ICEBERG No.8 リキッドレビュー|甘さ控えめ、ガッツリひんやりミント

ICEBERG No.8のレビューです。

このリキッドは、国内の大手VAPEショップであるbeyond VAPE JAPANがプロデュースしています。

フレーバーは、Peppermint + Menthol + refrigerant(清涼剤)で、

リキッドメーカの廃業により多くの難民を生んだとあるリキッドからインスパイアを受け製作者も難民の1人だったため至急製作を開始。

とのこと。

つまりアレですね、Tropwenですね。
メンソールリキッドを好んで吸わない私ですら名前を聞くとラベルがすぐに思い浮かぶほどのメジャーなリキッドで、メンソール好きなVaperの心を長年鷲づかみにし続け、
メーカー廃業の折には悲しみの声があちこちで聞かれました。

それほど有名なインスパイア元リキッドは、かなりの強メンソールという印象を持っています。
私は強いメンソールが苦手なので今回の試飲も若干不安ではありますが、
ペパーミントの香り自体は凄く好きですし、強メンソ苦手勢なりの感想として書かせて頂こうと思います。

この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

詳細

とてもシンプルなラベル。

このリキッドには、5つのこだわりポイントがあります。

こだわり①

ペパーミントの大人な香りを存分に引き出すために、ミントフレーバー独特の甘味を完全に排除。
これによりミントガムやミントの飴の様な口の中に残る甘みがありません!

こだわり②

使用デバイスをPOD機に絞ることで、PODに入れてテイスティング。
10回を超えるリキッド試作の結果、PODでもしっかりフレーバーを感じられる濃さと喉にしっかり刺激のある清涼感に!
おすすめはPODタイプですが、RTAの高抵抗でも美味しく吸えます。

こだわり③

POD使用で1番気になる『ガンク(汚れ)』をできるだけ排除するためにスイートナー系の香料を一切使用していません。
その為、POD側のコストパフォーマンス上昇に繋がります!

こだわり④

『甘みのないペパーミント』と『ガツンと喉に刺激のある清涼感』で毎日常飲として使っていただくリキッドを製作。
その為、ジャケットも落ち着いた色味に仕上げ毎日持ち運びたくなる様シンプルにしました。

こだわり⑤

常飲リキッドとして使用していただきたいという気持ちを込めて、無限を意味する”∞”から『No.8』という商品名を付けました。
毎日飽きることの無いフレーバーに仕上がっています!

VG:PG比率は50:50

国内ショップがプロデュースする製品なので、ラベルの注意書きなども全て日本語で書かれています。

キャップを開けて香りを嗅いでみます。

ドストレートなペパーミントの香り。

吸ってみる

試飲環境

高抵抗MTL: Cthulhu 1928 RDA カンタル26ga 1.0Ω 15w
シングルDL: Oumier Wasp Nano カンタル24ga 0.63Ω 23w
デュアル低抵抗DL: Hellvape Drop Dead RDA Ni80 24gaデュアル 0.25Ω 47w

いつもの環境を用意しましたが、
Pod向き、RTAの高抵抗でも、というコンセプトなので、サブオーム以下の下2つは参考程度に。

Pod向きチューニングとのことなので、XLIMの0.8ΩPodも用意してみました。

ある意味これが本命かもですね。

高抵抗MTL:1.0Ω 15w

おおう、
ガッツリペパーミント。

ホントに甘みはかなり控えめで、吸い込むとまずミントの香りと辛みを舌に感じます。
MTLで肺に送る際に、喉にメンソールの刺激をしっかりと感じ、ミストを吐き出す際に、口の中に再びミントの香りを感じつつ、清涼感と共にスッキリと抜けてゆきます。

ドライハードなミントタブレットといった感じがありますね、甘さがしっかり抑えられているので全体を通してドライな感じです。
吸った後に甘みが口に残ることもなく、ペパーミントの香りと辛みがじんわりと残る感じ。

メンソールは強めではありますが、警戒したほどではないというか、
強メンソールが苦手な私でも、この環境ならおいしく味わえるくらいです。

シングルDL:0.63Ω 23w

DL環境は参考程度に……。

DLになると凄いですね、ミントとメンソールの刺激が一気に喉に来て、むせそうになります。
そして吐き出すとかなり強い清涼感。

メンソーラーの方々ならまだイケるくらいだとは思いますが、
喉が弱い私は数パフでギブアップでした。

デュアル低抵抗DL:0.25Ω 47w

上でギブアップしてるので、もう結果は分かりきってるのですが、
折角用意したので、一度だけでも……。

なんて思った自分を怨みました。
次の環境に移るまで少し間を置く羽目に。

Pod環境(XLIM 0.8Ω)

Pod向きということで、ある意味これが本命。

1.0Ω以上のPodのストックがなかったのでちょっと心配でしたが、Podだとメンソールの刺激がかなりマイルドになるので、RDAの1.0Ωよりむしろ吸いやすいくらいですね。

XLIMはエアフロー調整幅が広いので、MTLとDLの両方を試してみましたが、これならDLでもギリギリ吸えます、
とはいえ私はこれはMTLの方がよさそう。

メンソール刺激がマイルドになったおかげで私の好きなペパーミントの香りもじっくり楽しめます。
甘みも残らずサッパリだし、これはずっと吸っていられる。

まとめ

一言で言うと、ドライハードなミントフレーバー。

ペパーミント+メンソールというシンプルなフレーバーで、抵抗値などによる味の変化もほぼない感じですが、逆に言うとどの環境でも安定しており、飽きの来にくいフレーバーとも言えます。

ミントタブとかの代わりにもなりそうですね。

こだわりポイントにもあるとおり、甘さはかなり控えめ、
VAPEのリキッドって、VG自体の甘みがどうしても出てしまうのですが、それを踏まえた上でも「甘くない」と言い切れてしまうくらいドライなフレーバーになっています。

メンソールは確かに強め、とはいえ、
先述の通り私は強メンソールが苦手なのですが、高抵抗のMTL RBAやPodなどなら私でもおいしく味わえるくらいの強さでした。
DLのRTAやRBAなどだと流石に吸えない感じです。

私はインスパイア元のリキッドを吸ったことがないので、そちらと比べる事は出来ませんが、
このリキッド単体で言うと、甘さ控えめで完成度の高いペパーミント+メンソールだと言えます。

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