Aspire – AVP CUBE レビュー|味もさることながら、利便性高し

Aspire – AVP CUBE レビュー|味もさることながら、利便性高し

Aspireさんの新作PodデバイスAVP CUBEのレビューです。

最近Aspireさんは元気ですね。

MIXXもスマッシュヒットしていますし、NonameコラボのModもなかなかかっこいい…。

Pod型のデバイスもここのところ新作のリリースが続いていまして、
Aspireさんといえば元々Nautilusコイルというロングセラーコイルを持っており、コイルの作りにの良さにも定評があるのでハズレのないイメージ。
特にMinicanは、このサイズでこの味かぁ、と感心しました。

今回のAVP Cubeは、そんなAspireさんが以前より出しているAVPシリーズの新作Podです。

元々は使い捨てPod型としてリリースされていたAVP Podが、昨年末頃にAVP Proとしてコイル交換式になり、それをスティック型にしたのがこのAVP Cubeといったところでしょうか。

AVP Proコイルは味の評判はよいコイルですし、4段階の出力調整も搭載。
エアフローも4段階調整でき、コイルに合わせてDLとMTLを使い分けられます。

この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

白とオレンジのパッケージ。

横から引っ張り出すタイプの箱です。

箱の側面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
スクラッチの下のコードを公式サイトの下にあるフォームで入力すると、コピー品でないかの確認が出来ます。

パッケージ内容

  • AVP Cube本体
  • Podカードリッジ(本体装着済)
  • USB Type-Cケーブル
  • 0.65Ωメッシュコイル
  • 1.15Ωスタンダードコイル
  • ユーザーマニュアル

ユーザーマニュアルは英語とフランス語で記載されています。

外観

角の丸まった四角柱型のスティックタイプ。

サイズ感はこんな感じ。

小型Podに比べると若干サイズはありますが、その分バッテリーは1300mAhとなかなかの容量です。

ドリップチップは510規格になっており、汎用品と交換することが可能です。

パワーボタンの裏側にLEDインジケーターが埋め込んであり、バッテリー容量や出力設定などを表示します。

充電はUSB Type-Cで2A急速充電に対応。
USBポートは側面に付いています。

Podのすぐ下、4つの面にそれぞれ8個、4個、2個、0個のエアホールが開いています。

Podの白いドットマークをこれらの穴に合わせることで、ドローの重さを4段階に調整できます。

底面には、バッテリートラブル時にガスを逃がす役割をするベントホールが開けられています。

Podの取り付けはマグネット式になっています。
マグネットが結構強め。

Podカードリッジ

リキッド容量は3.5ml
タンク部分は露出しており、透明度の高い素材なのでリキッド残量の視認性はかなり高いです。

リキッド補充は底面から行います。

シリコンキャップをめくると楕円形の大きめな注入口が開いています。

コイルはOリング固定になっており、底からまっすぐ差し込むだけで装着完了です。

この手のタイプのPodは、リキッドが入った状態でコイルを外すと中のリキッドがだばぁと漏れてしまう物が多いのですが、
このPodはコイルガイドが長く、逆さに置けば矢印の位置までならリキッドの保持が可能です。

リキッドがある程度残った状態でもコイルが変えられるのは嬉しい。

AVP Proコイルの0.65Ωメッシュコイルと1.15Ωコイルが両方1つずつ付属しています。

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 110 x 22 x 22mm
重量 61g(実測)
リキッド容量 3.5ml
コイル 0.65Ωメッシュコイル
1.15Ω スタンダードコイル
バッテリー容量 1300mAh
スイッチ マニュアルパフ(ボタン式)
出力モード 4段階出力調整(1.15Ωコイル使用時)
バイパスモード(0.65Ωコイル使用時)
充電 USB Type-C 2A急速充電対応
保護機能 Pod装着検知
自動カットオフ(10秒)
短絡(ショート)保護
過放電保護/過充電保護
オーバーヒート保護
低電圧保護

重量は実測で61gでした。

操作方法

電源ON/OFF & ベーピング

ボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

電源ON時にボタンを押すと加熱が始まりミストが発生します。

出力調整

1.15Ωコイルを使用している時のみ、4段階の出力調整が可能です。
電源ON中にボタンを2クリックすると10w,12w,14w,16wが順番に切り替わります。
その際のLEDの点滅色で出力を判別できます。

0.65Ωメッシュコイル使用時は調整はできず、15〜18wのバイパス出力になります。
バッテリー残量に応じて徐々に出力が下がってゆきます。

吸ってみる

最近蔵出ししたHiLIQさんのCheersが美味かったので、これで吸ってみます。

注入口は、ユニコーンボトルで補充するなら十分な大きさがありますね。
ノズルの先端がしっかり入るので補充しやすいです。

新品コイルの場合は、コイルにリキッドがしみるまで数分置いておきます。
自分は念の為10分は置いています。

まずは0.65Ωメッシュコイルから。

エアフロー調整を試してみたのですが、Podの取り付けがガッチリしているからか、なかなかしっかり効きますね。

最大の8穴だとかなり軽いですが、4穴、2穴と下げてゆくとグッと抵抗感が増して重くなってゆきます。
最初は3段階かな、と思ったのですが、穴のない面も試してみたら結構重めなMTLで吸うことができ、この面も使えるな、と。

味は確かに美味い。
味はよく出ていると思います。

ただ、濃いは濃いものの、ちょっとぼやけているかなぁ。
メッシュとはいえ爆煙という程でもなく。

最大18wということは3.4Vちょいくらい?
メッシュコイルなら問題ない出力とは思うのですが、若干物足りなさを感じる。
十分美味いんですけどね。

1.15Ωのコイルに変更してみました。

あ、こっち好き。

リキッドの味が凄くクッキリと出るし、Cheersのワイン感もしっかり出てます。

エアフローは2穴で重めDLするのが自分の好みでしたが、
0穴でMTLしても美味かったので、MTL派の人はこれでもいいかも。
Podでこれだけ絞れる物ってなかなかないので案外貴重かもしれません。

まとめ

Aspireさんは最近Podも色々リリースしていますが、コイルの質が良いのでどれもハズレがない印象です。

自分はこれ、1.15Ωコイル推しですね。
ドローをかなりしっかり絞れるPodなので、こういうコイルが力を発揮するのかな。
これをMTL気味に吸うとPodの中でもかなり上位の味わいなんじゃないかと。
ドローを絞ってタバコ感覚で吸えますね。

サイズ感はPodの中では大柄な部類に入るとは思いますが、その分バッテリー容量が大きいので、1.15Ωのコイルだとテレワーク中に1日使っていても余裕でした。
充電もType-Cの2Aなので30分かかっていないくらいの感覚。

握って吸いやすい形状とサイズでもあるので、ニーズに合わせてと言った感じでしょうか。

ドリップチップが交換できたり、リキッド残量が見やすかったり、リキッドが残っていてもコイル交換できたりと、細かい部分も色々と気が利いていて使いやすいです。

価格は3,580円