“りきっどや”のCBDリキッド みかん極/メンソール のレビューです。
“りきっどや”さんは、国内の老舗の喫煙具メーカーであるサロメさんが、
少しでも多くの人に味わっていただけるよう、全ての無駄を削ぎ落とし、
純粋に高品質で美味しい国産リキッドを作りました。
というコメントと共にリリースされたリキッドブランドです。
“りきっどや”のリキッドレビュー記事一覧です。
100mlで¥1,500(税抜)と、好みに合えば非常に高コスパで吸えるリキッドを展開されているのですが、
今年の春から、CBDリキッドのリリースも開始されました。
1000mg含有で¥3,980と、りきっどやさんらしい高コスパなCBDリキッドでして、前回のメロン極/青りんご極は味もよく気に入ったので、その後メインで使用させていただいています。
今回新たにリリースされたのは、
通常リキッドの極シリーズとして販売されている”みかん極”のCBD版と、
CBDリキッドとしては定番とも言えるメンソールの2フレーバーとなります。
この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
CBDについて
CBDとはカンナビジオールの略で、麻の茎と種から抽出される成分 です。
麻から抽出した物ということで怖いイメージを持たれる方もお見えかもしれないですが、
大麻の成分と言われるTHCとCBDのうち、強い精神作用性があるとされて違法となっているのはTHCの方のみで、国内で流通するCBD製品はこのTHCを含まず、CBDのみを含有した製品となっています。
CBDの方は逆に、かなりの薬理効果を期待されている物として研究が進められており、主な効果としては、ストレス軽減、リラックス効果、睡眠の改善などがあるとされています。
オイルやサプリメントなどとしても利用されておりますが、電子タバコで気化させて摂取するのが一番摂取効率がよいとのことで、
認知度の向上に伴って取り扱うショップも増えてきたし、昨今では国内メーカーの製品も増えてきています。
製品の詳細
ボトルやラベルはいつもと同じシンプルデザインの物。
30mlと10mlの2種類がありますが、CBD含有量は一律1000mgで、
30mlが3.3%、10mlが10%という濃度になっています。
価格も一律¥3,980です。
CBD含有量も価格も同じなので、要は”どれだけのリキッドで薄めたか”の違いのみですね。
単純に内容量だけで言うとリキッドが多い分30mlの方がお得ではありますが、
少ない吸引でしっかり効果を得たいなら10mlの方を選択する形になります。
ラベルには原材料や製造年月日などの記載。
VG:PG比率は非公表ですが、
リキッドはかなりサラサラです。
CBDを溶かすためにPG比率をかなり上げている模様。
吸ってみる
CBDの吸い方と注意点
CBDの吸い方は、通常のVAPEとは若干異なります。
効果を得やすくするためには、DLで直接肺に送り込んで、すぐにはミストを吐き出さずに数秒間肺に溜めておいてからゆっくりと吐き出します。
慣れていない場合は喉にイガイガとした異物感を感じたり、むせてしまう事があります。
なるべく低い濃度から徐々に慣らしていくのが良いと思います。
CBDは、サブオームなどの高出力の設定で吸うと効率的に効果を得ることができません。
少なくとも1Ω以上の高抵抗コイルで、低出力にてじっくりと吸うことをおすすめします。
また、CBDの特性として、長期間タンクに入れていると再結晶化が起こり、アトマイザーの中がドロドロになる事があります。
その為、RTAなどのタンクアトマイザーの使用はあまりオススメできません。
RDAでドリップ吸いするか、もしくはそのまま使い捨てできるPodタイプのデバイスが適していると思います。
もしアトマイザーを使用して再結晶化で汚れてしまった場合は、水洗いではなかなか落ちないのですが、エタノールを使用すると比較的容易に落ちます。
軽度であればアルコールのウェットティッシュでも拭き取れます。
試飲環境
家で普段CBD用として使用しているAmmit MTL RDAで、
Ni80 28gaの2.5mm7巻、1Ωの環境で吸ってみます。
私は普段からCBDリキッドを吸っているのと、寝る前に少しづつしか吸っていないので、日を分けて洗浄とコットン交換をはさみながら吸っていき、味の感想メインで書いていこうと思います。
このアトマ、ずっと同じCBDリキッドを使っていてしばらくメンテしていなかったので、いい機会だと思って開けてみましたが…。
今、コロナのせいでエタノールが全然手に入らなくて、
家に残ってる僅かな量とアルコールティッシュで頑張って掃除しました…。
流石にサボりすぎてた。
そんなにガンガン消費するような物でもないですし、使い捨てPodを使うのが一番楽でしょうね。
みかん極
30ml(3.3%)
みかん極は以前通常のリキッドの方を吸っているのですが、味はほぼそのままといった感じです。
ごくわずかに清涼剤の入った、みかん味のリキッド。
高抵抗で吸うと、やや飴寄りながらしっかりみかんの味を感じて美味しい。
この濃度だと、CBDの苦味や喉へのイガイガ感などはそれほど感じません。
普通のリキッドとそう変わらない感覚で吸えますね。
10ml(10%)
流石に濃度が上がるとCBDの麻の香りが強くなりますし、苦味も増してきます。
また、喉への刺激というか、チクチクした感覚もやはり感じますね。
自分は普段から吸っているので平気ですが、慣れていない方はむせてしまうかも。
メンソール
30ml(3.3%)
味について語ろうと思うとコメントに困るくらいシンプルなメンソール。
メンソールの強度も程よい感じで、また、高抵抗ということもあり、強メンソが苦手な自分でも普通に吸えるくらいです。
後味に少しだけCBDの麻の苦味のような物がありますが、メンソールの清涼感がサッパリさせてくれるので、全然気にならないですね。
10ml(10%)
味というかメンソール強度とかはそのまま。
ただやはりCBD濃度が上がり、苦味と喉のイガイガ感、チクチク感は上昇します。
でも、これだけメンソールが入っていると、後味や喉の違和感がホント軽減されるんですよね。
10%とまずまずの高濃度なのですが、かなり吸いやすいです。
まとめ
1000mgで¥3,980はやはりコスパ高いと思います。
私は重度の不眠症の改善の為にCBDを吸い始めたのですが、以降睡眠に関してはかなり改善しており、今年の夏頃からは同じりきっどやのメロン極をずっと使用しています。
普段寝る前にちょっとずつしか吸っていないので消費量も少ないし、かなり節約できて助かっています。
これまでに吸った他のメーカーのCBDリキッドなども含めて、私の場合は、「効いている」とか「リラックスする」とかそういった効果を直接的に体感出来ているわけではないのですが、相当不眠症がひどかった自分がそれなりに寝付きと寝起きが良くなったのは確か。
味については、極シリーズは元となるリキッドがあり、ほぼそちらの味なので普通に美味しく吸える感じです。
特に3.3%の方は、CBDということをあまり意識せずに吸えるますね。
メンソールはある意味定番ですね、他社でもたいてい出していますし。
個人的には、CBDが初めての方などには単体メンソールはかなりいいと思っています。
CBDってどうしても独特な味や喉への違和感があるのですが、メンソールがそれらをかなり軽減させてくれるので吸いやすいんですよね。
リキッドの味でうまく紛らしてくれる物も多いのですが、麻の香りと混じった時の味が好みに合うかどうかという問題もありますし、特に慣れないうちは、メンソールの清涼感で紛らしてくれるのが一番吸いやすいのかなと。
そういう意味で、単体メンソールが追加されたのはいいな、と思いました。
コスト的に、お試しにもいいですし、自分みたいに軽い用途で使うのにいいかな、と思います。
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