Voopoo DRAG 5 Modのレビューです。
DRAGシリーズと言えば老舗メーカーVoopooさんの看板シリーズで、マスプロダクトのデュアルバッテリーModの代表的存在の一つ。
ここ数年はPod ModとなったDRAG S/Xシリーズのヒットにより、高性能Pod Modのイメージも強いですが、古参ユーザーさんにはやはりデュアルバッテリーModのイメージが強いかと思います。
私もこのシリーズは大好きで、初代に憧れ、DRAG2の綺麗なレジンパネルに愛着を感じ、
ですがDRAG3はPod Modシリーズの大ヒットの最中にリリースされたせいか、私的にはそちらに引っ張られすぎた印象を感じてしまってガッカリした記憶。
4で原点回帰した印象ですが、3以降若干DRAG離れしていたので4だけはちょっと縁がなかったです。
そしていつしか5代目、
派手目なパネルや巨大なDRAGロゴなどのイメージがあるDRAGですが、今回はかなりシックな感じに仕上がっています。
スマートなバッテリーカバーや、役割を設定可能なロックスイッチの実装など、使いやすく綺麗にまとまっていると感じました。
この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
プリズム加工が施された、ゴールデンでゴージャスな化粧箱、
蓋がマグネット式で開くようになっており、後述するバッテリーカバーに合わせてあるのかなぁと。
パッケージ内容
- DRAG 5 Mod本体
- USB Type-Cケーブル
- ユーザーマニュアル
- カード類
外観・特徴
これまでの歴代DRAGと比べるとかなりイメージが変わっています。
シンプルで落ち着いたデザインとなっており、とてもシックな雰囲気。
光沢が抑えられたシルバーの本体に、ソフトな手触りのスエード素材が使用されており、これまでのDRAGシリーズのみならず、他社のVAPE Modと比べても一線を画した雰囲気を持っています。
カラーバリエーションは7色。
カラーによって背の部分の素材は違いそうです、スエードなのはシルバーだけかな?
そして、DRAG5の特徴に一つとなりますが、この部分はバッテリーカバーにもなっています。
PUSHと書かれている部分を指で押さえ、横にずらしていくとカバーが開いてゆき、
完全に開くとこんな感じ。
折り目の入った薄いカバーがマグネットで固定されています。
カバーは完全に外すことも出来るので、交換によるカスタマイズなども出来そうです。
根元部分はマグネットを溝にはめ込む形になっていて、普段は簡単に外れないようになっています。
上面の510スレッド、
コンタクトピンはスプリング式です。
フロントパネルは伝統的なDRAGデザイン、
細部の変更はあるものの、基本的なデザインテイストは初代からずっと踏襲しています。
上からファイアボタン、カラー液晶、ロックスイッチ、+/-ボタン、USB Type-Cポート、
操作に関わる物は全てこの面に集約されています。
サイズ感はこんな感じ、
角張ったデザインのせいもあるのですが、若干大きめに感じます。
実際横幅は少し大きめで、シルバーの本体だとインゴットのような鉄塊を持っているような感覚に。
とはいえ重量がそこまで重いというわけではなく、
本体重量156gというのはこのサイズのModとしては標準的な重量かなと思います。
バッテリーが2本入るので最終的にはやはりちょっとズッシリとした重量にはなりますが。
アトマイザーフィッティング
本体カラー的にSSのアトマ用になるかなぁと思ったのですが、各所に黒いパーツが配されているおかげで、ブラックや濃いめのガンメタなどを載せても合いますね、むしろバランスいいかも。
もちろんSSもアリだと思います。
ただ22mmは若干小さく感じるかな?
逆に大きい方。
26mmでちょうどツライチって感じですね。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 55.0mm x 27.4mm x 89.3mm |
素材 | Zinc Alloy(亜鉛合金) + レザー |
重量 | 156.58g |
バッテリー | 18650 x2本使用 (別売) |
充電 | USB Type-C 5V/3A |
出力モード | VWモード(Smart/RBA/Eco) 温度管理モード(Ni200/Ti/SS316/SS430) |
VW出力レンジ | 5〜177w |
対応抵抗値 | 0.1Ω~3.0Ω |
保護機能 | バッテリー逆刺し保護 自動カットオフ(8秒) 高出力保護 過充電/過放電保護 オーバーヒート保護 短絡(ショート)&低抵抗保護 |
その他 | ロックスイッチ(3機能切り替え可) バッテリー診断機能 |
操作方法
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
本体ロック
液晶の下にあるスライドスイッチで本体をロックすることが出来ます。
ロックスイッチの役割は設定で変更することが出来ます。
メニュー表示
電源ON中に+/−ボタンを同時に長押しするとメニューが表示されます。
MODE:モード切替
出力モードを切り替えます。
- SMART:自動出力制御機能の付いたVWモード
- RBA:制御なしで全て自分で設定するVWモード
- ECO:バッテリー出力を抑えたVWモード
- 温度管理モード(NI200/Ti/SS316/SS430)
SWITCH:ロックスイッチ機能変更
液晶下のスライドスイッチの機能を下記の3種類から選択します。
- 本体ロック
- 電源ON/OFF
- ワッテージロック
COLOUR:液晶カラーテーマ変更
液晶画面のカラーテーマを5色から選択できます。
BAT EVAL:バッテリー診断
セットされているバッテリーを評価し、継続使用に適しているかを診断します。
この機能は0.15Ωのアトマイザーを付けての使用するのがよいようです。
PUFF RESET
パフカウンターをリセットします。
THEME
パフの際に表示されるアニメーションテーマのON/OFFを切り替えます。
ONにするとこんなアニメーションが流れます。
使ってみる&まとめ
最近Aegis Legend3にデドラビSoloを載せてずっと使っていたので、そちらとModを入れ替えてしばらく使用しています。
コイルは0.2Ωで、SMARTモードは自動で50wに設定されたのを、自分で45wに切り替えて使用。
VoopooさんのGeneチップは昔から立ち上がりの速さに定評があり、今に至るまでその評価は変わりません、
電源OFFの短い連打ですらシュッと蒸発音が出るくらいのレスポンスの良さで、ハイワッテージな環境も非常に快適に吸うことができます。
ECOモードは少し前のGeneチップから搭載されているモードですが、通常のVWモードと遜色ないパフォーマンスがあり、これでバッテリー長持ちするならいいな、と思ったりします。
この辺の感想は同機能が搭載されたDRAG M100の頃と同じですね。
機能的にも、液晶のインターフェースもDRAG M100とほぼ共通です。
チップ名がGene.TT 2.0とGene.Fam 2.0となり、バッテリー診断機能とテーマ機能が付いたくらい、
これがVoopooさんの現行のGeneチップといった感じなのでしょう。
本体の質感、そこからくる重量感(実際はそこまで重くないけど重い雰囲気がある)などはこれまでのDRAGシリーズとはまた違った表情となっており、渋い感じで私はよいと思います。
チップ性能は折り紙付きなので、デザインが気に入ればハズレ無しなModだと思います。
販売情報
Sourcemoreさんでは$47.60にて24hrs(24時間以内に発送)になっています。(一部カラーはプレオーダーのようです)
クーポンコード”VD5M“を使用すると$35.99になります。
また、ログインして購入すると$32.10になります。
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