VOOPOO & Woody Vapes X217 Mod レビュー|シックだけどド派手なネオン。21700デュアルの超弩級テクニカル

VOOPOO & Woody Vapes X217 Mod レビュー|シックだけどド派手なネオン。21700デュアルの超弩級テクニカル

GWに入りましたね。
うちは今年は10連休ですが、進行中の案件を抱えているエンジニアとしては、長すぎるのも逆に不安。
あと、社内サーバがトラブル起こしていないかも心配。

ですが、SEという拘束時間の長い仕事な癖に趣味も色々手を出しているので、日々時間がカツカツで、
平日も土日もバタバタ走りっぱなしな状態が続いていたので、久しぶりに少しゆっくり時間が使えるのはうれしいですね。

最近本格的にレザークラフトをやるようになっているのですが、睡眠を削らなくてもしっかり作業時間が取れる喜び。

海外配送なども止まっているので購入品やレビュー品もあまり届かず、こちらも久々に、1つ1つゆっくり触れています。
連休明けに一気に色々届きそうでちょっとビクビクしていますが…。

VOOPOO & Woody Vapes X217 Mod

これを今使っています。

スタビウッドなどを用いた渋いModを作っていたWoody VapesがVoopooに買収され、WoodyのMod作りとGENEチップが融合して生まれた品です。

バッテリーは21700を2本使用して、最大出力は217w。
かなり大柄なModになります。

見ての通りガンメタの渋いパネルにカーボン調素材でかなりシックな見た目ですが、カラー液晶にネオン調のLED装飾と、派手な一面も持ち合わせた二面性のあるModでした。

この製品はVapeSourcingさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

特徴

Woody Vapesの職人技とVoopooの技術力の融合

(公式より引用)

Voopooからの発売となりますが、デザインテイストはこれまでのVoopooの物とはかなり異なる物。
子会社として買収したWoody Vapesがデザインを担当しています。
前面パネルの下の方にあるWを模したロゴはWoody Vapesの物。

Woody Vapesはスタビウッドやハンドメイドの木製Modなどを出していた職人的なメーカーですが、以前の製品からGeneチップ搭載の物があったので前から繋がりはあったのかもしれませんね。

今回のX217はウッド素材は使用していませんが、カーボン調素材やレジンパネルなどをさりげなくあしらったシックなデザインになっています。

内蔵チップはVoopoo自慢のGeneチップ。
立ち上がりの早さやデュアルバッテリーのバランス充電など、かなり高機能な内容になっています。

21700のデュアルバッテリー

(公式より引用)

21700のデュアルバッテリーに対応しており、最大出力は217w。
最大出力自体は18650のデュアルとそれほど変わりませんが、バッテリーの持ちを重視している模様。

20700や18650(アダプター使用)にも勿論対応しています。

また、Geneチップはデュアルバッテリーのバランス充電に対応。
バッテリーの内部抵抗を検出し、異なるバッテリーでの充電バランスを制御します。

パッケージ

Voopooのブランドカラーである黒と黄色のパッケージ。
背面にはパッケージ内容と注意事項が記載されており、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。

スリーブを外すと、妙に豪華な雰囲気の箱が出てきます。

開封。
本体は保護用のビニールに入っています。

付属品は小分けされ、下段にきっちりと収まっていました。

パッケージ内容

  • x217 Mod本体
  • 18650バッテリーアダプタ x2
  • USBケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • ワランティカード

ユーザーマニュアルはカラー表記。
英語のみで記載されています。

外観

ボディは金属製で、光沢のあるメタリックな質感。
左右はカーボン調になっており、背面とファイアボタンにレジンパネルがあしらってあります。

かなり綺麗なModですね。

一番上のホームベース状の部品がファイアボタンになっています。
その下にカラーの液晶画面、そして本体と同素材の金属で出来たUP/DOWNボタン、一番下はMicroUSBポート。

