので、それを吸ってみます。
プリインストールのUFORCE P2 0.6Ωメッシュコイルを使用。
これだけ妙に系が細くて、下のスレッド部分との差が凄い。
リキッドはREX JUICEのGREEN FOX ICE
キウイがリアルで美味しいリキッドですが、自分には少しメンソールが強いので、メンソ無しのGREEN FOXで半々に割っています。
相変わらず、GENE Chipは立ち上がりがめちゃめちゃ速い。
電源操作やモード操作の連打でもジュッ、ジュッとなります。
リキッドが入っていない状態で操作するとコイルが焦げ付くので注意です。
以前DRAG2で吸ったのは0.4ΩのU2コイルで非常に美味しかった記憶があるし、
同じVoopooさんのPnPコイルはどれも美味しく、自分の中でVoopooさんのコイルの評価はかなり高いのですが、
このP2コイルはちょっとだけパンチが足りない感じがするなぁ。
折角付属アトマイザーなのでModの方はFITモードを使用していますが、
FITの1ではかなり物足りない。
2にしたらまずまずいける。
3にしたらかなりいい感じになりました。
まとめ
使用感はまんまDRAG2です。
違いはサイズと、内蔵バッテリーか交換式かってくらい。
一度交換式を使い始めると内蔵式は避けがちですが、メリットもデメリットもある感じですね。
メリットとしては、バッテリーの形状に自由がきくのでサイズを小さくしやすいこと。
あと個人的には、高い出力で使用する際の精神的ハードルは内蔵式の方が低いです。
バッテリー交換式は様々なメーカーの様々なスペックの汎用バッテリーを使用するのに対し、内蔵式は専用に作られたバッテリーと言うことで少しだけ安心感が高い。
もちろん内蔵だからと言って完全に信用出来るわけでもないし、
汎用バッテリーも、信頼できるショップで購入したVTC4やVTC5Aなどの定格の高い物を使用していれば問題ないと言うことはわかっているのですが、なんとなく気持ち的に、ですね。
あと、デュアルバッテリー機の場合はバッテリーのペアリングや充電などの管理が若干煩わしくなりますが、それも内蔵式なら気にしなくてよくなりますね。
逆にデメリットとしては、
バッテリー切れの際に交換出来ないので、どうしても充電中使用出来ない時間が発生すること。
あとは、内蔵バッテリーがヘタったら本体ごとダメになること。
ただまぁ、数年は余裕で使えるとは思います。
100w以上出せるこのスペックの内蔵バッテリー機って1台あると案外便利で、
メッシュやデュアルコイルなどの低抵抗の環境を使う際に気軽に出してこれたりするし、
18650シングルを使っているけど爆煙もやってみたい、という場合や、
普段は交換式を使っているけど、バックアップ用に、とかそんな用途で使えると思います。
かっこいいですしね。
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現在配送がやや不安定なので、情勢を見て買われた方がいいと思います。
遅れ気味だけど、動いてはいる模様。
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