KIZOKU – TECH MOD レビュー|KIZOKUブランド第三段はステルスMOD

KIZOKU – TECH MODのレビューです。

KIZOKU
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KIZOKUは、電タバ貴族まっさー(@nexmoke)さんの監修されているブランドで、これまでアトマイザー、18350チューブとリリースされてきましたが、どの製品も面白いギミックやかゆいところに手が届くような気配りがされている印象でした。

そして第三弾は、最近熱いジャンルでもあるステルステクニカルModです。

ステルスModって何年か前に一時期流行って色々と出ていたのですが、次第に数が減ってゆき、昨今ではSunboxなどのハイエンドModくらいでしか見かけなくなっていました。
ですが最近、マスプロメーカー内でもまたステルスModの波がきており、Ambition ModsのEasy Side Boxを皮切りにAspireのMIXX、DovpoのCollegeなど、色々なメーカーが買いやすい価格のステルスModを出しています。
海外通販を見ていると、元々クローンメーカーのSXKもオリジナルのステルスModを出していたり…。

そんな中でKIZOKUさんもステルスMODをリリースしてきました。
流行の機種よりわずかに小ぶりなサイズに、独特なボタン配置とデザイン。
一風変わった感じです。

この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

黒地の化粧箱です。

背面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
スクラッチの舌のコードを公式サイトのサポートページにあるSecurity Codeの欄で送信すると、コピー品でないかの確認ができます。

パッケージ内容

  • KIZOKU TECH MOD 本体
  • USB Type-Cケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • カード類

ユーザーマニュアルには日本語の記述も含まれています。

外観

ぱっと見で一番印象的な部分は、スレッド下が斜めにカットされているデザインですよね。

人間工学に基づいたデザインとのことです。

実は、ステルスMod好きの自分がこのModに手を出さなかったのは、この斜めカットの部分が気になってしまったからだったりするのですが、
実際手に持って使ってみると確かに握りやすい。
悔しいけど握りやすい。
あと、ファイアボタンの位置も変わってるなーって思ったのですが、この位置、右手で持っても左手で持っても親指パフ出来るんです。

親指パフ派には凄く使いやすい形状だと思いました。
でもやはり斜めカットが気になる、悩ましい。

サイズ感はこんな感じ。

人気のステルスModであるEasyとMIXXと並べてみました。
こうして並べてみると、KIZOKUって若干小柄なんですよね。

上の方にある丸い部分がファイアボタンです。
押しづらそうな位置だなぁって思っていたのですが、前述の通り左右どちらで持っても親指パフが出来て、正直悔しいけど押しやすい。

液晶とUP/DOWNボタンが側面にあるのもちょっと珍しいかも。

反対側にはUSB Type-Cポートが付いています。
斜めになっているのもコダワリなのかな。

ステルスModということで、一段下がった位置に510スレッドがあります。
コンタクトピンはスプリング式です。

フィッティングの参考の為に寸法を測ってみました。

スレッド部分の段差は29mm、幅は24mm。

上部にあるバッテリーキャップ、スレッド式です。

開口部が大きいのでこのタイプの中では回しやすい方ですが、雨の日とかはちょっと怖い。

背中部分が露出したバッテリーチューブにはKIZOKUロゴの刻印。

アトマイザーフィッティング

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 78mm x 49mm x 24mm
素材 ステンレス(SS304),亜鉛合金
重量 147g(実測)
バッテリー 18650×1本 (別売)
動作モード VWモード
VVモード
バイパスモード
温度管理モード(SS316/Ni200/Ti)
出力ワット数 1w〜80w
出力電圧 1.0V〜8V
対応抵抗値 0.1~3Ω
温度管理 200°F〜572°F(100℃〜300℃)
充電 USB Type-C 5v/2A

重量

サイズ的には小柄なのですが、重量はちょっと重めです。
本体重量147g、バッテリー込みで192g、結構ズッシリときます。
MIXXとほぼ同じくらいか。

よくあるSS+樹脂の組み合わせでなく、シルバーの部分がステンレスで、黒い部分が亜鉛合金で、総金属だからでしょうね。

MODの操作方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
KIZOKUロゴがスライドしてくる演出入り。

基本画面

オート電源OFF?

これは公式やマニュアルには記載されていないのですが、長時間使わずに居ると電源が落ちていることがあります。

家に置いている時は基本電源入れっぱなしなのですが、しばらくぶりに吸おうとすると「あれ、落ちてる」ということが時々ありまして。

でも20~30分くらいじゃ落ちていない感じしますし、数時間放置で落ちていない事も。

後日バッテリーを変えながらそのまま使用していたら電源落ちの症状出なくなりました。
うーん、バッテリーのせい?

モード切替

電源ON中にファイアボタンを3クリックすると、モード表記部分が黒背景に切り替わります。

その状態でUP/DOWNボタンを押すとモードが切り替わります。

  • POWER:VWモード
  • VOLT:VVモード
  • BYPASS:バイパスモード
  • TEMP-Ni:温度管理モード(Ni200)
  • TEMP-Ti:温度管理モード(Ti)
  • TEMP-SS:温度管理モード(SS316)

温度管理モードでは、温度設定を最大値、または最小値からさらに送ることで、摂氏と華氏の表示を切り替えられます。

温度管理の動作ワッテージを変更するメニューが見つからなかったんだけど、出来ないのかな…?

操作ロック

電源ON中にUP/DOWNボタンを同時に長押しすると操作ロックがかかります。
ロック中は、ファイアボタンを押して吸うことは出来ますが、UP/DOWNボタンの操作ができなくなります。

まとめ

昨年暮れにEasy Sideが人気爆発して、MIXX、そしてこのKIZOKUと人気が続いているのですが、

既に人気の前者と比べてKIZOKUが持っているアドバンテージを上げてみると、

  • ワッテージが80wまで使える(EasyやMIXXは60wまで)
    18650でそこまで使うかどうかは置いといて
  • 本体充電が出来る。
    しかもType-Cで2Aの高速充電
  • 若干小柄で、握りやすいデザイン
  • (MIXXと比べると)温度管理が使える

といった辺りでしょうか。
特に握りやすさやパフのしやすさに関しては「おっ…?」と思いました。

気になった点は

  • 斜めカット(これは好みの問題)
  • 温度管理のワッテージ調整が出来ない?
    (まだ隠された操作がある?)
  • サイズの割に少々重い(MIXXとほぼ同じ重量です)
  • 自動で電源が切れる?

といった辺り。

あとはもう、見た目の好み次第かな、と思います。

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