ボタン類はしっかりとクリック感があり、「カチッ」と落ち着いた音がします。

カーボンはフェイクカーボンだと思いますが、立体感のあるしっかりした作りです。

背面とファイアボタンににさりげなく貼られたレジンパネル。
透き通った派手な物ではなく、非透過の落ち着いた物になっています。

本体はオーバル状になっています。

上面には510スレッド。
コンタクトピンはスプリング式です。
台座のシルバーの部分は25mmほどあり、細いアトマイザーを乗せると少しはみ出してしまうと思います。

底面も光沢があって綺麗。
X-217のロゴがプリントされている部分が電池蓋を開くトリガーになっており、これをスライドさせると蓋が開きます。

スライドレール部分にさりげなくベントホールが開いています。

サイズ感はこんな感じ。
21700が2本も入るということもあって、かなり大柄で分厚いですね。

ここまで見ていて「シックなデザインだなぁ…」と思っていたのですが、
バッテリーを入れてみてビックリ。

液晶はカラー液晶だし、ネオンのように配置されたLEDが色んな色に光るしで、通電したら急にパリピ感を出してきました。

昼間はカチッとしたスーツでお堅い仕事をしていて、夜になるとクラブで派手に遊ぶオジサマといった感じか。

アトマイザーフィッティング

Hellvape Dead Rabbit RTA

やはり少し大きめのアトマイザーが合うかな、と思います。

Squid Industries Peacemaker XL RTA

28mmも余裕ですね。

30mmでも余裕で乗りそう。

Vapefly Brunhilde RTA

長いやつ。

Damn vape Dread RDA

ネオンが派手なので、レインボーとかもいけると思います。

詳細

メーカー公式

http://www.voopoo.com/x217

Woody Vapesのサイトの方にもページはありますね。
全く同じっぽいですが。

スペック

サイズ 93mm x 50.6mm x 33mm
重量 177g
素材 Zinc Alloy(亜鉛合金)/レジン/レザー
使用バッテリー 21700/20700/18650 x2本使用 (別売)
充電 microUSB 5V/1A バランス充電対応
出力モード VWモード
ワットカーブモード
VVモード
温度管理モード(SS/Ni/Ti)※TCR値調整可能
VW出力レンジ 5〜217w
温度管理 200~600°F/100~315°C
対応抵抗値 0.05Ω~3.0Ω(VW)
0.05Ω~1.5Ω(TC)
保護機能 過充電保護
過放電保護
過電流保護
高温保護
自動カットオフ(10秒)
短絡(ショート)保護
バッテリー逆刺し保護

カラーバリエーション

(公式より引用)

本体カラーがSSとガンメタの2種✕レジンパネル5種の、合計10パターンあります。

重量

実測で、本体重量179g、21700バッテリーを2本入れた状態で317g
流石に重量級ですね。

バッテリーは21700/20700/18650を2本使用

底面にあるレバーをスライドさせるとバッテリーカバーの蓋が開きます。

バッテリーカバーの奥と蓋の裏側に書いてある記載に沿って、バッテリーを互い違いの向きでセットします。

21700と20700はそのまま使用出来ます。

18650は付属のアダプターを使用してセットします。

デュアルバッテリー機のお約束として、極力同時に購入した同じへたり具合のバッテリーを使用してください。
2本の状態に差があるバッテリーを使用すると片方に負荷が集中することがあり、非常に危険です。

我が家では、同時に購入した物を2本ずつペアで管理してデュアルバッテリー機専用にしています。

今まで21700のデュアルがなく、21700はすべてバラで使用していたので、
うちでは18650で使う感じになりそうです。

操作方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFF切替。

電源OFF時にボタンを押すと「SYSTEM OFF」の表示が出るので、実際には基盤でロックしている状態かと思われます。

モード切替

電源ON中にファイアボタンを3クリックするとモードが切り替わります。

  • VW系(VWモード/カーブモード/VVモード)
  • 温度管理モード
  • 各種設定

VWモード

UP/DOWNボタンでワット数を切り替えます。

UP/DOWNボタンを両方同時に長押しすることでサブメニューを表示。

  • POWER MODE:プリセットのパワーカーブ選択
  • SELECT POWER:ワットカーブモード
  • VOLT MODE:VVモード

カーブモードでは、1~10秒までのワット数を自分で調整可能。
M1~M5の5カ所に保存出来ます。

温度管理モード

UP/DOWNボタンで温度を調整。

UP/DOWNボタンを両方同時に長押しすることでサブメニューを表示。

  • SELECT COIL:コイル種別選択(SS/Ni/Ti)
  • SETTING TCR:各コイルのTCR値を調整
  • TEMP SELECT:温度管理カーブモード設定
  • ADJUST POWER:温度管理の動作ワッテージを設定
  • ADJUST UNIT:温度の表示単位を摂氏/華氏で切り替え

温度管理カーブモードはVW同様、10秒までの1秒ごとの温度の切り替わりを設定します。
M1~M5まで保存可能。

各種設定

UP/DOWNボタンを両方同時に長押しすることでサブメニューを表示。

  • LOCK MENU:機器ロックON/OFF
  • CLOCK SELECT:時計の表示時間調整
  • BRIGHTNESS:液晶の明るさ調整
  • LED SELECT:装飾LEDのカラー設定(単色/マルチカラー/OFF)
  • WALLPAPER SELECT:壁紙選択
  • LANGUAGE SELECT:表示言語選択(英語/中国語)
  • TIME SETTINGS:時刻調整
  • DATE SETTINGS:日付調整

画面の壁紙は8種類から選択できます。
これ、自分で好きな画像を入れられるといいんですけどね。

Voopooの設定ソフトを使ってPCに繋いだりしてみましたが、出来ないみたい。

日時設定がありましたが、この機種はスタンバイ状態の時に時計が表示されます。

時計表示中にUP/DOWNボタンを押すことにより表示を4パターンから選択できます。

まとめ

まず、大きいです。

サイズの大きいModは色々使ってきていますが、これは手に持った感じ結構なサイズ感を感じました。
そういえば、20700デュアルは持ってるけど、21700のデュアルは初めてなんですよね。

うちの21700バッテリーは2本ずつ購入して8本あり、すべてペアで日付は入れてあるので同時購入品は識別可能なのですが、普段1本ずつバラバラに使用しているので、念のためこれには使用せず、18650のデュアルで使用しています。

ローテーションさせて使用しているし、この機種はバランス充電にも対応しているので案外いけそうな気はしますが、
こういうサイトをしている身として、念のため。

デザインは凄くいいと思います。
各パーツがとても綺麗に作られていて、上質な感じのするModです。

LEDが派手なのは気になる人が多いかもしれません、自分もちょっと気になります。ゲーミングPCか、と。
ただこれは設定でOFFにすることも可能です。

また、GENEチップは本当に立ち上がりが早いですよね。
DRAG2の時にも驚いたのですが、電源OFFやモード切替で連打する時にすらシュッシュッっとアトマイザーから音がするほど高速です。

見た目が気に入れば、機能的には間違いのないModかな、と思います。
あとは、大きさが許容できれば、ですね。
21700デュアルで使って、超ロングスパンなセットとして使うのもアリかもしれません。

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